日誌

校長ブログ

来年度に向けて専門委員会始動

2月14日、2年生が新委員長として委員会をとりしきる初の専門委員会が行われました。私が出張のためいなかったので、2年生の担任の先生に様子を聞きました。2年生の不安は大きかったようですが、3年生にアドバイスを受けながら、本年度のまとめや来年度の計画等について、司会進行を行っていたようです。新保健委員長の感想を紹介します。「進めることはできましたが、他の委員への指示が難しかったです。旧委員長がフォローしてくれて助かりました。」今後、この委員会活動を通して、2年生のリーダー性が成長するとともに、新たな相良中学校を創っていく原動力となることでしょう。楽しみです。

再挑戦Myハンカチ100%、今回は抜き打ちチェックです。

2月10日、保健委員会が「再挑戦Myハンカチ100%」の取組を行いました。前回の6月は、最後の日に見事100%達成しました。今回は、「いつでも100%であってほしい」という思いから抜き打ちでチェックをするそうです。その第1回目が本日でした。保健委員が結果を給食時に放送で伝えていました。100%のクラスが3クラス、残念だったクラスが2クラスでした。あと3回抜き打ちハンカチチェックがあるようです。さて、目標達成できるでしょうか。保健委員会の放送で、最後に言う決め台詞があります。「心に優しさを! ポケットにハンカチを!」です。かっこいい決め台詞です。

 

「朝の読書応援賞」熊本県で初受賞。100冊の本寄贈!

2月8日、図書委員10名に校長室に集まってもらい、「朝の読書応援賞」の賞状と100冊の本の贈呈を行いました。「朝の読書応援賞」とは、YA出版会という全国の12の出版社が、中学・高校生世代に対し本との出会いの場を多く作り、読書環境を整えること、並びに朝の読書運動の広がりと発展等を目的に、平成16年度より、年間に全国で1つの学校を選出し、賞状並びに100冊の書籍の寄贈を通して応援されている取組です。本賞の受賞は、熊本県で初めてだそうです。11月に受賞した「朝の読書大賞優秀校」の受賞に引き続き、本校の朝の読書を中心とした読書活動がまた認められました。人吉新聞社の取材に対して、図書委員長は「100冊の本を頂くことは初めてのことだと思います。ありがたいです。私たちはあと少しで卒業なので、あまり読めませんが、在校生は色々なジャンルの本があるので楽しみだと思います。朝の読書は、集中力を高めるし、知識を豊かにしてくれていると思います。」と話してくれました。

入学者説明会、22名の目が輝いていました。

2月7日、入学者説明会を行いました。来年度入学予定の22名の子ども達と保護者の皆様に来校いただき、次の4つの内容を行いました。①家庭におけるネット利用について ②授業参観(国語、英語、技術) ③入学者説明会(・学校生活 ・部活動 ・交通 等) ④部活動見学 の4つです。校長挨拶の中で、子ども達に「中学校入学、『不安』と『楽しみ』どちらが大きい?」と尋ねました。結果は、不安12人、楽しみ10人でした。「どちらが大きくてもいいのです。ただ、中学校入学という節目は大きな成長につながります。これは確かなことです。」と話しました。22人の目が輝いていました。22名の入学を心から楽しみにしています。待っています。

数学の単元テストで、平均99.3点はお見事!

2月3日、1年生の数学の授業に行くと、生徒の机の上に100点と書いてあるテスト用紙が見えました。他の生徒の机を見ても100という数字がたくさん見えました。先生に尋ねると、「歴代2位の平均点です。」との回答。たいしたものです。単元テストは、直前に学んだことをチェックします。だからこそ、授業で学んだ知識や技能等の力がまだしっかりと残っているのです。単元テストに向けた生徒たちの復習の取組も含めて、見事な平均点でした。

相良村在住の福山さんの本、一気に読みました。

2月2日、昨日の朝の読書から読み始めた本「人の支えを生きる力にして」を一気に読み終えました。相良在住の福山洋二さんから、教育委員会を通して村内の小中学校に寄贈して頂いた本です。図書館に置く前に「読んでみたい。」と思い、ページをめくりました。70歳の古希の節目にまとめられた本で、「小学校時」「盲学校時代」「社会人として」「音楽活動と交流」の4つに分けて、出来事、思い、生き様が綴られていました。本校の身に付けたい4つの力「挑戦する力」「発表力」「思いやる力」「元気力」に関わる内容が多数あり、一気に読み終え、元気をいただきました。先生方や生徒たちにも紹介したいと思います。

 

週1回の道徳の授業、心に栄養を与えています。

2月1日の4校時、全クラス道徳の授業でした。道徳の授業は週1回行われます。担任だけでなく、学年部の輪番制で授業を行っています。全クラスの道徳の授業を参観しました。どのクラスも、教材について考え、自分のことを振り返りながら考え、しっかりと心を豊かにしていました。道徳は「心に栄養を与える教科」です。

1年1組は教材「全校一を目指して」 主内容(集団活動をより良いものにするためにはどうしたらよいか?)

1年2組は教材「花に寄せて」 主内容(星野富弘さんの生き方から考えてみよう)

2年1組は教材「左手でつかんだ音楽」 主内容(あなたは夢や目標に向かって進めていますか?)

3年1組は教材「しあわせ」 主内容(お互いの違いをどのように認めればよいのか?)

 

卒業カレンダー、やる気がわいてくる言葉を共有

2月1日、3年生前の廊下には、卒業カレンダーが掲示してあります。画用紙1枚に1日分です。それには、「日にち」「各入試まであと〇日」「卒業まであと〇日」、そして、中央に大きく「やる気がわいてくる言葉」が書かれていました。1月11日から始まっており、担任の先生が「人は挑むことで自分を変えることができる」との言葉を贈りました。現在1月30日まで掲示してあり、その日の生徒は「人間は努力する生き物だ」との言葉を贈りました。2月1日時点で、卒業まであと32日です。卒業という節目が近づいています。卒業までの1日1日を大事に過ごしている3年生です。

 

朝の会の様子紹介、自治力の基礎

2月1日、1年2組で朝の読書を楽しんでいました。今日は、相良村在住の福山洋二さんの本「人の支えを生きる力にして」を読みました。20分後、静寂の中、日直がすうっと前に出て「朝の会」が始まりました。「朝の会って、どのようにしているのかな?」と思い、そのまま生徒席に座っていました。日直が司会をし、次の5つを行いました。①健康観察(保健委員が行う)②提出物・宿題の確認 ③今日の日程の確認(時間割の確認と、必要な係からの連絡) ④今日の目標の確認(この日の目標は「問いかけられたことに反応しよう」でした。) ⑤先生の話(・今日から2月 ・当たり前のことを当たり前にすることを大事に ・数学のミニテスト平均点満点を目指そう。)約7分でした。生徒が自分たちの1日について確認していく時間です。まさに「自治力の基礎」です。

生徒会執行部任命式、40名に感謝状や委任状を!

1月26日、生徒会執行部任命式が行われました。生徒会三役(会長、副会長、書記)の5名、執行委員5名、専門委員長9名、校旗1名の旧役員に感謝状を贈呈し、新役員に委嘱状を交付しました。旧役員20名、新役員20名の合計40名です。旧生徒会長の挨拶の最後の部分を紹介します。「1・2年生の皆さんは残りの中学校生活での新たな挑戦を、3年生はそれぞれの未来への挑戦をし、これからもお互いに頑張っていきましょう。」

令和4年度、「挑戦」というキーワードで、相良中学校を引っ張ってくれた20名の旧役員の皆さん、本当にありがとうございました。そして、令和5年度、更なる「元気で成長できる雰囲気」を作ってくれるであろう20名の新役員の皆さん、よろしくお願いします。楽しみにしています。

 

給食週間特別メニュー、日本各地の郷土料理。

1月26日の給食時、給食委員が給食のメニューを放送していました。1月24日から1週間は、給食週間の特別メニューとして、日本各地の郷土料理が出されるそうです。まさに、「日本味めぐり」です。今日は、長崎県でした。「皿うどん」「浦上そぼろ」「びわのシロップ漬け」でした。大変おいしくいただきました。相良村の給食は、「美味しい」と先生方の間でも評判です。給食センターの皆様いつもありがとうございます。写真を撮り損ねたので、明日の給食を撮りアップします。明日は、山口県で、「けんちょう」「チキンチキンごぼう」「はすのさんばい」です。今から明日が楽しみです。

十島菅原神社にて、3年生が合格祈願!

1月20日、3年生が十島菅原神社に合格祈願に行きました。一人一人合格を祈願してお参りした後、(株)さがらの皆様から「十島菅原神社のお守り」を一人一人にいただきました。明日の1月24日が前期(特色)選抜で、2月21日と22日が後期(一般)選抜です。すでに受検を終えた生徒も含め、全員の合格祈願が成就いたしますように、十島菅原神社の神様である菅原道真公、どうかよろしくお願いいたします。

 

受検に向け、生徒の頑張りを、先生たちが応援しています。

1月19日の放課後、校長室に4名の生徒が、「失礼します。」と礼儀正しく挨拶をして入室してきました。前期選抜の面接の練習です。今回が5回目ということもあり、礼儀正しく、志望動機もしっかりと伝わってきました。また、質問へも、適切に応答していました。自分の思いや考えを原稿に書き、練習してきた成果がしっかりと表れていました。4人それぞれに良かった点や改善点を伝えて終わりました。「ありがとうございました。」元気な挨拶で校長室を退室した4人です。生徒たちは、夢の実現に向けてしっかりと頑張っています。その生徒の頑張りを先生たちがしっかりと応援しています。進路指導主任が12月に1回、1月に7回の面接の練習を設定し、先生方にお願いしました。放課後の時間外ですが、面接指導や作文指導等、しっかりと関わってもらい、しっかりと応援してもらっています。先生方ありがとうございます。

全国でも類を見ない読書量! 現在一人平均61冊

1月18日、図書館に本を借りに行きました。この日は、「自閉症の僕が跳びはねる理由」を借りました。そして、司書の先生に「12月の『図書だより』で紹介してあった新刊の『運動脳』はありますか?」と尋ねました。すると、「1年生の生徒が借りていきました。」という返答。この頃読んだ本の中で一番面白かった本です。早速、その生徒に尋ねると、「この本面白かったです。」との返答。隣にいた生徒が、「次借りよう。」と話していました。司書の先生に調べてもらうと、相良中生は、本年度、現時点で1人平均61冊の本を読んでいるそうです。中学生の読書量としては。全国でも類を見ない読書量だと自負しています。面白い本や素敵な本は人によって違います。違ってよいのです。今年になってから新刊が約300冊図書館に入っています。自分にとって面白い本・素敵な本とたくさん出逢ってほしいと思っています。

 

 

 

「夏目友人帳」を1年1組にて朝読しました。

1月18日、1冊の本を持って1年1組教室に入りました。8時5分から「朝の読書」が始まります。生徒の机に座り、8時25分までの20分間、1年1組の生徒とともに、静かに読書を楽しみました。3学期は、できるだけ生徒と一緒に朝の読書を楽しみたいと思っています。今読んでいる本が数冊あるのですが、その中から本校の図書館にある漫画の本「夏目友人帳」を読みました。正月、人吉市の田町菅原天満宮に初詣に行きました。そのこともあり、遅まきながら「夏目友人帳」を読んでみたいという思いになったからです。

アンガーマネジメントとは?こころの健康づくり講演会

1月13日、相良村保健福祉課とタイアップし、精神保健福祉士の先生を講師に招き、本校の1年生に対して「こころの健康づくり講演会」を実施しました。講演内容は「アンガーマネジメント」についてでした。講師の先生からは、アンガーマネジメントとは、「怒り(アンガー)で後悔しないように、トレーニングしながらコントロールすること」との説明があり、「怒りの正体」「コントロールする方法」「怒りの温度を測ること」「怒るときの3つのルール」等、大変興味深い話をいただきました。生徒たちもうなずいたり笑ったりしながら、しっかりとメモを取り聞いていました。きっと今後の学校生活や家庭生活に活かされていくことでしょう。

絵馬に願いを込めて、合格祈願!

1月10日、授業を参観しに3年教室に入ると、絵馬が教室のドアの上に飾られていました。みんな、受検に関する願いを書いていました。4人紹介します。「① この先、苦労することもあるだろうけれど、一生懸命取り組んでかなえたいことをあきらめずにつき進む」「② 自分の夢を叶えるために、絶対行きたい高校に受かる」「③ 志望している高校、志望している学科に入れるように残りの日数の努力を頑張る」「④ 受検が受かって、自分の目標が見つかりますよーに」

相良中職員一同からの絵馬は、3年生靴箱に!「合格祈願 夢の実現に向かって、挑戦と元気で成長する年になりますように」

 

地域も応援、受検生全員へ「勝米(十島奉納米)」頂きました。

1月6日、十島地区営農生産組合長の永尾様から、受検生全員へ「勝米(十島奉納米)」をいただきました。このお米は、昨年11月、日本遺産「勉学の神様 菅原道真公祭神『十島菅原神社』」にて新米を奉納されたお米だそうです。その奉納米を「勝ちに気持ちをコメて」という意味で「勝米」と命名し、本校の受検生全員へ2kgずついただきました。この経緯とお米の量の多さに驚きとともに、感謝で一杯になりました。

生徒たちには、1月10日の始業式で紹介し配付しました。「受検は、個人戦ではあるが、団体戦でもあります。地域の皆さんの応援も受け、夢の実現に向けて、しっかり頑張ってください。」という話をしました。この勝米を食べて、さらに元気に受検に立ち向かってくれることでしょう。本当にありがとうございました。

 

3学期始業式、校長講話

1月10日、3学期の始業式が行われました。校長講話では、3つの話をしました。1つ目は「元日、元旦、正月の違い」、2つ目は「学級の雰囲気(支持的、前向き、自治的)を創っていこう」、3つ目は「受検生へ『夢の実現に向けて』」でした。すべての生徒が、挑戦と元気で成長する年になりますように願っています。

3学期始業式の生徒発表。抱負、目標、ビジョンを描こう!

少し遅いですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

1月10日、3学期がスタートしました。その中で各学年の生徒発表がありました。抱負の一部を紹介します。1年生代表「学級委員長として、下級生のお手本になれる学年にしていきたい。」、2年生代表「家庭学習では、意味のある学習をしていきたい。」、3年生代表「3年生全員が、めざした道へ進めるように、笑顔で卒業できるように、クラスの雰囲気を高めて勉強をがんばっていきたい。」

新年の始めは、子どもも、そして大人も、抱負を、目標を、ビジョンを描き、気持ちを新たにしたいものです。ちなみに私の抱負(ビジョン)は、「元気な学校・成長できる学校をみんなで創っていきましょう。」で、4月から継続のビジョンです。

2学期終業式、学校評価(後期)の結果で啓発!

12月23日、2学期の終業式を行いました。校長講和では、学校評価(後期)の結果を、前期と比較しながら生徒に伝えました。「元気な学校」「成長できる学校」を創っていくために、4つの身に付けさせたい力(「挑戦する力」「発表力」「思いやる力」「元気力」)を設定しています。この中で、一番伸びたのが「発表力」でした。特に「ペア発表」「グループ発表」「原稿なし発表」の伸びが素晴らしかったです。2学期もしっかり頑張った生徒たちです。

これで、令和4年度の校長ブログは終わりです。来年度も「元気な学校」「成長できる学校」を創っていくために、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

2学期たくさんの頑張りを表彰

12月23日、終業式前に、9つの表彰を行いました。

①発明工夫展 ②人吉・球磨新聞感想分コンクール ③人権作文コンテスト ④中体連陸上 ⑤中体連駅伝 ⑥人吉球磨美術展 ⑦男子バレーボール新人戦 ⑧秋丸旗野球大会 ⑨早川スポーツ杯ソフトテニス大会

2学期も、スポーツ面、文化面共に、多くの相良中の頑張る姿がありました。受賞者の皆さん、本当におめでとう。

記憶に残る雪中での素敵な校内長距離走&駅伝大会

12月23日、雪が降る中、校内長距離走&駅伝大会が行われました。開会式で次の2つのことを話しました。①「ランニングは、体と心、そして脳を成長させる。」②「チームワークとは、チームのために、ワーク(積極的な行動)をすること」大会では、チームのために頑張って走る姿、チームのために一生懸命応援する姿がたくさん見られました。みんな素敵な顔をしていました。大いに盛り上がり、記憶に残る雪中での素敵な大会になりました。保護者や地域の皆様もたくさん応援に来ていただき、ありがとうございました。

 

学校でもクリスマスや正月気分に!

12月22日、5校時の授業を参観していると、私も楽しい気分になってきました。1年生の英語では、マライヤキャリーの「恋人たちのクリスマス」を流しながら学習していました。2年生の国語では、図書館にて、班対抗百人一首大会を行っていました。3年生の音楽では「学生歌」というクリスマス的な歌を歌っていました。あと2日するとクリスマスイブ、あと10日するとお正月です。学校も、クリスマスやお正月の楽しい雰囲気に包まれていました。

地域の方からのうれしい電話、思いやり言動。

12月22日、冬至の朝です。地域の方から一本の電話が学校に入りました。事務主任の先生が受けて、うれしそうに私に報告してくれました。電話の内容は、「今朝、80代のおばがゴミ出しをしていたら、相良中の女の子が手伝ってくれたそうです。おばがうれしくなり、私に電話をしてきました。私もうれしくなり、学校に電話をしました。」という内容でした。この話を聞きた私もうれしくなり、早速、校長ブログに書きました。先日行った学校評価でも、生徒の「思いやり言動」は向上していました。その一端が、地域の声として聞くことができ、うれしく思いました。生徒たちにも伝えたいと思います。地域でも子供たちを見ていただいていることに感謝です。まさしく「子供は地域の宝」です。

図書委員会による読み聞かせ、電子黒板と放送を活用して!

12月21日、図書委員会による読み聞かせが行われました。本は「賢者のおくりもの」です。「なぜこの本を選んだの?」と図書委員長に聞くと、「時期的にクリスマスに近く、少し長めの絵本を、と考えて見つけたのが『賢者のおくりもの』でした。」という回答でした。いいお話でした。まさにクリスマスプレゼントです。放送室に読み手が2名、そして、各クラスの放送委員が、電子黒板で絵本をめくりながらの読み聞かせでした。「生徒が生徒に行う読み聞かせ」です。素敵な活動です。

前期(特色)選抜等の面接練習がスタート。受検モード突入!

12月19日、校長室に3名の生徒がやってきました。いよいよ前期選抜等の面接の練習がスタートしました。受検モード突入です。生徒は各自「面接練習評価カード」を持参しています。11の項目があり、「身だしなみ」「態度」「内容」の3つに分別されています。3名の生徒は、緊張しながらも、質問に対して自分の体験や考え、そして思いを、自分の言葉で話していました。各自10分程度の面接を終え、評価とアドバイスを行いました。第1回目なので、まだ改善の余地は多くありますが、積極的にかかわっていき、自分自身を成長させてほしいと思います。進路指導主任が計画を立て、9名の先生方に協力してもらいながら、5回の練習の場を設定しています。先生たちも、応援しています。

寒空と朝陽の中、元気に登校!

12月20日、朝の挨拶運動の時、マイナス2度の寒空に、朝陽がさんさんと昇ってきました。空気が澄み切っていて、とてもきれいです。その中、白い息を吐きながら、元気に自転車や徒歩等で登校する生徒の姿がありました。「おはようございます。」の元気な声。今日も良い1日になりそうです。

学校評価(後期)の生徒・教職員の入力・集計・結果が瞬時に完了! 

12月19日の朝自習、学校評価の生徒の後期入力を行いました。先生方にも入力してもらいましたので、本日入力が完成しました。同時に集計とグラフでの結果も完成しました。本年度からタブレットを活用した学校評価のアンケートを行っています。入力側も集計側も簡単です。学校評価とは、本年度の「本校で身に付けたい4つの力」について振り返り、めざす学校づくりに生かしていく評価です。4つの力とは、「挑戦する力」「発表力」「思いやる力」「元気力」です。成果や課題とともに、前期の学校評価との変容についても分析していきます。保護者の皆様にも、1月にスマホ等での学校評価アンケートをお願いしますので、よろしくお願いします。

三代目サニータイム、生徒会の自治力お見事!

12月16日、生徒会主催の「三代目サニータイム」が行われました。どんな内容か、どの先生に聞いても分からないのです。生徒会執行部のみで、文化祭前から企画した縦割り班遊びです。内容は、班対抗で、クイズが2回と宝探しが1回あるゲームです。つまり、「班対抗Wクイズ宝探しゲーム」と勝手に命名しました。閉会式では、「時間がたつのを忘れるくらい楽しかったです。」「企画してくれた執行部に感謝します。」といった感想を発表していました。

「0から企画する企画力」「生徒が生徒を動かし、生徒が生徒を楽しませる」生徒会の自治力、お見事でした。これぞまさしく生徒会です。ありがとう。生徒会執行部の皆さん。

立会演説会及び選挙、16名の熱い想いが学校をレベルアップする

12月15日、16名による立会演説会及び選挙が行われました。ZOOMでの参加も含め、16名全員が自分の熱い想いを全校生徒に伝えました。変化や進化には、このような熱い想いが必要です。16名の熱い想いを聞きながら、来年度も、「素敵な相良中学校になる。」と確信しました。

キーワードとして、一番多く出てきたのは「挑戦」でした。この「挑戦」は、本年度の生徒会スローガンであり、「元気な学校」「成長できる学校」には、必要不可欠なキーワードです。明日の朝の学活の時に、放送にて結果発表がありますが、当選した生徒も、当選しなかった生徒も、素敵な挑戦をありがとう。一緒に学校をレベルアップしましょう。

 

PTA新聞「百年杉」には、思いや成長がたっぷり!

12/15、PTA新聞「百年杉」を一足先に読ませていただきました。PTA広報部の皆さんが3回集まられて、内容検討、割振り、依頼、推敲等を行い完成したものです。本当にありがとうございました。A3用紙の両面に、16名の生徒の思いや成長、6名の保護者の皆様の思いが綴られています。読みごたえがあり、行事等の充実度が伝わってきます。生徒の文章の中で、次の文章がありました。私が一番心ひかれた文章です。

今、私たちが友達と楽しく話せてること、クラスのみんなで何かに取り組むことすべてが当たり前と思わず、何事にも感謝を忘れず、残り少ない中学校生活を楽しみたいです。

さて、誰の文章でしょうか。お楽しみに。PTA新聞「百年杉」は、12月23日の2学期終業式の日に発行されます。

朝陽、小雨、そして虹。何かいいことありそうな。

12月13日、朝の挨拶運動を行っていると、珍しく朝霧がありません。しばらくすると東の山際から朝陽がまぶしくて降り注いできました。またしばらくすると、青空からぽつぽつと小雨が降ってきました。そして、後ろ(西側)を振り向くとくっきりとした虹がかかっていました。今日は何かいいことがありそうです。

研究授業1年技術「情報の技術」

12月13日、1年生の技術の研究授業「情報の技術」を行いました。本時のめあては「コンピューターはどのようにして動いているか体感し考えよう」でした。大きく3つの学習で授業を展開しました。①「授業の導入(帯タイム)で行うタイピング練習」 ②「班対抗のコンピューター情報処理体験ゲーム」 ③「実際のパソコンの中身を見る」です。生徒の「見たい」「やりたい」「すごい」という思いがたくさん出てきた授業でした。今後、しっかりとICTを活用できる生徒たちに成長していきそうです。

 

門松づくり、令和5年も素敵な年になりそうです。

12月10日、PTA役員の皆様が中心となり、門松を作っていただきました。テニス部、女子バレー部、吹奏楽部の生徒たちも手伝ってくれて、立派な門松が完成しました。門松は、年神様が家へ尋ね入る目印だとされています。松竹梅が用いられますが、松は「 一年中落葉しないから」、竹は「成長が早く生命力が強いから」、梅は「新春に開花し年始にふさわしいから」と3つの縁起物が用いられます。令和5年も、相良中学校の全校生徒・保護者の皆様・職員にとって、素敵な年になりそうです。PTA役員の皆様ありがとうございました。

第3回学年PTA、多くの参観と懇談に感謝。

12月9日、第3回PTAが開催されました。今回の授業参観は、担任以外の先生による授業でした。1年1組は技術、1年2組は英語、2年1組は社会、3年1組は音楽、若葉学級は国語でした。懇談会では、2学期の振り返りを行った後、1学年は「来年度の修学旅行の概要 等」、2学年は「修学旅行の上映会 等」、3学年は「進路 等」について懇談を行いました。また、1・2学年の懇談会に私も参加させていただき「来年度からの通知表の年2回の発行」について説明させていただきました。多くの保護者の皆様に、授業参観と学年懇談会に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。「元気な学校」「成長できる学校」を共に創っていきましょう。

研究授業 特別支援学級(若葉学級)数学「数と計算」

12月7日、特別支援学級(若葉学級)の数学の研究授業「数と計算」を行いました。本時のめあては「かずを ただしく かぞえるほうほうを みつけよう」です。導入で動画視聴やブロック並べの操作学習を行いました。メインの学習では、4つの方法で数を数え、どの方法が正しく数えることができるかを判断しました。生徒はしっかり練習し、しっかり考え、しっかり伝えていました。成長を実感する時間となりました。

 担任の先生は、「子どもファースト」の立場で、授業に、教室環境に、そして、子どもに向き合っています。特別支援教育は、まさに「教育の原点」です。

 

生徒代表発表「高校に向けて」(挑戦→続ける→幸福感)

12月8日、第5回生徒集会が行われました。今回は次の4つの内容でした。①生徒代表発表「高校に向けて」 ②先生代表発表「2つの挑戦」 ③体育委員会の発表「持久走のポイントをクイズで紹介」 ④保健委員会の発表「換気の実験を3つのペットボトルで検証」どれも工夫があり、引き付けられる発表でした。この中から、生徒代表発表を紹介します。

 今、僕たち3年生は、将来の夢をかなえる最大の通過点である「高校」に入学するために、日々勉強を頑張っています。僕は、将来家の仕事を継ぎたいと思っているので、南稜高校へ入学したいと思っています。そのために、今毎日のように仕事を手伝っています。家が農家なので、牛を飼っていて、その牛のえさやりをしています。わらのロールを持ってきて、それをバラバラにして、牛にあげるという仕事です。これは4月からやっていることで、最初は毎日が憂鬱でした。とても大変で、毎日疲れていました。しかし、1~2か月くらい続けると、意外に体も慣れてきて、楽しさも生まれてきました。この体験は、勉強面にも生かせると思っています。勉強も最初はきついけれど、そのきつさに負けすに続けていくことで、達成感も出てきます。なので、今、目の前に迫ってきている入試に向けて頑張っていきたいです。

 まさに「体験からの学び」です。素敵です。挑戦し、やり方を知り、やり続けることにより、心に「幸福感」が出てくる。これは、脳科学の面からも明らかになってきていることです。また、今回も、発表の心構え(「原稿なし発表」+「目線」)が良かったです。委員会の発表も含めて、発表力が確実に向上しています。

人権作文熊本県大会、奨励賞受賞作品「男女差別の『かべ』」

人権作文に全校生徒が取り組みました。1学期末に1時間人権作文を書く時間を設定し、その続きを夏休みに仕上げました。そして、数点が学校代表として人吉球磨大会に進みました。そして、また数点が人吉球磨代表として県大会に進みました。その中で、本校の1年生の作品が「県大会奨励賞」を受賞しました。作品名は「男女差別の『かべ』」です。400字詰原稿用紙5枚に、自分の体験や思い、考えをしっかりと綴っていました。作品の導入部分とまとめの部分を紹介します。

 男女差別の「かべ」

(導入部分)私は、小学校6年生の時、応援団長になることにした。周囲の人からは何度も「女の子なのに」と言われた。ほめ言葉として使ったのかもしれない。普通は男の子が応援団長をするから、私を珍しい人間だと思ったのかもしれない。これが、今の日本の現状なのだ。このように、男と女を分けて考える習慣が続いてもよいのだろうか。

 (まとめの部分)未来の子ども達には、自分の個性が認められ、男女関係なく、平等に接してもらえる社会で生きていってほしい。そのために、私達がしっかり男女差別をなくすための明確な目標を立て、一人ずつでも、少しづつでも、日本のよりよい未来をつくる行動を続けていくべきなのだ。男女差別の「かべ」を壊すため、私は訴え続ける。

 

生徒会役員へ立候補者多数!まさに挑戦。そして成長。

12月5日に生徒会役員の立候補の受付が終了しました。会長・副会長・書記に、なんと16名が立候補したのです。近年まれにみる立候補者の多さです。まさに、生徒会のスローガン「挑戦」です。12月15日の立会演説会及び選挙に向けて、選挙運動(登校時、朝自習時、給食時の放送)が12月9日から12月15日まで行われます。立候補者と責任者のみならず、3年生を含め104名全員が、「相良中学校をどんな学校にしていくのか。」しっかりと考え合ってほしいと思います。16名の「挑戦」は、個人の成長は勿論ですが、学校の成長にも大きくつながっていきます。

「薬物乱用防止教室」自分の将来、日本の将来を考える。

12月1日、2年生対象に薬物乱用防止教室が行われ、学校薬剤師の牟田先生に「薬物」「たばこ」「アルコール」について話していただきました。最後に「日本では大麻の規制に関してどうなっていきそう?」というテーマで班協議をしました。生徒たちは、自分のこととしてしっかり協議していました。牟田先生、本当にありがとうございました。3人の感想の一部を紹介します。

タバコには200種類の有害物質が入っていたり、発がん物質が40種類以上入っていることを知りました。また、大麻が入っているタバコは、普通のタバコの20本分の発がん物質があることに驚きました。
今からの時代で誘われたりするかもしれないけど、誘われた時の対処法をやって身を守っていきたいです。そして、薬物を乱用している人や乱用しようとしている人に注意して、乱用者をもっと減らしたいです。
今後、日本は世界と同じようにいろいろな人が大麻を吸ったり、違法な行為を許してしまったり、もしくはずっと変わらないままだったりするかもしれません。その時には、自分たちがどのような世の中を望んでいるのか考えていきたいです。

 

 

熊本県学力・学習状況調査実施。学力向上や授業力向上に活用!

12月6日、熊本県学力・学習状況調査を行いました。1年生と2年生で、国語・数学・英語の3教科です。生徒側からのねらいは「自分の学力について現状を知り、今後に生かすこと」です。教師側からのねらいは「生徒を『学びの主体』とするための指導の充実」です。先生たちは、研究授業等を通して「授業力の向上」を図っています。生徒を学びの主体とするために、「自分で考える場面」「自分の考えを工夫して発表する場面」「自分の学びを振り返る場面」等を授業の中に設定しながら、日常の授業を行っています。この熊本県学力・学習状況調査も学力向上や授業力向上の一環として効果的に活用していきます。

心のアンケート、いじめの早期発見と早期対応。

12月5日、「心のアンケート」を行いました。これは、いじめをなくし、楽しく学校生活を送るために行う県下全体で行っているアンケートです。これ以外にも、本校では「仲間との関わりアンケート」を毎月行っています。これらのアンケートからいじめの早期発見と早期対応、そして解消のスタートにつながったこともあります。いじめの解消は、すぐに一件落着とはなりません。見守りが3カ月ほどは必要です。いじめは絶対にダメです。しかし、集団の中で摩擦やいざこざ等を通して、折り合いをつける体験や自己の気持ちを調整する力等を身に付けていってほしいとも強く思っています。

人権感覚を磨く。「知識」+「雰囲気」

12月5日から12月22日まで、2学期の人権旬間が行われています。メインは人権学習(2時間)です。1年生は「ハンセン病回復患者等の人権(正しく学ぶ)」と「北朝鮮拉致被害者の人権」、2年生は「ハンセン病回復患者等の人権(深く学ぶ)」、3年生は「同和問題についての学習(進路保障)」です。また「学級の人権宣言の見直し」も行いました。「人権感覚を磨く」とよく言われます。人権感覚とは、「自分の大切さと同じように、他人の大切さを認めること」です。つまり「思いやる力」です。さて、どのように育てていくか。例えば「いじめはいけない」という「知識」だけでは不十分です。もう一つの方が大事です。それは「雰囲気」です。「いじめを許さない雰囲気」が浸透するクラスや学校で生活することを通して、生徒は「いじめを許さない人権感覚」を身に付けていくものです。道徳の授業を中心に、すべての教科等で「知識」と「雰囲気」を身に付けながら、人権感覚を身に付けているところです。それが学校です。

生徒集会での生徒代表発表 内容・目線・心がGood!

12月1日、第4回生徒集会が行われました。生徒集会は、年間5回行われます。内容は、生徒代表発表、2つの委員会からの発表、〇〇先生の話という構成で、朝の10分間、体育館で行われます。今回の生徒代表発表を紹介します。

 私が文化祭で学んだことや成長したことは、チャレンジ精神です。今回のテーマは「挑戦」でした。そこで私は今までやったことがない重要な役を演じました。練習前は「私がこの役を演じられるのか。」ととても不安でした。そして、練習中も課題が出てくるたびに、「本当に大丈夫かな。」と不安が大きくなりました。でも、同じ場面の人たちと一緒に補い合うことができ、最高のものを作り上げることができました。終わった後は、たくさんの先生方からほめていただき、とてもうれしかったです。

 12月から受検に向けてもっと忙しくなるので、気を引き締め、後回しにならないようにしていき、最高の卒業式を迎えられるようにしていきたいです。

 発表内容も素晴らしかったのですが、私がもっと素晴らしいと思ったのは、「目線」でした。ゆっくりと四隅を見ながら話していました。本人に四隅を見ながら話していた理由を聞くと、「全体に内容がよく伝わるように」とのこと、この「心」が、更に素晴らしかったです。

 

 

「百年杉タイム」 いい汗流しました。

11月29日、「百年杉タイム」がスタートしました。「百年杉タイム」とは、百年杉を含む外周を走る10分間走(全校体育)のことです。12月23日に校内長距離走・駅伝大会が行われるので、それに向けて、週2回(火曜日と金曜日の15:55~16:05)実施していきます。生徒も先生も、POPな音楽が流れる中、自分のペースで10分間しっかり走りました。気温が高かったこともあり、10分後には大粒の汗が噴き出ていました。適度な運動は、実に爽快です。

 

 

学び(特に知識)には、2つの場が必要!

11月22日、24日、25日は期末テストでした。学び(特に知識)には、2つの場が必要です。1つは「授業の場」です。授業では、新しいこと(新知)を学びます。もう1つは「復習の場」です。復習は、習ったこと(既知)を繰り返すことによって定着させる学びです。人の脳は1度学習したことを、1日後には74%、1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるという調査結果があります。だからこそ、「復習の場」が大切になってくるのです。その復習の場が、毎日の家庭学習ですし、今回の期末テストです。記憶力のピークは10~20代と言われます。今です。

秋に咲く「黄色いバラの花」をもらいました。

11月24日、黄色いバラの花をもらいました。実は銀杏の葉で作ってあるのです。11月25日の放課後、相良中ジョッキングクラブのメンバーと学校外周を3周走り終え、汗を拭いていました。すると、3年生の生徒2人が、こちらへ向かって歩いてきました。何だろうと思っていると、「どうぞ。校長先生。」と黄色いバラの花をさしだしました。「ありがとう。ドライフラワーにして校長室に飾ろう。」 秋に咲く「黄色いバラの花」は、今、校長室前の廊下に飾っています。秋ですね~。

性教育に関する講演会「性ってなんだろう」

11月18日、全校生徒を対象にした「性に関する講演会」を行いました。講師は、9月の校内研修でも講話していただいた曽方晴希(そがたはるき)さんです。演題は「性ってなんだろう?~それぞれの共通点と相違点について」です。3人の感想を紹介します。

一番驚いたことは、10人に1人は、LGBTQ+の人がいることです。知らず知らずのうちに会っているかもしれません。もし、その人が打ち明けてくれたら、優しく受け止めてあげようと思います。
質疑応答の際、「夢は、自分で自分の命を絶つ方を減らすこと。」と言われました。新しい夢を追いかける曽方さんは、本当にかっこいいと思います。
自分の「好き」も、相手の「好き」も知ろうとすることから始め、決めつけたりしないような、自分を大切にできる大人になりたいです。

研究授業1年理科「音の性質」

11月21日、1年生の理科の研究授業「音の性質」を行いました。単元の目標は「救急車の音の高さが聞く位置によって変化するのはどうしてだろう。」でした。興味関心を揺さぶられる目標です。今回は、音の伝わり方を「見える化」しようと4つの実験を行いました。実験のやり方が、実に、効率的・主体的・対話的でした。まず、班で分担して各自1つの実験を行い、その様子をタブレットで録画しました。そして、班に持ち帰り、班のメンバーに説明するという授業展開でした。11月25日には、人吉球磨理科研究会の先生方30名ほどが来校され、研究授業が行われます。ワクワクする授業になりそうです。

 

 

「朝の読書大賞」優秀校。全国の中学校でも2校のみ。

11月17日、図書委員長へ表彰を行いました。「第15回高橋松之助記念朝の読書大賞優秀校」に相良中学校が選出されたのです。全国の中学校の中で、大賞が1校(群馬県高崎市立第一中学校)で、次の賞として優秀校が1校(熊本県相良村立相良中学校)選出されました。素晴らしいことです。大きなポイントは、「中学生が年間一人平均72冊借りる『朝の読書』を中心とした読書活動」です。司書や国語の先生、そして図書委員会の皆さんの日常の啓発活動によりこの賞をいただいたと思っています。今後も、多くの本に出会い、人生をより豊かにしていってほしいと強く願っています。

美化ボランティア委員会の発表。環境にやさしい学校。

11月17日、生徒集会で美化ボランティア委員会の発表がありました。「『相良中学校版環境ISO宣言』は意識できていますか。」という全校生徒への投げかけでした。まず、6つの宣言の確認を行いました。本校で行っている6つのキーワードは、【①節電 ②歯磨きの水 ③エアコン ④ペットボトルキャップ ⑤紙のリサイクル ⑥ごみの分別】です。次に、ペットボトル回収の結果やお願いをしました。最後に、来年1月に行う「書き損じはがき回収」の紹介とお願いを行いました。環境にやさしい学校を作っていきましょう。

学習委員会の発表。自学のやり方も解説。

11月17日、生徒集会で、学習委員会が6つの〇✕問題を出しながら啓発を図りました。その中で、次のような〇✕問題がありました。「自学は習ったものを復習するものである。〇か✕か。」 正解は△でした。習ったものだけでなく、予習など自分にあう活用方法で使うという説明でした。そして、2人の自学の画像を見せながら解説をしました。学力向上に役立ちそうです。

文化祭、素敵な1日をありがとう。

11月13日、保護者の皆様等をお招きして文化祭を開催しました。私が今まで見た文化祭の中でも一番素晴らしい文化祭でした。すてきな1日になりました。執行部による開祭行事では、特に、夏休みから準備を始めた「ユーチューブ版かっこいい姿」が圧巻でした。各学年の劇のテーマは、1年「水俣病と人権」、2年「仕事と将来」、3年「東日本大震災と卒業」でした。劇の構成が工夫してあり、キャストの演技力が見事で、そして劇を通して訴えたいことがしっかりと伝わってきました。どの学年もレベルの高い劇でした。合唱は、始まる前の「円陣」で気持ちを高める姿、とてもいい雰囲気を作り出していました。元気よさ、強弱、そして、3部合唱が奏でるハーモニーは見事でした。

片付けの終わりに、全校生徒に「校長の話」をしました。その中で、各学年に対して文化祭を通して感じたことを伝えました。1年生には「1年生で、これだけの自治力。すばらしい。」、2年生には「安心して来年の相良中学校を任せられる。涙が目じりから出てきた。」、3年生には「さすが3年生。役者が豊富。背筋がぞくっとした。」誇れる105名の生徒たちです。本当にすてきな1日でした。保護者の皆様、ご観覧ありがとうございました。

 

研究授業 若鮎学級「自立活動」

11月8日、若鮎学級で、自立活動の研究授業が行われました。先月に蒔いた大根の間引きを行う内容でした。立派に成長した大根ですが、さらに大きくするために間隔を適切に開けていきます。間引いた大根葉は、持ち帰ったり、職員に配ったりしました。大根はこれからが季節です。収穫が楽しみです。あらためて、生徒が自然と触れ合うことの楽しさや大切さを感じ取れた時間となりました。

 

研究授業1年音楽「合唱」

11月9日、1年生の音楽の研究授業「合唱」を行いました。めあては「これまでの学びを生かし、表情豊かな合唱を作り上げよう。」でした。一番驚いたことは、「自分たちの合唱を分析する力」でした。そのために、2つの学習が行われました。1つ目は、「録音した合唱を比較する学習」です。授業の始めに、以前録音していた合唱を聞いて課題を出し合い、練習をし、授業の終わりに合唱を録音し、比較分析するという授業展開です。2つ目は、「パートリーダーが進める学習」です。パートリーダーは、「話合いの進行」「意見の集約」「合唱練習の進行」と、課題を明確にし、課題解決のために積極的に行動していました。合唱は、向上的に変容しました。まさに、「自分たちで創る授業」でした。授業の最後に、パートリーダーが行った「振り返り」を紹介します。

良かった所は、「ブレスのそろえ」と「『ひ』の発音」です。もっと練習が必要な所は、「ハモりの声の大きさ」と「余韻」です。これをしたら、もっといい合唱ができると思うので、あと少ししかないですが、朝の練習でやっていきましょう。

今週の日曜日(11月13日)が、益々楽しみになってきました。

校長の授業「2年:道徳」愛校心を増やそう!

11月1日、2年生に道徳の授業を行いました。相良中学校長として最初の授業でした。めあては「相良中学校の愛着心を増やそう」でした。教材以外に、相良中学校に関わる資料を探そうと校長室を調べていたら、1冊の本と出会いました。それは「廃校記念誌」です。平成15年3月31日、創立以来45年の輝かしい歴史を閉じることになった相良北中学校と相良南中学校の廃校記念誌でした。その中から、相良南中学校の航空写真と57年前の卒業生の方の作文を授業で使わせてもらいました。生徒はたくさん発表しました。発表力が身に付いてきていることを肌で感じる時間となりました。授業後、相良中学校への愛着心(愛校心)を増やしている子が多くいて、うれしいとともに、資料の持つ説得力を実感しました。

 

「11月8日はいい歯だね!歯医者に行こう」プロジェクト

11月8日の給食の時間、保健委員会が動画「11月8日はいい歯だね!歯医者に行こう」を流しました。この動画は、保健員会が夏休みに撮影&編集した自作動画です。出来栄えは満点を超える120点です。「週間山崎くん」に出てくるような映像でした。驚きです。バスを使って人吉の佐々木歯科に行く映像、途中の名所での質問コーナー、佐々木先生への質問、佐々木先生からのメッセージ等が、5分間の映像としてまとめられていました。映像後、保健委員が、次のように話していました。「歯医者に行く重要性が分かりましたか?歯医者は将来、歯がなくならないようにする場所ですので、自分のためにも歯医者に行ってください。」

県代表として、全日本発明工夫展に出品!

11月7日、本校の1年生の生徒が、熊本県発明工夫展で特別賞(発明協会会長奨励賞)を受賞して、全国発明工夫展へ推薦されました。作品は、「安心・安全!!ハンドカバー」です。本人が書いた「作品の説明」を紹介します。

このハンドカバーを使うと包丁で怪我をするリスクが減り、安心して料理ができるようになりました。料理が楽しいと思える道具だと思います。作り方は簡単で、小学生でも作れると思います。また、捨てる時にはプラスチックを使っているので、洗った後は資源ごみとして出すことができ、環境にも優しいです。小さい子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方でも使えるようにサイズ調整できるものにするともっと良いと思います。

研究授業2年国語「平家物語『扇の的』」

10月31日、2年1組で国語の研究授業「平家物語『扇の的』」が行われました。これまでの学習で学んだ「見方・考えた方」を生かして、4つの名場面をまとめていく学習でした。生徒は、名場面について、主人公の心情や当時の武士の生き方をもとに自分で考え、班で意見交流しながら考えを深めていました。2年生は、ペアやグループでの発表を通して、考えを深める姿が多く見られます。とても素晴らしいです。

研究授業1年英語「The Junior Safety Patrol」

10月31日、1年2組で英語の研究授業「The Junior Safety Patrol」が行われました。下の写真は、授業の始めの活動「ウォーミングアップ」の様子です。好きなことや前日の行動を、英語でみんなに紹介しています。原稿なしで正面を見ながらクラスのみんなに伝えています。短い時間ですが、年間通しての積み重ねが、学力に、そして成長につながっています。

朝霧の中から歌声が!

10月31日、本日で10月が終わり、朝の気温も8℃とずいぶん冷え込んできました。明日から完全冬服移行です。朝霧も深くなり、登校中の視界も心配しています。自転車や徒歩で通学している生徒の皆さん、しっかりと車等に用心して登校してください。しかし、この朝霧の中、校舎から歌声が聞こえてきました。文化祭に向けて、各学年、本日から朝の練習開始です。

1年生集団宿泊教室、2日目。

昨日の強風で実施が心配されたマリン活動ですが、快晴に恵まれ、予定通り実施することができました。はじめてのマリン活動で、生徒はとても緊張した様子でした。はじめはバラバラだったオールの動きも、時間が経つにつれ見事にそろってきました。この団結力をもとに、学校生活でも益々活躍してくれることでしょう。楽しみです。

1年生集団宿泊教室、1日目。

10月25日と26日、1年生の集団宿泊教室は水俣市と芦北青少年の家で行っています。水俣市では坂本しのぶさんを講師に迎え、貴重なお話を聞くことができました。生徒たちもたくさんの質問をするなど話をしっかりと受け止めることができました。夜のナイトゲームも盛り上がりました。1日目、みんな元気でした。1年生一丸となって目標達成をめざしています。

共通テスト、今日と明日。進路決定に向けて!

10月25日、3年生の「共通テスト」が実施されました。明日までです。進路決定していく際の重要なテストとなります。3年生の進路コーナーには、過去問や対策用のプリントがたくさん並べてあり、自分で選んで勉強するようになっています。そこには、次のような言葉が書かれていました。「自分の目標点に向かって、金・土・日、どんな学習が必要なのか、考え、選び、実行してごらん。やった分だけ絶対伸びる!!!今、ここをふんばろう。」担任から生徒への熱い想いが詰まっています。

修学旅行3日目。福岡編

10月20日、3日目は、福岡です。いのちのたび博物館、環境ミュージアムを見学して、太宰府天満宮で参拝をしました。今日も全員が元気でした。天気にも恵まれ、素敵な「思い出」と「修学」ができ、大きな成長につながりました。

修学旅行2日目。大阪編

10月19日、2日目は、大阪です。大阪城を見学した後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、ゆっくり、たっぷり楽しみました。今、神戸港に向かっています。今日は、フェリー泊です。楽しみです。みんな今日も元気でした。

修学旅行1日目。京都編

10月18日、鹿児島空港から飛行機で、大阪の伊丹空港に到着しました。1日目は、京都です。二条城は、渋滞の関係で、残念ながら車窓からの見学に変更になりましたが、清水寺と金閣寺を見学しました。金閣寺をバックにした写真です。ホテルに着きました。みんな元気です。

初の中学生健康診断。砂糖の取りすぎ!

今年初めて、8月に相良村保健福祉課主催の「中学生健康診断」が実施されました。その結果を踏まえて、10月11日、12日、17日の3日間、給食時に保健師さんが来校されて、「健康づくりちょこっと話」が実施されました。内容は、「糖尿病予備軍」「スポーツ飲料の砂糖量」「緑黄色野菜の効果」についてでした。生徒の感想を紹介します。

◎「一番心に残ったのは、糖尿病予備軍の人が4割いたということです。自分も部活の時に、スポーツ飲料を飲んでいたので、(省略)」

◎「糖分の一日摂取量が20gで、スポーツ飲料が30gなので、ほとんど毎日糖分を取り過ぎていたことがわかりました。(省略)」

◎「これからは、運動するときの飲み物は、お茶などに変えて、当分の取り過ぎには気を付けていこうと思います。」

中体連駅伝競走大会。襷をしっかりつないでゴール。

10月13日、球磨人吉の12校による駅伝競走大会が、あさぎり中学校をスタート・ゴールとする女子5区間、男子6区間で行われました。本校の男女チームとも、襷をしっかりつないでゴールすることができ、女子は7位、男子は3位でした。自分たちで設定したビジョン(目標)を達成することはできませんでしたが、26名の駅伝メンバーで一丸となり、ここまでやってきたという充実感・満足感は大きかったと思います。サポートのメンバーも含めて、本当によく頑張りました。素晴らしかったです。本当に、生徒は、行事で成長します。実感です。担当して頂いた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

研究授業1年道徳「銀色のシャープペンシル」理由発表、付け足し発表、素敵です。

10月11日、1年道徳の研究授業を行いました。教材「銀色のシャープペンシル」を活用して、「心の弱さを乗り越えることについて考える」というめあてに迫る授業でした。授業は順調に進みました。参観しながら、他の授業でも是非活用してほしい次の2つの発表についてピックアップします。

1つ目は、「理由発表」です。グループで自分の考えを発表する場面で、進行役の生徒が、「心の弱さを感じたところを発表してください。理由も言ってください。」と言い、4人が発表しました。生徒たちは、理由を聞き、納得しながら拍手を送っていました。理由発表は、納得を得ます。

2つ目は、「付け足し発表」です。全体発表の際、「心の弱さを感じた所は、シャーペンを隠したところです。(省略)」と発表しました。先生が、「今の考えに付け足しはありませんか。」すると、ある生徒が「悪いと分かっているのに、隠したことがよくないと思います。(省略)」と付け足しました。さらに、ある生徒が「手に汗をかいていることから、焦っていることが分かります。(省略)」と付け足しました。付け足し発表は、考えを深めます。

第2回英検に、32名が挑戦!

10月7日、第2回英検(実用英語技能検定一次試験)が放課後行われました。英検は、日本最大の英語力を測る検定試験です。第2回英検では、5級から2級までに32名が受検しました。受検料は必要ですが、村からも多大な補助金を出していただき、サポートして頂いています。グローバル社会に向けて、ますます英語教育の必要性が増しています。英語の先生も、「現在の英語力を知るとともに、挑戦する力も高められ、資格を取得できるというメリットもあります。」と生徒に呼びかけ、サポートをしていただきました。お陰で、6月に行われた第1回英検よりも多くの生徒が受検しました。合格できることを願っています。また、第3回目は1月20日に行われる予定です。多くの挑戦する姿を期待します。

郡市中体連駅伝大会の推戴式。たすきをゴールへ。

10月7日、郡市駅伝推戴式が行われました。秋季中体連も含めて、早い生徒で7月21日から練習を続けてきました。選ばれた26名の生徒たちは、質の高い練習を積み重ねながら、「チーム」としてまとまってきました。10月13日(木)、郡市中体連駅伝大会が、あさぎり中学校グラウンドをスタート・ゴールとして、女子は5区間の10時スタート、男子は6区間の12時スタートで行われます。推戴式で、2人の駅伝キャプテンは、駅伝大会のビジョン(目標)を伝えました。

男子駅伝キャプテン「昨年度4位だったので、それ以上の2位を目指して、県大会出場できるようにがんばります。」

女子駅伝キャプテン「昨年の7位を上回り、『たすき』をあさぎり中のグラウンドまで運んで、チーム一丸となってゴールを目指します。」

歴代の相良中魂(汗と思い)がしみ込んだ「たすき」が、相良中駅伝チームを後押ししてくれることでしょう。ファイト!相良中駅伝チーム。

 

 

 

文化祭に向けた合唱の練習!レベル高いです。

10月6日、「ジェリコ、ジェリコ、オオオ。」という低音の男性の声と高音の女性の声がきれいにハモった歌声が3階から聞こえてきました。声に導かれて音楽室に行くと、3年生が4つのパートに分かれて合唱の練習をしていました。この時間のめあては「身体を使い分けながら、正確な音程で歌う」でした。先生からのアドバイスや自分たちで改善点を出し合いながらの練習は、圧巻でした。合唱のレベル高いです。各学年、11月13日(日)の文化祭に向けて、音楽の時間を中心に、合唱の練習をしています。3年生は「ジェリコの戦い」、2年生は「アンリミテッド」、1年生は「サンライズ・ラプソディ」を合唱します。お楽しみに。

2学年職場体験学習。10事業所の皆様に感謝です。

10月4日、2年生は次の10の事業所に分かれて、職場体験学習を行いました。

①人吉こども園 ②グループホームすずらん ③きみかげ想 ④相良村役場 ⑤さがら温泉「茶湯里」 ⑥(株)カーショップヒグチ熊本 ⑦曙建設 ⑧(株)白砂組 ⑨豊永酪農 ⑩あさひヶ丘

各事業所の方の指導や助言を受けながら、様々な仕事を体験させていただきました。もの・人・こと・自分と向き合い、キャリア(職業)について学ぶ貴重な時間となりました。各事業所の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

図書委員会が、「先生のおすすめの本」を紹介!

 夏休み前に、図書委員会から20名の先生方全員に宿題が出されました。そして、現在、図書館前に、20枚の「先生たちのおすすめの本」が紹介してあります。10月3日の生徒集会では、図書委員会が、4名の先生のおすすめの本を紹介してくれました。図書委員会の発表は、パワーポイントを活用しての発表でしたが、全員が原稿なし発表でした。これも見事でした。最後に紹介してくれた本は、「題名『線は僕を描く』 著者:砥上裕將」で、こんな紹介文でした。

「高校生の時、交通事故で両親を亡くし時間と心が止まってしまった主人公が、水墨画と出会ったことで、心を取り戻し、少しずつ前へと進んでいく姿がとてもすてきな一冊です。不思議なことに、挿し絵が全く無いのに、読んでいると鮮やかな色の絵が見えてくるような感覚があります。10月には横浜流星主演で映画も公開予定ですが、その前に是非原作をどうぞ!」 この紹介文で、私も読みたくなりました。

学級委員会が、「発表力」を啓発!

 10月3日(月)生徒集会が行われました。その中で、学級委員会は、学校評価の結果から、4つの力の中で一番低かった「発表力」にスポットを当てて、啓発を行ってくれました。始めに、劇をしながら、発表ができない理由について考えさせました。次に、1つの方法を提案してくれました。それが、「班で発表者を回していく方法」です。最後に、次の2つのメッセージを伝えてくれました。「発表に慣れていくことで、積極的に手を挙げる人が増えていきます。」「苦手を克服するために、学校があります。自分を成長させましょう。」

 担当の先生から聞いたのですが、今回の生徒集会の流れや言葉等、すべて学級委員会の8名で協議して決め、練習して本番に臨んだそうです。この「自治力」そして「発信力」とても素敵でした。

進路実現に向けて、「共通テスト対策学習会」スタート!

本日9月30日から、放課後の時間を活用して、3年生は、10月25日・26日に行われる「共通テスト」に向けての対策学習を行います。教科は、5教科(国語、数学、英語、理科、社会、英語)で、各教科30分間の5回ずつです。また、3年教室の近くに設けてある「進路コーナー」には、下の写真のように、1学期から郡市内の公立高校をはじめ、多くの学校のパンフレット等が紹介してあります。進路を決めながら、その実現に向けて、一歩一歩しっかりと歩んでいる3年生34名です。

 

校内研修「LGBTQ+について考えよう」

 学校では、月に1~2回、校内研修として、私たち教職員の資質・能力を高める時間を設けています。9月28日は、曽方晴希(そがたはるき)さんを講師としてお招きし、「LGBTQ+について考えよう」という校内研修を行いました。演題は「多様な”性”とは? ~性的マイノリティーについて~」でした。幼少期からの体験談をもとに、悩みや苦しみ、そして現在の活動、学校教育の中での対応等、多岐にわたり話していただきました。「性の多様性」と「一人一人が尊重される社会の大切さ」を再認識しました。11月18日には、生徒向けの講演会を計画しています。もちろん、講師は、曽方晴希さんです。下の写真は、講演も終わり、校長室で雑談をしている吉田と曽方さんです。

効果的な復習の方法!「確認」→「納得」→「習熟」

9月27日、1年1組の理科の授業は、中間テストに向けた復習でした。ある生徒は理科ノートで復習していました。見ると、赤い丸と青い丸がありました。尋ねると「1回目が赤い丸で、間違えた問題を2回目したときに、青い丸を付ける」ということでした。いい勉強をしているなあと感心しました。1回目は、「確認」なんです。分かっているか、分かっていないかの確認をしているだけなんです。ここで終わるのは、復習とは言いません。さて、2回目は、間違えた問題のみを解くのです。時間も短縮されますし、効率的です。

隣の生徒を見てみると、理科プリントを丸付けしている途中で止まり、何かを読んでいました。「おさえておこう」「記述サポート」という解説のコーナーを読んでいたのです。そして、納得して、丸付けの続きを再開しました。間違えた問題には、この「納得」が大切なのです。この生徒もいい学びをしていました。

この2人の生徒の学びから、「効果的な復習の方法」をまとめると、次のようになります。

「確認(1回目の丸付けをする)」→「納得(解説をよむ等)」→「習熟(間違えた問題のみを解く)」

この方法は、家庭学習でも使えます。家庭学習は、復習が多いです。是非、この効果的な復習の方法を活用して、家庭学習でも知識を増やしていきましょう。

生徒の挨拶が、地域に元気を届けています。

9月22日、生徒集会で、学校評価の結果について話しました。4つの身に付けたい力の中で、一番高かったのは「元気力」でした。「挨拶は元気度を測るバロメーターであること」「背中への挨拶、遠くからの挨拶、元気な挨拶が確実に増えていること」を伝えた後、保護者や地域の方からの次の3つの声を紹介しました。生徒の挨拶が、地域に元気を届けています。

 

給食委員会の取組。給食標語(3部門)の表彰!

 9月22日、生徒集会が行われました。その中で、給食委員会による給食標語の表彰が行われました。テーマが「だし」「ビタミン」「かむ」の3部門あり、各部門で4名の優秀賞が紹介されました。また、各部門の最優秀賞に、賞状が授与されました。3名の最優秀賞の標語を紹介します。「食が体を作る」と言います。まさに食育です。

◎だし部門「だしをとる うま味たっぷり 味が出る」

◎ビタミン部門「ビタミンは 健康を維持 大事だよ」

◎かむ部門「よくかんで 歯の健康を いつまでも」

「朝の読書」の基盤。本を選ぶ時間の設定。

 9月21日、図書館で図書司書の先生と話をしていました。すると「次の時間、1年2組が本を借りに来ますよ。」とのこと。待っていると、国語の授業の前の休み時間に、1年2組の生徒全員が2冊の本をもって図書館へやってきました。すると慣れたものです。2冊の本を返却し、本を選び、新たな2冊の本を借りました。相良中学校は、本を借りるシステムがきちんと整っているのです。これが、昨年度一人平均72冊という驚異的な読書貸出冊数を生み出した基盤となっていることを再確認しました。本を選ぶ時間と本を読む時間があれば、人は本を読みます。そして、本の世界に入り、知識を高めたり、心を豊かにしたりします。相良中学校は、読書できる環境が整っています。これは、日本全国の中学校の中でもトップクラスだと自負しています。継続していきたい相良中学校の特色ある取組です。

ペットボトルキャップ集め。委員会活動での積極的な行動(ワーク)

 9月20日、給食時の放送で、美化ボランティア委員会主催「ペットボトルキャップ集め」の結果発表が放送されました。クラスマッチで行っていましたが、結果は1年1組の優勝でした。帰りの会にて委員会から賞状が授与されました。また、先週の登校中に、何人もの生徒が袋を持ってきていました。「何が入っているの?」と尋ねると、「ペットボトルキャップです。おじいちゃんからもらってきました。」との返答。委員会の計画や運営する姿、それに応えようとする生徒の姿に、積極的な行動(ワーク)を感じました。その結果、下の写真のように、全校生徒で、48.3kgのペットボトルキャップが集まりました。すごい量です。今後について、美化ボランティア委員長に尋ねると「この後ジャスコにもっていきます。最終的にはワクチンになります。」ということでした。ご家庭や地域の皆様、ご協力ありがとうございました。

台風14号。本校の一番の被害は杉枝!

 9月17日から9月19日までの台風14号接近に伴い、相良村をはじめ、人吉球磨でも大きな被害が出たところもあるようです。一日でも早い復旧復興を願っています。本校では、台風の影響で欠席した生徒はいませんでした。学校の校舎に被害はありませんでしたが、百年杉の杉枝が軽トラ10杯分くらい落ちていました。朝早く来た職員や生徒で、片づけをし、写真のように通れるようになりました。ありがたいことです。

職場体験に向けて、電話でアポイントメント。

 9月15日、2年生が、職員室から電話をしていました。何だろうと思って近づくと、受話器とメモを持ち、緊張しているのが伝わってきました。実は、10月4日の職場体験に向けて、事業所へアポイントメントの電話をしていたのです。受話器を置きホッとした生徒に感想を聞くと、「緊張したけれど、相手の方にうまく伝わったからよかったです。」とニコッと答えてくれました。

 当日は11の事業所に分かれて、職場体験を行います。事業所の皆様、受け入れていただき、本当にありがとうございます。また、本日の対応を含め10月4日当日も、大変お世話になります。そして、生徒たちをよろしくお願いいたします。

研究授業3年数学「新しい関数」

 9月15日、3年数学の研究授業を行いました。めあては「これまでの関数とはちがう、新しい関数について理解しよう。」でした。そして、下の写真のように、「ボールが斜面を転がるときの時間と距離の関係」について、自分で考えたり、ペアやグループで話し合ったりしながら、新しい関数「y=ax2」についてまとめていきました。ある生徒は、「y=ax2について、理解することができたのでよかったです。」と授業を振り返っていました。

 研究授業とは、授業者が「どのような授業を行うか。」という学習構想案を書いて、他の教師に授業を見てもらい、授業の検証を図る取組です。先生方は、年に2回程度、学習構想案を書いて、授業をお互いに見合うことにより、授業力の向上を図っています。

 

中体連秋季陸上競技大会。13種目で6位以内入賞。

9月8日、中体連秋季陸上競技大会が行われました。本校から31名が参加しました。その中で、13種目で6位以内入賞し、29点を獲得することができました。秋季陸上競技大会は、本年度最後の大会となりますが、賞状をもらった生徒、入賞した生徒、ベストタイムが出た生徒だけでなく、31名すべての生徒が、約1か月半の練習の過程と大会の場に立てたことにより、確実に成長につながったことと思います。本当によく頑張りました。

 

 

球磨教育事務所による学校訪問。生徒とともに創り上げる授業。

9月12日、19名の指導の先生方に訪問していただき、「球磨教育事務所による学校訪問」が行われました。3年に1回あり、訪問を通して指導・助言を仰ぎ、今後の学校教育の運営や指導に生かしていく取組です。生徒の姿、授業者の姿をもとに指導・助言されますが、肯定的な評価ばかりでした。3つ紹介します。「生徒が素直で、学びに向かっている姿に驚いた。」「先生と生徒の関係がよい。」「先生たちは、授業を工夫しながら改善する姿がしっかり見られた。」ありがたい言葉です。先生方や生徒に返していきながら、「生徒とともに創り上げる授業」の更なる向上を図っていきます。

 

「3年けテぶれノート」家庭学習でも学力向上を!

3年生の担任の先生が、授業の空き時間にノートを見ておられました。そのノートは、「けテぶれノート」でした。「けテぶれノート」とは、「け=計画、テ=テスト、ぶ=分析、れ=練習」の4段階で行う自学ノートです。これをきちんとやっている生徒は、家庭学習でも学力向上につながっているそうです。ある生徒の「けテぶれノート」を紹介します。この日は、社会と日記と英語を行っていますが、特に、社会は、4つの段階がしっかり見えます。自ら計画して家庭学習を行う習慣が身に付いています。家庭学習でも、学力向上を図っています。

2学期もVとWで、成長を!

 各教室に、2学期の目標が掲示してあります。3人の生徒の目標を紹介します。「1つ1つの行事に、積極的に取り組み、小さなテストでも手を抜かず、全力でテストをする。」「知:手を挙げて発表する。徳:大きな声であいさつする。体:毎日体を動かす。」「2学期の成績が入試に関わってくるので、校内模試や定期テストだけでなく、普段の授業での発表など、自分に足りない力を補っていく期間にしたい。」

 目標は掲げるだけではなく、書いて掲示したり、人に話したりして、目標共有することが大切です。これが「V(ビジョン)」です。あとは、W(ワーク)が大事になります。ワークとは、「積極的な行動」です。目標達成に向けて、積極的に動くことが、成長につながります。105名の生徒一人一人が、しっかり成長できますように、教職員19名で関わっていきます。

 

中体連秋季陸上の推戴式。9月8日(木)本番。

9月5日、球磨人吉中体連秋季陸上競技大会の推戴式が行われました。相良中学校代表として31名が選ばれ、7月21日から約1か月半の練習を積み重ねてきました。短い期間でしたが、ここにいる31名は、「走る」や「跳ぶ」という基本の動きを極めることに挑戦してきました。この挑戦する姿、努力する姿は、とてもかっこよかったです。当日は、「できる。」「大丈夫。」「あきらめない。」というポジティブ思考で競技に挑んでほしいものです。結果がどうであれ、必ず各自の成長につながります。9月8日(木)が本番です。ファイト!31名の陸上競技の選手たち。

「救給カレー」自然災害や食育を考える。

9月1日の「防災の日」、給食の献立の1つは「救給カレー」でした。救給カレーは、平成23年の東日本大震災をきっかけに開発された非常食です。食べた感想を紹介します。「災害が起きた時に、容器なしで手軽に食べられるとところがいいと思いました。」「最初からお米も混ぜてあって、とても食べやすかったです。災害の時の少ない食料の1つなので大切に食べたいです。」自然災害や食育について考えた1日となりました。

POPで本の紹介。読書の更なる啓発!

9月1日の朝自習は、POPを書く時間でした。夏休みに下書きをして、清書を1週間程度かけて完成させます。POPとは、他の人が読みたくなるような本の紹介文のことです。図書委員会の取組の1つです。今後、全校児童が書いたPOPが図書館前に掲示され、読書への更なる啓発が図られます。どのようなPOPが出来上がるのか楽しみです。

文化祭に向け、2学期の総合的な学習の時間スタート。

 8月30日の6校時、総合的な学習の時間は、各学年文化祭に向けたスタートの時間でした。1年生は、水俣病患者のビデオを見て、学んだことや感じたことを書く学習。2年生は、職場体験のオリエンテーションとして、身につけたい力等を明確にする学習。3年生は、文化祭で、発表したいテーマについて検討する学習でした。どの学年も、11月13日(日)の文化祭に向けて、スタートを切りました。自分たちで課題や目標を立てながら、自分たちで学び進めていく時間です。文化祭での生徒たちの発表をお楽しみにしておいてください。

 

 

2学期始業式での生徒発表。「夏に成長した姿」

8月25日に、2学期の始業式が行われました。各学年の代表の発表がありましたが、それぞれ、夏の思い出や2学期の目標を体育館のステージ上で発表しました。3年生代表の生徒は、2つの夏の思い出を発表しました。その一部分を紹介します。この夏、成長しています。

「1つ目は、陸上です。始めは受験生ということもあり、練習に参加するか迷いがありました。しかし、中学校最後の年なので、後悔しないよういろんなことに挑戦しようと思い練習に参加することを決めました。(中略)みんなと一緒に声を掛け合いながら一生懸命走っていくうちに、体力がつき、長い距離を走り終わった後に達成感が感じられるようになりました。(以下省略)」

「2つ目は、勉強です。受験生という自覚をもって、今までとは違って、『勉強に充実した夏休み』を送ることができたと思います。今年は、受験に向けて学習会がありました。私は、自分の苦手な分野が少しでも解けるようになったり、得意な分野がさらに伸びるように取り組むことができたと思います。(以下省略)」

宿題点検。順調に進んでいる?

8月1日、全学年で宿題点検が行われました。夏休み課題表が配付されたのが終業式の日(7/20)でした。その日から、12日目の点検日です。あと夏休みは23日。「もう三分の一が終わった。」か、「まだ三分の二もある。」か、どちらにせよ、月日のたつのは早いものです。なお、順調に進んでいる生徒が多かったようです。

夏休み出張インタビュー「教えて!歯医者さん。」

7月21日、保健委員会の3年生が、夏休みを利用して、出張インタビューに出かけました。学校前からバスに乗り、佐々木人吉駅歯科へ出張です。目的は、全校生徒に歯科受診の大切さを伝え、自分の歯を大切にしてもらうためです。まず、保健委員会では、1学期にアンケートを行いました。そして、生徒から出てきた質問を、学校歯科医師の先生に直接お尋ねして、答えてもらおうと企画したのです。今後、インタビューの内容を整理し、2学期に生徒へ啓発する予定だそうです。この企画力、行動力、大変素晴らしいです。

3年生夏休み学習会。夏に学びの蓄えを!

3年生夏休み学習会が、7月21日から8月8日までの期間に、合計9日間行われます。5教科に限定して、1日45分の3コマの学習会です。郡市中体連も終わり、気持ちを受検に切り替えて勉強を頑張っている3年生です。夏に学びの蓄えをして、受験に挑戦してほしいです。

1学期終業式の校長の話「4つの力を振り返ろう!」

 7月20日、終業式でした。校長の話では、「『相良中学校で身に付けたい4つの力』について、振り返ろう。」という話をしました。まず、校長として、1学期の生徒の姿をもとに振り返りました。確実に「元気な学校」「成長できる学校」になってきています。

 そして、生徒にも、この後、教室に帰ってから、タブレットを活用して、4つの力について振り返ってもらうようにしました。全部で16の質問です。1~4が「挑戦する力」について、5~8が「発表力」について、9~12が「思いやる力」について、13~16が「元気力」についての質問です。先生方にも、同様の質問に答えてもらいます。また、保護者の皆様には、その結果をもとにしながら、2学期始めに学校評価をしてもらいます。その際は、よろしくお願いします。

保護者の皆様、地域の皆様、1学期の学校教育へのご理解とご協力、本当にありがとうございました。