学校生活(ブログ)

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期待・ワクワク 小学校の学校訪問(総合訪問)

 本日(18日)、合志楓の森小学校では、菊池教育事務所の「総合訪問」が行われています。1校時は概要説明、2校時・3校時は授業参観、4・5校時は各授業・各部会(保健・給食等)への指導・助言、6校時は全体会(学校経営全体への指導・助言)の流れで、合間には諸表簿点検なども行われます。「総合訪問」は、義務制の小中学校にとって一大イベントであり、先週から角田校長先生はじめ小学校の先生方に少しピリピリ感があったのはそのためかもしれません。
 本日は、菊池教育事務所から所長・指導課長・管理主事・指導主事6名・社会教育主事、合志市教育委員会から教育長・教育委員4名・教育部長・教育審議員・学校教育課長・指導主事2名、その他にも参観授業の協力者として他校の先生方14名と、たくさんのお客様が来校されています。
 本日は中学校に直接は関係のない行事ですが、おのずと中学生の様子も目にされることになります。中学生に特別な期待をすることはありませんが、挨拶だけはいつも通りやってほしいと思っています。
 なお、合志楓の森中学校の「総合訪問」は、3学年揃った来年度(令和4年度)に実施される予定です。中学校としては本日の小学校の対応をしっかり参考にさせていただき、来年度へ向けて準備を進めたいと思っています。

試験 後期中間テスト

 

 本日(18日)と明日(19日)は、後期の中間テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は国・社・理、明日は英・数、2年生が本日は社・英・国、明日が理・数の順番になります。
 1校時の様子を見て回りましたが、テスト問題が共通テスト、引いては公立高校入試問題の出題形式を強く意識した問題になっていることに一目で気が付きます。たまたま1校時の問題作成者が、内田教諭(1年国語担当)と町田教諭(2年社会担当)で、これまで生徒たちを幾度となく高校へ送り出してきた百戦錬磨の強者(つわもの)だったからかもしれませんが、こういう問題で鍛えられていたら、間違いなく入試問題に強くなるだろうと推測しました。
 なお、こういう話を聞くと、ペーパー学力を高めようとする学習塾的な発想と受け取られるかもしれませんが、問題内容そのものは、普段の「主体的で対話邸な深い学び」の実現を目指した授業とのリンク(指導と評価の一体化)を意識したものであることは言うまでもありません。

にっこり 掃除の様子

 今日(17日)は午前中、私(校長)は合志市の社会教育委員会議に出席しており、授業の様子からHP掲載のネタを探すことができなかったので、掃除の様子を見て回りました。
 全体的に言えば、本校の生徒たちはよく掃除をしていると思います。しかし、よく見てみると私語をしている生徒(無言掃除では?)やボーッと突っ立っている生徒が全くいないわけではありません。また、広さに対する配当人数が少ない場所の生徒の方が、配当人数が多い場所より頑張っている感じがします。人数が多ければ「自分一人ぐらい‥‥」という甘え心が出てしまい、前述のような一部の生徒の様子になるかもしれません。人は役割の大きさに比例して責任感や使命感も大きくなるのかもしれません。そう考えれば、生徒指導の三原則の一つ「自己有用感を与える」は、とても大事な考え方ですね。
 身内を褒めることになりますが、本校の先生方は、とにかくよく掃除を頑張ります。「師弟同業」と「率先垂範」。教育指導の定石です。

興奮・ヤッター! 学級担任がいなくても(朝の会)

 本日(16日)の朝の会の様子を見て回ると、1の3(左写真)と1の4(中央写真)には学級担任がいません。2人は本日、人間ドックと研修で不在です。もちろん副担任が代理で教室に入って指導をしていますが、両クラスとも日直が前に立ち、自分たちで朝の会を進行しています。
 感心したのは、その際私語をしたり、別のことをしたりする生徒もおらず、ほとんどの生徒が顔を上げてしっかり朝の会に参加していることです。私(校長)がかつて学級担任をしていた頃、学級担任が不在の日、学級経営が不十分な(支持的風土ができていない、規範意識が育っていない)クラスは、朝の会が「ガタガタ」の状態だったことを思い出します。つまり、学級担任が不在の日に「生徒たちは本性を現す」のかもしれません。それでも学級担任がいて「ガタガタ」(つまり「学級崩壊」の状態)ではなかったので、ずっとマシだったとは思いますが、当時の私の経験と比較して、本校の1年生のレベルは相当高いと言ってよいと思います。
 と言っても、学級の中にはいろんな個性を持った生徒がいますので、可能な限り個別に「合理的配慮」を行なっていく必要があります。同時間に3階の西展示スペースでは、本校の特別支援教育のスタッフ(もみじ学級担任、教育活動指導員、教育介護補助員)の打合せが行われてました(右写真)。これは毎日のルーティーンです。

笑う 生徒総会

 本日(12日)の6校時、生徒総会を行いました。体育館に中学生全員が集まるのは、6月の郡市中体連夏季大会の選手推戴式以来です。
 今回の生徒総会では、生徒会規約の制定が主議題でした。事前に規約の案を提示し、各学級で質問などを整理していたので、やや儀式的な運営になったようにも思います。しかし、実際の国会や地方議会でも、総会(議員が全員出席し、法案や予算を議決する会)はそんな感じです。むしろそこに至るまでの過程で生徒全員の参加があり、民主的な手続きがとられたかが大事ではないでしょうか。
 話が前後しますが、総会の始めに校長から「生徒会活動は民主主義の政治に参加する練習の場である。日本は民主国家であり、民主国家とは『誰一人(特に弱者を)見捨てない国』であると校長は考える。合志楓の森中学校の生徒会は『誰一人見捨てない生徒会』をめざしてほしい。」と話をしました。その実現のための一歩を踏み出すと言う意味で、及第点をあげられる生徒総会になったと思っています。

喜ぶ・デレ 合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)

 昨日(10日)、合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)があり、、中島教育長や池頭教育長職務代理者をはじめ教育委員の皆様、教育委員会事務局の皆様が本校(中学校)にお見えになりました。
 1校時に別室で、合志市の「学校教育努力目標及び具体的実践事項」の達成状況について管理職より説明した後、2・3校時は授業の様子を参観していただきました。
 4校時の学校訪問のまとめ(指導・助言)では、参加者の皆様から概ね好評価をいただきました。特にICTの活用については、9月の分散登校時のオンライン学習の状況等について感嘆の言葉が数多くありました。本校は現在、特に文部科学省や県教育委員会等の研究指定を受けている訳ではありませんが、「先進校」あるいは「モデル校」としての位置づけをされているとのお話もあり、校長として誇らしさを感じる一方で、その責任に応えうる学校教育を今後も継続・発展しなければならないと、背筋が伸びるような気持ちにもなりました。

期待・ワクワク 校長へインタビュー(1年総合)

 8日(月)の5校時、1年1組の生徒4人が総合的な学習の時間の活動として、私(校長)にインタビューするため校長室を訪れました。
 1年生はSDG'sをテーマに、探究学習を行っていますが、今回訪れたグループは、SDG'sの目標の1つ「すべての人に包括的かつ公平で室の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に沿って調査をしています。
 私は以前、アメリカ合衆国(テキサス州・エルパソ)の教育事情を視察・研修した経験があるので、主にその話を聞きに来ました。そういうこともあり、質問の多くはアメリカと日本との教育の違いについてのものでしたが、後半に質問があった「世界中の人々が教育を受けるためにはどうしたらよいと思いますか?」や不登校・いじめ問題に絡めた「どんなことが日本の教育の課題だと思いますか?」という直球かつ難しい質問には、正直驚きました。。それに対しては、私も「相手が中学生だから」ではなく、35年間教育に携わった者として、真剣勝負で回答させていただきました。
 インタビューの最後に、リーダーの生徒から「本日はお忙しいところ、僕たちのために時間を作っていただき、ありがとうございました。」との言葉。どういう育て方をすると、こんな垢抜けた言葉が出る生徒に育つのでしょう? 「こちらこそありがとう。」と言いたくなりました。 

驚く・ビックリ 黒石原飛行場についての学習(2年総合)

 本日(8日)の5・6校時、2年生は総合的な学習の時間として黒石原飛行上についての講話を聞きました。
 これは、11月29日(月)、30日(火)に鹿児島方面へ赴く修学旅行で、知覧特攻記念館を見学することから、その事前学習として設定されたもので、今回は地域の文化(戦争)遺産を研究されているサークルのメンバーで、合志市議会議員でもあられる 上田 欣也 様を講師にお招きし学習しました。
 本校区には、旧黒石原飛行場(逓信省熊本航空機乗員養成所)の跡地があり、その面影を残す遺跡として黒石原奉安殿が保存されています。場所は、本校から南に進み、セブンイレブンの交差点を右斜めへ折れ、約100m先の左側(GoogleMapはこちら)です。上田 様には、黒石原飛行場の歴史に加え、戦時中の社会の様子や人々の考え方などを含め説明いただきました。平和で豊かな時代に育った生徒たちには、すぐさまにはピンとこない内容があったかもしれませんが、修学旅行までに本日の内容を整理し、予備知識をしっかり持って当日の見学をしてほしいと思いました。

笑う ソフトテニス部コーチの委嘱

 本日(5日)の放課後の部活動の時間に、男女ソフトテニス部の外部コーチの委嘱を行いました。
 今回委嘱するコーチは宮尾さん(お若いので「さん」と呼称させていただきます)で、合志市役所にご勤務されています。宮尾さんは学生時代、西合志南中学校及び熊本工業高校のソフトテニス部で大活躍された先輩で、この度、ソフトテニス部の後援会からのご紹介で委嘱の運びとなりました。
 私(校長)からの委嘱状交付、宮尾さんからの言葉、代表で男子キャブテンからの挨拶を行った後、デモンストレーションとして男子キャプテンとのラリーをしてもらいました。「10年ぶり」とおっしゃっていましたが、さすがに足の運びやラケットの振りが違います。部員の皆さんはどんどん技を伝授してもらい、うまくなってほしいと思いました。
 文部科学省は、令和12年(2030年)を目途に、中学校部活動の社会体育化を検討しています。有望な人材を積極的に外部コーチに委嘱していくことは、その流れに叶っていると考えています。他の部活動においても、「この人は」という人材を知っておられる場合、学校に情報提供いただければ大変助かります。

期待・ワクワク 生徒会規約の検討

 本日(5日)の6時間目(委員会時間割)の後、各学級で生徒会規約の案についての検討がありました。
 生徒会規約(案)は各自のタブレットで閲覧できるよう設定されているので、まずそれを見ながら各学級の代議員の説明を聞きました。その後、質疑応答及び意見聴取を行い、2年生はグループを作ってそこで意見を練り上げてから、全体に諮るような流れて検討していました。
 本日出た意見をもとに代議員会で案の修正を行った後、生徒総会での決議という流れになっています。つい最近、衆議院の総選挙があり、日本の政治のあり方が見直されたところですが、本校の生徒会も民主主義の原理・原則に基づいて、なかなかいい形になりつつあるなと感じています。

期待・ワクワク 1年も2年も総合学習

 本日(11月1日)の5、6校時は、1・2年生ともに「総合的な学習の時間(以下、「総合学習」)」でした。
 この総合学習は平成11年度に創設され、その後若干の変遷はあったものの、今日も継続して実施されています。私(校長)としては、本校の学校教育目標である「夢と誇りを持ち 自分らしく主体的に行動できる生徒の育成」を具体化する1つの活動ではないかと考えています。
 総合学習で今やタブレットは必須品です。1年1組(上段左)では1つのファイルを共有し、複数で同時編集する試みを行っていました。そのようなICT技術を駆使し、1年部では基本的に「構想 → 計画 → 調査 → 考察 → まとめ」のほとんどがネットワークとタブレットPCの上で進められています。少し驚いたのは、本日学校に来ていない生徒が、オンラインでグループの話し合いに参加していたことです(上段右)。民間では「テレワーク」が普及していますが、その賛否はともかく、学校でも「テレスタディ」が特別なことではなくなりつつあるのかもしれません。
 2年生の場合は、壁新聞を作ったり(下段中央)、ジオラマを製作したり(下段右)など、アナログな活動も多く取り入れていますが、それでもほとんどの生徒が傍らにタブレットを置いています。ちょっと調べたり、ちょっと記録したり、ちょっとコミュニケーションを図ったり、いろいろ使い方があるようです。

笑う 挨拶の状況

 先日から話題としています児童生徒の挨拶の状況ですが、小学校のHPにもその件に関連する記事(ここをクリック)が掲載されていました。
 そこで本日(11/1)の朝、子供たちがどんな挨拶をしてるのか確認すべく、ローソン前交差点まで歩いていってみました。結果はというと、明らかに先週までとは違い、挨拶をしてくれる児童生徒が多くなっています。小学生の約7割、中学生の約9割が、私(中学校長)からではなく自分たちの方から挨拶してくれました。挨拶の声が大きいのは小学生ですが、目を合わせ会釈もしながら挨拶してくれるのは2年生の女子が多いです。中には少しニコッとしながら挨拶してくれた女子生徒もおり、そんな生徒の好感度はバリバリアップです。きっと将来どんな仕事に就いても、周りの人から好かれ、誰とでもうまくコミュニケーションをとることができる人になるだろうと想像しました。
 なお、中学校では今後、以下の3点に取り組むよう生徒指導部から提案があっています。
① 挨拶をすることへの指導(短学活等を利用し全生徒へ指導)
 ・「交通指導員」や「交通指導の(旗をもった)保護者」や「顔を知っている地域の方」には挨拶すること
 ・みんなの安全を守るために立っておられることへの感謝の気持ち など 
② 学級通信等での保護者への啓発や協力依頼
 ・①についてや挨拶の意義などについて
③ 委員会や生徒会役員等での取組
 ・生活安全委員会では、小学校児童会と連携して挨拶運動に取り組む予定

ほくそ笑む・ニヤリ ソフトボール(2年体育)

 「ダンス」の授業が分かって、2年生の体育は「ソフトボール」になりました。
 私(校長)の子どもの頃の男子の外遊びと言えば、野球(らしき遊び)。「巨人、大鵬、卵焼き」の時代ですから、バット代わりになる棒切れとボール代わりになる丸い物があって数人の友達が集まれば、日が暮れるまで外で遊んでいました。しかし、今は遊びやスポーツも多様化し、バットでボールを打ったり、グローブでボールを取ったりということは、現代っ子とって非日常なのですね。こうなると大活躍するのは野球部員です。ティーバッティングのトスを上げたり、守備練習のゴロやフライを投げてあげたり、コーチ役をしっかり務めていました。
 教諭時代に私は野球部やソフトボール部の顧問をしていたこともあり、黙っていられず、つい打って見せたり取って見せたりしました。その度に生徒たちからは「ウォー!!」と声があがり、大人げもなくいい気分です。何とよくできた生徒たちでしょう。

ニヒヒ 「自分らしく主体的に」学ぶ(2年総合)

 前の記事で、1年生の「総合的な学習の時間(以下、「総合」)」について載せていましたが、2年生も6つのコースに分かれ、「総合」の取組みをしています。
 コースは、人権(ハンセン病問題)・学校紹介(ビデオ作成)・地域紹介(ジオラマ作成)・地域紹介(スライド作成)・壁新聞・環境(ビオトープ造成)の6つです(正式名称は未定)。
 新型コロナウイルスの影響のため、まだ外部へ出かけたりする活動に至っていないコースもありますが、生徒たちはそれぞれの興味・関心や個性・特技等に応じた活動を行っています。中でも圧巻は壁新聞です。これは熊日壁新聞コンクールに間に合わせるため、急ピッチで作業をしていますが、これまで数々の受賞を導いてきた光永教諭のご指導で素晴らしい作品に仕上がりつつあります。いずれにしても、この「総合」の時間を通じて、生徒たちが本校の教育目標にもあるように「自分らしく主体的に」学んでくれたらいいなと思っています。
 体育館の北側では、黙々と穴掘りをする「7人の侍?」の姿がありました。これも「この子たちらしい」と微笑ましく感じた校長です。

期待・ワクワク 西南中教諭の美術の授業

     

 毎週、月曜日と木曜日は、本校との兼務発令を受けている西合志南中学校の工藤教諭が美術の授業に来られています。本校の規模で、定数だけで教員数を算出すれば、国、社、数、理、音、美、保体、技、家の中、2教科は免許外の先生が授業を担当せざるを得ないのが通常です。しかし、新設校1年目ということへの県教育委員会の特段の配慮による加配と、西合志南中学校のご厚意によるこの工藤教諭の兼務発令によって、全ての教科を当該教科の教員免許を持つ専門の教師が指導することが可能となっています。これは、これは非常に希な有り難い状況であることをまずは述べておきたいと思います。
 ところで、この時間は1年生のレタリングの授業の発展として、「絵文字」の製作に取り組んでいました。例えば「U磁石とI磁石をデザインして『磁』」の文字を作る(教科書会社のHPを見ました)」みたいな活動です。入試の5教科であれば、最終的には答えを教えればよいのですが、美術作品に「これが正解」はなく、すべてが発想や創造力の世界です。どうしたらこれらを生徒から引き出せるのでしょう? 私(校長)には到底無理です。このような専門性のある先生をとにかく「すごい」と感じてしまいます。

驚く・ビックリ 「KJ法」をご存じですか?(1年総合)

 少し間が空きましたが、1年部から写真データを頂きましたので掲載します。
 本校では、新型コロナウイルスの影響で、なかなな前に進まなかった総合的な学習の時間が、ここに来て活発に活動を開始しています。
 現在、1年部では「SDG’s(持続可能な開発目標)」をテーマとした調べ学習に取り組みはじめました。調べ学習と言っても、ただ闇雲に調べるだけでは学びは深まりません。下手をすれば文献やHPからの「写し学習」に終わってしまうこともあります。そこで、1年部がまず最初に取り生んだのが、「目標設定⇒具体的テーマ決め」の段階での「KJ法」という手法です。
 「KJ法」とは、収集したデータを整理して分析し、新たなアイデアを得るための発想法のことです。 大量のデータを一枚一枚のカードに分けてグループ化を繰り返していくことで、問題解決の手掛かりや新たな発想が得られることがあります。実際に取り組んだ生徒たちは、たくさんの付箋紙が次第にカテゴライズされ、自分たちが調べていく内容や方向性が具体的に見えてきているようでした。
 なお、この学習活動の成果については、後期後半に予定している「学習成果発表会」において発表する予定です。(新型コロナウイルスの感染状況次第は中止や変更があります。)

音楽 琴の演奏(音楽)

 音楽室では、2年2組が琴の演奏をしていました。「琴なんて、そんな簡単に弾けるの?」と疑心暗鬼でのぞいてみましたが、結構ちゃんと「さくら さくら」が演奏できていて、まだ秋なのに「お正月」のような雰囲気でした。担当の矢野教諭に聞いてみると、生徒たちは小学校の時にも少し琴を学習したことがあったそうです。西洋から入ってきた音楽だけでなく、たまには日本の伝統音楽もいいものだなと思いました。

興奮・ヤッター! 使える英語力を!!

 2年1組の英語の授業をのぞいてみると、ReadingとSpeakingのテストがあっていました。
 教室では深水教諭がReadingのテスト(左写真)を、廊下ではALTのローズ先生がSpeakingのテスト(中央写真)をしていました。ローズ先生が「どこの国に行きたか?」と英語で質問すると、写真の女子生徒は「Ah~.I want to go to Korea.」と答え、加えて「 l lIke K-Pop.」とその理由まで‥‥。間を取るため「Ah~」と言ったり、表情も豊かに手振りが入ったり、何かいい感じです。既にテストを終えた男子生徒(右写真)は、「オール4(パーフェクト)だった」と自慢げに私に教えてくれました。今後ますます国際化が進展するであろう社会を生きていくことになる生徒たち。この調子でしっかり「使える英語力」を身に付けていってほしいと感じました。

にっこり 修学旅行説明会

 22日(金)の19:00~、本校体育館において修学旅行説明会を行いました。お仕事等でお疲れのところ、2年生のご家庭から約半数のご出席をいただき、誠にありがとうございました。
 すでにご案内しておりますように、新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえ、本年度の修学旅行は、11月29日(月)~30日(火)の1泊2日で鹿児島方面に変更しました。これにより感染リスクはかなり下がったとは考えておりますが、万が一の想定も含め、旅行日程に加えて、感染対策や同意書(抗原検査キット使用に係るものを含む)、キャンセル料と保険の適用範囲などについても説明を行いました。
 説明の中にもありましたとおり、生徒たちがまずは旅行そのものに参加でき、無事旅行を終えて帰ってくるためには、本人のみならずご家族の皆様のご理解ご協力も不可欠です。何卒よろしくお願いします。

にっこり 菊池郡市中体連駅伝大会

 

 11:15。男子の部がスタートしました。第1走者は、坂口君です。
 7位で、第2走者のすぎ山君へタスキが渡りました。こちらも大健闘です!!
  順位変わらず7位をキープして、第3走者の大谷君へ。1年生のすぎ山君、頑張りました!!
 またも7位をキープして、第4走者の福本君へ。1つでも順位を上げておきたいところです。
 7位をキープしていますが、後に旭志中、大津中、大津北中が迫っています。第5走者の1年生、隅倉君、ファイトだ!!
 順位を1つ落とし、8位で最終走者の髙木君へ。まだまだ盛り返せます。頑張れ!!
 9位でゴールイン!! 男子も予想以上の大健闘です。選手、サポートの皆さん。お疲れ様でした。

 

 

 本日は(22日)、菊池郡市中体連駅伝大会が大津町運動公園周回コースで実施されます。女子の部が10:00〜、男子の部が11:15〜スタートです。
   写真の左から2番目の青いテントが合志楓の森中です。選手の他サポートメンバーを含め17人参加しています。
 10:00。スタートしました。第1走者は河﨑さんです。
 4位で第2走者の小西さんへタスキが渡りました。すごい!! 大健闘です。
 6位で第3走者の篠原さんに繋ぎました。踏ん張ってます!!
 1つ順位を落としましたが、7位で第4走者の佐藤さんに。頑張ってます!!
 1つ順位を上げ、6位で最終走者の中嶋さんへ。佐藤さん、やったね!!
 9位でゴールイン!! 予想以上の好結果です。 みんなよく頑張りました。

ニヒヒ ダイナマイトっぽくなったね!!(ダンス)

 

 以前の記事で「ダイナマイトというより、せいぜい爆竹」と酷評していた体育の授業のダンスですが、単元も終わりに近づき、本日は発表会をしていました。どのクラスもかなりはじけたダンスができるようになり、ダイナマイトっぽくなってきました。基本的な動きはどのグループも同じですが、体形を工夫したり、オリジナルな動きを入れたりして、相当仕上がっているグループもあります。写真は2年3組の様子ですが、中に目立ってカッコよく踊れているグループがあり、とりわけセンターの女子生徒は「膝で踊っている」とでも言いましょうか、何か動きが洗練されているんですよね。担当の上林講師に聞いてみると、実はダンスを習っているとのこと。なるほどです。しかし、そういう「ロールモデル」になる生徒がいるおかげか、他の生徒の動きまで洗練されているように見えます。
 「ロールモデル」とは、自分の行動や考え方など、キャリア形成の上でお手本になる人物のことを言います。本校の2年生は、「お互いが『ロールモデル』になり、お互いに良い影響を受けつつ成長する」それができやすい学年だと校長は分析しています。

笑う コロコロぺったん(小学1年生図工)

 武道場から小学校1年生の楽しそうな声が聞こえてくるので、見に行ってみると、写真のような活動を行っていました。おそらくこういう楽しい学習の場面は、小学校の角田校長先生が小学校のHPに掲載されるだろうと思います。しかし本日(21日)、角田校長先生は他校の学校訪問の協力者(授業を参観し指導・助言をする役割)のため、終日不在です。そこで、後ほど小学校HPからリンクを貼っていただければよいので、ちょっとお節介かとも思いましたが、記事を掲載させていただきます。
 この授業は、1年生の図工「コロコロぺったん」という題材だそうです。大きな広用紙に言葉どおりローラーでコロコロさせて絵の具を着けたり、手や足で絵の具をぺったんしたりする、クラス全員の共同制作です。本校の場合、思い切り活動できる場所を容易に確保できる点がいいですよね。また、このような表現活動を伸び伸び行うことは、子供たちの情操面を豊かにすることはもちろん、精神面の安定にもつながることでしょう。実は中学校長自身も、毎日可愛い小学生の姿に癒やされ、精神の安定が保たれています。これは合志楓の森中学校長の特権です。

ほくそ笑む・ニヤリ 5校時の校舎3階

 給食後の1日の中で一番眠くなりそうな5校時の校舎3階の様子を見て回りました。
 左と中央の写真は同じクラスではありません。左は2年1組の社会、中央は2年3組の国語です。タブレットを使う主たる目的も異なり、左は「調べる学習」、中央は「まとめる学習」です。同じことは、生徒一人一人が個別にネットワーク(インターネット)に接続して学習していること。年度当初は多数のタブレットが同時にネットワークに接続すると、クルクル(グルグル?)回る表示が表れることもありましたが、9月議会の補正予算でセッション数を桁違いに増やしていただいたおかげで、現在はサクサクつながっています
 右の写真は1年3組の道徳の授業です。タブレット使っていませんが、電子黒板にゴミ問題に関連する映像を出すなどして、生徒の深い思考を促す工夫がされているようでした。授業者は新採の矢野教諭ですが、「考え、議論する道徳」に近づこうと頑張っている姿に頼もしさを感じました。

笑う 紹介パンフレットの作成(2年生国語)

 2年生の国語授業では、調べたことパンフレットにまとめる授業をタブレット使って行っていました。このような授業を見ていると、「もはやタブレットは、鉛筆やノートと並ぶマストアイテム」になったと実感してしまいます。中には大人顔負けのタッチタイピングをする生徒もいて、それだけでも「すごいな」と思いますが、小学校1年生がもうタブレットを使っているのです。その子たちが中学校に上がってくる頃のことを考えると、私たちの想像をはるかに越える世界が広がっているかもしれません。
 授業をされている光永教諭は、実は以前、「ICTなんて私には無理!!」と思われている方の先生でした。しかし今では、結構イケてる方の「ICTを授業に活用できる先生」になられました。これも分散登校時のオンライン学習に、学校・学年がチームで取り組んできた大きな成果ではないかと思っています。

驚く・ビックリ 光の屈折の学習(1年生理科)

 中学校の理科室が薄暗いので、何をやっているのか見に行くと、光の屈折の実験をやっていました。スリットから出てくる光をガラスの直方体に通すと、入口と出口で光が曲がります。これを「光の屈折」ということは、皆さんもご承知のことと思います。たしかその屈折率が光の色で違うことから虹が見られるのではなかったかと‥‥。オンラインや映像での学習も場面によっては効果的ですが、やっぱり実体験は大事ですよね。物理現象への納得感が違うのか、何名かの生徒が私(校長)に自慢げに演示をしてくれました。

期待・ワクワク 授業の相互乗り入れ再開

 分散登校の期間中は、時間割の組み替えが困難だったため実施を控えていた小中間の授業の相互乗り入れを、10月に入ってからは再開しています。
 上段の3枚の写真は1年生数学の少人数指導の様子ですが、小学校の宮田教諭が一方の少人数クラスに入って(中央・右)、生徒の学習の実態に応じたより丁寧な指導を行っていただいています。
 一方、5年1組の家庭科は、中学校家庭科の小山教諭が授業を行っています。この時間はミシンを使ってナップサックを製作する授業でした(下段3枚)。ミシンの授業は、教師にも一定の専門技術が必要で、苦労をされている小学校の先生も多いと聞きますが、小山教諭は他の2クラスについても空いている時間にサポートに入っています。このことについては、小学校のHPにも記事かありましたので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。

晴れ 小学校運動会

 本日(17日)は小学校の運動会が行われています。私(中学校長)は、午前11時頃、小学校の先生方に「お疲れ様です」と激励にちょっとだけ顔を出しましたが、晴天でしかも気温が22℃と暑くもなく、絶好の運動会日和の中、順調にプログラムが進んでいました。ご承知のとおり、今年度の小学校の運動会は学年別開催ということでしたが、小学校の先生方の様々な工夫や努力、子供たちの頑張り、保護者に皆様の協力によって、無事開催することができています。
 私が見に来たときは、2年生のプログラムが終了し、参観されていた保護者の皆様の入れ替わりの時間でした(右写真)。小学校保護者の皆様には、事前に周知されていた参観の仕方や担当職員の指示に従い、整然と入れ替わっていただいていました。以前の中学校の中間テストと重なった授業参加の際の参観マナーもそうでしたが、本校区の保護者の皆様はとても良識的だなと感じています。それで一番助かるのは学校の教職員ですが、回り回って子供たちにとってもよい環境を作り出すことになっていると感じています。
 

期待・ワクワク 中体連駅伝推戴式

 少し掲載が遅くなりましたが、14日にオンラインで行った菊池郡市中体連駅伝大会の様子をお知らせします。
 本年度の駅伝大会は、10月22日(金)に大津総合運動公園で開催される予定で。本校からは陸上部の長距離陣に加えて、他の部活動等からの希望により有望選手を加えてチームを編成します。他の中体連大会同様、1,2年生のみのチームなので、めざましい成績を期待することは難しいかもしれませんが、自分たちの力を出し切りチームワークを発揮して、来年度の大会につながる有意義な走りをしてきてほしいと思います。
 4月以来、結団式や推戴式等の時、率直に感じていることですが、代表選手(者)の返事や言葉、立ち振る舞いが実に清々しい。今回は男子チームの坂口君が宣誓をしてくれましたが、ただ「頑張ります」だけではなく、大会参加を通して自分やチームをどう高めようとしているのか、そのやる気が伝わってきます。部活動は、競技力を高めることや勝敗を競い合うことももちろん大切ですが、人間としての成長につなげることも大きな意義の一つだと思います。そういった意味で、陸上部に限らず、新設1年目の本校部活動は、よりよいスタートがきれているなと感じています。

学校 後期始業式

 本日の1校時、オンラインでの後期の始業式がありました。始業式に先立ち、2人の転入生(1年生、2年生各1人)の紹介がありました。本日より本校生徒数は211人になります。
 つい先日の終業式で、私(校長)は講話をしたばかりなので、今回の講話は 髙橋 教頭先生にお願いしました。「自律と自立」というテーマの終業式の私の話の流れを踏まえたお話で、生徒たちにはしっかり受け止め、ぜひ実行に移してほしいと思う内容でした。教頭先生は「あまりICTは得意でない」とはおっしゃいますが、立派なブレゼンのスライドを準備しておられ、その上お話が上手。いつ校長先生になっても大丈夫だなと思いました。
 なお、今回もスライドのデータを下に添付しておきますので、ご覧いただければ、概要がお分かりいただけると思います。

後期スタートにあたって.pdf
 

驚く・ビックリ 働き方をみつめなおす理由と方法(小中合同研修)

​ 前期終了日(8日)の児童生徒の下校後(午後)、小中合同で働き方改革に関する研修を行いました。今回の研修は、小学校が手を上げ実施されることになった県教委学校人事課主管の研修事業に、中学校も乗っからせてもらった形になります。今回の講師の 妹尾 昌俊 氏(同氏のプロフィールはこちら)のご活躍は、私(中学校長)も以前から認知しており、ぜひ本校職員にもと思っていただけに、今回のような熊本弁で言うところの「かてて」方式が、合志楓の森小学校・中学校ではやりやすい環境にあることをとても有り難く思っています。
 研修のタイトルは「働き方をみつめなおす理由と方法」で、内容については小学校HP(こちらをクリック)にも載っていますので、そちらもご覧ください。
 私自身の過去を棚に上げて言いますが、「もう時代は熱血教師を必要としていない」ということを、改めて認識する研修になった思います。どれだけ崇高な教育的愛情と使命感に支えられたものであっても、結果としてブラック企業並の時間外労働やクレーム対応等の授業以外の時間的・心理的負担が増加し、その果て慢性的な教員のなり手不足が生じるような状況は好ましいものとは言えません。「働き方改革は教員がラクしたいがため」との批判を聞くこともありますが、それに対し私は「先生方は毎日こんなに頑張っているんだから、少しぐらいラクしたっていいじゃないですか。たまにはラクさせてあげてくださいよ。」と言いたいと思います。
 とは言え、目の前の「①Must」なことは何が何でもやらなければなりません。妹尾 氏が述べられていた「②Better」なことをできるだけ減らすまたは効率化を図る。「③No NeedあるいはNo Good」なことは、この際思い切って止める。このあたりをしっかり見直すことが大事だと感じました。その点、新設校である合志楓の森小学校・中学校の場合、慣例となっている事柄はなく、前例にとらわれる必要も少ないと思います。働き方改革を進めることを、本来的な教育活動の充実、そして児童生徒のより好ましい育成につながるものにしたいと思っています。

笑う 前期最後の学活(通知表渡し等)

 3校時は前期最後の学活でした。学級によってはグループで学期の振り返り(上段左)などもしていましたが、やっぱり気になるのは通知表。中学校初めての通知表をもらった1年生は、若干興奮気味でした(上段中央・右、下段左)。その一方で、2年生は神妙なご様子(下段中央)。一つ学年が違うだけで、進路に対する切実感がそうさせているのかもしれません。とは言え、コロナ禍の逆風の中、みんなよく頑張った前期だったと思います。その頑張りをお互いにしっかり認め合っている様子もうかがわれました(下段右)。

学校 前期終業式

 本日は令和3年度前期の終業日で、1校時にオンラインによる終業式を行いました。
 まず、3人の生徒代表による「前期の振り返りと後期に向けた抱負」の発表がありました。自身の学習や部活動のことに加え、やはり体育大会の中止や分散登校時のオンライン授業についても振り返りがあり、いずれにしても今後に向けた前向きな気持ちが前面に出ていてとても頼もしく思いました。
 その後、校長講話があり、例によってプレゼン画面を共有し、今回は「自分の頭で考えること」というテーマでお話しさせていただきました。プレゼンのデータは下に添付しておきますので、ご覧いただければ概要をご理解いただけると思います。毎回講話の締めに入れている「今でしょ!」(中央写真)ですが、今回は多くの生徒たち、特に2年生がタイミングを合わせて言ってくれたと教室にいる先生方から聞きました。そういうノリの良い生徒が多い学校って楽しいですよね!! ちなみにオンライン画面(左写真)のカッコいい背景は、小学校の角田校長先生が作成されたものです。
 また、今回も校歌は静聴ということになりましたが、井上教務主任が急遽、校歌に合わせた振り返り動画(右写真)を作成してくれたので、生徒たちは懐かしく前期を振り返ることができたのではないでしょうか。こちらも期間限定でアップロードしておきますので、よろしければご覧ください。

● 前期終業式校長講話「自分の頭で考えること」.pdf

● 「前期終業式における校歌静聴用動画」へのリンク

 

驚く・ビックリ クーリング・オフって知っていますか?

 3校時、Ⅱの2の教室をのぞくと、家庭科の授業があっており、生徒たちは「クーリング・オフ制度」について学んでいました。
 ご承知のとおり「クーリング・オフ」とは、一旦契約しても、期間内に手続きをすれば契約を解除できる制度で、悪徳商法等で誤って契約した場合などに、消費者の権利を保護するための制度です。
 私もしばらく授業を参観していましたが、とにかく小山教諭の授業は分かりやすいし、面白い。中央の写真を見ればお分かりのとおり、生徒たち全員、しっかり顔を上げて授業に参加してました。このような授業を受けていれば、きっと生徒たちは、将来賢い消費者に成長してくれるだろうと思いました。

にっこり 小中合同の校内研修(実践編①)

 合志楓の森小学校・中学校では合同で研修を行っているという記事は、以前にも何度か掲載したと思います。校内研究については、前回までの理論編から一歩前へ進み、今回からいよいよ実践編になります。
 まず、中学校研究主任の 吉留 教諭から全体説明があり、本小・中学校の児童生徒に身に付けさせたい力として、①やりぬく力、②伝える力、③協働する力(練り合う力)についての説明がありました。その後各学年部毎に、ワークショップとして、それぞれの力の具体像を描く話し合いを行いました。
 次回(実践編②)は、今回の話し合いの内容を受けて、小学校1年から中学校3年の9カ年の系統立てを行うそうです。校内研究の総元締め(研究部長)の小学校の 一安 主幹教諭は、大学院への留学経験をもつ教育研究のスペシャリストだけあって、「理論と実践をどうつなぐか」という視点を強く持って研究を進められていることがうかがわれます。合志楓の森中学校区の小中一貫教育研究発表会は、まだずいぶん先の3年後(令和6年度)ではありますが、着々と研究を積み重ねていることに、楽しみと頼もしさを感じているところです。

期待・ワクワク ちゃんと掃除!!

 分散登校の期間は、教室とその周辺だけの簡易掃除で済ませていましたが、全員登校になった今週から「ちゃんと掃除」ができるようになりました。その間、ほこり(埃)が溜まって気になるところもあったのですが、今週になってやっと元の美しい校舎が戻ってきました。
 授業が45分間の小学校と50分間の中学校で微妙に時間割は違うのですが、掃除時間は同じ時間に合わせてあります。「みんなの玄関」など小・中共用の場所は、小学生・中学生混ざって掃除をしていますので、中学生にとっては「小学生に模範を示す」場ともなっています。同じほこりでも、こちらのほこり(誇り)の方は、どんどん自分の中に溜めていってほしいと思っています。そのためにも、掃除など毎日の活動を地道にやっていくことが大切ではないでしょうか。
 

喜ぶ・デレ ダイナマイトだよ!!(体育のダンスの授業)

 

 現在、体育の授業ではダンスを行っています。1,2年生ともに、K-POPグループ、BTSの Dynamite(ダイナマイト)という曲に合わせて振り付けをしています。
 今日は、1時間目から5時間目までずっと体育の授業が武道場であっており、私(校長)は、生徒たちのダンスぶりを見ていましたが、「ダイナマイト」ですよ。もっとはじけないと!! 今の段階では、正直「かんしゃくだま(古い? 最近売られなくなりました)」か、良く見えて「爆竹」ぐらいの感じかな思いました?
 写真は5校時のⅡの2の授業の様子ですが、今日見た中では比較的よく動けている方だと思います。そういうクラスには必ずムードメーカーになってくれる生徒がいるものですね。そういう生徒がいじられたり笑われたりするのではなく、尊重されるべき個性として一目置かれるようになると、クラスの雰囲気が良くなってくる(いわゆる「支持的風土」があるクラス)のかなと思います。

にっこり 全員登校再開

 本日(10/4)から、中学校も全員登校が再開しました。教室の様子は上の4枚(上段、下段左)の写真を見てのとおり、分散登校時のスカスカだった教室と比べると、かなり密な状態になっています。そのことを考えると、マスク、手洗い・消毒等の基本的な感染予防対策は、これまで以上にしっかりやらないといけません。
 また、理科室では、教員の小中相互乗り入れを行っている小学校6年生の理科の授業があっていました(下段中央)。こちらは分散登校時のオンライン学習では授業を進めることができなかったので、今後進度を取り戻すべく時間割を工夫していく予定です。なお、以前に記事にしていた自作の飛沫防止パーテーションが、早速活躍しており、何となく嬉しい気持ちになりました。
 下段右の写真は、武道場でダンスの学習をしている体育の授業です。小学校は17日(日)に予定している学年別の運動会へ向けた学年体育の授業をやることが多いので、体育館は小学校優先で使っていただいています。小中間の譲り合いや調整も上手くいっているなと感じています。

興奮・ヤッター! 部活だ! 部活だ!!

 

 午後の4時、最後のオンライン学習を終えた部活動生が続々と学校に集まってきました。本日(10/1)より、一部の公式大会を控える部を除き休止していた部活動が再開しました。
 体を動かしたくてたまらなかったのか、どの部活動も生き生きと練習を開始しました。生徒たちのあまりの嬉しそうな様子に、私は各練習場所で「運動不足なので、最初から飛ばしすぎないように!」と言って回りました。また、まん延防止等重点措置は解除されたとは言え、感染防止対策は継続しなければなりません。
 それでも、中学生が元気に活動している姿を久しぶりに見て、私も嬉しさを隠しきれないのが正直なところです。
 

うれし泣き オンライン学習の様子(最終回)

 本日(10/1)で分散登校が終了しますので、このシリーズの記事も最終回にしたいと思います。
 どの授業もいつも通り行われていました。機器の接続を手伝ってくれる生徒がいたり(上段左)、生徒たちも手慣れたものです。ただし、生徒たちに「もうオンライン学習は飽きた」感が漂っているのも事実です。頭がゆらゆらしている生徒も時々見かけます。1年生のある男子生徒に「オンライン授業は眠くなる?」と尋ねると、「はい」と答え、正直者とほめていいものやら‥‥。来週からの全員登校再開に、ホッと肩をなでおろしているところです。
 前にも述べたように、今回のオンライン学習の取組みは、新型コロナウイルス感染拡大防止と「学びの保障」を両立するための緊急避難的な措置であり、オンライン教育の本来の目的を意図したものではありません。しかし、今回の分散登校をとおして、一気に合志市立小中学校にICTが浸透したという面では、一定の成果があったのではないかと思います。また、オンライン学習の限界や対面で学習することの良さなども、オンライン学習を実際にやったからこそ見えてくるものがありました。
 さらに、各学年部がより一層チームで動く体制になったこと、特に初任者の矢野教諭にとっては、たくさんの先輩教師の授業に関わることで、指導力を格段に磨くことにつながる(下段中央・右)など、副産物的な成果もたくさんありました。
 なお、今回の取組みを今後に生かすため、保護者の皆様にも簡単なアンケートをお願いすることにしています。ご協力いただければ幸いです。

興奮・ヤッター! オンライン学習の様子(その10)

 オンライン学習の様子はどうかと、今日(29日)も3階の教室を見に行くと、2年部が卒業アルバムの制作をお願いしている「なは咲フォト」の 藤原 さんが教室におられて、オンライン授業の様子を写真に撮られていました。
 お話を聞いてみると、「分散登校が今週で終わると聞いて、このような形でのオンライン学習はもう見られないかもしれないので(そう願います)、慌てて写真を撮りに来ました。」とのことでした。
 たしかに今は、この分散登校(オンライン学習)も含め、様々な制約・制限がある厳しい時期かもしれませんが、ずっとずっと後になって「ああ、こんなこともあったな。」と懐かしく振り返る時期がくるかもしれません。そう思えるためにも、今できること、今しかできないことを精一杯やっておくことがとても大事だと思っています。
 なお、藤原さんとは、私(校長)が武蔵ヶ丘中に勤務していた15年以上前からお付き合いがあって、その時に制作していただいたアルバムがとても素敵だったことを思い出します。先日は、藤原さんが学校園のヒマワリを撮影されている姿を目にしました。「きっとアルバムのどこかにアクセントで使うんだろうな。」などと勝手な想像をしたところです。

※ 藤原さんは、現在独立し、「はな咲フォト」を立ち上げられています。記事を上述のとおり訂正し、お詫び申し上げます。

興奮・ヤッター! オンライン学習の様子(その9)

 分散登校も今週の金曜日(10/1)までとなりました。本日(28日)もオンライン学習の様子をご紹介しますと、1年生では、技術科で「情報モラル」の授業を行っていました(左写真)。以前の記事にも書きましたように、今回の分散登校におけるオンライン学習は、生徒たちにとって情報モラルを体験的に学ぶ機会にもなっています。技術科の井上教諭はそのようなタイミングを逃さす、技術科本来の学習内容に関連して指導を行っていました。
 また本日は、別件の打ち合わせで来校された合志市議会議員でもあられる 永清 PTA会長に校舎内を案内し、オンライン学習の様子を視察していただきました(中央写真)。オンライン学習のためのタブレットPCやネットワーク等の機器・設備の運用は、小・中学校でいろいろと工夫し、頑張っていますが、機器・設備そのものは、議会の予算承認によって初めて整備が可能となったものです。合志市議会の皆様のご理解ご支援にも改めて感謝申し上げたいと思います。
 なお、小学校の体育のオンライン学習も視察されましたが、「指導者の先生が別室で映像を撮影し、児童は武道場や体育館、また自宅でその映像を見ながら運動する」という小学校では当たり前になった光景(右写真)に、永清会長はとても感動されていました。

喜ぶ・デレ オンライン学習の様子(その8)

 今日(27日)のオンライン授業の様子は、体育館を撮影しました。配信用のタブレットは、左写真のように係の生徒が、生徒たちと一緒に移動してくれています。本来、体育館にはWi-Fiのアクセスポイントがないので、モバイルルーターを使用してアクセスする想定でしたが、意外と校舎から来る電波が強く、モバイルルーター無しでも大丈夫みたいです。
 体育館の奥では、小学生が体育大会のダンスの練習をしていました(中央写真)。関連するブログが小学校HPに掲載されていたので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。小学生のダンスの曲(ソーラン節)が流れていましたが、登校グループの生徒たちは気が散ることもなく、自分たちの授業に集中できています。その一方で、自宅グループの生徒たちには、どんな感じで聞こえているのか少し気になるところです。BGMぐらいの感じならいいですけど‥‥。
 この時間は、創作ダンスの時間で、クリスマスをイメージした振り付けを考える授業でした。全体的に女子は、結構自分を解放して動けるみたいですが、男子はどの学校もこんなものなんですかね? 恥ずかしさがあるのか、動き出すまでかなり時間がかかっていたようでした(右写真)。頑張れ、男子!!

ほくそ笑む・ニヤリ オンライン学習の様子(その7)

 本日からオンライン学習を活用した分散登校が再開しました(現時点で10月1日まで)。写真(下段中央等)を見ていただくとお分かりのとおり、生徒の席の間隔が広いので感染防止対策としては良好な環境だと思っています。
 もう先生方は手慣れた感じで、生徒たちも全く違和感なく授業ができています。これは実技を伴う体育の授業(上段左)も同様です。
 英語の授業では、チャンツ(リズムに合わせて英語を発音する活動:上段中央)をしていましたが、自宅グループの生徒はちゃんと発音しているのか気になったので、英語担当の坂本教諭に聞いてみると、ほとんどの生徒がオンラインの向こう側で声に出して学習をやっているとのことでした。その後の2人組での会話練習(上段右)は、自宅グループの生徒はブレークアウトルームを使って別の自宅グループの生徒と会話の練習をやっていました。
 技術担当の井上教諭は、PowerPointで自作教材を作成し、それを画面共有して生徒に配信していました(下段左)。作った教材は、対面授業も含め何度も再利用できますし、その教材作成自体が教師にとっては教材研究にもなるとても有効な方法で、「オンライン学習の王道」と言ってもよいかもしれません。また、社会科担当の町田教諭は外付けの高解像度のビデオカメラで配信していました。とても分かりやすい授業なので、そのまま録画して有料オンデマンドで配信すればお金儲けできるかもしれません(笑)。

喜ぶ・デレ 期末テストの返却

  昨日と本日(22日)、期末テストの返却を行っています。これは一斉に行う方が効率的で不正等も起きにくいので、午前中が2年生全員、午後が1年生全員の変則的な分散登校を行っています。なお、テスト実施時と同じく、1クラスを2つの教室に分け、オンラインを活用して行っています。
 この時間は、2年生の家庭科の返却でした。教科担当の小山先生は別教室からオンラインで解説等を行い、各教室には他の先生方がついてサポートする形をとっています。このような取組はチームで動く体制が整っていないとうまくいきません。その点本校では、1年部の町田学年主任、2年部の深水学年主任を中心に、学年部がとてもまとまっていて、安心していられます。直近のブログにも書きましたが、このような学年がチームで動く体制が小学校にも浸透しつつあります。ある面、「教科担任制」すなわち複数の教員で生徒をみるという中学校的な文化が、小中一体型校舎の合志楓の森小学校・中学校の場合は、伝播しやすいのかもしれないと思っています。

期待・ワクワク 池頭教育委員のオンライン授業の状況視察

 本日(21日)の午前中、池頭 教育委員(教育長職務代理者)が、教育委員会学教教育課の 斉藤 主幹とともに、合志楓の森小学校・中学校のオンライン授業の状況について、視察にお越しになりました。なお、他のお2人の教育委員の方々も本日、別の小中学校を視察されています。また、中学校は、期末テスト返しのため、変則的な分散登校(午前中:2年生、午後1年生)を行っており、自宅へ配信するオンライン学習はおこなっていないため、主に小学校の状況を視察されました。
 合志楓の森小学校でも、今では合志楓の森小版のオンライン学習スタイルができあがっています。特に小学校の場合は、1年生と6年生の間で大きく異なる発達段階に合わせるため、様々な工夫や努力がされており、その丁寧さや緻密さには、中学校も参考にすべきものが多くあるなと感じました。また、各学年を「帯」の時間割で、一つの教科を全学級一斉に配信するスタイルを取り入れているのは、文部科学省が目指している「小学校の教科担任制」につながるものであり、今後大きく教育改革が進む足掛かりになるのではとも思いました。
 池頭委員から、オンライン学習の現時点での課題についてお尋ねがありました。私(中学校長)からは、「①目の健康をはじめとする健康管理、②個人の学力差や特別な配慮が必要な子どもへの対応、この2点が特に気になっています。」とお答えしました。また、小中施設一体型の本小中学校の場合は、もともと合志市が提唱する小中一貫教育を推進しやすい環境ですが、「オンライン学習が定着することにより、物理的に離れた小中間でも連携を図りやすくなる」という話などが、視察後の懇談の中で出てきました。

ニヒヒ 英検IBA

 

 期末テストに引き続き、3時間目に「英検IBA」を実施しました。「英検IBA」とは、「もし英検を受けたら、何級程度の力があるか」を診断するためのテストです。合格、不合格はありません。また今回は、1年生が「TEST F」、2年生が「TEST E」を受検しました。その両方ともに、リスニング問題がおよそ半分を占め、改めて「使える英語力が求められているのだな」と感じました。
 少し話は変わりますが、私(校長)は20年以上昔、情報教育の分野で国内留学していました。当時はまだ「MS-dos」というOS(オペーレーションシステム)で、コマンド(命令)をキーボードに直接入力してコンピュータを動かしていました。もちろんその命令はすべてアルファベット、つまり英語です。英語があまり得意でなかった私は、その時になって「英語をもっとしっかり勉強しておけばよかった」と後悔したのを思い出します。その後「Windows」という画期的なOSが開発されたおかげで、グラフィカルな画面でマウスを使い感覚的に操作できるため、英語が苦手な私もなんとかパソコンを使いこなすことができました。
  テクノロジーの分野に限らず、経済も医療も政治もそして学問も、結局のところ英語をベースに世界は動いています。そう考えると、やっぱり英語は大事ですよね。
 10月8日(金)には、2年生対象の本物の英検があります。3年生がいない合志楓の森中の2年生には、特別に教育公務員弘済会からの補助金があり、全額を負担せずに受検することになります。50人以上の生徒が申し込んでくれているそうですが、ぜひそちらの方も頑張って「級」を取得し、自分のキャリアアップにつなげてほしいと思います。
 

苦笑い 8年ぶりのテスト監督

 本日(16日)の3校時、2年3組Bの家庭科の期末テストのテスト監督に、私(校長)が入りました。テスト監督は、水俣の中学校で教頭(社会科の授業も担当)をしていた以来なので、8年ぶりになります。久しぶりで私も緊張しましたが、生徒たちも若干、緊張気味だったかもしれません。
 事前に少し問題を見せてもらいましたが、単に知識を問う問題だけでなく、思考や判断を伴う問題や、とりわけ家庭生活をよりよくするための意欲や態度を評価しようと意図する問題もあって、「小山先生、なかなかいい問題作ってるな!」と感じました。
 生徒たちはというと、真剣にかつ最後まで一生懸命問題を解いていました。今までの経験上、大抵は途中で顔を伏せたりして、諦めたかような態度を見せる生徒が数名は出てくるのですが、そのような生徒はいません。4月以来、何となくなのですが、合志楓の森中の生徒、とりわけ2年生は「学習に対する意識が高い」と感じています。互いに意識が高ければ、それが作用し合って、より意識は高まる方向へ働くものです。そう言った意味で来年の今頃、つまり共通テストの結果が出て進路選択を具体的に考える時期に、どこまで学力が伸びているのか、とても楽しみな学年です。

にっこり 「熊本の学び」スタートアップ研修

 本日(15日)の午後、小中合同の校内研修で、熊本県教育庁市町村教育局義務教育課の岩木指導主事及び松崎指導主事、菊池教育事務所の大谷指導主事に講師として来校いただき、「熊本の学び」スタートアップ研修を行いました。
 今回は、新型コロナ対策として、大会議室をメイン会場、各教室をサテライト会場として、オンラインで行いました。
 まず、岩木指導主事に概要説明及び授業改善演習の説明をいただきました。また、各学年部ごとに行った授業改善演習は、松崎指導主事にコーディネートいただき、研修を深めました。
 研修内容の詳細は割愛しますが(小学校のHPの方が詳しいので、リンクを貼っておきます)、先生方の議論も深まり、今後の授業改善に大きな期待が持てる研修になりました。

驚く・ビックリ オンライン学習中の出来事についての情報モラル指導

 以前の記事に「オンライン学習中に気になることが見え始めた」という内容を書いていましたが、実際に昨日(14日)、ある学級のオンライン学習中、ある生徒が参加チームから意図的に外される事案が起きました。
 そこで早速、本日の放課後、当該学級の生徒を、広く間隔をとれる武道場に集めて、情報モラルについての指導を行いました。
 このような事案を聞くと、オンライン学習への消極的な発想からは「ほら見たことか! だからオンライン学習には問題がある。」となりそうです。しかし、すでの本校生徒の自分用に使えるスマートフォンの所持率は90%を超えています。大人(親や教師)が知り得ないところで、たくさんのプラベートなSNSコミュニケーションをしている中、いわゆる「LINE外し」のようなことは、私たちが想像している以上に多発していると考えた方が間違いありません。つまり、今回の事案は「氷山の一角」であり、その「氷山の一角」を見逃さず、速やかかつ適切に(その行為の問題点を生徒たちにしっかり見つめさせ、どうすべきか考えさせる)指導をしていくことが、体験的な情報モラル教育(情報社会に参画する態度の育成)として重要ではないかと考えています。
 なお、当該学級以外の全学級にも、今回の事案の概要を共有し、指導していきます。また、今回のようなことが機能的にできないよう、取りあえずteamsの設定を変更します。その分使い勝手が悪くなるので、好ましいとは言えませんが‥‥。
 その後、この事案に関係したかもしれないと思う生徒たちが名乗り出てくれて、その場の状況を説明してくれたそうです。結論から言えば、「ふざけ半分で、悪気はなかった」、また「やったりやられたりている」とも答えたそうです。なるほど、SNSの問題点として挙げられていることが、縮図のように見えますね。だからこそ、今回の当該学年部の事案に即応した指導は、とても適切だったと校長は考えています。

試験 前期の期末テスト

 本日から3日間(15日~17日)は、前期の期末テストです。昨日までは分散登校でしたが、本日は全員登校です。ただし、3年生用の教室を併せた普通教室12+各階に1つずつある予備教室1+美術室1=計14教室を使い、各クラスをA・Bの2つに分けて、三密の状態を避けて実施しています。このように教室数を確保できるのは、本校のそれも本年度に限った有り難い状況ですが、問題はテスト監督者の人数です。どうしても人が足りない時間は、小学校の一安主幹教諭と森田教務主任に手伝ってもらい、それでも足りない場合は、教頭と私(校長)も監督に入って対応することにしています。
 私は、テスト期間中の緊張感の漂う雰囲気が嫌いではありません。受検する生徒たちはもちろん、問題を作成し採点する先生方も大変ですが、このようにメリハリのある中学校生活の中で、生徒たちは様々な経験を積み、人間として大きく成長していくものだと思っています。また、合志楓の森小学校・中学校の場合、ともに学校生活を送る小学生にとっても、少なからず良い影響があるものと考えています。
 なお、テスト期間中の午後は、オンライン授業を入れていません。今日と明日は、翌日にテスト教科が残っているので、各自家で勉強を頑張ってくれると思いますが、最終日(17日)は気分が解放され、外へ(近隣の大型ショッピングセンターや遊戯施設等へ)遊びに出かけてしまう生徒がいないか心配しています。まだコロナ禍の「まん延防止等重点措置」の期間中であることを忘れず、テスト勉強を頑張ったご褒美は、家の中でできること又は何もせずのんびりと過ごすことを選択してほしいと思います。