体育大会開催の可否についての話し合い
本日(10日)の始業前(8:00)に、2年生の生徒会及び体育大会のリーダー(団長、代議員、体育委員長)に急遽集まってもらい、私(校長)を含む関係職員との間で、体育大会開催の可否についての話し合いを持ちました。
この話し合いは2回目です。また、分散登校中なので、自宅グループの生徒はオンラインで参加してくれました。
9月2日(木)に行った1回目の話し合いで、開催を望むリーダーからは、単に「体育大会で盛り上がりたい。楽しみたい」というような短絡的な意見ではなく、「体育大会を通して、学年・学級や上・下級生間の繋がりを深めたい」、「合志楓の森中の歴史と伝統を創るきっかけにしたい」、「創立1年目の本校の姿を保護者や地域の皆様に発信したい」など、前向きな意見ばかりでした。このような生徒の誠実で直向きな様子から、校長としても「仮に無観客(映像配信)になったとしても、開催できないものか」と考えていました。
しかしながら、この度の「まん延防止等重点措置」の延長、さらには、児童生徒を含む本市内での感染の広がりなどを踏まえ、本年度の体育大会は中止という苦渋の決断に至りました。
参加メンバーは、私の話に心から耳を傾けてくれて、その後、一人ひとり自分の思いを述べてくれました。メンバーからは、「残念だけど、来年度の体育大会でその分まで頑張りたい」、「練習中に1年生と交流を深めたことはとても意味があった」、「体育大会の練習でまとまってきた学級の力をその他の活動に活かしたい」、「悔しさはあるがリーダーとして頑張った経験をこれから役立てたい」、「いろいろな不安がある中、正直ホッとした気持ちもある。新型コロナが収まったところで、思い切り体育大会をしたい」など、本校のリーダーたる生徒たちの意識の高さに、私は目頭が熱くなるのを禁じ得ませんでした。「これほどまでに純粋でありながら、かつ大人の判断力も備えているのか‥‥」残念な思いを持ちつつも、このような素晴らしい生徒たちがいる中学校の校長である幸せを噛みしめることになりました。
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(~ 2027年3月31日)
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