よかばい☆うぶチャンネル!
産山村人権集会
昨日、配信することができませんでしたので、本日は2回配信させていただきます。
12月6日(土)に、「人に優しく違いを認める人権の村、産山をめざして」、産山村人権集会が開かれました。
本学園生は土曜授業として参加しました。
本集会の司会を務めたのは、人権放送委員会委員長の9年生です☆
まず、村が募集した「人権メッセージ・標語」の優秀作品の表彰が行われました。本学園から学年1名ずつの9名が選出されました。9名は名前を呼ばれ、その場に起立しています☆
代表の学園生が、新しい村長様から表彰状の授与を受けました☆
続いて、各ステージの代表者1名ずつが「人権作文」を発表しました☆
まずは1STステージ代表の4年生です☆
次に2ndステージ代表の7年生です。本日は病欠のため欠席となりましたが、事前に発表を録音して音声で堂々と発表してくれました☆
最後に3rdステージの学園生です☆
3人とも素晴らしい発表でした。発表後は学園生から返しの感想が発表されました☆
そして最後に、研修講話をいただきました。
講師として、水俣病資料館の語り部をされている杉本肇様にご講話をいただきました。
参加対象が、私たち学園生1年生から9年生まで、そして村民の方々と幅広い年齢層の中での講話でした。
「水俣病がどうして発生したのか」、「水俣病に発症されたときの杉本さんのご家族の苦しみ」、「両親が入院された小学校5年生の3ヶ月間、長男の杉本様をはじめ兄弟5人だけで過ごさなくてはならなくなったときの不安な毎日と長男としての弟たち4人への思い、差別を恐れそのことを学校で誰にも話さなかったご自身の思い」、「祖父母や両親が周囲から受けてきた差別への苦しみ」等、事実と実体験を私たちに分かりやすい言葉で、一言一言丁寧に話していただきました。
「まちがっていることをしたら、心から謝る。当たり前なことだけど、このことで心と心がつながる・・・」
杉本様の言葉がとても心に響きました・・・。
杉本様の話に、学園生や学園教職員、そして地域の方々も返しの発表を行いました。
杉本様、あらためて、ご講話を賜り、ありがとうございました。