亀城ヶ丘だより
【妖怪】020719
「アマビエ」のイラストをあちらこちらで見かけます。何度か繰り返される妖怪ブームの中で育った私としては、日常生活の中で妖怪が取り上げられるのはうれしいことです。
昨年は「妖怪人間ベム」が放送終了50周年に当たっていたため、廉価版のDVDが発売されました。数年前に亀梨和也さん(ベム)、杏さん(ベラ)、鈴木福さん(ベロ)でドラマ化もされています。アニメが放送されたのと同時期には「ゲゲゲの鬼太郎」や「どろろ」も放映されており、妖怪ブームの最中でした。クモ男、人間こうもり、さそり男と怪人が続く「仮面ライダー」もかなりおどろおどろしい内容です。
3・4歳の頃のアニメのため、一つ一つの話は忘れてしまっていましたが、オープニングの実験室の様子は嫌な感じで心に残っています。
子どもの頃、一番怖かったテレビ番組は「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の珠を持つ八犬士が登場する、NHK人形劇「新八犬伝」でした。通常はそうでもありませんが、時々登場する怨霊「玉梓(たまずさ)」の登場時の「われこそは、玉梓が怨霊」の声、造形の恐ろしさ。怖いけど見たい。母によると、後ずさりをしながら見ていたらしいです。
社会科の授業でもチャンスとばかりに怖い話を時々していました。「平将門の怨霊」、「菅原道真の祟り」、「耳なし芳一」が十八番です。もちろん指導案の過程には「脱線」のところに位置づけています。(H)
【いろは歌】020718
いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん
色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず
七五を四回繰り返す「今様」という形式で、全ての仮名を1回ずつ使って作られた「いろは歌」、10世紀末から11世紀中頃にかけてできたようです。明治36年に新聞万朝報が募集した「いろは歌」の1等はこれでした。
とりなくこゑす ゆめさませ みよあけわたる ひんかしを
そらいろはえて おきつへに ほふねむれゐぬ もやのうち
鳥啼く声す 夢覚ませ 見よ明け渡る 東を
空色映えて 沖つ辺に 帆船群れゐぬ 靄の中
7月3日の記号問題の規則性の話に戻ります。私は50問の記号で答える問題を出題する時は、この歌を使っていました。生徒はなぜ記号に「ゐ」や「ゑ」が入っているのかと思っていたようです。もう問題を作ることはないので30年目のネタ晴らしです。(H)
【芦北高 再開めざし汗】020717
令和2年7月17日付 熊本日日新聞27面より
湯浦中の卒業生、橋本くんの言葉が紹介されていました。頑張れ芦北高校!
「(いつもの年は)今週末は終業式だったんだよなぁ~。」そんな声が聞こえてきました。今は学校に来ることができることに強い喜びを感じます。
【秀岳館高生 青春の泥】020716
令和2年7月16日付 熊本日日新聞25面より
佐敷中学校の吉本校長先生に、「土・日も手伝いに行きましょうか?」と電話を掛けたところ、「ありがとうございます。秀岳館高校の生徒が手伝いに来てくれますので、自分の家の作業をされてください。」との返事でした。この記事のことでした。中川校長先生と秀岳館高校の皆さんには感謝の気持ちしかありません。
【どぎゃんしなったですか?】020715
「どぎゃんしなったですか?」来校された方からまず尋ねられます。
どこで知ったか、ラインも届きます。
「つっこけました。」「たいしたことはなかです。」と答えています。
少し骨が欠けたようです。靭(じん)帯も切れてはいませんでした。鬱(うっ)血がやおいきません。
今週末は実家の片付けの予定でしたが長靴が入りません。
松葉づえにも慣れました。エコノミー症候群にならんごつ校内ば動いてされきおったら、またつっこくるところでした。用心します。
ギプスが濡れないようにプチプチでカバーを作りました。ケガしたっちゃ楽しまんばいかんけん、昼休みに事務室で、赤いビニールテープを使って「ナ〇キ」のマーク(スウォッシュ)を作って貼り付けました。
近くにいた2年生女子の皆さんから上手だとほめられました。
少し治りました。(H)