日誌

効果的な復習の方法!「確認」→「納得」→「習熟」

9月27日、1年1組の理科の授業は、中間テストに向けた復習でした。ある生徒は理科ノートで復習していました。見ると、赤い丸と青い丸がありました。尋ねると「1回目が赤い丸で、間違えた問題を2回目したときに、青い丸を付ける」ということでした。いい勉強をしているなあと感心しました。1回目は、「確認」なんです。分かっているか、分かっていないかの確認をしているだけなんです。ここで終わるのは、復習とは言いません。さて、2回目は、間違えた問題のみを解くのです。時間も短縮されますし、効率的です。

隣の生徒を見てみると、理科プリントを丸付けしている途中で止まり、何かを読んでいました。「おさえておこう」「記述サポート」という解説のコーナーを読んでいたのです。そして、納得して、丸付けの続きを再開しました。間違えた問題には、この「納得」が大切なのです。この生徒もいい学びをしていました。

この2人の生徒の学びから、「効果的な復習の方法」をまとめると、次のようになります。

「確認(1回目の丸付けをする)」→「納得(解説をよむ等)」→「習熟(間違えた問題のみを解く)」

この方法は、家庭学習でも使えます。家庭学習は、復習が多いです。是非、この効果的な復習の方法を活用して、家庭学習でも知識を増やしていきましょう。