学校生活(ブログ)
「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました
昨日(5/19)の教職員の校内研修は、国立療養所「菊池恵楓園」の園長で医学博士の 箕田 誠司 先生を講師にお招きし、「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました。なお、密を避けるため、あえて体育館を会場としました。
合志楓の森小学校・中学校では、人権教育の一つの大きな柱として「ハンセン病問題」に関する学習を進めていく予定です。まずは私たち教職員が、「ハンセン病」について科学的・医学的に正しい理解を深め、元患者の皆様やご家族の皆様に対する偏見や差別が、どのような歴史の中で、どのような背景があって助長され、また長年放置されてきたのかをしっかりと学ぶ必要があると考え、今回の研修を企画しました。
箕田園長の医師としての見識から多くのことを学んだのはもちろんのこと、「ハンセン病問題の啓発は私の使命」と語られた箕田園長の熱い思いも伝わってきて、私たち教職員も人権教育をすべての教育活動の根幹に据え、本気で取り組んでいかなくてはと強く感じたところです。
なお、現在はコロナ禍のため控えていますが、菊池恵楓園自治会の皆様との交流や園内でのボランティア活動等にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
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(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
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