産山学園の生活(学園ブログ)

2022年1月の記事一覧

7・8年生職業講話実施~096k熊本歌劇団の片山紗雪様を講師に迎えて~

 本日、7・8年生を対象に職業講話を実施しました。

今回は、高森町を拠点に活動されている096k熊本歌劇団の片山紗雪様を講師に迎え講話をいただきました。

片山様は、劇団だけの活動にとどまらず、地域おこし協力隊としてTV番組に出演されたり、様々なイベントに出演されたりして熊本を盛り上げていらっしゃいます。

 講話では、096kに入ろうと思ったきっけについて、コロナ禍の状況を少しでもよくするため、エンターテイメントを通じて自分に何かできることはないかと考え、096kで活動することを決められたそうです。今の仕事は、周りの人に喜んでもらえる仕事であり、パフォーマンスを通じて周りの人にパワーを届けるようにしているとのことです。

 また、表現力を高めるためには、想像力が大切であること。それは、どんな仕事においても大切であり、想像力を豊にするためには、その人の気持ちになって考えてみることであることも話されました。

 そして、これからの人生について、やりたいことが決まっている人は、目標達成のために何が必要であるか考えること。まだ決まっていない人は、いろいろなことにチャレンジすること、信念を持って道を切り開いてほしいと力強いメッセージをいただきました。

 最後に話された、自分の夢をかなえるために大切なこととして、応援される人になること、感謝の気持ちを持つことを忘れずにこれからの生き方を考えていきたいと思います。

 本日の講話で学園生はたくさんの夢や希望、そして勇気をいただきました。質問や感想もたくさん出て、片山様の講話は、子供たちの心にしっかり届いていました。

 お忙しい中、学園生のために講話をいただき、ありがとうございました。また、株式会社コアミックスの皆様にも感謝申し上げます。

性に関する教育講演会実施 ~4・7年生~

 本日、熊本市にある福田病院と産山学園をオンラインでつなぎ、2名の助産師の方に性に関する講演を行っていただきました。

 3校時、4年生は思春期に体の中で起こる変化についてわかりやすく説明していただきました。新しい命を生み出す準備であることを理解しました。

 そのためにも、運動や睡眠、食事をしっかりとったりするなど、普段から規則正しい生活を行い、自分や周りの人の命を大切にしてほしいと助産師の方からメッセージをいただきました。

 なお、体の変化は、起きる時期等個人差があることも伝えていただきました。

 4校時、7年生は性教育を「命の教育」「心の教育」と捉え、「心で生きる」「心が生きる」ための大切な学習であることを理解しました。また、性には多様性があること、生命誕生の経過や皆生きる力を持って生まれてきたことを、助産師としての経験を交えて話していただきました。

 今生きていること、今ここにいることは当たり前ではないという助産師の方からの言葉に7年生も納得していました。

 学園生の心に響く講話でした。福田病院の関係の皆様にお礼を申し上げます。

 

新執行部による学園生集会を開きました

 今日は、朝から学園生集会をオンラインで行いました。

今月からいよいよ新執行部が集会を運営します。

各委員会からの連絡、生徒会からの2月の生活目標発表など、新メンバーで行いました。

 井新生徒会長からは、新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、健康に十分留意して過ごすように話がありました。

 表情や声のトーン等に注意して全員が立派に任務を努めることができました。

新しいメンバーで産山学園の新たな歴史を作ってくれることを期待しています。

 

 

タイカセサート校より素敵な贈り物が届きました!

 今年度のヒゴタイ国際交流は、新型コロナウイルス感染拡大のためオンライン交流を行いました。

今回、カセサート大学付属校の50周年を記念して、産山村及び産山学園に新年のご挨拶と素敵な贈り物が届きました。

パカマス校長先生より、幸多い1年になることを願っている旨、温かいメッセージをいただいています。

直接の交流はできなくても、長い年月をかけて培われた産山村とカセサート校の絆は、一層強くなっていることを感じました。

 開校50年という大切な節目に改めてお祝い申し上げますとともに、カセサート校のさらなる発展と両校の友好がますます深まることを祈念します。ありがとうございました。

 

夢の給食(あか牛ステーキ給食)をいただきました~7・8・9年生~

 先週の1~6年生に続き、今日は7~9年生があか牛ステーキ給食をいただきました。

給食前にトマト農家の井知一さんから生産者の想いを聞かせていただきました。

トマト栽培にかける井さんの情熱が伝わってきました。

また、将来の職業選択に農業を加えてほしいということも話されました。

農業の魅力を学園生は感じていました。

 講話が終わるといよいよ給食の準備に入りました。

肉厚のあか牛を熱々の鉄板に乗せて、待つこと数分。

待ちに待ったあか牛ステーキ肉が焼き上がりました。

お皿に移したステーキを各教室に持ち帰ると、早速口の中に運んでいました。

最高の一時だったと思います。

 スープは、産山村でとれたトマトを使ったトマトスープです。

ステーキとよく合っていました。

 夢の給食を通して、食材や調理をしてくださる方への感謝の気持ちを持つことはもちろんのこと、産山の食文化や産山の魅力を改めて感じる機会となりました。

子どもヘルパー活動 ~各班からの活動報告が行われました~

 子どもヘルパー活動は1年間のまとめの時期になりました。

今日は、各班の今年度の活動を報告しました。

今年度、「広告班」「体操動画制作班」「音声アナウンス班」に分かれ、4~7年生の縦割り班で活動を行いました。

広告班は、より多くのお年寄りにゴールドクラブに参加してもらうためのチラシ作りに取り組みました。

修正前と修正後のチラシを示し、改善点を報告しました。

文字の見やすさや分かりやすい言葉にする等の工夫がされていました。

体操動画制作班は、「立った姿勢で行う体操」と「座った姿勢で行う体操」の2種類を作成しました。

映像には学園生がお手本となって登場します。心も体もほぐれる体操動画に仕上がっています。

音声アナウンス班は、村のお知らせ端末を使ったゴールドクラブへの案内文を考え、子供たちの声で呼びかける計画です。

何度も練習して聞き取りやすい声で録音されています。端末からの聞こえる子供の声は、住民の方も喜んでいただけると思います。

 今年度もコロナ禍のため、間接的な交流を通してお年寄りとつながる学習を継続して行ってきました。村社会福祉協議会の強力なご支援でみんなが幸せになれる福祉を学ぶことができました。ありがとうございました。

 

 

ニュース番組の制作について学びました!

 本日、5・8年生を対象に、放送局の役割やニュース番組の制作過程、正しい情報を発信するための工夫などについてKKT(熊本県民テレビ)より講師を招いて学習しました。

今回、KKTでニュース番組の編集長をされている城戸様にご講話いただきました。

 ニュース番組は多くの時間をかけ、多くの人が関わって制作されていること、ニュースの情報元は必ず確認し、間違いがないか確かめてから流していること、不確かなことは、分かっていない旨をはっきり伝えるなど、視聴者に間違った情報を届けないように細心の注意を払っていることが分かりました。

 また、熊本地震の際に広がったデマを事例に取り上げ、SNSでの情報は簡単にリツイートするのではなく、自分で真偽を確かめることが大切であることを話されました。

 ネット上には様々な情報があふれていますが、情報を取捨選択する力や真偽を判断する力がこれからの時代必要であると感じました。貴重な学びの機会となりました。

 講師を派遣していただいたKKTに感謝いたします。

夢の給食(あか牛ステーキ給食)実施【1~6年生】

 本日、年に一度の「夢の給食」を実施しました。今日は1~6年生が対象です。

この取組は、平成25年度から始まり今年で9回目となります。

柔らかくて肉質感たっぷりのあか牛サイコロステーキをいただきました。地元の新鮮な食材を使ったメニューが給食に登場し、産山学園で学ぶ子供たちは幸せだと思いました。産山のよさを再確認する機会となりました。

 給食に先立ち、地元でトマト農家を営む井知一さんを講師に招き、トマト農家の生産者としての思いを話していただきました。知一さんの農業に注ぐ熱い想いが伝わってきました。虫やカビから大切なトマトを守り、大きく生長するように愛情を込めて育てているとのことでした。

 給食の時間は、新型コロナウイルス感染の対策を十分にとり、黙食にはなりましたが子供たちの表情は笑顔で満ちあふれていました。声に出さなくても、表情からおいしくいただいている様子が伝わってきました。

 あか牛を提供してくださった方、調理に協力いただいた方、計画を実現してくださった村当局の関係者にお礼を申し上げます。

 1月25日(火)は7~9年生が夢の給食を実施します。

6~9年生英検に挑戦!

 本日、6~9年生が英語検定に挑戦しました。今年度3回目の実施です。

5級~準2級の中から自分の実力に合わせて受検しました。

答えを選択肢から選んだり、英文で記述したり、リスニングによる問題に答えたりするなど、様々な形式で出題されています。

日頃の英語学習による実力を試すよい機会でした。

なお、検定料は産山村からの補助があり、複数回の受検が可能となっています。

村のご支援に感謝します。

 

 

1年生学びの森(旧山鹿小)で冬探し!

 1年生が旧山鹿小で冬探しをしました。

今日は大寒。暦の上では寒さが最も厳しくなる頃にあたります。

そんな時期でも子供たちは寒さに負けず徒歩で元気に旧山鹿小まで移動しました。

運動場に到着すると、早速季節の変化を感じながら鬼ごっこをしたり、長縄に挑戦したりしました。

 友達となかよく体を動かし、心も体もポカポカになりました!

 

 

5・6年生プログラミング学習に取り組みました

 5年生は5校時、6年生は6校時にプログラミング学習を行いました。

本校では中学校技術の免許を所有した教員による指導のため、本格的にプログラミング教育を行うことができます。

 今回もプログラミングソフト「スクラッチversion3」を使ってプログラムを構成し、簡単なゲーム作りに挑戦しました。

スクラッチは、画面上にある色分けされたブロックを直感的に操作し、プログラムを組み立てていくのが特徴です。

画面左端にあるブロックをドラッグしてつなぐ、「ドラッグ・アンド・ドロップ」の繰り返しによってプログラミングを行います。

ブロックの色はそれぞれの機能が指示する種類によって色分けされています。「〇〇を動かす」「〇秒待つ」「〇〇を繰り返す」といった日本語で書かれたブロックを組み合わせることでプログラムとして動きはじめます。

 子供たちは、マニュアルを見ながらブロックをつなぎ合わせ、必要なところは数値を入力してプログラムを組み立てました。

 次回完成の予定です。指示どおりに動くか楽しみです。

3年生 理科「光の性質」について学習

 3年生は理科の学習で光の性質を知るため、鏡に日光を当てたときの明るさや暖かさについて調べる学習を行っています。

 子供たちは、日光は直進すること、集めたり反射させたりできること。鏡の枚数をを増やして物に光を重ねて当てると、物の明るさや暖かさが変わることに気付いていました。

4年生「阿蘇ジオパーク謎解き学習」にオンラインで参加

 4年生はこれまで産山村や草千里に広がる草原、火山などの阿蘇の自然について学習してきました。

この学習は、阿蘇ジオパーク推進協議会と連携して取り組んできました。

今回、同様の取組をしている南阿蘇西小、阿蘇小、山西小、河原小とオンラインで結び交流を深めました。

阿蘇の草原を守るために必要なことをクイズと動画で学びました。また、春夏秋冬の草原を色で表し、季節によって姿が変わる草原の様子に子供たちは気付くことができました。

野焼きをすることが草原を守ることにつながり、草原を守ることで動植物の生命を守ることにつながることも学びました。

 他校の学習の様子も知ることができ、学びがたくさんあったオンライン謎解き学習でした。阿蘇ジオパーク推進協議会事務局及び関係者の皆様にお礼申し上げます。

3年生椎茸のコマうちに挑戦!

 3年生が椎茸のコマうちを行いました。

今年も保護者の井さんに御指導いただきました。

クヌギの木に開けられた穴に種駒を差込み、木槌でたたいて埋め込みました。

一人3~4本原木にコマを打ち込みました。

コマを打ち込んだ原木は児童クラブ横の敷地に積み上げて仮伏せしました。

2年後から収穫できるとのことです。

生長を楽しみに待ちましょう!

笑う 生徒会退任式及び任命式

 冬休み明け集会後に引き続き行われた第4代生徒会執行部退任式及び第5代生徒会執行部任命式の様子を、写真を中心に紹介します。

1)各専門委員長への感謝状授与

 産山学園には5つの委員会があります。どの委員長も自分のカラーを出しつつ責任を持って仕事に取り組み、各委員会をしっかりまとめていました。

2)生徒会役員への感謝状授与

 産山学園を「笑顔あふれる夢の学校」にするために、一生懸命活動し、汗を流していた生徒会役員。その情熱と行動力とチームワークで、生徒会スローガンの実現に大きく貢献しました。

3)宮川第4代生徒会長からの退任の挨拶

 会長職は大変だったと思いますが、笑顔で学園生をリードしてくれました。

4)第5代生徒会役員紹介及び任命式

 9年生や卒業生の思いを引き継ぎ、バトンを受け取った新役員。新役員の真剣な眼差しと大きな声での返事に、「このメンバーならやってくれる」という期待がふくらみました。

5)新生徒会長挨拶

 第5代生徒会長の井会長より、「さらによりよい学校をめざしていきます!」と、はつらつとした代表の挨拶がありました。

6)新専門委員長への委嘱状授与

 5人の新専門委員長に、井生徒会長から委嘱状が渡されました。いよいよ8年生が、9年生に代わって、学校のリーダーになっていきます!任せましたよ、8年生!!

7)新専門委員長、抱負を語る

 新専門委員長が一言ずつ抱負を語りました。いずれの委員長も、やりたいことを明確に持っており、すばらしいと思いました。

8)校長より感謝の言葉

 産山学園生・職員を代表して、心から感謝の言葉を述べさせていただきます。第4代生徒会執行部のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。

今日から2学期後半スタート ~冬休み明け集会を行いました~

 令和4年の新しい年がスタートしました。本年もよろしくお願い申し上げます。 

今日は時々雪の舞う寒い1日になりましたが、子供たちは元気に登校しました。

寂しかった校舎に子供たちの声が響き、学園は一気に活気づきました。

 本日は2学期後半のスタートに当たり、冬休み明け集会をオンラインで行いました。

集会では、副校長から子供たちに次のような話を行いました。(概要)

①2学期後半の3ヶ月間は、今の学年の「仕上げ」と次の学年の「準備」をする期間であること。

 それぞれの学年で学習することを確実に自分のものにして、次の学年に備える準備期間にしてほしいこと。

②9年生は受験という大切な時期を迎えること。不安な気持ちもあると思うが、一つ一つのことを丁寧にやりとげて、前に進んでほしいこと。また、受験に対する不安は、学級全員で協力して気持ちを和らげてほしいこと。 

③①、②ともに有終の美になるように努力してほしいこと。

④2022年寅年にちなんでなぞかけを一つ。

 2022年とかけまして、新しいことに挑戦する年と解きます。その心は・・・

 →何にでも「トラ」イします。過去に「トラ」われず、いろいろなことに積極的に「トラ」イする1年に!

⑤新型コロナウイルスがまだまだ収束しないので、今年もマスクは「トラ」ないでください。

⑥最後に・・・

 「ト」っても

 「ラ」ッキーなことが

 「ど」んどん起きて

 「し」あわせな1年になりますように!

個人的には、GOTO「トラ」ベルが安心して利用できるくらい、新型コロナが落ち着いてくれることを願っています。(副校長)