学校生活(ブログ)

2021年6月の記事一覧

星 委員会活動 本格始動!!

 

 昨日(28日)の6校時の後、時間割を調整して生み出した時間を使って、委員会活動を行いました。各員会のリーダーを中心に作成した成長モデル・年間計画にしたがって、今後活動を本格化することになります。
 本校には代議員会のほか、生活・安全、学習・図書、環境・ボランティア、給食、人権、保健、体育、情報の8つの委員会があり、すべての生徒がいずれか委員会に所属しています。
 中学校学習指導要領では、生徒会活動の目標を「学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組む」と記されています。生徒各自の良さや可能性を引き出しながら、自発的、自治的な取組みを行う生徒会活動は、本校の教育目標である「夢と誇りを持ち、自分らしく主体的に行動する生徒の育成」に直結する活動だと考えています。今後の生徒たちの活躍を楽しみです。

驚く・ビックリ 最先端を行く本校生徒会(リーダー研修会)

 本日(23日)の14:30から、図工室で生徒会のリーダー研修会(2回目)がありました。
 まずはじめに、私(校長)からリーダーの心構えにとして、委員長等の生徒たちと同じ「長」として、私(校長)が日頃心がけていることを話しました。
 その後、各委員会で作成した成長モデルと年間活動計画の発表を行いました。
 本校生徒会では、タブレットPCに標準搭載されている"Teams”(Microsoft社のOffice365で提供されているチャットツール)をプラットフォームとして、生徒会のリーダー同士あるいはリーダーと担当教師の間でやりとりを行っています。今回発表した成長モデル・年間活動も、そのようなICTの活用を通じて作成したもので、近年企業等で見かけるようになったコミュニケーションスタイルを本校生徒会が普通にやれていることに、「うちの生徒会は最先端行ってますよ!」と自慢したい気持ちになる校長なのでした。

興奮・ヤッター! 大健闘の菊池郡市中体連大会

 19日(土)、20日(日)に2日間に渡り、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会が実施されました(一部の競技は18日・21日にも実施)。例年、屋外競技は梅雨の雨に悩まされることも多いのですが、本年度は天気にも恵まれ、予定通り競技が行われ、本校の出場種目については、全競技終了しました。
 大会の結果は、トップページに掲載しているとおりです。まずは、優勝及び入賞、あるいは県大会出場権を獲得した団体・個人の皆さん、おめでとうございます。また、1,2年生だけのチーム・個人での出場で敗れはしたものの、大健闘した競技が数多くあったと聞いています。
 私(校長)は、軟式野球の合志市総合運動公園の会場長であるため、1回戦が旭志グラウンドで行われる野球部については、応援できないものと諦めてかけていました。ところが、見事1回戦を勝ち上がり、私の目の前で白熱した2回戦の闘いを繰り広げてくれました。対戦相手は最終的に3位となった泗水中でしたが、2点を合志楓の森中が先行し、中盤まではどちらが勝ってもおかしくないゲーム展開でした。最後は3年生がいるチームのパワーに押されて敗戦となりましたが、何とも清々しく、「来年度が楽しみだぞ!!」という大きな期待も持たせてくれました。
 今日までは1、2年だけの部活動というハンディも、明日からは先に多くの経験ができたというアドバンテージに変わります。そのアドバンテージを活かし、来年度はどの部活動も更なる活躍を見せてくれるものと期待しています。
 選手の皆さん、指導者の先生方、教員外指導者の皆様、大変お疲れ様でした。また、無観客試合という制限にもかからず、ご理解をいただき、温かく応援いただいた保護者の皆様、誠にありがとうごいざいました。

【大会結果 】令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連).pdf 

花丸 図書委員会による小学校低学年への読み聞かせ

 本日(17日)の朝自由の時間、図書委員会の生徒たちは、小学校1・2年の教室へ行って、絵本の読み聞かせを行いました。
 小学校の1・2年も中学校も1・2年もちょうど同じ7クラス。各クラスの図書委員が1クラスずつを担当し、自分たちで絵本を選んで、読み聞かせの練習も行っていたそうです。
 出来映えはというと‥‥。そこはまだ中学生。大人の読み聞かせボランティアの方ほどはいきませんでしたが、小学校の子どもたちはしっかり聞いてくれていました。また、何回か繰り返していればもっと聞き手を引き付ける工夫もできるようになると思いますし、本校で取り組んでいるプレゼン教育のスキルアップにもつながると思いました。

にっこり 菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式

 本日(16日)の帰学活後、体育館において、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。
 私(校長)からは、「1・2年のチームだが全力を出し切って戦ってきてほしい」ということに加えて、次の3つついて、他校のチームをしっかり見て学んできてほしいと伝えました。
① あいさっと返事
② 用具の管理とユニフォームの着こなし
③ 直接プレーをしていない選手の動き
 私の教諭時代の部活動指導の経験から、1点差を争うような接戦において勝利を制するのは、やはり生活面がしっかりしているチームだったという話もしました。
 その後、選手代表の宣誓では「3年生に臆することなく戦ってきます」との頼もしい言葉や、応戦する生徒代表のコロナ禍かの練習をねぎらう温かい激励の言葉がありました。

 

理科・実験 3つの理科室が同時稼働

 本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
 奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
 順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
 なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。

雨 雨の日の部活動

 昨日(15日)の放課後、部活動の様子です。中体連前にもかかわらず生憎の雨で、ソフトテニス部と野球部は屋外ので練習できませんでした。
 そこで、ソフトテニス部は武道場でサーキットトレーニングをしていました。男女全員が入って活動しても十分な広さがあります。
 また、野球部は廊下を走り込みしていました。本校校舎は全長130mもあり、廊下は真っ直ぐなので、十分な運動量を確保できます。
 さらに、男女バスケットボール部は、広々とした体育館を贅沢に使っていつも通りの練習をしていました。
 なお、卓球部は、校舎2階の多目的室を使って練習しています。多目的室は熱中症の心配が少なく、卓球台を4台設置できる広さが確保できる上、4面の強化ガラスに囲まれているためピンポン球が散乱しないので好評です。
 本年度に限り認められている部活動整備予算により、ようやく各部活動の備品等が購入できたところでありますが、施設そのものとしては、やっぱり恵まれているなと改めて感じています。

驚く・ビックリ プレゼンを使った不祥事防止研修

 本校では、毎月第3火曜日を「不祥事防止の日」と定め、火曜日に行う夕会において、不祥事防止の研修を行うことにしました。
 その際、月毎に設定する「今月の重点目標」についてのプレゼンテーションを担当の教師が行うこととしています。今月は、
【体罰等防止】個別の生徒指導は複数の教師で行い、行き過ぎた指導になりにくい環境の中で行おう。
というテーマで、井上教諭が担当してくれました。
 実は本年度から、合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っているのです。
 本日のプレゼンでは、アンガーマネージメントとして「6秒ルール」という手法を提案してくれました。プレゼンを視聴した他の先生方からは、「分かりやすく、『なるほど、やってみよう!』と思った」などの感想がありました。

笑う 日が当たらない活動場所がいっぱい

 先日、熊日新聞に「楓の森小中学校のグラウンドには樹木が少ない」という記事が掲載されました。それと同じタイミングで熊日のネットニュースでは、故意に学校名を "楓の「森」学校" と掲載し、樹木が少ないことを「 」をつけて小馬鹿にした(いわゆる「ディスった」)記事も掲載されました。
 これは、合志楓の森小学校・中学校の両校に通う子どもたちの誇りを傷つける行為であると考え、小学校の角田校長先生から熊日新聞に抗議の電話を入れていただき、正しい校名に訂正を求めたところです。
 確かに本校のグラウンドには木陰がなく、テントを常設して熱中症対策をしていますが、その一方で、本校には巨大な屋内運動場(左写真)があり、合志の道(中央写真)や武道場でも雨や直射日光を気にせず活動ができます。また、ゴムチップを敷いて転んでも安全な中庭も、小学校の低学年教室とわかば学級の間にあって、日は当たりにくくなっています。さらに校舎東側の芝生広場(右写真)は、午後は日陰になり、小学校低学年児童の良い遊び場になっています。こんな広い芝生の遊び場がある学校は、あまり見かけないと思いますが‥‥。
 これは余談ですが、私(中学校長)が以前勤務した学校では、グラウンドの周囲に桜の木がたくさんあって、大きな日陰を作っていましたが、今の時期は毛虫がいっぱいいて、木の下で休憩することはできませんでしたし、消毒も大変でした。

期待・ワクワク 毎月15日は「ノーメディアデー」と 「ことば教育の日」

 近年、価値観の多様化、情報化、国際化が急速に進む中、ことばを取り巻く環境で、若者ことばや不適切な敬語、言葉遣いの乱れが起きています。その結果、円滑な人間関係が阻害されたり、いじめや差別に発展したりする深刻な事案が増加することを危惧しています。
 合志市教育委員会は、「児童生徒の人権感覚を育成し、居場所のある学校づくりを推進する」を重点取組の一つとして、合志市内の学校は「ことば教育」がめざす子ども像を掲げ、日常的な言葉の教育の取組の充実を図っています。
 学校、家庭、地域が一体となって、お互いに心をこめた言葉を用い、豊かな感性や表現力をはぐくんでいきましょう。

一  言葉をいつくしむ 
 ・心に残る文学作品と出会う。
 ・心をやわらかにして言葉を受容し、感動する。

二  忘れずにあいさつする 
 ・あいさつは心と心を結ぶ言葉。きずなを深める言葉。
 ・あいさつはしつけから。しつけは愛情、大人の責任。

三  正しい発音を心がける
 ・美しい言葉は正しい発音から。
 ・ときには「はきはき」と、ときには「しみじみとやわらかく」。

四 尊敬の気持ちを大切にする 
 ・思いやる言葉は優しく、美しく、平和に満ちている。
 ・敬語は家庭でしつけ、学校で教える。

五 明快で簡潔に表現する
 ・何をどのように話すのか。
 ・明快で簡潔な話は、相手に対する思いやりでもある。

六 伝え方を工夫する
 ・婉曲な言い方は、日本人のコミュニケーションの特性。
 ・しかし、伝達の言葉は明瞭でありたい。

七 自分の言葉に責任をもつ
 ・言葉遣いには品格が表れる。
 ・人に話をするときには、自分自身の言葉で語る。

八 書くことを大事にする
 ・書くことで考えを整理する。筋道を立てて書く。手紙を書く。
 ・心を込めて自分らしい文字や文章を書く。

九 地域の言葉を見直す
 ・地域の言葉はその土地に培われた豊かな文化。
 ・地域の人間関係を担う大切な文化。言葉の豊かな響きを知る。

十  国際語としての自覚をもつ
 ・世界の多くの人々に学ばれている日本語の使い手として、
 ・存在意義や価値を正当に認識する。

  美しい日本語について語る会編 「美しい日本語のすすめ」(文化庁)より