【いつもどおりに】030616
私は水俣二中バスケット部の監督時代、新人戦から3点差以内で勝ったり負けたり、大会ごとに優勝を分け合っていたチーム(実は湯浦中)に郡市総体決勝の残り3分で10点差を付けられました。互いのチーム力から考えると致命的な得点差です。
しかし、残り時間がほとんどないところで追いつき、逆転勝ちしました。試合後に選手に聞いたところ、点差が開いても一度も負けるとは思わなかったそうです。
相手チームの選手に聞いたところ、「勝った」と思った瞬間、普段のプレーができなくなったそうです。「これまで競ってきた二中に、大差をつけたので最後はカッコよく勝ちたいと思った。」と言っていました。心の隙は常にあります。チャレンジャーのつもりで戦いましょう。相手も中学生です。普段と違う何かが起こります。
靴を並べる。道具を並べる。大きな声で挨拶をする。きびきびと動く。普段の姿がプレーに出ます。二中バスケット部員は、大会が終わった後、必ず会場のトイレ掃除をして帰っていました。優勝チームの責任として、敗者に「〇〇中に負けたら仕方ない」と納得させる。負けた場合でも「〇〇中に勝たせたかった。」と思わせる。そんな行動が来年につながります。
湯浦中生、卒業生、地域の方々、みんなが応援しています。