2021年12月の記事一覧
産山村人権集会開催
本日、産山村人権同和教育推進協議会主催による「産山村人権集会」が学園で開催されました。
今年度もコロナ禍にあり、8・9年生以外は各教室からのオンラインによる参加となりました。また、住民の皆様には集会の模様を後日動画で配信いたします。
開会行事では、本協議会の会長である市原村長からご挨拶をいただきました。また、人権ありがとうメッセージに応募した学園生並びに住民の方へ表彰を行いました。
続いて、学園生の作文発表では、各ステージから1名ずつ発表を行いました。暮らしや仕事、家族、感謝をテーマにした参加者の心に響く発表でした。
講演では、産山村在住の岩本良子様から話を伺いました。「乗り越えられない壁はない~自分をつくるのは自分~」という演題のもと、困難な状況にあっても、精一杯頑張ることの大切さ、感謝の気持ちで人を敬うこと、自分と人を比べるのではなく頑張っている自分を自分でほめることなど、前向きな話がたくさんあり、気持ちが元気になりました。そして、自分ができることを行っていくことが未来につながることも話されました。
岩本さんの話を聞き、学園生の表情が明るくなるのが分かりました。貴重な御講演ありがとうございました。
半日で多くの学びがあった人権集会でした。計画、準備、運営に尽力いただいた村当局の皆様に感謝申し上げます。
運動場下の畑が広くなります
産山学園運動場下にお借りしている田畑があります。そこには5年生が稲を植えたり、ファーストの子供たちが野菜を植えたりしています。
来年度、より多くの作物を植えることができるよう、畑が拡張されます。今、造成工事が行われています。
造成工事は、池部さんが引き受けてくださり、ここ数日ショベルカーで畑が拡張・整地されています。来年度に向けて楽しみです。
田畑の使用に関しては、土地の所有者である井さんと野菜づくりでいつもお手伝いをいただいている池部さんのご厚意及び村教育委員会の支援により学習活動が成り立っています。改めてお礼を申し上げます。
2年生校区探検~学校周辺の公共施設やお店を訪ねました~
2年生が産山村にある公共施設やお店を訪問し、そこで働く人の様子を学びました。
今日は、産山村役場、井商店、ブックワームを見学しました。
産山村役場では、各課の業務について説明がありました。なかなか入る機会がない村長室にも入れてもらい、子供たちは喜んでいました。
井商店では、お店に並べてある商品の種類や数、仕入れ先、お店で工夫していることなどをインタビュー形式で質問しました。井商店は、子供たちもよくお菓子を買いに行くとのことで、身近にある商店の役割に気付くことができました。
ブックワームでは、本校司書の植松先生から説明がありました。本の冊数やブックワームの名前の由来、利用の方法について知ることができました。
今日見学した場所は、いずれも自分たちの暮らしと深いつながりがあり、暮らしを豊かにしたり、暮らしが便利になったりすることに気付くことができました。
ご対応いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。
産山村人権同和教育授業研究会開催
午後から産山村人権同和教育推進協議会就学前・学校教育部会による授業研究会を開催しました。
今回、6年担任の田上教諭が熊本県人権教育研究協議会編「きずな」の改訂版を使い、授業を行いました。
教材を通して、差別に気づき、一人一人が自己を振り返ることで、目標に迫る深まりのある授業になりました。
研究協議では、グループごとに授業に関する意見交換を行い、授業者の思いを全体で共有したり、学園生の育ちをどう支えていくかについて協議を行ったりしました。
最後に、産山村教育委員会有住指導主事に今回の取組をまとめていただきました。教科指導を通して人権感覚を高めていくこと、学園生の自己肯定感を高めていくこと、職員が子供たちの人権を守るための具体的行動等について助言をいただきました。職員にとって大きな学びとなりました。
今週土曜日(4日)は、産山村人権集会が本校で開催されます。今月は、特に人権同和教育に重点を置き、お互いの人権が守られ、多様性を尊重できる学園に努めていきたいと思います。
熊本県学力・学習状況調査実施
今日と明日、産山学園では「熊本県学力・学習状況調査」(以下、県学調)を実施します。
これは、熊本県教育委員会が県内の公立小中学校、義務教育学校に対して実施するもので、児童生徒の学力や学習状況及び教師の学力向上への取り組み状況等を調査・分析し、今後の指導の充実や学習状況の改善に役立てます。
実施対象は、3年生から8年生です。
写真は、2校時の各学年の国語の様子です。漢字の読み書き、聞き取り、長文読解など様々な問題がありました。
本日は、国語、英語を実施しました。明日は、算数、数学、質問紙調査を行います。
県学調の結果を基に、学習指導に関する継続的な検証改善サイクルの確立につなげていきたいと思います。