産山学園の生活(学園ブログ)

2023年2月の記事一覧

9年生の想いを8年生に託す~子ども議会の提案~

 本日、9年生が考えた子ども議会での提案内容を8年生に伝えました。

今年度もコロナ禍にあり、村議会での提案が難しい状況でした。

それでも、9年生は産山村をよりよくしたいという想いを強くもち、アイデアを真剣に考えてきました。

今日は、9年生が考えた内容を8年生に託す機会としました。

 「産山村の農業を持続可能にするためのアイデア」「産山村の観光を活性化させるためのアイデア」「産山村の伝統・文化を広く知ってもらうためのアイデア」「産山村の福祉を充実させるためのアイデア」について、各班がプレゼンを行いました。

 どのテーマも村の関係機関ともっと議論していきたいすてきな内容です。8年生は、9年生の話をしっかり受け止め、感想を述べていました。

9年生から、来年度の子ども議会の参考にしてほしいとメッセージをもらいました。

 8年生は9年生の想いを引継ぎ、村議会へ質の高い提案ができると思います。

村の現状と課題をよく分析し、村のニーズに合わせた提案をした9年生に感心しました。

 

 

9年生 海洋汚染の現状について学ぶ

 本日、9年生は産山村環境教育アドバイザー井 春夫様をゲストティーチャーに迎え、海洋汚染の現状と私たちにできる取組について学びました。井 春夫様には、先日5年生の学習でゲストティーチャーとして御講話いただきました。

 海洋汚染でも、特に問題となっているのが、プラスチックゴミが波や紫外線で小さくなって海を漂うマイクロプラスチックによる影響です。漁業面や観光面で大きな損失が出ているとのことです。

 産山村は川の最上流部にあるからこそ、川を汚さない、プラスチック製品を流さないことが大切であると言われました。ゴミは川から流れて海に届くため、海の汚染は私たちにも責任があること、海がない地域でも関心をもつことが必要であると言われました。

 また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に努めること、プラスチック製品を適切に処理することが大切であることを改めて学びました。

 最後に、卒業する9年生に向けて、産山村は自然環境に恵まれているので、この状況をみんなで守っていくこと、世界に目を向けていろいろなことに挑戦してほしいと、応援のメッセージをいただきました。

 環境問題について、深く考える機会をいただきました。9年生一人一人が環境問題に対する意識が高まりました。井 春夫様、二度にわたる御講話ありがとうございました。

 

第2回わくわくキッズデー開催

 本日、第2回わくわくキッズデーを開催しました。

4月から産山学園に入学するお子様、保護者の皆様に体験入学及び保護者説明会を行いました。

入学までに準備するもの、健康面、スクールバスの利用などについて担当より説明しました。

保護者説明の間、新入生は、3年生のリードで校舎の案内をしてもらったり、遊びを教えてもらったりしました。

新入生にしっかり関わっていた3年生、頼もしく感じました。

また、登校班の顔合わせも行いました。班長さんや副班長さんが集まる場所やメンバーを優しく教えていました。

入学まで二ヶ月を切りました。

皆さんの入学を学園生・職員一同心よりお待ちしています。

5年生 森林と私たちの暮らしについて学ぶ

 本日、5年生は産山村環境教育アドバイザーの井 春夫様をゲストティーチャーに迎え、森林の働きや暮らしとのつながり、環境とのつながりについて学びました。

 はじめに、森林に関するクイズが出されました。日本一長生きしている木、産山村の森林面積の割合など、たくさんの知識を得ました。

 ちなみに、日本一長生きしている木は屋久島にあるそうです。また、産山村の森林面積の割合は、草原も含めて約7割になるとのことでした。

 また、森林が私たちの暮らしに必要な理由や木が私たちの暮らしの中でどのように使われているか、改めて考える機会となりました。森林も生態系の一部であり、森林がなくなることが生態系を崩すことにつながることが分かりました。自然界ではお互いが助け合って生きていることに改めて気付かされました。

 最後に、森林、草原、田畑を守ることは、ふるさとを守ることにつながると話されました。大人になって、都会に出ることがあっても、産山のよさを思い出し、産山のためにできることを考えてほしいとメッセージをいただきました。

 5年生は、アドバーザーの話を真剣に聞き、メモをたくさん取っていました。また、質問がたくさん出されました。主体的に学んでいた5年生です。

 森林の魅力や大切さを学ぶ機会をいただいた、井 春夫様にお礼を申し上げます。

3年生 地域の安全・安心な暮らしについて学ぶ

 本日、3年生は産山村学校安全指導員の古閑行人様をゲストティーチャーとして迎え、産山村の安全・安心な暮らしを守る取組について学びました。

 古閑様には、日頃から学園生が安全に登下校できるよう、村内のパトロールや交通整理をしていただいています。

 今日は、安全な暮らしを守るために日頃取り組まれていることを、3年生が直接質問して学ぶ機会としました。

3年生からたくさんの質問が出され、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

「産山村のために役立ちたい」「学園生が安全に登下校できるようにしたい」という想いのもと、毎日活動を行っているとのことでした。

 午前6時に起床し、7時には村内のパトロールに出かけているとのことでした。先日の大雪の際は、通学路の雪かきをしたり、融雪剤をまいたりして学園生が安全に歩けるようにしていただきました。

 この活動を始めて19年ほどになるとのことでした。長い間、産山村の子供たちを見守っていただいています。毎日お世話になっている古閑様に、学園生は感謝の気持ちを込めて元気な挨拶をしてほしいと思います。

 産山村の安全・安心な暮らしを支える仕組みについて、子供たちは深く学ぶことができました。

古閑様、ありがとうございました。

 

5年生 出前授業で「水の学校」実施

 本日、5年生は熊本の地下水、川に住む生き物などの環境学習を行いました。

この学習は、熊本県の環境立県推進課より講師を派遣していただき、出前授業として実施したものです。

熊本の宝である地下水の大切さに気付くとともに、水保全や環境保全に努めようとする態度を育むことを目的に行われています。

5年生は、熊本の水事情や節水の方法について学んだり、川に住む生き物の種類や特徴について学んだり、パックテストを使った身近な水の水質検査を行ったりしました。

本日の授業で、熊本の海や川の環境や生き物を守ることの大切さに気付くとともに、自分にできる環境保全活動を考えることができました。また、阿蘇の自然のすばらしさに改めて気付くことができました。出前授業を実施していただいた環境立県推進課の職員の皆様にお礼を申し上げます。

子どもヘルパー活動報告会と感謝状授与式を行いました

 本日、令和4年度子どもヘルパー活動の終了に伴い、1年間の活動報告及び7年生への感謝状授与が行われました。

7年生はメディルームに集まり、4~6年生は教室からオンラインで参加しました。

 はじめに、今年度の活動を動画にまとめた報告会がありました。3つのグループ(コミュニケーション班、UD班、体操班)のそれぞれが、お年寄りの想いをしっかり受け止めて活動してきたことがよく分かりました。

お年寄りの感謝の気持ちが映像からも伝わってきました。その後、7年生から各班の詳細な活動報告と後輩へのエールが送られました。

 産山村社会福祉協議会 会長の市原正文様より今年度で子どもヘルパー活動を終了する7年生一人一人に感謝状が渡されました。7年生は4~6年生をまとめ、活動を牽引してきました。産山村を明るく、元気にした功績に感謝します。4年間で学んだことをこれからの学校生活に生かすと共に、福祉について更に関心を高めていくことを期待します。

 年間を通した活動を行うにあたり、産山村社会福祉協議会の皆様には大変お世話になりました。充実した学びができたことに改めて感謝いたします。

 

授業参観等お世話になりました

 本日、今年度最後の授業参観を行いました。

 今回は、1年間でできるようになったことの発表、心や体を成長させる道徳や体育、保健の授業、子どもヘルパー活動の総括など、学園生のこれまでの学びを振り返ったり、次の目標への決意を表したりする機会としました。各クラス、工夫を凝らして授業を公開しました。すべての授業で、子供たちのがんばりや成長が伝わってきました。

 9年生は、産山学園最後の授業参観です。卒業式まであと少しとなり、仲間と過ごす時間を大切にしてほしいと思います。

 PTA総会では、今年度の活動報告や来年度の新役員が承認されました。今年度もコロナ禍のため、PTA活動も様々な制約がありましたが、保護者の皆様にはたくさんのご協力をいただきました。新年度の役員の皆様もどうぞよろしくお願いします。また、学級懇談会への参加もありがとうございました。

 今後も、保護者の皆様、地域の皆様とともに地域に開かれた学校づくりを行ってまいりますので、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願いします。

 保護者の皆様、本日はご来校ありがとうございました。

7・8年生期末テスト始まる

 昨日(14日)から7・8年生は期末テストが始まりました。

明日(16日)まで実施されます。

今年度最後の期末テストです。

年度末にあたり、1年間の学習の定着状況を振り返る機会にもしてほしいと思います。

いよいよ次の学年に向けた準備をする時期になりました。

学びの積み残しがないように最後まで努力することを期待しています。

児童生徒が主役になる学園を目指して~R5生徒会スローガン検討~

 本日、新生徒会執行部より、次年度の生徒会スローガンの提案が校長、副校長にありました。

産山学園をもっとよくしていきたいという想いから、学園生にアンケートを実施し、大切なキーワードを絞り込んで決めたと説明がありました。

来年度の生徒会も髙橋会長を中心に、よくまとまっていることを感じました。一人一人、明確な考えを持ち、生徒会組織として何に取り組めばよいか真剣に考えている様子が伝わってきました。

 今日の意見交換を踏まえ、更に練り上げてくるとのことでした。もうすぐ、令和5年度のスローガンが発表できると思います。次年度を見越した生徒会の動きに頼もしさを感じました。