産山学園の生活(学園ブログ)

2022年2月の記事一覧

スマホ・ケータイ安全教室開催-5~9年生参加-

 NTTdocomoの協力により、本日標記教室を開催しました。

福岡のスタジオと産山学園をオンラインでつなぎ、講話と演習形式で学習しました。

最初に、使いすぎによる影響として、睡眠不足、学習時間の減少、依存症等になる場合があることを指摘されました。そのために、利用を制限するアプリの活用、電源を切る、スマホと距離を置く等のアドバイスがありました。

また、帰宅後から就寝までの過ごし方を視覚化し、時間の使い方について一人一人見直しを行いました。

 メッセージのやりとりについては、言葉が短いと受け手に気持ちが伝わらないことがあること、送信前にメッセージを一度読み返してみること、相手に直接聞いてみる等によってトラブルを回避できることを学びました。

 さらに、プライバシーに関する画像については誰に対しても、送らない、撮らない、要求しないということを説諭されました。

 まとめに、スマホ・ケータイを上手に使うためには「想像力」を働かせること、「相手のことを想像する」ことが大切であることを話されました。

 生活に必要なツールとして定着していますが、今日の事例を自分事として捉え、スマホ・ケータイと上手に付き合ってほしいと思います。

 教室を開催していただいたNTTdocomoの関係者の皆様にお礼を申し上げます。

 

今月おすすめの本

 図書室をのぞいてみると、カウンター近くに特設コーナーがあります。

今月は、猫に関する本が並べられています。

2月22日は、「2」の数字が並んだ「ニャーニャー」と掛けて猫の日だそうです。

学習図書委員会のアイデアで実現しました。

かわいいポップも学園生の手作りです。

猫好きの人は必見です!

 

 

避難訓練(地震対応)実施

 本日、地震発生時の避難訓練を行いました。

先月、日向灘を震源とする地震があったばかりで、産山村でもかなり大きく揺れました。

揺れの大きさに改めて地震の怖さを感じたところです。

地震から日が経っていないということもあり、今日の訓練は一層真剣に取り組む姿が見られました。

地震が発生したら、自分の命を守る行動をとること。

そのために、①姿勢を低くする、しゃがむ  ②頭や体を守る  ③揺れが収まるまで動かず待つ 

ことを伝えました。揺れが収まっても慌てて飛び出さず、周囲の様子を見て避難することも付け加えました。 

 日頃からの訓練や防災用品の準備をしっかりしておくことが大切です。地震を防ぐことはできませんが、被害をできる限り小さくすることは備えによってできると思います。

 

8年生「福祉の仕事」について学ぶ

 本日、なでしこの里及び熊本県社会福祉協議会の協力をいただき、8年生が福祉について学習しました。

本学習は、社会福祉法人 熊本県社会福祉協議会が実施している「福祉のお仕事 魅力発信・出前講座」に申込み実現したものです。今回は、なでしこの里と県社会福祉協議会、産山学園をオンラインでつなぎ実施しました

 なでしこの里の職員の方から、なでしこの里の概要や介護の実際について話をしていただきました。利用者の方が1日を穏やかに過ごせるように、職員は言葉かけやマスクで顔が隠れてしまうため表情を大切にしているとのことです。また、暑さ寒さの感じ方に個人差があるため、布団の種類やエアコンの温度設定は各部屋ごとに行っているとのことでした。

 なでしこの里職員の方に産山中出身の方がおられ、介護職に就くきっかけとなったのが中学校の時に学習した子どもヘルパー活動であったことも話されました。また、産山村の高齢化に何か自分ができることはないか考え、この仕事を選んだと話された方もいらっしゃいました。講話が終わると、8年生から質問がいくつも出され、丁寧に答えていただきました。学園生にとって福祉の仕事を身近に感じることができました。

 コーディネートしていただいた県社会福祉協議会の皆様、なでしこの里の皆様、多くの学びがありました。ありがとうございました。

漢検に挑戦しました!

 本日、日本漢字能力検定(漢検)を行いました。

漢検は、漢字の力を測る技能検定です。漢字の読み、書きという知識だけにとどまらず、漢字の意味を理解し、文章の中で適切に使える力も測ります。企業や教育分野でも注目されている検定試験です。

 今回は3~8年生は全員受検、1・2・9年生は希望者が受検しました。段階は、10級~1級までありますが、今の実力に合わせて受検級を選択しています。

 漢検を通して、基礎学力の向上に役立てたいと思います。

 

9年生期末テスト始まる

 本日(4日)から8日(火)まで、9年生は期末テストに挑戦します。

学園生活最後の定期テストです。

これまでの学びをしっかり発揮できることを期待しています。

下の写真は、3校時理科の様子です。

地学(天体)の問題を解いていました。

4日(金)国語、音楽、理科

7日(月)英語、保健体育、社会

8日(火)数学、技術・家庭

健康に留意してがんばってください!

 

講師を迎えて校内研修を開催~オンラインによる学園職員の学び~

 本日、学園職員の指導力向上のため、校内研修を行いました。今回は、オンラインで研修を行いました。

 研修講師を熊本大学教育学部附属小学校の大林将呉先生に依頼しました。大林先生は、附属小で研究部長を務めておられます。

 研修内容は「学習評価」についてです。学習評価と学習指導の関連、目指す評価の方向、算数を題材とした具体的評価の方法等について学びました。

 評価を学ぶことで授業改善を行い、子供主体の授業に転換していくことを十分認識する機会となりました。目の前の子供の姿に合わせて、固定観念にとらわれない授業を今後も目指していきます。

 大林先生の実践は、本校職員にとって大きな学びとなりました。明日からの授業に生かしていきます。講話をいただきありがとうございました。

 

 

 

7・8年生職業講話~産山診療所長 井清司様を講師に迎えて~

 本日は、産山村診療所長の井清司様を講師に迎え講話をいただきました。井先生は、昨年4月に産山村の診療所に着任され、週2回診療所に勤務されています。

 産山村出身の井先生は、大学卒業後、沖縄県立の病院や海外ではカンボジア、インドなどで日本の医療救護班として活躍されました。また、熊本赤十字病院では、救急部長として災害のトップを担う病院の責任者としても尽力されました。さらに、1995年の阪神大震災や1989年の台湾中部地震など、災害時の医療も支えてこられました。

 井先生は、「人生には厳しい時期があるが、自分から飛び込んでいかないと自分が成長できない」と力強いメッセージをいただきました。また、「チャンスと思ったら進んでそのチャンスをつかむことが大切」とも話されました。学園生のこれからの人生に大きな示唆を与えていただきました。

 最後に、井先生が大切にされている「望みあれば 道あり」という言葉を紹介されました。講話が終わると、学園生は明るい希望を持つことができました。

 井先生、学園生のために講話いただきありがとうございました。今後とも産山村をよろしくお願いいたします。