亀城ヶ丘だより
【スマホ・携帯情報安全教室】020805
葦北教育事務所の塩根社会教育主事に来校いただき、1年生の教室から2・3年生にリモート授業でPTA主催の「スマホ・携帯情報安全教室」と「親の学びプログラム」を行いました。クイズのあとは、親と子の役割演技でSNSの安全な利用について考えました。
スマホ・携帯等の情報機器については「家庭内のルールをつくりましょう。」とか、「食事中に使わないのがマナーです。」とか、「情報モラルを磨きましょう。」ということがよく言われます。「ダメなものはダメ。」という感覚、「ルール」ではなく「モラル」で自分を律する湯浦中にしていきたいですね。
【ありがとうございます!】020804
ジャニーズ事務所様より支援物資(トートバッグ、ブランケット、タオル、絆創膏)をいただきました。ありがとうございました。朝から職員で仕訳を行いましたが、コンサート会場のスタッフになった気分でした。
帰りの会で生徒一人一人に配付しました。
【しらっぺ】020803
大学生の時、熊本市周辺出身の友達から指摘されたのが、「ば」で打ち切る表現です。芦北方面では、「勉強せんば(いかんたい)」、「きつかばってん走らんば(強ならんぞ)」、のように、()の中まで言わず「ば」で打ち切ることが多いのですが、友達には違和感があったようです。よく「狸がおってさ。」と続けられました。
初任校は菊池郡の西合志南中でしたが、生徒の言う「えじい(怖い)」がまったく何のことやら。人吉二中に転勤した時は、生徒から相づちの表現の「じゃ」について、「友達には“じゃ”、先輩には“じゃっです”、先生には“じゃっとです”」と使い分けていることを教えてもらいました。
高校卒業以来、18年ぶりに水俣に帰ってきました。赴任した水俣二中には理科のM先生(現湯浦中1年主任)がいました。職員会議の資料が配付されたとき、M先生から出たのは「こら“しらっぺ”やった。」数十年ぶりに聞きました。津奈木でもこのような言い方をしていたようです。
田浦中、湯浦中と芦北町に勤務して6年、時々聞こえる懐かしい表現を嬉しく聞いています。(H)
【アラクノフォビア】020802
昨日、薬物乱用防止のパンフレットが届いた。クモの体が「薬物」という文字でデザインされている。養護教諭のK先生はクモが苦手、「よくできているけど、嫌だ。」という声が漏れた。
私もクモが苦手だ。姿、形、ワサワサと移動する格好、死んで裏返った時の足の付け根が特に嫌だ。書きながらも気分が悪くなる。子どもの時、天井から体のすぐそばに大きなクモが落ちてきて…。腰が抜けた。
生徒と保育園のボランティアに行って、窓掃除の時に隠れていたクモを直接触ってしまった…。腹部の柔らかい感触がいつまでもとれなかった。
クモより足が多いゲジゲジも、ムカデも平気、ゴキブリも平気、海岸で見かけるフナムシの集団も平気。ヘビもトカゲも平気。クモだけが弱点。「人間がまだ人間ではなかった昔、昔、クモは命を奪う敵だった。その頃の記憶が残っている。」という話を読んだことがある。トンでも科学だが、私には説得力がある。
夜のクモ(コブ)は夜コブ(喜ぶ)といって縁起が良いと聞かされても、それはそれ、友達になろうとは思わない。
それでもなぜかクモの本を数冊持っている。テレビで特集があると録画してしまう。クモの映画のDVDも持っている。子どもの頃に数匹のクモを虫かごで飼ったこともある。子どものすることは矛盾だらけだが怖いもの見たさは人の習性。
『クモのはなし』という本の中に、クモの食べ方という話があった。国によっては動きの遅いクモは重要なタンパク源となっている。串に刺して、足をもいで、焼いて…。ジャガイモを生で食べたような味がするそうである。
昨年度後半に、田浦中から授業に来てもらった理科のM先生、大学・大学院での研究テーマは「ハエトリグモ」である。恐ろしい男だ。あぁ、書きながらめまいが…。(H) ※アラクノフォビア:クモ恐怖症。
【笑顔条例】020801
1948年、アメリカ合衆国アイダホ州ポカテロ市(City of Pocatello)のジョージ・フィリップス(George Philips)市長はある条例案を提出、冗談で市議会も可決しました。施行はされていないようです。気になった方は姉妹都市の『北海道岩見沢市』のHPを検索ください。(H)
第一条 しかめっ面、眉間にシワを寄せる、人をにらむ、怖い、不機嫌そう、落ち込んでいるといった印象を与える表情は違法である。
第二条 市民が笑う習慣を身につけるために、毎年8月9日から14日までを『笑顔週間』とする。
第三条 笑顔チェックの役所を新たに作り、笑顔がない人を逮捕する権限がある特別官を置く。
第四条 条例に違反して有罪となった人は、笑顔作りの講習を受けなければならない。