学校生活の様子

校内人権集会 合唱「花は咲く」

9月16日(金)の6時間目に、人権集会が行われました。今回は「平和を求める人権集会」として、株式会社 俵山交流館 萌の里 代表取締役 大谷 光明(おおたに みつあき)さんに、戦争の体験談などの話をお聞きしました。大谷さんから、自分の身内が戦争で亡くなったこと、小学1~2年生の頃は道具が揃わず、満足に勉強が出来なかったことなどを話していただきました。子どもたちもとても真剣に話を聞いていて、その後の感想には「西原でもそんなことがあったなんて知らなかった」「改めて命について考えることができた」「家族を大切にしたい」など書いてあり、命や家族について考える良い機会になりました。最後の合唱「花が咲く」では、心のこもった大きな歌声が西原中に響きました。人権の花、復興の花が咲き誇ることを願っています。

地震避難訓練




























  9月1日防災の日に合わせて地震避難訓練を実施しました。主な目的は「自分の命は自分で守る」ために、「万一の地震に備え、的確に状況を判断し、冷静かつ機敏な行動ができるようにする」ことです。そのために次の3点を指導しました。
(1)災害発生時の心構えと行動
    地震が発生したら防災頭巾をかぶり
   「1 低い姿勢を取る」
   「2 机の下等で頭を守る」
   「3 そのまま動かずに揺れがおさまるのを待つ」
(2)避難の仕方
    避難するときの合い言葉 おかしの徹底「押さない、駆けない、しゃべらない」
(3)避難場所は運動場 
  防災頭巾はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンから寄贈してもらいました。ありがたいことです。今回の訓練で初めて使用させてもらいました。
 避難の様子は立派で全員防災頭巾を被り私語もなく、避難指示から3分34秒で避難が完了しました。その後、安全委員会(委員長、副委員長)の進行で防災集会をしました。校長先生が、「災害は忘れた頃にやって来る。そして、災害の時には、考動(しっかり考えて行動する)が大切である。」と話されました。防災集会の最後に委員長が「今日の避難訓練で学んだことを地震の時に生かして下さい」と話しました。
 今後、実際に大きな地震が来ないことを祈っています。しかし、常に災害が来た時の避難については意識しておくことが重要であると思います。

ひと足早く2学期始業式!!!

















 8月22日(月)に西原中学校は2学期のスタートを切りました!まだまだ残暑が厳しい中,1時間目の大掃除では,みんな体操服に着替えて,汗を流しながら無言清掃に取り組むことができました。2時間目は体育館で始業式です。1学期末まで避難所として使われていた体育館も,今学期から学校生活で使えるようになりました。生徒代表の意見発表では「仮設住宅を作ってくださった方への感謝」「たくさんの方に助けてもらった」「温かい声をかけていただいた」といった震災に関しての様々な思いが発表されました。また,「前向きに行動することの大切さ」「自分の役割の自覚」「自信を持ってポジティブに行動」といった意気込みも聞くことができ,とても頼もしく感じたところです。学校長の話では,「考動(こうどう)」をキーワードに,自ら考えて行動することの大切さについて確かめたところです。新しいALTとしてジョセフ先生も迎えることができました。行事の多い2学期ですが,学習面・生活面のどちらも手を抜くことなく,皆で力を合わせて頑張りたいと思います!

西原「絆」プロジェクト第一弾!

























 7月19日に,西原絆プロジェクトの第1弾として,グラウンドに全校生徒で人文字をつくりました!熊本震災に際して,たくさんの支援やメッセージなどを頂いたお礼として,先ずは,元気に頑張っている自分たちの姿を全国の皆様に届けたいと思ったからです。避難所としての役割を終え,体育館や運動場も学習で活用できるようになりました。まだまだ大変なこともありますが,様々な経験をバネにして,感謝の気持ちを忘れずに,これまで以上に学校生活を頑張っていきたいと思います!

「負けんバイ」西原!!


















 西原村教育委員会から西原村の復興に向けてスローガンを作ろうと呼びかけがありました。生徒会執行部で話し合いをした結果「負けんバイ西原!!輝く未来へ一歩ずつ」と決定しました。私たちは被災しましたが、みんなで支え合いながら生活しています。そして、輝く未来のために、歩ずつ歩み始めています。様々な困難を私たち西中生全員で力を合わせて乗り越え、西原を盛り上げていこうという思いが込められています。