学校生活(ブログ)

期待・ワクワク 熊本県教育委員会の視察

 本日(7日)、熊本県教育委員会の教育政策課 教育情報化推進室の 源 敏秀 主幹と 城井 順一 指導主事(兼市町村教育局 義務教育課 指導主事)のお二人が、「GIGAスクール構想」に係る本校のICTの活用状況について視察に来られました。同推進室とは、本県のICT活用推進の司令塔として活躍しておられる部署です。
 まず1校時後半と2校時前半に、各教室を参観して回っていただき、本校でICTを授業にどのように活用できているか見ていただきました。本校の先生方には、「特別なことをする必要はなく、タブレットや電子黒板をいつものように使ってください」と指示をしていましたが、ほとんどの授業で何らかの活用場面が見られていました。また併せて、小学校でタブレット等を使っている授業も見ていただきました。
 その後、本校が開校以来、どのようにICTの活用を進めてきたか、主に 井上 教務主任から説明を行い、それを受けて質疑応答や意見交換を行いました。本校からは私(校長)、髙橋教頭、井上教務主任の他、ICT支援員を委託している(株)クラウド-IAの 松岡 代表取締役及び 板東 支援員にもご参加いただき、かなり専門的な内容も含めつつ、学校現場に即した話し合いができたのではないかと思います。
 ご承知のとおり、本年度「GIGAスクール構想」の前倒しにより、日本全国の小中学生にタブレットが貸与されましたが、その活用状況については、学校間、自治体間、地域間でかなり大きな格差が生じているのも事実です。意見交換の時間には、そのような課題(ICT活用が進まない学校や自治体が抱える壁等)について、どのようにすれば解決・改善するのか、率直な意見交換ができたと思います。私からは、「最終的には『ハード』ではなく『意識』ですよ。」と強調しておきました。
 本校では今後、さらに一歩先を見据えたICT教育を進めていく予定です。その取組状況等については、積極的に本HP等で公開し、他校・他自治体の参考にもなるよう努めていきたいと思っています。