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学校生活(ブログ)
オンライン学習の様子(その5)
9月3日(金)から始まった分散登校も、本日で8日目。本校では開校間もない5月から、オンライン授業の実施に向け、計画的・段階的に取り組んできたので、今やオンライン授業は日常的なものになりつつあります。1年生では、数学(森教諭:左写真)と国語(内田教諭:中央写真)の授業をやっていましたが、どちらも安定感のある授業で、もう何年も前からオンライン授業をやってたのではないかというぐらい堂に入っています。
しかし、当初の私(校長)の方針としては、コロナ禍への対応というより、文部科学省が推奨している「コミュニティスクール」と「地域学校協働活動」を両輪とした「学校と地域でつくる学びの未来」を実現するため、オンライン教育はいずれ必須なものになるとの認識から準備を進めていたものでした。例えば、菊池恵楓園自治会の皆様や校区内にある黒石原支援学校の児童生徒との交流やボランティア活動、県立農業大学(農業公園)や九州沖縄農業研究センターと連携した環境(SDGs)教育、国立熊本高等専門学校と連携したプログラミング教育など、様々な教育活動が考えられます。いずれも現段階では想定の範囲内ですが、いざそれを具現化しようとした時、オンライン教育の環境が整っているのとそうでないのでは、雲泥の差があると考えていたのです。
デルタ株のまん延により、いみじくも分散登校等の事態への対応として、オンライン教育が威力を発揮することになりました。しかし、前述した方針から言えば、オンライン教育の真価が問われるのは「ポストコロナ」だと考えています。
2年生のオンライン授業を見にいくと、タブレットPCの内蔵カメラではなく、外部に高解像度のデジタルビデオカメラを接続して配信していました(右写真)。2学年主任で英語担当の深水教諭の話では、「電子黒板を使う授業では(ユニバーサルデザインの視点から)画質はとても重要」なのだそうです。私は「旗を振っている」だけですが、先生方が生徒たちと共にどんどん工夫・改善を図り、より効果的な実践を模索してくれています。
体育大会開催の可否についての話し合い
本日(10日)の始業前(8:00)に、2年生の生徒会及び体育大会のリーダー(団長、代議員、体育委員長)に急遽集まってもらい、私(校長)を含む関係職員との間で、体育大会開催の可否についての話し合いを持ちました。
この話し合いは2回目です。また、分散登校中なので、自宅グループの生徒はオンラインで参加してくれました。
9月2日(木)に行った1回目の話し合いで、開催を望むリーダーからは、単に「体育大会で盛り上がりたい。楽しみたい」というような短絡的な意見ではなく、「体育大会を通して、学年・学級や上・下級生間の繋がりを深めたい」、「合志楓の森中の歴史と伝統を創るきっかけにしたい」、「創立1年目の本校の姿を保護者や地域の皆様に発信したい」など、前向きな意見ばかりでした。このような生徒の誠実で直向きな様子から、校長としても「仮に無観客(映像配信)になったとしても、開催できないものか」と考えていました。
しかしながら、この度の「まん延防止等重点措置」の延長、さらには、児童生徒を含む本市内での感染の広がりなどを踏まえ、本年度の体育大会は中止という苦渋の決断に至りました。
参加メンバーは、私の話に心から耳を傾けてくれて、その後、一人ひとり自分の思いを述べてくれました。メンバーからは、「残念だけど、来年度の体育大会でその分まで頑張りたい」、「練習中に1年生と交流を深めたことはとても意味があった」、「体育大会の練習でまとまってきた学級の力をその他の活動に活かしたい」、「悔しさはあるがリーダーとして頑張った経験をこれから役立てたい」、「いろいろな不安がある中、正直ホッとした気持ちもある。新型コロナが収まったところで、思い切り体育大会をしたい」など、本校のリーダーたる生徒たちの意識の高さに、私は目頭が熱くなるのを禁じ得ませんでした。「これほどまでに純粋でありながら、かつ大人の判断力も備えているのか‥‥」残念な思いを持ちつつも、このような素晴らしい生徒たちがいる中学校の校長である幸せを噛みしめることになりました。
オンライン学習の様子(その4)
昨日(8日)、音楽担当の矢野教諭の初任者研修として、菊池教育事務所の河野指導主事が来校され、当人の授業を参観された後、直接ご指導をいただきました。今は分散登校を実施中ですので、ありのままのオンライン授業を見ていただきました。私(校長)もちょっと気になったので、授業を見に音楽室へ行くと、校歌の歌声が聞こえてきます。「あちゃー!! 県のリスクレベル5での歌唱の授業はダメなのに、やってしまったか‥‥。」一瞬、焦りました。しかし、よく聞くと流れているのは校歌の音源だけで、登校グループの生徒たちは口パクをしていました。一方、自宅グループの生徒たちは、飛沫を気にせず自宅で校歌を歌っていました。
また、鑑賞の授業に入ると、矢野教諭は自宅グループの生徒にも発表させたりして、うまく登校グループと自宅グループをミックスした授業をしていました。これには河野指導主事も驚かれ、「菊池管内の初任者は40数名いますが、その中でも1、2を争う素晴らしい指導」とお褒めの言葉をいただきました。「矢野教諭は、昨年度まで大学でオンライン授業を受けていたので、受ける側の立場で授業を考えるからでは‥‥。」とは、髙橋教頭の分析。なるほどですね。オンライン授業が始まってからというもの、若手の先生にベテラン・中堅の先生方がよい刺激を受けることも度々あるようです。
なお、右の写真は、町田1年主任が、オンライン授業へ参加している生徒に、出席フォームを提出いない生徒がいないか、実際の映像と照合して確認している場面です。その辺りのチェック体制も抜かりなくやるよう努めています。
飛沫防止のパーテーションを作っています
学校内には元からグループで学習することを前提に、テーブルを囲む様に座る教室がいくつかあります。中学校では理科室等がそれに当たり、新型コロナウイルスの感染防止対策上、好ましくない状況です。そのため、このままでは「まん防」が明けた後も、理科室での学習は控える必要が出てきます。
こういう場所には、飛沫防止用のバーテーションを設置しているのが公共施設等では見られます。そこで、購入できないものかとカタログ等を見たところ、かなりのお値段がします。今回必要になる考えている120cm✕80cmサイズにもなると、1万円をこえるのが普通で、安い商品でも6、7千円はします。ところが学校の本年度の備品費は、もうほとんど残っていません。
そこで、「お金が出せなければ、知恵と汗を出そう」と考えた私(校長)は、パーテーションを自作することにしました。消耗品費で材料を買い、加工・組み立てれば、1脚あたり千円程度で作れます。理科室の他にも、向き合うことが多い場所を想定して、30脚作る予定です。
ここまでを読んでいただければ、立派なことをしているように思われるかもしれませんが、実は私の趣味はDIY。この校長ときたら、楽しいことを職場でやっています。先生方はオンライン授業で日々格闘している時に、少し申し訳ない気持ちになっているところです。
なお、試作品は小学校のHPに角田校長先生が掲載してくださっているので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。
オンライン学習の様子(その3)
本日(7日)も、午前の3時間は分散登校で授業のライブ配信、午後の2時間は全員一斉のオンライン学習を行いました。
はじめは繋がりさえすればOKと思っていたのが、「より効果的な学習に」と考え出すと課題もたくさん見えてきます。また、生徒の各端末や各家庭のネットワーク環境に左右される不具合も数件上がってきており、情報担当の井上教諭は、「カスタマーサポートセンター」のような感じになっています。
さらに本日、ご家族に風邪症状があったため、念のため出勤を控えていただいた先生がいたのですが、授業はすでに予定に入っていたので、急遽自宅からのオンライン授業を実施することにしました。こちらは結果オーライで終了し、オンライン授業のバリエーションがまた一つ増えたようにも思います。
しかし、慣れに伴い、気になることもいくつか見え始めました。その一つが授業エスケープです。最初は授業に参加していたのにいつの間にかいなくなる(その場にいても別のことをしている)生徒がちらほら出てきています。また、Teamsにはチャット機能がありますが、そこでのコミュニケーションに「これはいかがなものか」と思われる表現が見られることも‥‥。これらは想定内のことであり、現在は新型コロナ感染防止対策のための緊急避難的な措置です。また、不可抗力のトラブルの可能性もありますし、もしオンライン学習についていけていない部分があれば、これは学校側に責任があるので、現在は様子見している状況です。ただし「先生たちは気付いていないだろう」と思っているのであれば、それは「甘い」です。とりあえず「いずれこっぴどく叱られることになる前にちゃんとしておいた方が身のため」と言っておきましょう。体験的に「情報モラル教育」を充実していくことも、今後考えていきたいと思っています。
オンライン学習の様子(その2)
本日(3日)から分散登校が始まり、本校では午後の2時間の授業は、全員が自宅でオンライン学習を行いました。速報では、本日授業に参加できなった生徒は3名のみ、あとは全員出席扱いです。
1コマ目は1年生が社会、2年生は国語。2コマ目は1年生が国語、2年生が理科でした。写真は2コマ目の様子ですが、先生が方もすいぶん慣れてきており、両学年部のスタッフ総掛かりでサポートし合っているので、「配信不能」の状況に陥った授業は一つもありませんし、むしろ思った以上に順調と言ってよいと思います。
ただし、どうしても現状では一方向の授業にならざるを得ない面があって、50分丸々となると教師も生徒も若干つらい面があるかもしれません。その点はブレークアウトルームや画面共有等を活用していけば、幾分は解消できると思います。ただし、オンライン学習が万能であるとは全く思っていません。むしろ対面学習でしかできないこと、対面学習だからこそ効果があることが、オンライン学習をやって見えてきました。目指すは「ハイブリッド教育」です。
少なくともまん延防止重点措置(合志市立学校の分散登校)の期間は、この対応を続けていくと思います。合志市の市長様をはじめ財政当局、合志市教育委員会事務局の皆様のご尽力により、タブレットPCやネットワーク環境の整備を急いでこられたのは、まさしく「今の状況に対応するため」と言っても過言ではないでしょう。そのような皆様のお気持ちに応え、費やされた膨大な予算の費用対効果を上げるためにも、まずは本校において先進的事例を積み重ねて参りたいと思っています。
オンライン学習の様子(その1)
昨日(30日)から、新型コロナウイルス感染症に関連してお休みしている生徒に学びを保障するため、授業のライブ配信を行っています。基本的には、普段通りの教科の授業を行い、教室のほぼ中央に設置した教師用のタブレットPCの内蔵カメラを通じ配信(一方向)しています。ただし、配慮や支援が必要な生徒に対しては、もみじ学級の担任等がサブのタブレットPCでチャットを行うなどして双方向やりとりをすることも可能です(左写真)。
現時点の課題は、実技や実習を伴う授業にどう対応するかです。中央の写真は1年生の保健体育の授業ですが、とりあえず座学でできる学習内容を中心に行っています。
一方、登校している生徒にとっては、教室中央にタブレットPCがあること以外、何の変わりもなく、挙手したりして普通に授業に参加しています(右写真)。そのため、オンライン学習に参加している生徒も、おそらく教室に座っているのと同じような感覚だと思います。ただし、画面は黒板を中心に固定されているので、周りの友達の様子は、教卓前の数人しか分かりません(声は聞こえます)。生徒同士が話し合ったりする学習は、むしろ全生徒が自分のタブレットPCでオンライン学習に参加し、ブレークアウト ルーム機能等を使用し、お互いの顔を見ながら行った方が効果的なのかもしれません。
2回目のオンライン授業
本日(27日)の午後、第2回目のオンライン授業を行いました。第1回目は学級担任による学活で、オンライン教室に着席することが目標でしたが、今回は教科担任による教科の授業を2コマ行いました。
今回のオンライン授業については、合志市内の小中学校に実施することをお知らせしていたので、合志楓の森小学校の先生方はもちろん、近隣の小中学校からも多くの先生方が見学に来られていました。
オンライン授業と言っても様々。見るからに「東進ハイスクールの林先生」のような授業をされる先生もいるかと思えば、オンラインとは思えないほど普通に生徒と会話をしながら授業を進める先生、デジタル教科書を提示したり、画面共有したExeclデータ等を教材としたりする先生‥‥‥。7学級×2=累計14コマ、色々な方法を試していました。また、生徒たちの方はとても順応が速く、思った以上にスムーズな流れで進行した授業が多かったように思います。とは言え、生徒によってはうまく画面が見れなかったり、音声が聞き取りにくかったりなど、トラブルがあったかもしれません。これらも今後につながる大切な知見となりますので、安心安全メールでアンケートを配信させていただいています。ご協力いただければ幸いです。
なお本日、プリントや安全安心メールでお知らせしましたとおり、本校では、対面授業とオンライン学習の「ハイブリッド教育」を実施できる環境が整いつつあります。今後は、仮に学校にお休みすることになった場合でも、オンライン学習(授業のライブ配信)を活用することによって、登校した場合とほぼ同等の学習を保障できるものと考えております。新型コロナウイルス感染症に関連するお休みが必要となった場合は、遠慮無く学校にご相談いただきますようお願いします。
徹底した消毒作業
合志楓の森小学校・中学校では、スクールサポースタッフが2人(小学校籍1人・中学校籍1人)、日常的に校内の消毒作業を行っていただいていますが、まん延防止重点措置が発令されているこの期間は、さらに対策を強化し、児童生徒が下校した後、教職員全員で校舎内の様々な場所を徹底的に消毒することとしました。
先生方にも「この小・中学校からクラスターを発生させない」と、精一杯の努力していただいています。児童生徒の皆さんにも、現状の深刻さをしっかり受け止めて、自分にできる感染防止対策にはしっかり取り組んでほしいと思っています。
新型コロナウイルス感染症予防についての徹底指導
オンラインで行った夏休み明け集会後の学活の時間に、各学級でプレゼンのスライドを用い、新型コロナウイルス感染症予防について改めて徹底指導を行いました。
内容的には、これまでの基本的な感染予防対策の徹底に加え、自らの健康観察の重要性、特に体調に異変かあったり家族等に感染の恐れがあったりする場合は、用心して登校を控えること等の説明がありました。
ここまで感染(デルタ株)の広がりを見せると、「うつるかも」だけではなく「うつしてしまうかも」をしっかり意識して行動することが求められます。「感染しているかもしれないというリスクを持ったまま学校に来てしまう。」といったヒヤリ・ハットが起きないよう、保護者の皆様にもご理解とご協力をお願いいたします。
なお、この指導で使用した生徒向けプレゼンを下に掲載していますので、よろしければご確認ください。
オンラインの夏休み明け集会
本日(26日)の1校時、夏休み明け集会をオンラインで行いました。まず、1,2年生及び生徒会執行部の代表合生徒の夏休み中の振り返りと前期後半以降への抱負についての発表がありました。発表した3人とも、社会体育や部活動については大変充実した夏休みだったことがうかがわれましたし、今後へ向けた意気込みについても、並々ならないものを感じました。この3人と同じようなレベルに本校生徒全員の意識があったなら、とんでもなくすごい学校になることでしょう。
私(校長)からは、今回もプレゼンの画面を共有して講話をさせていただきました。そのスライドは下に添付しておきますので、ご覧いただければ、講話の内容がご理解いただけるものと思います(著作権に配慮して一部修正をしています)。
その後、生徒指導主事の後藤教諭からの指導がありました。とにかく夏休み中、誰1人大きな事故や事件に巻き込まれることもなく、無事に前期後半を迎えられたことをとてもうれしく思っていることろです。
中体連陸上大会へ向けて
コロナ禍の影響で開催が可能なのか不透明な部分はありますが、9月7日(火)には菊池郡市中体連の陸上大会が予定されています。この大会は各競技を点数化し、学校対抗で総合順位を出しますので、学校規模等によっては全ての生徒を対象に選手を選抜して出場する学校もありますが、本校は1,2年生だけの出場ですので学校対抗にはこだわらず、基本陸上部を中心に出場し、希望する生徒のみ出場選手の候補者とすることとしています。ただし、10月22日(金)に開催予定の駅伝大会については、陸上部以外からも有望な選手を選抜させてもらうことにています。
昨日(20日)は久々の晴れ間が見られましたが、本日は再び雨で陸上部は室内練習をしていました。私(校長)が見に行った時、短距離メンバーは武道場の柔道畳の上でストレッチをしていました。一方、長距離メンバーは「合志のおか」の吹き抜け階段を使ってのインターバル練習でした。こちらは屋外での練習よりハードではないかというぐらい選手たちの息があがっており、陸上部顧問の益﨑教諭曰く「良い練習場所」だそうです。
いろいろと好都合な練習環境(卓球部)
本校の卓球部は、練習場所として2階の多目的式室(2つありますが大きい方)を使用しています。
多目的室を使う利点は、まず強化ガラス窓に4面囲まれているのでピンポン球が散乱しないことです。また、エアコンが効いているので熱中症の心配も少なくなります。「大きな体育館があるのに」と思われる方がいるかもしれませんが、それほど広い練習場所を必要としない卓球部にとっては、かえって好都合のようです。ただし、全面ガラス張りなので、常に周りから見られているというプレッシャーは選手たちにあるかもしれませんね。
また、練習風景をのぞいてみると、顧問の森教諭がモニターPCに卓球指導の動画を流していました。選手たちは、映像(しかも大きな)で確認した動きをその場で実際にやってみることができ、なかなか進歩した練習方法だなと思いました。
校務支援ソフトのオンライン研修
本日(5日)の15時から、合志市立小中学校一斉に、校務支援ソフトのオンライン研修がありました。
本年度から、合志市内の小中学校には「スズキ校務」という校務支援ソフトが導入されました。校務支援ソフトとは、学籍情報や成績管理、健康管理などの情報を一元的に管理し、多忙と言われている教職員の業務の負担を軽減し、児童・生徒に必要な指導や支援をより行いやすくする環境を整えることを目的としたツールです。
分かりやすく例を言うなら、一度誰か児童や生徒の名簿を作成すれば、すべての職員がそれを活用することができ、これまでは教職員がそれぞれ自分のPCで行っていた業務の手間が省けることになります。つまり、校務支援ソフトを活用できる教職員が多ければ多いほど、業務は合理化・効率化することになるのです。そういうことでこの度、導入元の「スズキ教育ソフト(株)」のインストラクターと各学校をオンラインで接続し、研修をすることとなりました。
合志楓の森小学校・中学校では、職員室に3台のモニターPCを配置し、自分の校務用PCを操作しながら研修できように工夫してありました。写真では中学校の教職員の参加が若干少ないように見えますが、本校では井上教務主任をはじめ、ICTに堪能・精通している教職員が多く、既にかなりの部分で同ソフトの活用が進んでいます。そのため、参加している先生も「初めて聞く」というより、「今までやってきたこととの整合性の確認」や「今さら聞けない使い方やさらに便利なテクニックの習得」といった感じで研修を受けている先生が多かったように思います。言い訳が自慢になってしまいました。なお、この研修は夏季休業中にもう1回行われることになっています。
音楽部のNHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)への出場
昨日(4日)、県立劇場で開催されたNHK全国学校音楽(合唱)コンクール(熊本県コンクール)に音楽部が出場しました。なんと本校音楽部が、全ての出場校の最後、つまり「大取」をつとめたそうです。審査結果は「奨励賞」ということでしたが、顧問の先生方のお話では、本番がこれまでで一番素晴らしい歌声だったたとのことです。
今回はコロナ禍のため無観客で実施されましたが、県立劇場のコンサートホールで歌った経験は、今後の練習の貴重な糧になると思います。来年度の3学年揃った(男声も入れた?)合唱でのさらなる飛躍に期待しています。
なお、本番の動画をteamsで共有していますので、音楽部の生徒のタブレットPCで視聴可能です。音楽部の保護者の皆様はぜひご視聴いただければと思います。
Nコンへ向けた仕上げのリハーサル
本日(3日)の4時半頃、体育館のステージで音楽部のメンバーが、明日のNHK全国学校音楽(合唱)コンクール(熊本県コンクール)へ向け、出勤している小・中学校の先生方を前に仕上げのリハーサルを行いました。なお、矢野教諭の友人でピアノ塾講師の吉田さんに伴奏をお願いしており、矢野教諭の先輩で声楽家の興梠さんには4回に渡りご指導をいただきました。
素人の校長の耳にはなかなかの仕上がりぶりに聞こえてきましたが、専門家から言わせれば、まだまだ奥が深い世界があるのかもしれません。1・2年生のみのメンバーです。その奥の深さを実際のコンクールの場でより突き詰め、来年度につなげてくれたらと思います。とにかく明日の本番は、これまでの練習の成果を発揮し、最高の歌声を披露してきてほしいと願っています。
小中合同の職員作業
本日(30日)の9:00から、小中合同で職員作業を行いました。作業は大きく2つで、西合志東小からの机・椅子の移管作業とエアコンのフィルター掃除でした。
児童生徒用の机・椅子は、小1~中3の9学年分の新品を揃えてもらっています。しかし、少人数教室等については、机・椅子が整備されていない教室があったため、現時点の応急措置として、来年度の中学校3年生分の机・椅子を使っていました。しかし、このままでは来年度困ることになるので、この夏休み中に、分離元で机・椅子に余りがある西合志東小学校から移管し、必要な教室にはそれらの机・椅子を充てて、来年度3年生分の机・椅子は本来の場所に戻すことにしました。途中から気温が上がり、大変な作業になるかと思いましたが、前半は練習を終えた陸上部の生徒たちも手伝ってくれ、思ったより早く作業が終わりました。
また、エアコンのフィルターもきれいになり、前期後半もエアコンの効きが維持できるのではと思います。
なお、今回も小学校・中学校の先生方が合同で協力しながら作業を行いました。何事も一緒に行えばコミュニケーションが生まれ、お互いの気持ちが近くなります。合志市が進めている小中一貫教育の発展・充実のためには、このような活動の積み重ねも大事だなと感じています。私(中学校長)は、軽トラの運転にかかりきりだったので、この写真は小学校の角田校長先生に撮ってもらいました。校長間の連携もバッチリです!!
夏休み中の小・中合同研修
本日(29日)、合志楓の森小学校・中学校の教職員は、終日研修の1日でした。
教育公務員特例法第19条に「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」と定められています。つまり、教員にとって「研究と修養」つまり「研修」は職務そのものであり、教職員にとって、夏季休業中は研修の稼ぎ期でもあります。
午前中はまず、特別支援教育の研修で、菊池支援学校の職員で本校の特別支援教育コーディネーターである荷方先生から「卒業後の生活がイメージできるといま必要なことが見えてくる」と題した講話がありました。
次は、テーマ研修ということで、合志市の小中一貫教育で中学校区ごとに定めている「育ちのものさし」の合志楓の森版を策定するためのグループセッションを行いました。
午後は、合志市教育講演会ということで、今年度はオンデマンド研修で、中島教育長の「志合わせて夢実現プロジェクト」についての講話を視聴しました(約半数の職員は前日に視聴済)。豊富な内容でここに書き出しはしませんが、中島教育長もスマホ・インターネット使用のルールについては特に心配されており、この他にも保護者の皆さんにも聴いていただきたい内容がたくさんありました。
合志市長を表敬訪問(九州大会出場の空手道)
本日(29日)、県中体連大会の空手道競技で女子団体形及び女子団体組手でダブル優勝した3人が、九州大会を前に合志市長を表敬訪問しました。この表敬訪問は、合志中及び西合志南中から別競技で九州大会・全国大会に出場する選手たちと合同で行われました。
私(校長)からの選手紹介、代表で山田さんからの誓いの言葉の後、荒木合志市長から激励の言葉をいただきました。市長からは、勝つことも大事だか、この機会を通じて精神的に成長してほしい。また、オリンピックでの選手の活躍を例に、プレッシャーを楽しさに変えられるよう頑張ってきてほしいとのお言葉をいただきました。
合志市当局には、このような選手の活躍に対して様々な配慮や支援をいただいており、3人の選手には感謝の気持ちも大切にして、精一杯競技してきてほしいと改めて思いました。
なお、空手道の九州大会は、8月8日(日)に沖縄県那覇市で開催されます。大会参加に当たっては、万全の感染防止対策とともに、事後の経過観察(行動自粛)をお願いすることとしています。
黒石原区からのテント寄贈
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21日(水)の午後、黒石原区から合志楓の森小学校・中学校に贈られるテント2張の寄贈式がありました。 |
大健闘! 県中体連大会(卓球・水泳)
24日(土)、25日(日)に、熊本県中学校総合体育大会(県中体連大会)が各会場で開催されました。
水泳競技では、本校から、髙橋君、野中君、西野君(全員2年)が出場し、西野君が200背泳ぎ及び100m背泳ぎで見事、決勝に進出しました。
卓球競技では、個人女子で、松本さん(2年)がベスト16まで勝ち上がりました。
いずれも大健闘です。来年がますます楽しみになってきました。
なお、県大会の最終結果は、トップページのトピックから下に移しました。
お守り(電話相談の相談窓口)を配付しました(SOSの出し方に関する教育)
21日(水)の夏休み前集会の後に時間をとって、保健主事で養護教諭の橋爪先生から「SOSの出し方に関する教育」の一環として生徒に配付する電話相談の相談窓口を記載した「お守り」についての説明がありました。
まずはじめに、「自分を大切にしよう~ストレスへの対処~」というビデオを視聴し、その後、生徒指導部の後藤先生と上林先生が寸劇を熱演し、「お守り」を紹介してくれました。
残念ながら日本は、自殺者数がOECD加盟国の中で韓国とならぶ最高水準であり、全体に占める割合は小さいものの児童生徒の自殺も毎年度起きています。児童生徒の場合は、特に学年末・学年始めや長期休業開けに起きやすいと言われており、熊本県教育委員会も「困難な事態、強い心理的負担を受けた場合等における対処の仕方を身に付ける等のための教育(いわゆる「SOSの出し方に関する教育」)」を重視するよう、夏休みを前に学校に求めています。そこで今回、このような活動を行ったところです。
この「電話相談の相談窓口一覧」は、お守りのような形をしており、財布や手帳、筆箱などに納め、いつでも見ることができるよう工夫しています。なお、宗教上の理由等で「お守り」の印がない方がよい場合は、遠慮無く学校にお申し付けください。また、下にこのお守りの型紙のファイルを添付していますので、複数枚ほしい場合や紛失した場合などは、印刷してご使用ください。おって、お守りに記載していない相談窓口(保護者向けもあります)も添付しておりますので、併せてご活用ください。
夏休み前集会
21日(水)の1校時、体育館で夏休み前集会を行いました。合志市立小中学校では、2学期制を試行しているため終業式ではありませんが、終業式と同じように、まずは各学年及び生徒会の代表の前期前半の反省及び夏休み(今後)の抱負の発表、次いで校長講話、校歌静聴(新型コロナ対策でまだ斉唱はしていません)という流れで行いました。
代表の発表では、そのしっかりした内容もさることながら、タブレットを活用したり、NO原稿で発表したりと、「さすが合志楓の森中の生徒!!」とても感心しました。それに引き換え私(校長)は、プレゼンテーションの設定に手間取り、生徒たちを待たせてしまいました。しかし、話の内容は生徒たちにしっかり伝わってくれたのではないかと期待しています。下にプレゼンテーションのスライドを添付していますので、ご覧いただければ講話の要点がご理解いただけると思います。
菊池郡市中体連大会校内表彰式並びに県中体連大会及び NHKコン(合唱)熊本県コンクール出場者推戴式
19日(月)の帰学活後、郡市中体連の校内表彰式、並びに令和3年度熊本県中学校総合体育大会及びNHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)出場者推戴式を行いました。
県中体連の推戴式については、日程の関係で先行開催された新体操(16日)及び空手道(18日)と前後してしまいましたが、空手道については、県中体連大会の女子団体形及び女子団体組手でW優勝したので、いみじくもその表彰も行うことができました。
25日(日)に熊本市総合体育館で開催される卓球競技は2年生の松本さん、24日(土)、25日(日)に熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)で開催される水泳競技は髙橋君、西野君、野中君(全員2年)が計5種目に出場します。また、音楽部のNコンは8月4日(水)に県立劇場で開催されます。
選手・出場者の紹介の後、髙橋教頭先生からの激励の言葉、次いで選手・出場者の誓いの言葉があり、最後には音楽部がリハーサルも兼ねて、当日の合唱曲を全生徒の前で披露しました。
県中体連大会 空手道競技 W優勝!!
県中体連大会空手道競技の写真を空手道の保護者の方から送っていただきましたので、少し遅れましたが掲載します。
私(校長)は、当日の午前中、会場に行って応援していましたが、個人の形については、男子・女子ともに惜しくも入賞できませんでした。午後は別の要件かあるので会場を去ったのですが、大会終了後に引率の町田教諭から、女子団体形・組手のW優勝の知らせが飛び込んできました。
要件を午前と午後入れ替えておけば、この感動的な場面に立ち会えたのにとちょっと後悔したところですが、本当に嬉しいビッグニュースでした。
NHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)へ向けて
本日(16日)の朝、体育館をのぞいてみると、音楽部の生徒たちが顧問の矢野教諭とともに、NHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)へ向けて朝練をやっていました。歌声もさることながら、指揮者にむかって「前のめり」で歌う姿、なかなかいい感じです。
実は私(校長)は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクールの通称)ファンです。そうなったのは、東日本大震災の1年後、原発事故の影響で風評被害に苦しむ福島県郡山市の中学校PTAと、似たような経験をもつ水俣市の中学校PTAの交流の一貫で、郡山市の中学校を視察した際、Nコン合唱の強豪校、郡山第二中学校の合唱を聴いてからです。はっきり言って鳥肌が立ちました。「前のめり」な感じがガンガン伝わってきました。
本校の音楽部の合唱メンバーは15人。練習を開始してまだ3ヶ月です。熊本県コンクールの中でどのレベルにいるのか想像がつきませんが、少なくと私は、校長室に放課後、聞こえてくる歌声に癒やされています。
合志楓の森中学校では、運動部に負けないぐらい文化部にも頑張ってほしいと思います。そして「楓の森」の名にふさわしい「文化の香りがする学校」にしていく先頭に立ってくれたら嬉しいです。
完璧に整列!(みんなの玄関の靴箱)
みんなの玄関の中学生の靴箱を見ると、靴がいつもきれいに並んでいます。特に午後になると、「完璧に整列」しています(左写真)。その理由は、毎日掃除の終わりに、みんなの玄関の掃除を担当している1年生が、右の2枚の写真のように、並べ直しをしてくれるからです。
みんなの玄関は、小学生と中学生が一緒に掃除していますので、このような中学生の善良な行動は、小学生にも良い影響を与えていることは間違いありません。「小学生に誇れる中学生に!」を毎日実践し、「誇れる合志楓の森中学校」にするため、地道にそして健気に貢献している生徒が本校にたくさんいることが「校長の誇り」です。
第4回目の小中合同研修(研究テーマ研修)
本日(14日)、第4回目になる小中合同研修を行いました。
今回は、研究テーマに係る研修と言うことで、本中学校区の小中一貫教育のグランドデザインについての共通理解と今後の研究の可能性に係るグループセッション、3つの研究部会とその中のトータル7つの研究チーム分け(①学力向上、②集団づくり、③人権教育、④授業づくり、⑤タブレットの活用、⑥委員会活動等、⑦調査・集計・分析)を行いました。令和6年度(4年目)に予定されている小中一貫教育の研究発表会へ向け、「はじめの一歩」を確実に踏み出したという思いがしています。
小学校の角田校長先生からのまとめでは、「この3ヶ月で小中間の先生方の交流がずいぶん進んだ。小中学校間の文化の違いを理解し合い、合志楓の森小学校・中学校だからこそできる研究を進めてほしい」という旨のお話をいただきました。
楓の森の匠たち(技術・1年)
本日(14日)の3校時、本校舎唯一の1階にある中学校用の教室「技術室」に行ってみると、1年2組の生徒たちが木材加工をしていました。製作しているのは本棚。私(校長)も、遠い遠い昔の45年程前、全く同じ製作をした記憶があります。
日本の高度経済成長を支えたのは、まさしく技術力です。これは伝統工業だけではありません。一方で近年その衰退を危ぶむ声も聞こえます。そのような中、技術の授業を見て、「今も釘とげんのう(打撃部分の片側が平らで、片側がわずかに凸状に膨らんでいる金槌)を使っているのか?」と思いました。なぜなら、最近の大工さんは、木材の接合にはほとんどビスを使いますし、釘を使う場合でも電動釘打ち機だからです。しかし、教科書には「はじめは平らな方で打って、最後に膨らんだ方で打つ」と書いてあって、生徒たちはちゃんとその通りにやっています。その方が真っ直ぐ打てるし、木材に傷がつかないからです。「そうか! 原理や原則、知恵や工夫を学んでいるんだな!」 将来、建築関係の仕事に就いても就かなくても、生徒たちは「生きる力」につながる大事な勉強をしているんだと感じました。
オンライン教室に着席!!
本日(12日)の、5・6校時、本校の生徒は全員帰宅し、実験的に各家庭でオンライン授業を受けました。
すでにオンライン接続実験は終了しているので、今回は "Microsoft Teams” のビデオ通話機能を利用し、各学級の担任が作った「チーム」に生徒が参加する形で行いました。つまり、授業としては「学活」のようなもので、とにかくこのビデオ通話に、学級全員が同時に参加できることが、今回の目標でした。
担任の中にも、ICTの活動が得意な先生とあまり得意でない先生がいて、お互いサポートし合いながらオンライン授業を行っていました。その結果、テクニカル的に参加できなかった生徒は最終的に「0」で、「生徒のオンライン教室での着席」を全ての学級が達成しました。中には画面に映る顔の大きさが大小様々であったり、ミュート(消音)にしていないため声が聞き取りにくかったりなど、いろいろ課題はありましたが、これも今回の実験ができて分かったことです。今後、繰り返し行う中で要領は分かっていくものと思います。
今回の実験により、本校ではいつ新型コロナウイルスや自然災害等による臨時休校となっても、生徒たちに教育を保障できる環境を手に入れたと言ってよいでしょう。
なお、一部の保護者の皆様に自宅側の様子も情報提供のご協力をいただき、オンライン上での生徒たちの状況について、貴重なサンプルをいただきました。対面よりオンラインの方が、生徒たちはより自然に活発なコミュニケーションが促されるなど、ポストコロナには「対面教育とオンライン教育のハイブリットを」と唱えている文部科学省の意図の一端が垣間見えました。新しい教育の世界に一歩足を踏み入れたという感じもしています。
授業参観へのご参加、ありがとうごいました。
昨日(9日)は、今値の初めての授業参観でした。1年は4クラスとも6月から行ってきた人権学習のまとめの授業を行いました。また、2年生は各担任の担当教科の授業を行い、各教科の専門性を発揮した授業を行いました。
密を避けるため、1年を5校時、2年を6校時に、特別教室も入れながら行いましたが、ご参加いただいた保護者の皆様には、小学校の授業への配慮をいただくとともに、新型コロナウイルスへ感染防止対策にご協力いただき、誠にありがとうございました。また、雨で足元の悪い中でしたが、徒歩でのご来校にご協力いただき、1年生保護者75人、2年生保護者60人、合計135人(64%)のご参加で、保護者の皆様の学校教育への関心の高さにも併せて感謝申し上げます。
もう一つの母校へ
本日(6日)の6校時、2年生が体育館に集まって写真を撮っていたので、「こんなに早く卒業アルバムの全体写真を撮るのか」と思ってのぞいてみました。すると実際は、分離元の合志中・西合志南中及び転出元の西合志中(1人在籍)への「もう一つの母校への手紙」を書くため、その手紙に添付する写真を撮っていました。
本校が開校して、はや3ヶ月が経ちました。多くの生徒が本校での学校生活に慣れてくれていることと思いますが、中には「分離元校等の方が良かった」という思いをひそかに抱いている生徒がいるかもしれません。それを責める気持ちはなく、むしろ校長として「新設校に来て良かった」と思わせ切れていないことを申し訳なく思います。ただ、そういった生徒たちの心の機微を察知して、こういう活動を仕組む深水学年主任をはじめ2年部職員。なかなか粋なことやりますね!
社会人となれば、自分の意思に関係なく異動や転勤があるのも世の常です。「もう一つの母校」での思い出を大事にしながらも、今の居場所で踏ん張って前に進んでくれることを願っています。
テスト返しが始まっています
先週の木・金は中間テストでしたが、本日(5日)には、既に各クラスの授業でテスト返しが始まっています。
1年1組の社会科の授業では、担当の町田教諭から、テストの後にどんな手続きをとって正解・不正解や点数を確認するのか、また今後に(最終的には高校入試に)活かすため、どのようなテスト後の勉強をすればよいのかなど、丁寧に説明されていました。生徒たちの〇(マル)・✕(バツ)に一喜一憂したくなる気持ちは分かりますが、なぜ〇でないのか、どこで間違ったのか、どんな勉強が足りなかったのかなどをしっかり考え、後でもう一度解き直しをしてみる。このように「テストの後を大切」にできる生徒は、今回は満足いく結果でなくても、徐々に力がついてくるものと思います。
臨時の合同帰学活
本日(2日)の6校時終了後、臨時の合同帰学活を行いました。これは、生徒指導主事の後藤教諭の進言によるもので、今朝の出来事を受けて実施しました。
学べる広場からローソン交差点の途中に立たれている交通指導員の方が、東門で登校指導をしている後藤教諭の所までわざわざ来られて、次のような要旨の話をされました。
横に広がっている4人の中学生に、交通指導員の方が「横に広がらないこと、車道側はあけること」を注意し、「学校の先生から言われてないのか?」と聞いたところ、中学生は「知りません。聞いていません。」と返答した。
交通指導員の方は、中学生にもっと素直に聞いてほしかったと残念がられていました。おそらくとても不愉快な思いにさせる返答だったのではないかと推測します。
ローソン近くの登校時の状況については、心配をする声を多方面からいただき、このようなルール(リンク先を参照)を、全ての学級で指導してきたところです。それにもかかわらず、このような認識や態度の生徒がいることついて、私(校長)も強い危機感を持っています。中学生だけでなく、場合によっては小学生の安全をも脅かす状況と言わざるを得ません。言うまでもなく「事故は起きてからでは遅い」のです。また、私が一番初めに生徒たちにお願いした「小学生に誇れる中学生に」の真逆の行為とも言えます。「子どもたちの安全」ただその願いのために、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も毎朝、ボランティアで立たれている指導員の皆様へ、敬意の欠片さえ感じられません。
後藤教諭は「ハインリッヒの法則 = 1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する」を例に生徒たちに訴えてくれました。当該生徒だけでなく、全ての生徒たちの心に響いてくれることを願っていますし、児童生徒の生命や安全に関することは、今後も躊躇なく、かつ妥協なく指導していきたいと思います。
なおその後、当該の生徒たち(実際は5人)は自ら名乗り出てくれました。もちろん後藤教諭から厳しく指導を受けたこととは思いますが、名乗り出てくれたこと自体は偉かったと思います。
定期テスト(中学校)と授業参観(小学校)
本日(2日)は、中間テストと授業参観が、同日・同時間に行われるという、世にも珍しい光景が見られました。
小学校の先生方には、例えば中学校と同じ階の6年生については、東端の職員用階段を保護者に使っていただくことで動線を分けるなど、様々な工夫や配慮をしていただき、小学校の保護者の皆様にはそれに併せて、新型コロナ感染防止対策にもご協力いただいたので、特に大きな問題もなく両行事は行われました。むしろ校長室にいると、授業参観があっているのか分からないぐらい静かで、小学校保護者の皆様の参観マナーの良さに感心したところです。
今年度初の中間テスト
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本日(1日)と明日(2日)、今年度初の定期テスト(中間テスト)があります。と言いますか、合志楓の森中初ですし、1年生は人生初です。実施教科は、本日が国語・理科・英語で、明日が社会・数学・保体となり、国・理・英・社・数については、熊本県立高校入試の日程と同じにしています。
小学校では、「単元テスト」という業者テストを使うのが一般的ですが、中学校は各教科担当が自身でテスト問題を作成します。つまり、授業で学習したことが、そのままテスト問題に反映するわけで、これを専門的には「指導と評価の一体化」と言ったりもします。
過去にこんな生徒がいませんでしたか? テスト前にガリガリ勉強をやってるように見えないのに、テストの結果が良い生徒。おそらくこんな生徒は、教師の指導からこの単元ではどの部分が大事なのか(テストに出るのか)、授業中だけで把握できていたのだと思います。そう思うと、授業は大事ですね。
ところで、本校のある教師から面白い話を聞きました。この付近の学習塾に、各中学校の過去のテスト問題を収集して、その教師が授業を行っている学校・学級の塾生に配付して、テスト対策をさせている塾があるそうです。これっていかがなものでしょうか? 仮にそれで良い点が採れたとしても、本当の実力がついているとは言えません。それに近年、「知識偏重の学力」を是正するために文部科学省が求めている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の流れにも逆行しています。
なお、すべての塾がそうではないと申し上げておきますし、実際、業績を上げている学習塾は、そのあたりも十分認識し、生徒に本来の実力を身に付けさせるプログラムで運営されているようにも思います。
委員会活動 本格始動!!
昨日(28日)の6校時の後、時間割を調整して生み出した時間を使って、委員会活動を行いました。各員会のリーダーを中心に作成した成長モデル・年間計画にしたがって、今後活動を本格化することになります。
本校には代議員会のほか、生活・安全、学習・図書、環境・ボランティア、給食、人権、保健、体育、情報の8つの委員会があり、すべての生徒がいずれか委員会に所属しています。
中学校学習指導要領では、生徒会活動の目標を「学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組む」と記されています。生徒各自の良さや可能性を引き出しながら、自発的、自治的な取組みを行う生徒会活動は、本校の教育目標である「夢と誇りを持ち、自分らしく主体的に行動する生徒の育成」に直結する活動だと考えています。今後の生徒たちの活躍を楽しみです。
最先端を行く本校生徒会(リーダー研修会)
本日(23日)の14:30から、図工室で生徒会のリーダー研修会(2回目)がありました。
まずはじめに、私(校長)からリーダーの心構えにとして、委員長等の生徒たちと同じ「長」として、私(校長)が日頃心がけていることを話しました。
その後、各委員会で作成した成長モデルと年間活動計画の発表を行いました。
本校生徒会では、タブレットPCに標準搭載されている"Teams”(Microsoft社のOffice365で提供されているチャットツール)をプラットフォームとして、生徒会のリーダー同士あるいはリーダーと担当教師の間でやりとりを行っています。今回発表した成長モデル・年間活動も、そのようなICTの活用を通じて作成したもので、近年企業等で見かけるようになったコミュニケーションスタイルを本校生徒会が普通にやれていることに、「うちの生徒会は最先端行ってますよ!」と自慢したい気持ちになる校長なのでした。
大健闘の菊池郡市中体連大会
19日(土)、20日(日)に2日間に渡り、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会が実施されました(一部の競技は18日・21日にも実施)。例年、屋外競技は梅雨の雨に悩まされることも多いのですが、本年度は天気にも恵まれ、予定通り競技が行われ、本校の出場種目については、全競技終了しました。
大会の結果は、トップページに掲載しているとおりです。まずは、優勝及び入賞、あるいは県大会出場権を獲得した団体・個人の皆さん、おめでとうございます。また、1,2年生だけのチーム・個人での出場で敗れはしたものの、大健闘した競技が数多くあったと聞いています。
私(校長)は、軟式野球の合志市総合運動公園の会場長であるため、1回戦が旭志グラウンドで行われる野球部については、応援できないものと諦めてかけていました。ところが、見事1回戦を勝ち上がり、私の目の前で白熱した2回戦の闘いを繰り広げてくれました。対戦相手は最終的に3位となった泗水中でしたが、2点を合志楓の森中が先行し、中盤まではどちらが勝ってもおかしくないゲーム展開でした。最後は3年生がいるチームのパワーに押されて敗戦となりましたが、何とも清々しく、「来年度が楽しみだぞ!!」という大きな期待も持たせてくれました。
今日までは1、2年だけの部活動というハンディも、明日からは先に多くの経験ができたというアドバンテージに変わります。そのアドバンテージを活かし、来年度はどの部活動も更なる活躍を見せてくれるものと期待しています。
選手の皆さん、指導者の先生方、教員外指導者の皆様、大変お疲れ様でした。また、無観客試合という制限にもかからず、ご理解をいただき、温かく応援いただいた保護者の皆様、誠にありがとうごいざいました。
図書委員会による小学校低学年への読み聞かせ
本日(17日)の朝自由の時間、図書委員会の生徒たちは、小学校1・2年の教室へ行って、絵本の読み聞かせを行いました。
小学校の1・2年も中学校も1・2年もちょうど同じ7クラス。各クラスの図書委員が1クラスずつを担当し、自分たちで絵本を選んで、読み聞かせの練習も行っていたそうです。
出来映えはというと‥‥。そこはまだ中学生。大人の読み聞かせボランティアの方ほどはいきませんでしたが、小学校の子どもたちはしっかり聞いてくれていました。また、何回か繰り返していればもっと聞き手を引き付ける工夫もできるようになると思いますし、本校で取り組んでいるプレゼン教育のスキルアップにもつながると思いました。
菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式
本日(16日)の帰学活後、体育館において、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。
私(校長)からは、「1・2年のチームだが全力を出し切って戦ってきてほしい」ということに加えて、次の3つついて、他校のチームをしっかり見て学んできてほしいと伝えました。
① あいさっと返事
② 用具の管理とユニフォームの着こなし
③ 直接プレーをしていない選手の動き
私の教諭時代の部活動指導の経験から、1点差を争うような接戦において勝利を制するのは、やはり生活面がしっかりしているチームだったという話もしました。
その後、選手代表の宣誓では「3年生に臆することなく戦ってきます」との頼もしい言葉や、応戦する生徒代表のコロナ禍かの練習をねぎらう温かい激励の言葉がありました。
3つの理科室が同時稼働
本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。
雨の日の部活動
昨日(15日)の放課後、部活動の様子です。中体連前にもかかわらず生憎の雨で、ソフトテニス部と野球部は屋外ので練習できませんでした。
そこで、ソフトテニス部は武道場でサーキットトレーニングをしていました。男女全員が入って活動しても十分な広さがあります。
また、野球部は廊下を走り込みしていました。本校校舎は全長130mもあり、廊下は真っ直ぐなので、十分な運動量を確保できます。
さらに、男女バスケットボール部は、広々とした体育館を贅沢に使っていつも通りの練習をしていました。
なお、卓球部は、校舎2階の多目的室を使って練習しています。多目的室は熱中症の心配が少なく、卓球台を4台設置できる広さが確保できる上、4面の強化ガラスに囲まれているためピンポン球が散乱しないので好評です。
本年度に限り認められている部活動整備予算により、ようやく各部活動の備品等が購入できたところでありますが、施設そのものとしては、やっぱり恵まれているなと改めて感じています。
プレゼンを使った不祥事防止研修
本校では、毎月第3火曜日を「不祥事防止の日」と定め、火曜日に行う夕会において、不祥事防止の研修を行うことにしました。
その際、月毎に設定する「今月の重点目標」についてのプレゼンテーションを担当の教師が行うこととしています。今月は、
【体罰等防止】個別の生徒指導は複数の教師で行い、行き過ぎた指導になりにくい環境の中で行おう。
というテーマで、井上教諭が担当してくれました。
実は本年度から、合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っているのです。
本日のプレゼンでは、アンガーマネージメントとして「6秒ルール」という手法を提案してくれました。プレゼンを視聴した他の先生方からは、「分かりやすく、『なるほど、やってみよう!』と思った」などの感想がありました。
日が当たらない活動場所がいっぱい
先日、熊日新聞に「楓の森小中学校のグラウンドには樹木が少ない」という記事が掲載されました。それと同じタイミングで熊日のネットニュースでは、故意に学校名を "楓の「森」学校" と掲載し、樹木が少ないことを「 」をつけて小馬鹿にした(いわゆる「ディスった」)記事も掲載されました。
これは、合志楓の森小学校・中学校の両校に通う子どもたちの誇りを傷つける行為であると考え、小学校の角田校長先生から熊日新聞に抗議の電話を入れていただき、正しい校名に訂正を求めたところです。
確かに本校のグラウンドには木陰がなく、テントを常設して熱中症対策をしていますが、その一方で、本校には巨大な屋内運動場(左写真)があり、合志の道(中央写真)や武道場でも雨や直射日光を気にせず活動ができます。また、ゴムチップを敷いて転んでも安全な中庭も、小学校の低学年教室とわかば学級の間にあって、日は当たりにくくなっています。さらに校舎東側の芝生広場(右写真)は、午後は日陰になり、小学校低学年児童の良い遊び場になっています。こんな広い芝生の遊び場がある学校は、あまり見かけないと思いますが‥‥。
これは余談ですが、私(中学校長)が以前勤務した学校では、グラウンドの周囲に桜の木がたくさんあって、大きな日陰を作っていましたが、今の時期は毛虫がいっぱいいて、木の下で休憩することはできませんでしたし、消毒も大変でした。
毎月15日は「ノーメディアデー」と 「ことば教育の日」
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近年、価値観の多様化、情報化、国際化が急速に進む中、ことばを取り巻く環境で、若者ことばや不適切な敬語、言葉遣いの乱れが起きています。その結果、円滑な人間関係が阻害されたり、いじめや差別に発展したりする深刻な事案が増加することを危惧しています。 |
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一 言葉をいつくしむ 二 忘れずにあいさつする 三 正しい発音を心がける 四 尊敬の気持ちを大切にする 五 明快で簡潔に表現する 六 伝え方を工夫する 七 自分の言葉に責任をもつ 八 書くことを大事にする 九 地域の言葉を見直す 十 国際語としての自覚をもつ 美しい日本語について語る会編 「美しい日本語のすすめ」(文化庁)より |
初任者の保育体験
本校Ⅰの3担任の矢野教諭は、本年度初めて教職に就いた初任者で、法律(教育公務員特例法等)の定めに従い、この1年間、初任者研修を受けることになっています。
先週のことですが、矢野教諭は、合志楓の森小学校の初任者2人とともに、菊池恵楓園内にある「かえでの森こども園」で保育体験研修を行いました。この日は、普段のキリッとした矢野教諭とは少し違い、優しい笑顔の表情がたくさん見られ、たくさんの園児たちがすぐに懐いていました。
昨年度まで花の大学生だったの矢野教諭が、社会人1年目として日々格闘している姿は、職業そこ教師とはならないかもしれませんが、生徒たちのほぼ10年先の姿に重なります。そういった意味では、本校生徒とりわけⅠの3の生徒にとってキャリア教育の教材が目の前にあるようなものです。私(校長)の座右の銘でもある「学び続ける教師のみ教壇に立てる」を毎日実践してくれている矢野教諭。教師と生徒が共に成長していく様子を、本校のベテラン・中堅の教師陣とともにみんなで見守っていきたいと思っています。
それにしても、「かえでの森こども園」は、菊池恵楓園の木立の中にたたずむとても素敵な保育園でした。私と小学校の角田校長が訪問している間、大きな声で泣きわめくような園児の様子は全くなく、園児の心身の安定にもこの環境は良い影響を与えているのではないかと推察しました。なお、園児の写真への映り込みについては、一括して同意がとられている旨、園長先生に確認しています。
社会体育での本校生徒の活躍
本校生徒が所属する社会体育での活躍を紹介します。
第32回熊本県空手道大会の女子団体形で、2年2組の山田璃瑚さん、1年1組の髙宮幸奏さん、1年2組の星子みなみさんが見事優勝しました。また、同大会の1、2年男子個人組手で、1年3組の荒木一冴君が3位に入賞しました。
2021年度稲尾和久メモリアルJA共済杯55回全日本リトルリーグ野球九州連盟大会(硬式野球)では、1年3組の高来凌真君が所属する大津リトルシニアが見事優勝しました。
空手道の団体と硬式野球については、全国大会に出場することとなっているそうで、そこでの活躍も楽しみです。
なお、本年度の部活動については、6つの部活動に加え2つの同好会とすることは、以前知らせしたところですが、社会体育での活動や活躍、文化活動、地域貢献活動等も、学校として部活動等と同様に評価することとしています。今後も本校生徒の活動・活躍がありましたら、積極的に情報提供いただきますようお願いします。
(この記事の写真と名前の同時掲載については、保護者の了解をいただいておりますことを申し添えます。)
スポーツテストを行っています
本日(2日)、1,2校時に1年生、3、4校時に2年生が、スポーツテストを行いました。
体育館で「握力」と「反復横跳び」,武道場で「立ち幅跳び」と「前屈」、運動場で「ハンドボール投げ」をローテーションで行っていました。なお、「上体そらし」と「シャトルラン」は体育の授業の中で実施するそうです。
生徒たちには、今回のスポーツテストの結果や普段の体育の授業の振り返りなどを通して、自己の体力や運動能力の特徴や課題に気づき、それをよりよく伸ばしたり、改善したりするため、積極的に運動に取り組む態度を養ってほしいと思っています。
「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました
昨日(5/19)の教職員の校内研修は、国立療養所「菊池恵楓園」の園長で医学博士の 箕田 誠司 先生を講師にお招きし、「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました。なお、密を避けるため、あえて体育館を会場としました。
合志楓の森小学校・中学校では、人権教育の一つの大きな柱として「ハンセン病問題」に関する学習を進めていく予定です。まずは私たち教職員が、「ハンセン病」について科学的・医学的に正しい理解を深め、元患者の皆様やご家族の皆様に対する偏見や差別が、どのような歴史の中で、どのような背景があって助長され、また長年放置されてきたのかをしっかりと学ぶ必要があると考え、今回の研修を企画しました。
箕田園長の医師としての見識から多くのことを学んだのはもちろんのこと、「ハンセン病問題の啓発は私の使命」と語られた箕田園長の熱い思いも伝わってきて、私たち教職員も人権教育をすべての教育活動の根幹に据え、本気で取り組んでいかなくてはと強く感じたところです。
なお、現在はコロナ禍のため控えていますが、菊池恵楓園自治会の皆様との交流や園内でのボランティア活動等にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
学校情報化認定校
(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
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