2021年8月の記事一覧
オンライン学習の様子(その1)
昨日(30日)から、新型コロナウイルス感染症に関連してお休みしている生徒に学びを保障するため、授業のライブ配信を行っています。基本的には、普段通りの教科の授業を行い、教室のほぼ中央に設置した教師用のタブレットPCの内蔵カメラを通じ配信(一方向)しています。ただし、配慮や支援が必要な生徒に対しては、もみじ学級の担任等がサブのタブレットPCでチャットを行うなどして双方向やりとりをすることも可能です(左写真)。
現時点の課題は、実技や実習を伴う授業にどう対応するかです。中央の写真は1年生の保健体育の授業ですが、とりあえず座学でできる学習内容を中心に行っています。
一方、登校している生徒にとっては、教室中央にタブレットPCがあること以外、何の変わりもなく、挙手したりして普通に授業に参加しています(右写真)。そのため、オンライン学習に参加している生徒も、おそらく教室に座っているのと同じような感覚だと思います。ただし、画面は黒板を中心に固定されているので、周りの友達の様子は、教卓前の数人しか分かりません(声は聞こえます)。生徒同士が話し合ったりする学習は、むしろ全生徒が自分のタブレットPCでオンライン学習に参加し、ブレークアウト ルーム機能等を使用し、お互いの顔を見ながら行った方が効果的なのかもしれません。
2回目のオンライン授業
本日(27日)の午後、第2回目のオンライン授業を行いました。第1回目は学級担任による学活で、オンライン教室に着席することが目標でしたが、今回は教科担任による教科の授業を2コマ行いました。
今回のオンライン授業については、合志市内の小中学校に実施することをお知らせしていたので、合志楓の森小学校の先生方はもちろん、近隣の小中学校からも多くの先生方が見学に来られていました。
オンライン授業と言っても様々。見るからに「東進ハイスクールの林先生」のような授業をされる先生もいるかと思えば、オンラインとは思えないほど普通に生徒と会話をしながら授業を進める先生、デジタル教科書を提示したり、画面共有したExeclデータ等を教材としたりする先生‥‥‥。7学級×2=累計14コマ、色々な方法を試していました。また、生徒たちの方はとても順応が速く、思った以上にスムーズな流れで進行した授業が多かったように思います。とは言え、生徒によってはうまく画面が見れなかったり、音声が聞き取りにくかったりなど、トラブルがあったかもしれません。これらも今後につながる大切な知見となりますので、安心安全メールでアンケートを配信させていただいています。ご協力いただければ幸いです。
なお本日、プリントや安全安心メールでお知らせしましたとおり、本校では、対面授業とオンライン学習の「ハイブリッド教育」を実施できる環境が整いつつあります。今後は、仮に学校にお休みすることになった場合でも、オンライン学習(授業のライブ配信)を活用することによって、登校した場合とほぼ同等の学習を保障できるものと考えております。新型コロナウイルス感染症に関連するお休みが必要となった場合は、遠慮無く学校にご相談いただきますようお願いします。
徹底した消毒作業
合志楓の森小学校・中学校では、スクールサポースタッフが2人(小学校籍1人・中学校籍1人)、日常的に校内の消毒作業を行っていただいていますが、まん延防止重点措置が発令されているこの期間は、さらに対策を強化し、児童生徒が下校した後、教職員全員で校舎内の様々な場所を徹底的に消毒することとしました。
先生方にも「この小・中学校からクラスターを発生させない」と、精一杯の努力していただいています。児童生徒の皆さんにも、現状の深刻さをしっかり受け止めて、自分にできる感染防止対策にはしっかり取り組んでほしいと思っています。
新型コロナウイルス感染症予防についての徹底指導
オンラインで行った夏休み明け集会後の学活の時間に、各学級でプレゼンのスライドを用い、新型コロナウイルス感染症予防について改めて徹底指導を行いました。
内容的には、これまでの基本的な感染予防対策の徹底に加え、自らの健康観察の重要性、特に体調に異変かあったり家族等に感染の恐れがあったりする場合は、用心して登校を控えること等の説明がありました。
ここまで感染(デルタ株)の広がりを見せると、「うつるかも」だけではなく「うつしてしまうかも」をしっかり意識して行動することが求められます。「感染しているかもしれないというリスクを持ったまま学校に来てしまう。」といったヒヤリ・ハットが起きないよう、保護者の皆様にもご理解とご協力をお願いいたします。
なお、この指導で使用した生徒向けプレゼンを下に掲載していますので、よろしければご確認ください。
オンラインの夏休み明け集会
本日(26日)の1校時、夏休み明け集会をオンラインで行いました。まず、1,2年生及び生徒会執行部の代表合生徒の夏休み中の振り返りと前期後半以降への抱負についての発表がありました。発表した3人とも、社会体育や部活動については大変充実した夏休みだったことがうかがわれましたし、今後へ向けた意気込みについても、並々ならないものを感じました。この3人と同じようなレベルに本校生徒全員の意識があったなら、とんでもなくすごい学校になることでしょう。
私(校長)からは、今回もプレゼンの画面を共有して講話をさせていただきました。そのスライドは下に添付しておきますので、ご覧いただければ、講話の内容がご理解いただけるものと思います(著作権に配慮して一部修正をしています)。
その後、生徒指導主事の後藤教諭からの指導がありました。とにかく夏休み中、誰1人大きな事故や事件に巻き込まれることもなく、無事に前期後半を迎えられたことをとてもうれしく思っていることろです。
中体連陸上大会へ向けて
コロナ禍の影響で開催が可能なのか不透明な部分はありますが、9月7日(火)には菊池郡市中体連の陸上大会が予定されています。この大会は各競技を点数化し、学校対抗で総合順位を出しますので、学校規模等によっては全ての生徒を対象に選手を選抜して出場する学校もありますが、本校は1,2年生だけの出場ですので学校対抗にはこだわらず、基本陸上部を中心に出場し、希望する生徒のみ出場選手の候補者とすることとしています。ただし、10月22日(金)に開催予定の駅伝大会については、陸上部以外からも有望な選手を選抜させてもらうことにています。
昨日(20日)は久々の晴れ間が見られましたが、本日は再び雨で陸上部は室内練習をしていました。私(校長)が見に行った時、短距離メンバーは武道場の柔道畳の上でストレッチをしていました。一方、長距離メンバーは「合志のおか」の吹き抜け階段を使ってのインターバル練習でした。こちらは屋外での練習よりハードではないかというぐらい選手たちの息があがっており、陸上部顧問の益﨑教諭曰く「良い練習場所」だそうです。
いろいろと好都合な練習環境(卓球部)
本校の卓球部は、練習場所として2階の多目的式室(2つありますが大きい方)を使用しています。
多目的室を使う利点は、まず強化ガラス窓に4面囲まれているのでピンポン球が散乱しないことです。また、エアコンが効いているので熱中症の心配も少なくなります。「大きな体育館があるのに」と思われる方がいるかもしれませんが、それほど広い練習場所を必要としない卓球部にとっては、かえって好都合のようです。ただし、全面ガラス張りなので、常に周りから見られているというプレッシャーは選手たちにあるかもしれませんね。
また、練習風景をのぞいてみると、顧問の森教諭がモニターPCに卓球指導の動画を流していました。選手たちは、映像(しかも大きな)で確認した動きをその場で実際にやってみることができ、なかなか進歩した練習方法だなと思いました。
校務支援ソフトのオンライン研修
本日(5日)の15時から、合志市立小中学校一斉に、校務支援ソフトのオンライン研修がありました。
本年度から、合志市内の小中学校には「スズキ校務」という校務支援ソフトが導入されました。校務支援ソフトとは、学籍情報や成績管理、健康管理などの情報を一元的に管理し、多忙と言われている教職員の業務の負担を軽減し、児童・生徒に必要な指導や支援をより行いやすくする環境を整えることを目的としたツールです。
分かりやすく例を言うなら、一度誰か児童や生徒の名簿を作成すれば、すべての職員がそれを活用することができ、これまでは教職員がそれぞれ自分のPCで行っていた業務の手間が省けることになります。つまり、校務支援ソフトを活用できる教職員が多ければ多いほど、業務は合理化・効率化することになるのです。そういうことでこの度、導入元の「スズキ教育ソフト(株)」のインストラクターと各学校をオンラインで接続し、研修をすることとなりました。
合志楓の森小学校・中学校では、職員室に3台のモニターPCを配置し、自分の校務用PCを操作しながら研修できように工夫してありました。写真では中学校の教職員の参加が若干少ないように見えますが、本校では井上教務主任をはじめ、ICTに堪能・精通している教職員が多く、既にかなりの部分で同ソフトの活用が進んでいます。そのため、参加している先生も「初めて聞く」というより、「今までやってきたこととの整合性の確認」や「今さら聞けない使い方やさらに便利なテクニックの習得」といった感じで研修を受けている先生が多かったように思います。言い訳が自慢になってしまいました。なお、この研修は夏季休業中にもう1回行われることになっています。
音楽部のNHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)への出場
昨日(4日)、県立劇場で開催されたNHK全国学校音楽(合唱)コンクール(熊本県コンクール)に音楽部が出場しました。なんと本校音楽部が、全ての出場校の最後、つまり「大取」をつとめたそうです。審査結果は「奨励賞」ということでしたが、顧問の先生方のお話では、本番がこれまでで一番素晴らしい歌声だったたとのことです。
今回はコロナ禍のため無観客で実施されましたが、県立劇場のコンサートホールで歌った経験は、今後の練習の貴重な糧になると思います。来年度の3学年揃った(男声も入れた?)合唱でのさらなる飛躍に期待しています。
なお、本番の動画をteamsで共有していますので、音楽部の生徒のタブレットPCで視聴可能です。音楽部の保護者の皆様はぜひご視聴いただければと思います。
Nコンへ向けた仕上げのリハーサル
本日(3日)の4時半頃、体育館のステージで音楽部のメンバーが、明日のNHK全国学校音楽(合唱)コンクール(熊本県コンクール)へ向け、出勤している小・中学校の先生方を前に仕上げのリハーサルを行いました。なお、矢野教諭の友人でピアノ塾講師の吉田さんに伴奏をお願いしており、矢野教諭の先輩で声楽家の興梠さんには4回に渡りご指導をいただきました。
素人の校長の耳にはなかなかの仕上がりぶりに聞こえてきましたが、専門家から言わせれば、まだまだ奥が深い世界があるのかもしれません。1・2年生のみのメンバーです。その奥の深さを実際のコンクールの場でより突き詰め、来年度につなげてくれたらと思います。とにかく明日の本番は、これまでの練習の成果を発揮し、最高の歌声を披露してきてほしいと願っています。
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