日誌

人権感覚を磨く。「知識」+「雰囲気」

12月5日から12月22日まで、2学期の人権旬間が行われています。メインは人権学習(2時間)です。1年生は「ハンセン病回復患者等の人権(正しく学ぶ)」と「北朝鮮拉致被害者の人権」、2年生は「ハンセン病回復患者等の人権(深く学ぶ)」、3年生は「同和問題についての学習(進路保障)」です。また「学級の人権宣言の見直し」も行いました。「人権感覚を磨く」とよく言われます。人権感覚とは、「自分の大切さと同じように、他人の大切さを認めること」です。つまり「思いやる力」です。さて、どのように育てていくか。例えば「いじめはいけない」という「知識」だけでは不十分です。もう一つの方が大事です。それは「雰囲気」です。「いじめを許さない雰囲気」が浸透するクラスや学校で生活することを通して、生徒は「いじめを許さない人権感覚」を身に付けていくものです。道徳の授業を中心に、すべての教科等で「知識」と「雰囲気」を身に付けながら、人権感覚を身に付けているところです。それが学校です。