産山学園の生活(学園ブログ)

5年生鯉農法について学習

 5年生がゲストティーチャーを招いて鯉農法について学習しました。

コロナ禍以前は、実際に鯉入れ、鯉上げを体験していましたが、昨年度と今年度は実施を見合わせました。

代わりに髙橋孝徳様から直接話を伺う機会を設けました。

 最初に田んぼの働きや特徴を学びました。田んぼには水を蓄える力があり、水がゆっくりしみこむので水が溜まりやすく鯉農法が可能であることです。

鯉農法は、農薬を使わずに害虫や草を取り除いてくれるので、環境に負荷のかからない自然に優しい農業であることを子供たちは理解しました。10アールあたり200~400匹ほど鯉を放流するそうです。

また、産山でおいしいお酒を造りたいという想いが鯉農法の実現につながったことも分かりました。

 最後に、二十歳になったときの再会にお酒が飲めるように、産山のお米で作った焼酎がプレゼントされました。併せて、子供たちは二十歳の自分に向けてメッセージを書きました。

鯉農法は産山の豊かな自然環境を生かした夢のある農業だと思いました。