産山学園の生活(学園ブログ)

2021年10月の記事一覧

持久走大会実施

 秋晴れの好天に恵まれ、本日持久走大会を実施しました。

持久走大会は、地域の皆様、保護者の皆様に学園生の活動の様子を公開する趣旨も含んでおり、土曜授業の一環として実施しました。

5・6年生、1・2年生、3・4年生、7・8・9年生の4つのグループに分けて出発しました。

途中、アップダウンの箇所がありましたが、苦しい上り坂も沿道からの温かい声援を受け上りきり、ゴールまで走り抜くことができました。

学園生全員に盛大な拍手を送りたいと思います。

みなさんお疲れ様でした。

沿道から学園生を応援してくださった保護者の皆様、地域の皆様、応援ありがとうございました。

 

■5・6年生の部

■1・2年生の部

■3・4年生の部

■7・8・9年生の部

 

5年生鯉農法について学習

 5年生がゲストティーチャーを招いて鯉農法について学習しました。

コロナ禍以前は、実際に鯉入れ、鯉上げを体験していましたが、昨年度と今年度は実施を見合わせました。

代わりに髙橋孝徳様から直接話を伺う機会を設けました。

 最初に田んぼの働きや特徴を学びました。田んぼには水を蓄える力があり、水がゆっくりしみこむので水が溜まりやすく鯉農法が可能であることです。

鯉農法は、農薬を使わずに害虫や草を取り除いてくれるので、環境に負荷のかからない自然に優しい農業であることを子供たちは理解しました。10アールあたり200~400匹ほど鯉を放流するそうです。

また、産山でおいしいお酒を造りたいという想いが鯉農法の実現につながったことも分かりました。

 最後に、二十歳になったときの再会にお酒が飲めるように、産山のお米で作った焼酎がプレゼントされました。併せて、子供たちは二十歳の自分に向けてメッセージを書きました。

鯉農法は産山の豊かな自然環境を生かした夢のある農業だと思いました。

 

明日は持久走大会~今日は最後の練習~

 明日は持久走大会が行われます。

これまで自分の目標に向かって練習に取り組んできました。

練習を重ねるたびにタイムもよくなっています。

また、目標とするタイムに近づいています。

今日は、コースに出て走ったり、運動場で一定のペースで走る練習をしたり、各学年最後の練習に取り組んでいます。

明日はいよいよ本番です。

自己ベストを目指して走りぬきましょう。

コロナ対策を十分行っていただき、沿道からの応援をよろしくお願いします。

5年生脱穀体験~今年は豊作です~

 先週月曜日に稲刈りを行い、稲を掛干しにしていました。

このところの好天で稲も十分に乾き、本日脱穀を行いました。

今回も、髙橋様と渡辺様にご協力いただきました。

千歯扱きと脱穀機を準備していただき、それぞれで脱穀を体験しました。

千歯扱きは、3~4回歯でふるい落とすとたくさんの籾が下に集まっていました。

何度か行ううちに子供たちも要領をつかむことができました。

脱穀機は、束になっている稲を瞬時にわらと籾に分別し、あっという間に袋いっぱいの籾が集まりました。

今年は、豊作で昨年度より収穫量が多いとのことです。

全部で9袋分になりました。

今後学園の給食に登場する予定です。

楽しみですね。

おはなしポッケによる読み聞かせ

 木曜日は「おはなしポッケ」による読み聞かせの日です。

1年生から4年生までの学園生を対象に、朝自習の時間に読み聞かせが行われています。

読み聞かせにご協力いただいているボランティアの方は全部で13名で、その中から毎回4名の方にお願いしています。

読み聞かせが始まると子供たちの視線は本に集中します。読み聞かせの方の上手な語り口調で、子供たちは本の世界にぐいぐい引き込まれていきます。

読み聞かせを通して、本の楽しさや素晴らしさに気付いてほしいと思います。

 

 

今月の学園生集会

5校時に学園生集会を開きました。

始めに、科学展、中体連駅伝大会の表彰を行いました。

駅伝大会は、男女ともに敢闘賞をいただきました。

次に、各委員会からの連絡がありました。

生徒会執行部から、11月の目標が発表されました。

学習発表会に向けて、「これまでの成果を伝えよう」が11月のテーマです。

生徒会長から、「数少ない学校行事になるので、感謝の気持ちを持って取り組みましょう。」

と力強いメッセージが学園生に向けて伝えられました。

各ステージごとに学習発表会に向けて着々と準備が進んでいます。

成功に向けて、みんなで取り組んでいきたいと思います。

 

プログラミング教育に取り組んでいます

 小・中学校の学習指導要領にプログラミング教育が示されています。

プログラミング教育はメディアでも話題にされており、関心が高まっています。

産山学園では、Scratch(スクラッチ)と呼ばれるプログラミングソフトを使って学習を進めています。

1校時は9年生がプログラミング学習に取り組みました。

技術・家庭科を指導する東教諭が専門的な指導を行っています。

今日は、赤と青の2種類のLEDの明かりのON、OFFをタブレット端末から制御する学習を行いました。

タブレット端末のUSB端子と回路をコードで接続し、プログラム通りにLEDが点灯するか確認していました。

「プログラミングって難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、スクラッチを使えば低学年でも簡単に楽しくプログラミングを学べます。

本校では、1年生から9年生まで系統的にプログラミング教育を行っています。

 

 

何ができるかな?

4年生教室から、ギコギコ、トントン、のこをひく音や釘を打つ音が聞こえてきます。

教室をのぞいてみると・・・

図工で木材を使った工作が行われていました。

子供たちはのこぎりで板を切って、それを釘で留めていました。

下の写真のように素敵な作品ができています。

もう少しで完成です。

子供たちの想いが詰まった作品です。

 

第2回チャレンジ弁当実施

 今日は第2回チャレンジ弁当の日です。

朝から学園生は自分たちで準備した弁当を持って登校してきました。

子供たちからは、「お昼が楽しみ!」といった声が聞かれました。

 4時間目が終わると、各教室ではお弁当の蓋が開けられ、栄養と愛情のたっぷり詰まったおいしそうなお弁当が机の上に準備してありました。

みんな、ニコニコ、モリモリ食べていました。

 朝のお忙しい中、お弁当作りにご協力いただきありがとうございました。

 

1・2年生校区探検~扇棚田、山吹水源見学~

 1・2年生が校区探検で、扇棚田と山吹水源を見学しました。

今回の見学は、佐藤正博様の案内で行われました。

最初に扇棚田を訪れました。

全国棚田百選にも選ばれている扇棚田ですが、田んぼは全部で16枚あること、水は山吹水源から引いていることなどが分かりました。

また、夏にはヘイケボタルが見られるとのことです。

子供たちは連なる山の雄大な景色を眺めながら学習していました。

 次に、山吹水源を訪れました。

熊本県の名水百選にも選ばれている山吹水源ですが、実際に試飲すると子供たちからも「おいしい!」との声が聞かれました。

水温を計ってみると、今日は14℃ほどありました。年間を通じて13℃前後で推移しているとのことでした。

水が湧き出る様子もよく見えて、ここから産山の各家庭に水が届いていることが分かり、子供たちは感心していました。

 産山の宝である、扇棚田、山吹水源を訪れて、子供たちは自然の恵みを直接肌で感じることができました。佐藤様ありがとうございました。

 

笑う 力走!阿蘇郡市中体連駅伝大会!

 10月21日(木)、小雨降る寒い気候の中、農村公園あぴかにおいて、阿蘇郡市中体連駅伝競走大会が開かれました。

 練習初日から、女子チームは「50分の壁を越えること」、男子チームは「産山学園より生徒数の多い学校のAチームに勝つこと」と、目標を明確に立てました。目標が明確だったので、チーム全体で真剣に練習に取り組むことができました。 

 大会会場に着くとすぐに、産山チームは本部に大きな声で挨拶!他校の先生方から、「産山はすごいですね。」とほめていただきました。 目標を立て、真剣に練習し、大きな声で挨拶をするチームが弱いはずがありません。男女共に、気迫あふれる力走と仲間を励ます熱い応援を見せてくれました!

 女子は、50分34秒の好タイムで昨年度の産山の記録を大幅に短縮!過去タイ最高順位の8位でした!男子は、生徒数の多い他校のAチームを抜き目標達成!過去タイ最高順位の7位!昨年度とほぼ同タイムの好タイムでした!

 9年生の倖千さんは、「本番まで男女一緒に支え合えたことが良かった!いい思い出ができた」と、8年生の悠成さんは、「たくさんの応援のおかげで練習の成果が出せて良かった」と、大会を振り返りました。

 産山学園駅伝チームのみなさん、感動をありがとうございました!そして、チームを支えてくださった先生方、お疲れ様でした!最後に、温かい声援を送ってくださった学園生と先生方、保護者の皆様、村長様・教育長先生をはじめとした地域の皆様、本当にありがとうございました!

 

 

4年生草原環境学習~上田尻牧野牧場~

 今日は、4年生が産山村の草原の現状について学びました。場所は産山村上田尻にある牧野牧場です。

 最初に井俊介様から、子供たちに草原を守っていくために取り組んでいること、草を刈り取るためのトラクタや大型の機械を見せていただきました。また、敷地には牧草をロールにしたものがいくつも積み重ねてあり、子供たちから大きさや重さ、どのように使うかといった質問が出ていました。

 学習の後半は草原の利用として、ススキの穂を使ったフクロウ作りに挑戦しました。

20本ほどススキを集め、それを束ねてフクロウの形にしていきました。肌寒い1日でしたが、子供たちは集中して学習に取り組んでいました。

 産山の草原が地域の方の努力で守られていることに子供たちは気付くことができました。

 今回の学習は、阿蘇くじゅう国立公園管理事務所及び阿蘇草原保全活動センター「草原学習館」の皆様のご協力で学習が進められています。ありがとうございます。 

 

サツマイモがたくさん収穫できました!

今日、1・2年生は芋掘りを行いました。

6月に植えたサツマイモの苗が、大きく成長し本日収穫しました。

芋づるを取り除いて丁寧に土を掘ってみると、中から紫に色づいたたくさんの芋が顔を出しました。

シルクスイートという品種で、高級なサツマイモです。

下の写真のように、1・2年生分だけでもかなりの量になりました。

本日子供たちは喜んで持ち帰りました。

苗植えから収穫まで池部さんには大変ご協力いただきました。

ありがとうございました。

菊の花が見頃です

 8年生が育てた菊の花が見頃を迎えています。

校内の廊下や広場、玄関前には立派に花を咲かせた菊の鉢が置かれています。

本校東龍次郎教諭指導の下、さし芽から子供たちは大切に育ててきました。

菊の種類は3種類あります。

白色が「国華公孫」、赤色が「国華龍馬」、黄色が「国華心愛」と命名されています。

いずれも、三本立ての見応えのある菊です。

 学園にお越しの際は、是非ご覧ください。

読書の秋~新しい本が図書室に入りました~

 図書室に新刊が入荷しました。

司書の植松先生が、「学園生に是非読んで欲しい本」という願いを込めて選書されました。

しばらくは図書室横のメディアルームに特設で展示されています。

気になるタイトルがあったらまず1ページめくって読んでみてください。

秋の夜長に読書などいかがでしょうか!

収穫の秋~5年生稲刈り~

 本日、5年生は稲刈りを行いました。

今年は台風等の被害もなく稲は順調に生育しました。

田んぼに入ると、子供たちは早速一束一束鎌でていねいに刈り取りました。

収穫を実感できた稲刈りとなりました。

刈り取った稲はわらで結び、掛干しにしています。

しばらく好天が続くため、よく乾くことでしょう。

次は脱穀です。どれくらいの量になるか楽しみです。

 

第2回「チャレンジ弁当」に向けて

 10月25日(月)は「チャレンジ弁当」の日です。当日は給食はなくて弁当持参になります。

今日は、弁当作りに向けた事前学習を学園生がオンラインで受けました。

前回は、おにぎりを作りましたが、今回は弁当作りです。

古田なつみ先生から、栄養バランスのとれた弁当を作るコツや、衛生管理の留意点等について話がありました。

早速、学園生は自分が作る弁当のイメージを絵に表していました。

当日は、どんな弁当ができるでしょうか?楽しみです。

保護者の皆様も弁当作りのサポートをよろしくお願いします。

 

4年生が草原学習に取り組んでいます

 産山や阿蘇の自然環境の豊かさや草原を守っていくことの大切さに気付く学習に4年生が取り組んでいます。「うぶやま学」に位置づけ関係機関と連携した学習です。

今回は、阿蘇市内にある草原学習館、阿蘇火山博物館、草千里に出かけました。

子供たちは、阿蘇カルデラの成り立ちや、草原が減少している現状、あか牛の特徴などの説明を聞きました。

 改めて、阿蘇の雄大な自然を身近に感じ取ることができました。

 今後、阿蘇の自然と人々の暮らしを結びつけて学習していきます。

本 読み聞かせが始まりました!

 1~4年生の毎週木曜朝のお楽しみと言えば、おはなしポッケのみなさんによる読み聞かせの時間です。司書の植松先生が選んだ本を中心に、おはなしポッケのみなさんが、豊かな表現力で読んでくださるため、子供たちは本の世界に引き込まれてしまいます。

 コロナ禍のため、これまでは、図書委員会の子供たちがピンチヒッターで読み聞かせをしてくれていましたが、ついに今週から、おはなしポッケのみなさんに来ていただくことになりました。おはなしポッケのみなさんは全員で9名です。よろしくお願いします!

 読書好きの学園生が増えることを、楽しみにしています!

鉛筆 先生たちが人権について学びました!

 10月13日(水)は、講師をお招きしての校内研修(人権教育)が行われました。講師は、部落解放同盟熊本県連合会 書記長 秦竜也 様 で、演題は、「部落差別の現実と今後の課題~人権教育・啓発に期待すること~」でした。

 参加者は、産山学園全職員と星山教育長先生、有住指導主事で、一人一人が差別の現実を自分事と捉え、研修に臨みました。

「部落があるから差別があるのではありません。差別をする人がいるから差別はあるのです。」

「まだ差別は続いています。これまでの人権教育の在り方を問い直し、どうするれば解消するか自分事として考えたください。先生方に期待しています。」

などの言葉に胸が熱くなりました。

 この学びを、日々の人権教育の実践に生かし、差別を許さない・差別をしない産山学園にしたいと改めて思いました。秦書記長様、本当にありがとうございました。(校長)