産山学園の生活(学園ブログ)

9年生 海洋汚染の現状について学ぶ

 本日、9年生は産山村環境教育アドバイザー井 春夫様をゲストティーチャーに迎え、海洋汚染の現状と私たちにできる取組について学びました。井 春夫様には、先日5年生の学習でゲストティーチャーとして御講話いただきました。

 海洋汚染でも、特に問題となっているのが、プラスチックゴミが波や紫外線で小さくなって海を漂うマイクロプラスチックによる影響です。漁業面や観光面で大きな損失が出ているとのことです。

 産山村は川の最上流部にあるからこそ、川を汚さない、プラスチック製品を流さないことが大切であると言われました。ゴミは川から流れて海に届くため、海の汚染は私たちにも責任があること、海がない地域でも関心をもつことが必要であると言われました。

 また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に努めること、プラスチック製品を適切に処理することが大切であることを改めて学びました。

 最後に、卒業する9年生に向けて、産山村は自然環境に恵まれているので、この状況をみんなで守っていくこと、世界に目を向けていろいろなことに挑戦してほしいと、応援のメッセージをいただきました。

 環境問題について、深く考える機会をいただきました。9年生一人一人が環境問題に対する意識が高まりました。井 春夫様、二度にわたる御講話ありがとうございました。