学校生活

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人権教育講演会(12/5)の感想文を紹介します。

    講師の伊藤華様と坂西信平様をお呼びして、体育館で人権教育講演会「いのちの終わりを見つめて~生きる力を支える絆~」を開きました。生徒達の感想を紹介します。

1年 佐藤美郁さん
 私は伊藤さんと坂西さんの話を聞きました。ゆうや君が突然事故にあって意識がない状態になり、伊藤さんはずっとゆうや君のそばにいて看病していた話から、母親の愛情の深さを感じました。私の弟も怪我で病院に運ばれたことがありました。その時のお母さんはとても悲しそうでした。私も不安でいっぱいでした。弟が元気になってくれてとても嬉しかったです。私のお母さんも、ゆうや君のおかあさんも、自分の子どもが事故にあったら、とても心配するんだなと思いました。あらためて命の大切さを知りました。お話ありがとうございました。 

2年 橋本 亜衣聖さん
 先日は私達のために素晴らしいお話をしていただきありがとうございました。
 講演会の話を聞き、命の大切さをあらためて実感しました。お母さんはゆうや君が自転車から落ち、事故に遭い、まさか自分で呼吸できなくなるとは思ってみなかったと思います。 私には大好きだったひいお婆ちゃんがいました。ひいお婆ちゃんは93才でした。ずっと元気で長生きしてくれると思っていました。今年の10月4日、大好きだったひいお婆ちゃんは天国に旅立ちました。ゆうや君の告別式の写真をスライドで見た時、私はひいお婆ちゃんの事を思い出し思わず涙してしまいました。お母さんは講演の中で「ゆうやは私の中で生きています。」という言葉を聞き共感しました。脳死状態のゆうや君はお母さんの誕生日に腕を動かしたり、血圧を20から60に上げるなどしました。「ゆうや君はとても強いな」と思いました。ゆうや君はお母さんや友達、病院の先生等、みんなに愛されていたんだなあと思いました。本日は貴重なお話をしていただきありがとうございます。これからも自分の命を大切にしていこうと思います。 

3年 武市 晴花さん
 今回の講演会を聞いて、命の尊さをあらためて感じました。また、当たり前の日常が突然、奪われることの怖さも感じました。最後まであきらめずにゆうや君のそばにいたお母さんの姿に感動しました。ゆうや君の友達も、学校に行ってなくて不良と言われているけど、本当はとっても心のやさしい人達なんだと思いました。今回のお話で、「人権」の大切さを考えさせられました。人権を尊重する社会を築くために「一歩を踏み出す」ことは簡単なことではないけれど頑張りたいです。そして、今自分が健康な体で生きていけることに感謝したいです。今回はお話していただいてありがとうございました。                       
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