湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【文化祭準備】030305

文化祭の取組中。「カラフル」という劇を発表しました。先日、テレビを見ていたところ原作の本が紹介されていました。偶然に驚きました。さてIくんはどんな役だったでしょう?

【入学式・授業参観】030302

湯浦中学校入学から3年が経ちました。卒業式まで2週間、3年生の入学からの歩みを写真で振り返ります。まずは緊張の面持ちの入学式と授業参観の様子です。

 

【卒業おめでとう】030301

3月は「去る」。今日は高校3年生が学校を去る日です。残念ながら、昨年に続き卒業式に臨席することはできませんでした。令和6年の成人式で再会できると嬉しいですね。

放課後に芦北高校を卒業した先輩があいさつに来てくれました。野球部キャプテンや生徒会会長としても活躍、夏の大会後は公務員試験に向けて、学校で9時、10時まで勉強する学校生活だったそうです。「自分も中学生の頃はそう考えていましたが、芦北高校の林業科に進学しただけで公務員試験に合格するのではなく、3年間の努力が大切でした。」ということを後輩に伝えていきました。中学生だった頃からいらっしゃるS先生、N先生とパチリ。4月からは芦北町役場勤務です。

 

【授業参観・学級懇談会】030228

 26日(金)の今年度最後の授業参観・学級懇談会には多数の保護者の皆様にご来校いただきありがとうございました。

 生徒会室を覗いて帰られた方もいらっしゃいました。そうです、これがテレビで紹介された「ニシキヘビ」と「オオトカゲ」の皮、「ダチョウの卵」の3点セットです。爬虫類が苦手な方もいらっしゃいますので画像は閲覧注意です。見たい方のみクリックしてください。IMG_4674.JPG IMG_4675.JPG

【白い蜘蛛】030227

立志式の話の続きです。

 アウトドア用品の総合メーカー、株式会社モンベルの代表取締役会長 辰野勇(たつの いさむ)さんは16歳の時に、最後に1800mの垂直の壁が待っているアイガーという山の北壁に初登頂したハインリッヒ・ハラーの体験記『白い蜘蛛』を国語の教科書で読み、感動して、

①10年後の26歳でアイガー北壁に登ること

②28歳で山にかかわるビジネスを始めること という目標を立てました。

まさに志を立てた瞬間です。そして、何を始めたか。

筋トレ、ランニング、登山の練習などに取り組むと言うのが普通の発想だと思いますが、辰野さんは登山にはお金が必要だということで「アイガー北壁」と書いた貯金箱をつくったそうです。夢に終わらせない、具体的な取組を始めたわけです。

そして5年後、予定よりも早く、最年少記録の21歳でアイガー北壁登頂に成功しました。

登山中はあまりの過酷さに、二度と山には登らないと思ったそうですが、山頂からマッターホルンが見えた瞬間に、次はあの山だと決意したそうです。

立志式を決意の日、具体的な目標、期限を決め動き出す日にしましょう。皆さんの挑戦に期待し、応援しています。

【立志式】030226

 2年生は立志式を行いました。 

 事前学習で学んでいるとは思いますが、立志式は、武士社会で数え12~16歳の立春の日に行われていた元服式がもとになっています。元は頭(首)、服は着用するを表し、頭に冠をつける式でした。この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。

 また、当時は大人になると言うことは、戦に行くことができると言うことであり、忠臣蔵で有名な大石内蔵助の息子、主税は12月に元服し、メンバーに加わり、16歳で切腹しています。まさに、元服式は覚悟を決める式であったと考えることができます。 

 現代においても、法的には13歳までは刑事責任年齢に達していないため、刑罰は受けませんが、14歳からは刑事処分が可能な年齢となり、社会的責任は一層重くなります。

  西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は、皆さんと同じ年齢の頃、『啓発録』という書物に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。一体自分はどうしてこんなに駄目なんだろう。そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした・・・」

 果たして自分には覚悟があるか。

 そして左内は、〇稚心を去る 〇気を振う 〇志を立てる 〇学問に勉める 〇交友を択(えら)ぶ という決意をしています。

※明日に続きます。

【人権集会】030225

リモートで人権集会を行いました。私からはネイティブアメリカンの教えという短い話をしました。

「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。

 だから、いつかあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。」

どんな生き方をすればよいか。人権と重ねて考えてくれると嬉しいです。

【一生分】030223

子どもは小さいころに一生分の親孝行をするといいます。

私が人吉二中に勤務していた27歳の時に長男が、30歳の時に次男が生まれました。8ヶ月くらいで保育園に通わせることになりましたが、二中の近くに保育園がありましたので、送り迎えは主に私の役目でした。また、妻は土・日が勤務の仕事でしたので、金曜日の部活動が終わった後、私が息子たちを田浦に預けに行き、土・日は田浦から部活に通い、日曜の午後に迎えに行くという生活、今の言葉で言うならブラック部活です。

人吉三中に異動してから、妻の転勤が急に決まりました。最初は妻と2人の息子は水俣に引っ越しました。私は単身赴任の予定だったのですが、毎晩9時頃に当時5歳の長男から「おとうさん、なんでかえってきないの。」の電話。「わかった、今から帰るよ。」と水俣に向かう生活が続きました。帰宅した頃には、5歳と2歳の息子は熟睡していました。

そこで、私も5月から水俣に引っ越し、片道70分の道を通うことにしました。毎朝5時半に出発する私を長男は早起きをして必ず見送ってくれていました。

二生分、三生分の親孝行をしてもらいました。

中学生になると「あーいた、いっちょん言うこつばきかん、はがいかよ。」となることもあるでしょう。もう親孝行は済んどるけんしょんなかっです。(H)

 

【剥製巡礼】030222

 20日(土)に放送されたRKKテレビの「土曜の番組」の「剥製巡礼」というコーナーで、湯浦中玄関の「熊の剥製」が紹介されました。放送の中で私が、「どのようないきさつで来たのか(学校日誌なども調べてみたけれども)記録がなくてわからない。」と答えていましたが、その放送を見た高校時代のバレー部の先輩(倉本照和さん)から、「調べてみる」との連絡がありました。なお、ニシキヘビとトカゲは、旧校舎の時は理科室に展示してあったと思うとのことでした。

 クマは、倉本さんが同級生の久木田さんに聞いたところ、昭和50年度から55年度に亘って湯浦中学校長であった四宮千香志先生の教え子の木藤義夫さん(昭和11年生まれ)が、北海道にある東洋建設の社長をしていて、剥製を寄贈していただいたということでした。まずは情報はここまでです。

 番組で熊本博物館の清水稔さんにホームページの写真を見てもらったところ、「(正面からの写真を見ただけなので断定はできないが)シロクマではなくヒグマではないか。長年、紫外線に当たり続けて変色したとも考えられるが、突然変異もしくは個体変異レベルでもともと色が薄かったとも考えられる。」とのご意見をいただいたそうです。

 余談ですが、放送を見た大学時代の友人から電話がありました。クマことはもちろん話していましたが、「まさやんはふとかねぇ、畑口とかわらんたい。」との感想。身長183cmと言うことで、私とほぼ同じでした。

 

 

【困ったものだ】030221

※10年以上前に私のクラスの学級通信に書いた話です。

男の子は難しい…らしい。

言うことを聞かない、口答えをする、プリントを見せない、勉強をしない、マンガ本ばかり読んでいる、朝グズグズしている、お母さんをなめている…。よくもこんなに気に入らないことがあるものだ。

で、最後は「お父さん、何か言ってよ!」となる。「自分で怒れ。」と言うが、「怒っても聞かない。」と返される。妻も反抗期。

中学生になったら「男の子の教育に母親が、女の子の教育に父親が口を出すのは間違い」という話を聞いた。同姓の親が先輩としてアドバイスをすることが大切だそうだ。

「男の子はわからない。」と言うが、やることなすこと昔の自分を見ているようでおかしくてたまらない。口答えも子どもなりの理屈が通っていて愉快、愉快。

「何か言ってよ!」妻のさらなる要求。このくらいのことでと思いつつも、ここは老後の良好な人間関係を重視。

2人の息子も慣れたもの、「お母さんの許容範囲は超えているが、お父さんを(命に関わること、いじめに関わること、約束を守らないこと)を超えなければ大丈夫だ。」と知っている。本人だけが困ることについては、徹底して困らせるのも一つの手段と考える。

しかし、子どもたちは一向に困ったという気配がない・・・困ったものだ。(H)

 

【順番】030220

 今日は義父の三回忌法要でした。「飲む」ことが好きな義父で、娘の結婚前は義理の息子と「飲む」のが楽しみだったそうです。ところが義理の息子になったのは「まったく飲まない」男でした。ちょっと残念だったようです。後半は義母により水で薄めた一升瓶が置かれていましたが、知っていて文句も言わず飲まれる方でした。

私たちが人吉に住んでいた頃は、よく孫2人の顔を見に来られていました。必ず温泉に行っていました。湯の児に戻ってからは毎日、保育園の迎えや帰宅後の面倒を祖母と2人でみてもらっていました。じいちゃん・ばあちゃんに育ててもらった子どもたちです。

退職後、何度か手術をされて、一昨年から酸素ボンベが欠かせなくなっていましたが、その日は突然やってきました。正月にスマホで撮った写真が、最後の集合写真でした。

ここ数年間で義父や伯母、親戚、田浦の実家の近所のおじさん・おばさんたち、卓球部の外部コーチとして頑張ってくれた同級生や中学校の先輩方などお世話になった多くの皆さん方が鬼籍に入られました。最大4匹いた我が家のネコも「おはぎ」だけになりました。

 息子たちにはよく「順番を守れ。」と言います。どんなにそうありたいと願っても、病気などで順番を守ることができなかった人もいます。自ら約束を破ることがないように。親が先、子供は後。母から言われ続けてきたことの受け売りです。(H)

 

【子どもは風の子】030219

昨日、出張から帰ると、たくさんの写真が撮られていました。子どもは風の子、元気いっぱいです。

放送前なので詳しくはお話しできませんが、明日20日(土)にRKKテレビの「土曜の番組」で、湯浦中の「ある物」が紹介されます。名前をつけようかなぁと思っています。

 

【雪景色】030218

 

学校も一面の雪景色です。登校した生徒が、早速雪だるまを作っていました。むかしむかし人吉勤務の頃、朝早くから生徒と雪合戦をしていたら、校長先生に「よかよか、雪が降って雪合戦ばしきらんごつなったら、担任はせん方がよか。」とほめられた?ことを思い出します。IMG_6646[1].MOV

【研究授業】030216

 

芦北教育事務所より丸尾指導主事を講師にお招きし、体育(バスケットボール)の研究授業を行いました。2年生の活気ある姿に参観者も元気が出ました。

【耐雪梅花麗】030215

 明治10年の今日2月15日、60年ぶりとも言われる大雪の中、薩摩軍が鹿児島から熊本方面へ出発。西南戦争が始まりました。そして17日、西郷隆盛が桐野利秋と共に加治木から人吉を経て熊本に出発しました。

 平成2年の『飛ぶが如く』放映の時は西合志に勤務していましたが、社会科の先生たちと田原坂や熊本城を巡りました。その後異動した人吉でも1か月余りの戦いの跡を巡りました。ある生徒の家は、西南戦争の時の官軍の宿舎だったそうで、衣類などが残されていました。林鹿寺境内にある両軍戦死者を供養するための慰霊碑の筆は勝海舟です。

 西郷隆盛は明治5年、アメリカへ留学する甥の市来政直(妹「琴」の三男)にこのような漢詩(五言律詩)をおくっています。

一貫唯唯諾 従来鉄石肝 貧居生傑士 勲業顕多難

耐雪梅花麗 経霜紅葉丹 如能識天意 豈敢自謀安

一度、引き受けたと心に誓ったことは、ただひたむきに貫き通さなければならない

鉄や石のように守ってきた胆力(事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力)は、いつまでも変えてはならない。

豪傑の士は貧しい生活をしてきた人の中から現れ、高く評価される事業は多くの困難を経て成し遂げられる。

厳しい冬の寒さや雪に耐えて梅の花は麗しく咲き、冷たい霜を経て楓の葉は真っ赤に紅葉する。

もしこれらの天意を理解できたのなら、人は安楽な生き方を選ぶことなどどうしてできるだろうか。
昨年度の卒業式の校長式辞の中に入れました。元広島カープの黒田投手は高校生の時に授業で習ったこの漢詩の『耐雪梅花麗』を座右の銘にしているそうです。(H)

 

 

【言い訳】030214

 私は今月末に、1年の中で最も「言い訳」を考える日「人間ドック」を予定しています。思い立ったが吉日、大切な言葉です。わかります。子どもたちにもよく使います。

 しかし、寒い中に外を歩き回るのも病気の元です。気温の変化は血圧上昇につながります。コロナ禍の中、食べて抵抗力をつけることが大事です。食べ物を残すことは間違っています。

 変わったお菓子は試してみるとブログのネタにつながります。座ったままの仕事が多いですが、挨拶の原稿もたくさん仕上げないといけません。期限を守るのは信用の問題です。仕方がありません。

 色々な情報を収集するために、帰宅したらテレビやネットニュースも見ないといけません。ゲームや動画サイトも完全否定しては生徒と心から通じ合うことはできません。

 タバコもアルコールも摂りません。ヨーグルト・牛乳は問診カードにチェックができるので毎日摂っています。

 それと、それと、う~ん…。「せっかく肥えたとに、痩すっともったいなか。」母の教えは守らないといけません。(H)

 

【箏(こと)】030213

中学校では音楽の授業で伝統楽器も扱います。写真は初めて箏(こと)に触れる1年生の授業の様子。「どぎゃん音のすっとだろか?」興味津々です。

【ローテーション授業】030212

 今日は次年度から本格的に行う道徳のローテーション授業のテストとして、1年生を東先生が、3年生を私が授業を行いました。1年生は「ゴミ箱をもっと増やして」、3年生はプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが70歳でエベレスト登頂に成功した話を題材にした「高く遠い夢」を扱いました。3年生は高校卒業後にどんな姿でありたいか、そのために何を大切にして3年間を過ごすかについて考えました。

【建国記念の日】030211

昨年から2月の祝日が2回になりました。ただ単に休みが増えたという理解で終わっては、おかっぱの5歳児から「ぼ~っと生きてんじゃねえよ。」と叱られそうです。

「国民の祝日」(祝日)については、国民の祝日に関する法律(祝日法)の第1条に「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日である。」と定義されています。今日は建国をしのび、国を愛する心を養う「建国記念の日」です。 

祝日法を読むと、他の祝日がすべて祝日法で日付を定めているのに対し、「建国記念の日」のみが「政令で定める日」とされていることがわかります。どうやってこの日が決められたのでしょう。

日本書紀によると初代の神武天皇が旧暦の紀元前660年1月1日に即位されたと伝えられており、それをグレゴリオ暦に換算すると2月11日になります。

この日は明治6(1873)年に、「紀元節」と定められ、翌年から祭日となりましたが、第二次世界大戦後のGHQによる国家神道の徹底的排除の動きの中で廃止されました。

その後、「建国記念日」を制定しようという議論が国会でなされ、昭和41(1966)年に「建国記念の日」と定められ、翌年から国民の祝日として復活しました。「建国記念の日」には「の」があり、5月3日の「憲法記念日」や今年から2月23日と定められた「天皇誕生日」には「の」がない。この違いは分かりますか?(H)

 

【熊本県立高校内定者発表】030209

放課後に校長室で一人一人に熊本県立高校の前期(特色)選抜の結果を伝えました。最後に「面接の練習をしていただきありがとうございました。合格鉛筆もありがとうございました。」とお礼を述べて退出した生徒も2人いました。やってよかったなという気持ちになりました。「誰かのおかげ」と振り返ることができるのはこれから大人になっていく上で大切なことです。

 明日から後期選抜の受付が始まります。ここからは学級力が特に大事です。励まし、支え合い進路決定に向けて一致団結し頑張りぬきましょう。3月16日の合格発表の時、「あなたのおかげ」と思われることを実践してみましょう。

【毎朝の風景】030308

早朝のランニングの後の水やり。Mくんの毎朝の風景です。ここには写っていませんが、他の朝ランニングに取り組んでいるみんなも水やりを終えてから教室に上がっています。とても素敵ですね。ありがとう。

【新入生説明会】020205

新入生の皆さん、保護者の皆様ようこそ湯浦中学校へ。今年度は非常事態宣言の最中と言うこともあり保護者のみの参加という形をとらせていただきました。

さて、私は昭和53年3月23日に田浦小学校を卒業しています。

私たちが小学6年生の頃は、

中学校に行ったら丸刈りにせんばいかん。部活に入らんばいかん。昨日まで〇〇ちゃんと呼んでいたのに「〇〇先輩」て言わんばん。先輩から体育館の裏に呼び出されるらしい。授業ごとに先生が変わらす。体育の先生がたいぎゃな恐ろしか。先生たちは背広(小学校の先生はほとんどジャージでした)ば着とらす。

など、どうでもよいことにもドキドキして中学校入学を迎えました。 

入学式では、生徒会役員の先輩方がすごく大人に見えて圧倒されました。

保護者の皆さんの時代はいかがだったでしょうか。 

今、中学生に聞くと、入学前は少しドキドキしたけど、先輩は優しいし、先生方もおもしろいと言います。

私たちの中学時代は先生方や先輩、親の本当に厳しい指導の中で、敷かれたレールの上を走らされていた感もありました。今の中学生は、自分で道を切り拓きながら先に進んでいる生徒がとても多くなりました。 

新型コロナウイルス感染症対策のため、いろいろな制限がある中ですが、

毎朝のランニングに休まず参加している先輩たちがいます。

部活動の時間になると復活する先輩たちがいます。

生徒会活動に一生懸命頑張っている先輩たちがいます。

進路決定に向けて一所懸命勉強している先輩たちがいます。

今年は34名の3年生が7つの高校に分かれて進学を希望しており、そのうちの11名はすでに合格を決めているところです。そして、いよいよ来週火曜日は県立高校の前期選抜の内定発表です。

中学校は義務教育最後の学校です。子どもたちは中学校の3年間、親から離陸する滑走路を走ります。保護者と学校には、残りの3年間、社会で自立して生き抜くための心と体と頭を鍛えて卒業させる責任が課せられています。

湯浦中学校は自立に向けて自分で自分を鍛える学校です。そのきっかけを与え、励まし、声を掛け、支える先生たちがたくさんいる学校です。手本となる先輩がたくさんいる学校です。新入生の皆さんの入学を生徒・職員一同心待ちにしています。 

 

【いろいろ】030203

 今週の金曜日に新入生保護者説明会を開きます。感染症対策のため、保護者のみ参加としましたので、例年行っている生徒会の学校紹介は映像を流すことにしました。完成版を事前に視聴しましたが、今どきの中学生はすごいなぁの一言です。構成も内容もとてもよくできていました。小学校にはDVDをお渡しし、新入生に見せてもらうこととしました。保護者の皆さんには当日お見せします。お楽しみに。

 今日は秀岳館高校の中川校長先生の90歳の誕生日だとお聞きしました。今も最前線で活躍されていて凄いという言葉しか出ません。先日の合格発表の時に来校されましたが、若いころに女島小学校に勤務されていたということで、いつも「芦北は地元」と語られ、芦北の子どもたちを大切にしていただいています。学校を出た後に女島を回って帰られました。ちなみに、橋本環奈さんも今日が誕生日です。

 今日の午前中、RKKテレビの『土曜の番組』の取材を受けました。放送前なので内容は秘密です。放送日が分かり次第お知らせします。特に卒業生に見ていただけると嬉しいです。

【節分】030202

 今日は節分です。節分はもともと、立春・立夏・立秋・立冬という4つの季節の始まりの前日ですが、江戸時代以降に節分と言えば立春の前日を指すようになったようです。節分が2月3日でないのは昭和59(1984)年2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30(1897)年以来124年ぶりだそうです。

 常駐している家庭もあるかもしれませんが、今日は鬼がやってくる日です。魔の芽が出ないように炒った『摩滅(豆・まめ)』を鬼に投げつけて追い払う「鬼は外、福は内」の声は聞こえるでしょうか。豆をまくのはその家の主人の役割、年女・年男・厄年の人がまくのも縁起が良いそうです。サザエさんでは、波平さんかマスオさんが鬼の役をしているかと思っていたら、両方ともそこにいて、鬼は泥棒だったというのが定番ですね。

 過去には昼休みに教室を豆だらけにしたクラスもありました。この時期給食に出る節分の豆を先生にばれないように食べたふりをして袋だけ食缶に捨て、豆はティッシュに包んで隠し持っておく。なかなか創意工夫が働きます。参考にはしないでください。

 鬼がいるのは鬼門とされる丑寅(うしとら)の方角。鬼が「牛の角」と「虎のパンツ」を履いているのはそんな理由です。また、鬼を倒せるのは、逆方向(裏鬼門)にあたる未申(ひつじさる)の方角の「サル!トリ!イヌ!」コンボが最強。桃太郎の仲間には必然性があるということです。

 

【December】030201

 今日は熊本県立高校の前期(特色)選抜が行われました。私は朝から水俣高校に寄って来ました。寒い中で開場を待つことが多いのですが、今日は雨の前で例年より暖かく助かりました。新型コロナウイルス感染症に関してのガイドラインが設けられており、土曜・日曜の状況自体では受験できないケースも考えられたため、校内でもマニュアルを作成し対応を十分検討した上で今日を迎えました。受検生の家庭からの電話もなく土日を過ごすことができ安心しました。内定通知は9日(火)に届きます。

 今日から「逃げる」2月です。2月が他の月のように30日や31日ではないのは、もともとの暦が3月始まりで、2月が最後の月だったからだそうです。暦が変更された時に、31日の月を2つ減らせば良かったのでしょうが、最後の月だった2月は宗教的な行事が多かったため、混乱を避けるために28日のままにしたようです。

 ちなみに英語のDecember(12月)は、もともと「10番目の月」意味。3月から数えると「10番目の月」は12月です。

【明日は前期選抜】030131

 いよいよ明日は熊本県立高校の前期(特色)選抜の検査日です。湯浦中からも多くの生徒が受検します。受検生はこれまで作文や面接などの練習に取り組んできましたが、なぜその高校・学科に行きたいのか、将来の夢は何か、自分のアピールポイントはなど、自分を見つめ将来についてじっくり考える機会になったようです。校長面談をおこなった最初の頃から、先週までの最終面接では雲泥の差が見受けられました。

 面接の中で情報系の高校進学希望者には20年後の未来について考えてもらいました。皆、AIの発達を土台にした考えを述べていましたが、同時に人にしかできないこととして優しさや人を思いやる力などについても語ってくれました。私からは最後に「未来はどうなっているかを考えながら3年間の学びを充実させてほしい」ことを伝えました。

 ところで、報知新聞が1901(明治34)年に掲載した『二十世紀の豫言(予言)』という記事では、20世紀に実現すると考えられる電気通信、運輸、軍事、医療、防災などの23項目についての科学・技術の内容を予測しており、多くのことが現実のものとなっているようです。  

 例えば、無線電信及電話として、「マルコニー氏発明の無線電信は一層進歩して只だに電信のみならず無線電話は世界諸国に連絡して東京に在るものが倫敦(ロンドン)、紐育(ニューヨーク)にある友人と自由に対話することを得べし」という記述が。スマホですね。

 

【前期選抜事前指導】030129

 3年生は放課後に前期選抜の事前指導を行いました。競争率が高い学科もあります。今から結果をあれこれ悩んでも同じ、「自分を合格させないと〇〇高校にとって大きな損失だ!」くらいの強い気持ちで臨みましょう。

県の高校入試ガイドラインでは次のいずれかに当てはまる場合、受検をすることができません。

1 新型コロナウイルス感染症と診断され、検査当日が就業制限の期間内にある場合

2 感染が疑われる者として新型コロナウイルス検査を受け、結果が判明していない場合

3 新型コロナウイルス感染症と診断された者の濃厚接触者として、検査当日が保健所の健康観察の期間内にある場合

※ただし、発熱・咳等の症状がない無症状の濃厚接触者については、一定の条件のもと、受検できます。詳しくは本ホームページの資料をお読みください。

 今日も私立高校の合格通知が届きました。多くの生徒が進路を決定しましが、後は仲間のために今夜、明日、明後日の過ごし方はもちろんのこと後期選抜までの1か月間、気を引き締めて感染症対策に取り組みましょう。

 

【生徒総会】030128

 リーダー研修から1か月。今日は生徒総会をリモートで開催し、生徒会の年間スローガン「現状打破」と各年間計画が承認されました。現状維持は停滞、今後は年間計画に沿って学校全体・委員会を動かしていくことになります。生徒会執行部と生徒全員からなる湯浦中生徒会の活躍に期待は高まるばかりです。

 

【掃除風景】030121

3年生の事務室、校長室の掃除風景です。膝をついて丁寧に床を磨いています。掃除ができる生徒が多い学校だなぁと感心します。

【合格通知】030120

 某高校から合格通知が届きました。放課後に一人一人に通知を渡しました。おめでとうございます。これからが本当の勝負です。面接練習で聞かせてくれた夢の実現に向けて努力する3年間にしてくれるものと期待しています。来週も合否発表が2校、そのあとは公立高校前期選抜と続きます。

 3年生にも緊張感が・・・・。と、外を見ると陽気に誘われ昼休みは運動場で元気に遊んでいます。良かこつです。何事もメリハリが大事です。

【前期選抜願書提出】030119

今日は公立高校前期選抜の願書提出初日でした。湯浦中も朝一番に無事提出を終えました。22日(金)の夕方のニュースや夕刊、熊本県教育委員会のHP、23日(土)の朝刊などで出願者数が分かると思います。

さて、葉が落ちた今がチャンスです。高いところ担当の私に仕事が回ってきました。鍛われます。すっきり散髪しました。

【新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の一層の徹底について】030115

 本県において県独自の緊急事態宣言が出され、新規感染者がいまだ増加している状況です。また、県内の学校においても、感染者が複数校発生している状況にあります。このような場を踏まえ、各学校ではこれまで以上に、感染防止対策の再確認や生徒へ一人一人への感染拡大防止に向けた意識付け等を徹底するよう、芦北町教育長を通じて熊本県教育長から下記内容の周知について通知がありましたのでお知らせします。

 つきましては、保護者の皆様におかれましては、さらなる感染予防に努めていただきますようご協力よろしくお願いいたします。

1 発熱、風邪症状、倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚障がい等の症状がある場合等には、症状がなくなるまで登校せず、自宅で休養すること。

2 県リスクレベルがレベル4以上の際には、県基準により同居の家族に発熱等の風邪症状が見られる場合も登校せずに自宅等で待機すること。

3 生徒及び教職員に対して、登校前の検温やその記録等を行う等、自身の健康観察に努めること。 また、担任は、登校時の健康観察を徹底すること。

4 校内における3つの密の回避、手洗い等の手指衛生、人と人との距離の確保、マスク着用、常時換気の徹底(常時換気が困難な場合は30分に1回以上数分間程度窓を全開にする)、清掃・消毒等の基本的な感染防止対策と「新しい生活様式」を徹底すること。

5 生徒の中に感染者が出た際に、マスクの着用が不十分なために多くの生徒が濃厚接触者と認定されることが想定されることを踏まえて、授業中や登下校を含め、マスクの着用を徹底すること。特に、濃厚接触者と認定されたら14日間の自宅待機になることを再認識すること。

6 各教科において、感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い学習活動は行わないこと。

7 給食等の食事をとる際には、飛沫を飛ばさないような席の配置や(向かい合わせでの食事を行わない等)や食事中マスクを外した状態での会話を行わないこと、マスクをした状態にあっても、近距離での会話や大声での会話を控える等の工夫を徹底すること。

8 不要不急の外出を控え、外出の際も、人混み等の感染リスクの高い場所に立ち寄らないようにすること。

9 部活動については、感染リスクの高い活動(①生徒同士が組み合うことが主体となる活動、②身体接触を伴う活動、③大きな発声や激しい呼気を伴う活動)は控えること。また、部活動に伴う登下校中及び部活動前後の部室において密になることのないよう指導すること。

 県内外を問わず他校との練習や練習試合、合宿及び大会等への参加は控えること。(ただし、学校体育団体・文化団体・競技団体等が主催・共催する公式大会、コンクール等への参加は除く。)

(※生徒に関することについてのみ抜粋して記載しています。)

 

【コミュニティーセンター】030114

町の校長会の会議が芦北町総合コミュニティーセンターで行われました。冒頭に施設案内があり、じっくり見学をしてきました。冬休みにはここで丸一日勉強する中学生の姿も見受けられたそうです。

 

【平成28年1月24日】030109

 この文は1月8日の昼にアップしていますので、9日の雪がどんな状態なのかまだわかりません。被害がないことを祈ります。昨年、田浦中のHPに書いた、平成28年の大雪のブログを転載します。油断大敵です。

 「なぁ~ん、そぎゃんな降らんよ。」前日の天気予報は大雪。台風や大雨は信じるのに、大雪に関してはバイアスがかかっているようです。人吉勤務の頃、吹雪の中の帰宅で大変な思いをしています。津奈木太郎は越えられません。もしもの時の対応のために前日から田浦に泊まりました。

 24日(日)の天気予報は見事的中、大岩出身の母は子どもの頃にはかまくらを作ったこともあるとのことでしたが、「こぎゃん降ったとはいつね。」と聞くと、「田浦に嫁いできた頃。」との答え。50年ぶりの大雪でした。実家に車を置き、施設管理と連絡のため歩いて学校まで行きました。

 雪の中、最初は駐車場に大の字になって跡を写真に撮ったり、先生方にラインで実況報告を行ったりと、まだ雪を楽しむ余裕がありました。昼頃は駐車場の雪を定規で測ると24㎝!夕方には30㎝!とつけみにゃー降り方でした。午後には奄美大島で115年ぶり、久米島で39年ぶり、沖縄本島の名護市では観測史上初の初雪を観測しました。

 25日(月)は臨時休校。雪は降りやみましたが、タイヤチェーンをつけていない車が3号線をふさぎ、全く動くことができない状態。委員会の指示で先生たちには休みをとってもらいました。田浦にいるのは松本校長先生と私の2人。生徒には今日、私立高校一般入試の受験票を渡す予定でしたが難しく、対象の家庭に私が電話を掛け、その後、担任のN先生は列車を乗り継ぎ出勤、学年主任のS先生と2人で個別対応をしました。

 また、午後には生徒玄関の水道管が破裂、水を止める栓は降り積もった雪の下。業者による応急処置をするもそれから1週間の断水。時間断水の地域もありました。

 26日(火)も臨時休校。入試は無事に実施されました。大雪はやおいかんです。(H)

 

【ゼロ学期】030108

 明けましておめでとうございます。冬休みは、受験生ではなくとも自宅で過ごした人が多かったのではないでしょうか。お年玉が減ったとの声も聞こえてきました。私は休み中に「進撃の巨人」を全話見て過ごしました。5日に、「4月9日に11年半の連載が終わる。」というニュースが入りました。タイムリーでした。   

 本題に入ります。3年生の皆さんは中学校生活最後の学期が始まりました。進路決定の時は間近です。冬休みも一日中パソコンに向かい、入試の資料を作られた大坪先生。みんなを合格させたいという思いがこもった文章が書かれていました。資料のチエックにあたった3年生を中心にしたすべての先生方。面接練習に来た3年生の皆さん。ご苦労様でした。

 昔から「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」と言います。今日から卒業式までは67日間。これは、共通テストの初日、文化祭の練習を始めた日から今日までと同じ日数です。そのうち登校日数は45日、実際は入試等でもっと少ない人もいるでしょう。「出会いは偶然、別れは必然」と言います。ほとんどの人にとって、保育園や幼稚園、小学校、中学校を一緒に過ごした仲間との、初めての別れの時が迫っています。中学校の卒業式が最後に会う日になる仲間もいるかもしれません。人との関りを大切にして67日間を過ごしましょう。

  1・2年生の皆さん。生徒会リーダー研修では湯浦中を「ルールで縛るのではなく、モラルとマナーで成り立つ学校にしよう。」ということを伝えました。皆さんは同じメンバーで進級します。これまで学校を牽引してきた3年生は卒業します。3学期を次の学年の『ゼロ学期』と位置づけ、1年間を振り返り、次年度への準備をできる限り進めてください。余裕ある4月を迎えることができるようにしましょう。 

 湯浦中を巣立つ3年生の皆さん、Tくんの新学期の抱負に3年生の気持ちが全て表れていました。後を引き継ぐ1・2年生の皆さん。後輩に何を残し、先輩から何を学び取るか。この一点に絞った3学期・ゼロ学期を送ってほしいと願っています。 

  最後に、新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、7日の午後にも1都3県を対象に緊急事態宣言が再発令される見込みです。教室の換気の状況、マスクの着用状況はどうでしょう、見回してください。誰もが感染する、感染させる可能性があるという危機感と人権感覚の両方を高く持って過ごしましょう。

【1月8日(金)の登校について】030107

 県内全域は7日(木)から9日(土)にかけ、上空に強い寒気が流れ込み、大雪になるおそれがあるとの予報が出ています。

 つきましては、登校の判断(臨時休業や遅延登校)等について、1月8日(金)の6時30分頃を目安に一斉メールでお伝えしますのでご確認ください。

なお、連絡がない場合は通常登校としますが、次の点にご注意ください。

〇校区内でも場所によって降雪状況に違いがありますので、通学が困難な場合などは状況に応じて各家庭で登校、または待機の判断をよろしくお願いします。自宅待機される場合は、学校までご連絡ください。

〇雪が積もっていたり、路面が凍っていたりするなど、通学路の状況が悪いことも予想されます。安全に十分注意して登校してください。特に自転車通学をする場合は、転倒等には十分注意をお願いします。

【3学期の抱負】030107

 いよいよ中学校生活最後の学期が始まりました。私たちは卒業まで3ヶ月を切ってしまいました。私は残り少ない中学校生活を有意義に過ごすために次のことを実行していきたいです。

 まず、進路実現です。私立高校入試の人たちは後2週間ほど、公立高校前期入試までは1月弱、公立高校後期入試までは2月弱となってしまいました。私も約3週間後に受験を控えています。ここで、4月からの私たちの次の生活が決まってしまいます。

 私は、2学期から、まずは休み時間などを使って教科の課題や提出物などを終わらせるなど、当たり前のことをやるように心がけました。そして、家では受験勉強に集中するようにしました。

 12月から、私たち3年生の中には、志望校合格のために面接や作文の練習などで先生方に指導していただいています。その中で、お辞儀の角度や返事の仕方、面接会場への入退室の仕方など、これまで全く気にしていなかったことがいくつもあり、どれだけできていなかったかを実感しています。

後悔しないためにも三3期は志望校合格に向けて、勉強はもちろん、どれだけ小さなことでも生活全般から意識して一生懸命努力していきたいと思います。

 次は生活面です。入試のための健康管理はもちろんですが、このクラスの仲間と過ごすのも後3ヶ月弱です。長い人は小学校1年生から9年間一緒に過ごしてきたので、いつも一緒に居るのが当たり前になっていました。しかし、こうやって残り少しだと考えるとさみしく感じます。一日一日をみんなで大切に過ごし、中学校生活最高の思い出を作りたいです。

 また、私たちは、これまで後輩や誰かの手本となるほどの大きな行動ができていなかったかもしれません。しかし、卒業する者として、この湯浦中学校に何が残せるか、何を残したいかをしっかり考えて、義務教育最後の学期を充実したものにしたいと思います。(T.K.)

 

【謹賀新年】030101

新年あけましておめでとうございます。今年も湯浦中学校をよろしくお願いします。

 さて、日本には言霊(ことだま)という考えがあります。古代においては「言」と「事」は同じ概念と考えられていました。ですから、声に出した「言」葉は現実の「事」象に対して何らかの影響を与えると信じられており、良い「言」葉を発すると良い「事」が起こり、不吉な「言」葉を発すると凶「事」がおこるとされていました。

 自分の意志をはっきりと声に出して言うことを「言挙げ」と言い、それが自分の慢心によるものであった場合には悪い結果がもたらされると信じられていました。つまり言葉は、自分がどんな心を持っているかを外に現すものと言えます。

 新年を迎えました。良い言葉で自分の意志をはっきりと声に出してみましょう。(H)

 

【明日ありと】021231

 親鸞聖人が9歳で仏門にはいる決心をし、夜に天台座主の慈円僧正を訪ねたとき、「時刻も随分遅いし、疲れているでしょうから、明日の朝に得度の式をしましょう。」と言われたそうです。その時、幼い親鸞聖人が、返事として「明日ありと思う心の仇桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」という歌を詠まれたそうです。

 平成28年の今日、父が脳梗塞で倒れてから丸3年が経ちました。前日の30日、私は次男を熊本市のアパートまでに迎えに行っており、帰りに実家に寄ろうとも考えたのですが、随分遅くなったため、「どうせ元日には田浦に行くから、今日はそのまま水俣に帰ろう。」という話をしながら、田浦ICを通過しました。

 翌31日、母から「父の様子がおかしい、反応がない。」との電話がありました。私は、すぐに救急車を呼ぶように伝えました。

 『何かあったら救急車』平時はそう考えるのですが、緊急時は動転して『まずは子ども』となってしまうようです。妻の父が倒れた時も、義母が最初に電話したのは自身の息子でした。同じように「すぐに救急車!」と言ったようです。

 搬送された水俣医療センターでは、明日はどうなるか分からないような状況でした。その後、最悪の事態は脱しました。それから4年、芦北町の病院に入院中です。

 虫の知らせでしょうか、30日はいつになく実家に帰った方が良いような気がしていました。「明日ありと」思ってしまった自分の判断を後悔しました。以降、母のところには用はなくとも「生きとっか~い。」と息子なりの愛のある言葉を掛けながら行くようにしています。

 

【入試に向けて頑張ろう!】021226

職員で「入試に向けて頑張ろう!」の寄せ書きカードを作り、終業式に3年生に渡しました。裏は3年生の集合写真。苦しいときは友だちのことを思い出し、受験勉強を乗り切りましょう。

【2学期終業式】021224

  今年の流行語大賞は『三密』、今年の世相を表す漢字は『密』でした。湯浦中の、各学級の流行語、今年を表す漢字は何でしょう。それぞれで考えてみてください。各学年を振り返ると、

  1年生はRKKのきらきらメッセージが浮かびます。学級のまとまりを感じる映像でした。見るたびに私も元気をもらっています。再生回数は現在530回です。今日また増やしたいと思います。

 湯浦中・田浦中校区の5小中学校の先生が集まっての人権教育の授業では、皆さんが短い時間で自分の考えをまとめ、発表する力に驚いて帰られました。湯浦小学校のK先生は、皆さんの成長した姿を見てとてもうれしそうでした。これからも熊本県で2番目にすごい学級を目指して頑張ってください。何で2番ですかと聞かれたときの解答は分かっていますね。

 2年生は何と言っても、前日の2時に出発が決定した修学旅行が心に残りました。特に2日目のバス内での皆さんの反応の良さに感心しました。京都市内の班別自主行動はできませんでしたが、清水寺では今年の漢字「密」の本物を見ることができたり、GOTOクーポンでお土産の爆買いをしたりなど、コロナ対策と合わせいろいろな意味で心に残る修学旅行になりました。

 2年生は生徒会役員選挙を経て、自分たちが学校を動かしていこうとする決意を見せてくれたこともうれしく思います。合唱コンクールの歌声から2年生の湧き出るエネルギーを感じています。夢に向かって学校を動かす機関車としての無限の可能性を感じます。午後のリーダー研修でいよいよ本格始動です。期待しています。

  3年生は体育大会の応援団演舞はもとより、郡市駅伝大会での最後まであきらめない走り、心を表出させた美術の作品など、姿で下級生を牽引してくれました。また、応援団の服装については、対策を考えた上で正当な手段で学生服の着用を訴えるなど、自治意識の高まりを感じました。

 12月に入り、校長面談を行いましたが、緊張しながらも一人一人が将来の夢について語ってくれました。皆、とても良い表情でした。

 3年生の皆さん。中学生生活もいよいよ残り3ヶ月を切りました。コロナ禍の中、登校してみんなと会えることが保障された3か月ではないかもしれません。一日一日を大切に、やりきった感のある毎日を過ごしてください。

  最後に、今年のお正月は三密を避け、ステイホームという過ごし方になるのでしょうか。よもやよもやが当たり前の時代を生きることになります。ゆっくり自分を見つめ、将来について考える機会にしましょう。

それでは、長期休業前のいつもの締めを。4つの車にお世話にならないようにして、元気で始業式に会いましょう。

【到着しました】021215.6

お迎えありがとうございました。家に帰り着くまでが修学旅行です。今夜はしっかり休みましょう。明日は代休ですが、体調が悪くなった場合は学校まで連絡をお願いします。行動記録表の旅行後の分も記入開始です。

【新八代駅を出ます】021215.5

お世話なった添乗員の西田さんにお礼の挨拶をしていよいよ新八代駅を出発、ヘルシーパークに向かいます。バスの中で解散式も済ませました。明日からの確認事項に真剣に耳を傾けています。では、お迎えよろしくお願いします。

【旅の終わり】021215.4

修学旅行団は予定通り14:51発ののぞみ31号に乗車しました。旅行を続けたい生徒もいたようですが、大量のお土産を抱えて全員帰ってきます。ヘルシーパーク到着も予定通りです。到着予定時刻は連絡メールでお知らせします。新幹線の車内ではしおりにまとめを書いて過ごしています。ただし、8割方は爆睡中です。