日誌

校長ブログ

生徒総会に向けた事前の話し合い、自治的雰囲気を高めよう

5月22日、生徒総会に向けた事前の話し合いが行われました。内容は、次の3つです。①生徒会テーマ・執行部の重点活動等 ②各専門委員会の重点活動等 ③服装規定 今回は、資料を印刷せずに、タブレットで内容を確認しながら、質問・意見・修正案・要望等を話し合いました。6月6日の生徒総会が楽しみです。自治的な雰囲気を高める大きな行事です。

 

グランドデザインは、学校づくりの設計図

令和5年度のグランドデザインが完成しました。令和4年度をもとに、加除修正しました。主な変更点は次の5つです。①「学校教育目標」の変更 ②「目指す学校像」に「挑戦できる学校」を追加 ③「育む力」に「考動力」を追加 ④「大事にしてほしいこと」を3つに焦点化 ⑤「学級づくり」に「前向きな雰囲気」と「自治的な雰囲気」を追加

生徒を中心に、五者連携で同じ方向を向いた教育を推進していきたいと強く願っています。同じ方向とは、「元気と挑戦で 成長を」です。ご支援ご協力、そして応援を宜しくお願いいたします。

成長には、「VとW」そして「振り返り」が大切

5月19日、教室を回っていると、体育大会の「振り返り」が各教室に掲示してありました。団長の「成長したこと」を紹介します。赤団団長「周りを見て行動するんじゃなくて、自分から進んで行動できていた。」白団団長「自分で考えて、大きな声で指示を出せるようになったこと」 成長するためには、次の3つの過程が必要です。「①V(ビジョン=目標)②W(ワーク=積極性) ③振り返り」振り返ることにより、そのことを自分の中に蓄えて、前を向くことができます。だから、成長するのです。

体育大会での成長や学びを、授業等の日常に活かす

5月17日、ある先生から、「体育大会が終わり、学習意欲が心配だったけど、浮かれることもなく、落ち込むこともなく、いい具合で授業中、落ち着いて学んでいます。とてもいいです。」との言葉がありました。私も授業を参観していて感じました。体育大会という行事で成長したこと、学んだことを、授業等の日常に活かしていほしいと思っています。2年2組のホワイトボード黒板に担任から、写真のようにメッセージが書かれていました。その通りです。

 

 

体育大会、生徒の全力で輝く姿が、保護者の心をも輝かした

5月16日、朝からあいさつ運動していると、車が1台止まり、保護者の方が窓を開けて話してこられました。「体育大会とても楽しかったです。ありがとうございました。」とても嬉しい一言でした。生徒たちの全力で輝く姿が、保護者の皆様の心をも輝かすことができたのではないかと思っております。ご声援ありがとうございました。

体育大会、前進した先の「全力で輝く姿」

5月14日、晴天の中、4年ぶりに制限を設けず体育大会が行われました。閉会宣言で、生徒会副会長が次のように語りました。「悔いの残らないよう自分の全力を出し切ることができましたか。勝ち負けはすべてではありません。今日前進した一歩一歩を活かし、次の更なる歩みへつなげていきましょう。」この言葉がすべてを物語っています。12種目全てで、生徒の「全力で輝く姿」が見ることができました。

 

体育大会で、生徒会が中心となり全校生徒でサプライズ

5月14日、体育大会の始めの種目「全校ダンス」が終わったところで、生徒会がマイクを握り、サプライズが始まりました。今年還暦を迎えられる2名の先生に、花束を贈呈し、全校生徒一緒の記念撮影が行われました。生徒会長の発案で、生徒会が中心となり企画し、秘密に全校生徒で打ち合わせを行い、このサプライズになりました。生徒たちのこの気配り・心配り、そして考動力、素敵です。

体育大会前日は雨、明日は「晴れ時々くもり」降水確率20%です。

5月13日、体育大会前日は雨となりました。そこで、体育館や素心館を使用して最終確認や仕上げをしました。下の写真は、応援団の練習の様子です。リーダーが指示を出しながら練習し、更なる高みを目指していました。大変かっこよくなっています。準備も本日はあまりできませんでした。しかし、この雨も夜には上がりそうです。明日の天気は「晴れ時々くもり」降水確率20%です。明日は朝から準備をし、予定どおりに開催できればと願っています。

 

パネル紹介、元気を与え優勝に導いてくれる紅白のパネル

5月12日、パネル紹介が行われました。除幕式では、白い布がとられた瞬間に、歓声が上がりました。その後、パネルリーダーが、メンバーと作品を紹介し、意気込みを語りました。白団は東京リベンジャーズのマイキーで、言葉が「威風堂々」です。赤団は金剛力士像で、言葉が「一念通天」です。元気を与え優勝に導いてくれる紅白のパネルでした。

閉会式での校歌斉唱、肩を組んで一体感

5月12日、2日前の総練習の反省等をもとに、修正練習をしていきました。その中で、閉会式での校歌斉唱は、肩を組んで一体感を出すことになりました。すると、今までの3倍の声が出ました。一体感とはすごいものです。当日もお楽しみに。

体育大会総練習、「自治の雰囲気」とてもいいです。

5月10日、体育大会総練習を行いました。下の写真は入場行進の様子です。晴天の下、本番を想定した練習でした。開会式の中で、校長挨拶があったので、これまで練習を見てきた感想を1つ話しました。それは「自治の雰囲気」です。自分たちでより良くするために積極的に行動しているのです。自分たちで工夫したり、自分たちで課題を見つけて修正したりする姿が実に多く見られました。体育大会の練習を通して確実に成長しています。昨年度より先生たちが直接指導する機会が減っています。この「自治の雰囲気」とても素敵です。

 

きれいな運動場、シルバー人材センターの皆様に感謝

5月9日、若葉が勢いよく伸びるこの時期ですが、運動場は実にきれいに整備されています。ゴールデンウイーク中に、シルバー人材センターの皆様が来校されて、運動場はもちろんですが、敷地内をきれいにしていただきました。感謝です。また、毎朝、体育主任がグラウンドにラインを引いています。お陰で、この2週間、体育大会の雰囲気が一気に高まりました。これにも感謝です。今日を含めて残り4日間、更なる生徒たちの「前進する姿」が見られそうです。

外でのダンス練習開始、「ダンスホール」

5月8日、外でのダンス練習がスタートしました。ダンス曲は、Mrs.GREEN APPLEの「ダンスホール」です。ダンスリーダーが創作したダンスで、ノリノリの曲です。動きが早いので私にはなかなかフィットしませんが、生徒は、ほぼ覚えています。あと1週間で、ノリノリに仕上げてくることでしょう。楽しみです。

 

教育実習生、「教職の道」へ向け3週間の学びスタート

5月8日、教育実習生が、指令台に立ち「3週間教育実習でお世話になります。よろしくお願いします。」と挨拶をしました。教科は保健体育です。ちょうど体育大会の時期とも重なり、多くの学びを得ることでしょう。そして、いつの日か、教職の道へ進んでほしいと願っています。「教職の道」は、「やりがい」を多く感じることができる道です。本校の先生方も、「ワーク・ライフ・バランス」を実現しながら、「限られた時間の中で、生徒と向き合う時間を確保し、やりがいを感じて教育活動を行っていくこと」を目指しています。

2年生団体競技、ポジティブな言葉のオンパレード

5月2日、2年生団体競技の練習を参観しました。2人3脚ではなく、21人22脚、22人23脚で約20mを競い合う競技です。その練習での言葉かけが、実に面白いので、紹介します。「ペースはさっきよりも早くね。ちょうせーん。」「(失敗した時)こんな時もあるから、対策を考えよう。」「(自己記録達成時)この感じ忘れんでよ。」「(早いテンポでする時)大丈夫、がんばればできるよ。」「(ゴール後すぐ)もう1回するよ。練習あるのみやけん。」「(スタート前)チームプレイよー。」ポジティブな言葉のオンパレードです。生徒たちは、いい顔で、「元気」に「挑戦」していました。まさに、一歩ずつ「前進」している姿でした。

 

 

体育大会結団式、生徒会長がテーマを発表。

5月1日、体育大会の結団式が行われました。生徒会長から、本年度の体育大会のテーマが発表されました。「前進 ~93人で考動・協力 全力で輝け相良中生~」です。とても素敵なテーマです。「前進」するためには、「93人の考動と協力」が必要ですし、その先には、「輝く相良中生」が待っているというメッセージが込められているようです。あと2週間の限られた時間ですが、一人残らず93名の全員が前進して、今より更に輝いてほしいと願っています。大会当日は、きっと晴れることでしょう。 

校内研修、「主体的に学び、発表力のある生徒の育成」

4月26日、校内研修を行いました。原則、水曜日の放課後は、生徒は部活動なしで下校、職員は職員会議や校内研修等を行っています。校内研修は年間17回行います。この日は「生徒の緊急時の対応」「校内研修の方向性」「部会での方向性」の3本でした。本年度の相良中の研究主題は「主体的に学び、発表力のある生徒の育成」です。1年間の方向性を確認した後、3つの部会【授業改善部会、家庭学習部会、ICT機器活用部会】に別れて協議しました。教師の一番大事な仕事である「学力向上や授業力向上」に向けた話し合いは、盛り上がるし、とっても知的です。アイディアを出し合っている先生方のこの雰囲気、実に素敵です。

毎朝の国旗、村旗、校旗の掲揚は誰が?

 

4月27日、朝の挨拶運動を終えて、職員室に向かおうとすると、2年の生徒が、運動場にある国旗を掲揚しようとしていました。その後、村旗、校旗も掲揚しました。近づいて話をすると、「生徒会で毎月交代で行っています。」とのことでした。ありがたいです。生徒会は、年間通して学校のために様々なことを行っています。「〇〇のために」の行動は、知らず知らずのうちに「思いやる力」を高めていきます。そんなことを思った朝でした。

 

体育大会の応援リーダー決定、抽選で団の色決定

4月19日、各学級に「速報」が張り出されました。次の2つの内容が書かれていました。「① 3年生の応援リーダー決定!」「② 抽選で団の色を決定!」です。給食時の全校放送で抽選が行われ、瀬口団長が赤団、中西団長が白団と決まりました。放送で抽選の実況中継を行うとは、なかなかの面白いアイディアです。すでに、3年生の応援リーダーとパネルリーダーは、4月17日から放課後の15:15~16:30に活動しています。そして、5月1日には結団式が行われ、本格的に体育大会の練習が始まります。本番の5月14日のビッグイベントまで、元気と挑戦で、成長していってほしいと思っています。

生徒会が掲げる「発表力」、1年生もなかなかの発表力です。

4月25日、1年生の家庭科の授業を参観していると、「人はなぜ食べるのだろう?」という発問に答える場面でした。写真の生徒は「頭の働きが良くなるから」と答えました。しばらく教室にいましたが、次から次に出てくるのです。合計9個もの考えが出されました。小学校からの積み重ねも大きいですが、生徒会が掲げる「発表力」についても意識しているのでしょう。なかなかの発表力でした。自分の考えを人に伝えることは、将来の「生きて働く力」になります。授業や行事等を通して、是非「発表力」を向上させてほしいと思います。

無言掃除、「静か」+「きれいにするための考動力」

4月25日、掃除の時間に、校内巡りをしました。どの場所も静かです。挨拶も会釈でします。これが、日常生活の共通実践事項として取り組んでいる「無言掃除」です。生徒たちは、自分の担当場所を、本当にきれいにしてくれます。膝をつきながら雑巾できれいにしている生徒、角端等のゴミをホウキできれいにしている生徒。また、写真のように、教室の扉を外して扉の下部をきれいにしている生徒もいました。きれいにするために、各自考えて掃除をしています。まさに、生徒会が掲げる「考動力」です。お陰で学校がきれいです。生徒の皆さん、ありがとうございます。

 

PTA総会、4年ぶり実施。同じ方向を向いた教育を!

4月21日、対面でのPTA総会を4年ぶりに実施しました。実施できて本当にうれしかったです。用意した椅子がほとんど埋まりました。数えると55名でした。約60%の参加率です。ありがたいです。校長挨拶の中で、校長としての思いを話させていただきました。その中で、次の3つのお願いをしました。

①「同じ方向を向いた教育」生徒を中心に五者連携で推進していきましょう。それは「元気と挑戦で 成長を」です。 

②「働き方改革で先生も元気」相良中の働き方改革にご支援ご協力、応援をお願いします。

③「元気を家庭・地域に発信」HPでの校長ブログと学校通信「一本道」の両方をご愛読ください。

 

過去最高、「徒歩・自転車登校90%」

昨年度、気になることの1つに、「車での送迎の多さ」を感じていました。2月に徒歩・自転車登校調べをしました。晴れの日平均57%、雨の日平均約24%でした。年度末の3月24日、交通指導担当の先生が、徒歩・自転車登校の効果として「体力」「自立」「継続」「忍耐力」が身に付くと全校生徒へ話をしました。また、4月14日、交通安全委員長が「徒歩・自転車登校100%を目指します」と全校生徒に宣言しました。4月18日、朝の挨拶運動をしていると、過去最高の徒歩・自転車登校だと感じました。調べると、なんと90%でした。昨年度車で送迎されていた生徒が、本年度自転車で登校しています。表情が全然違います。昨年度は元気のない表情でしたが、今は笑顔です。この違いは驚きです。「徒歩・自転車登校」は、1日の「心と体の元気力」の出発点だと実感しています。

 

部活動紹介、6つの部の思考凝らした紹介

4月14日、部活動紹介を行いました。吹奏楽部、女子テニス部、野球部、剣道部、女子バレー部、男子バレー部の6つの部活動による思考を凝らした紹介が行われました。1年生は、この紹介も参考にしながら、入部届を提出することになります。限られた時間の中で、生徒の自主性や心技体を育てていく部活動になり、失敗や成功、悔しさやうれしさを通して、成長してくれたらと願っています。

歓迎遠足、相良村総合体育館までの雨天の小遠足

4月14日、歓迎遠足を行いました。あいにくの雨でしたが、「できない理由を探すより、できることを考える」のポジティブ思考で相良村総合体育館までの雨天の小遠足になりました。遠足の途中で行う予定だった「相良クイズ」は相良村総合体育館で行い、お弁当を2階のギャラリーで食べ、生徒会が企画した2つのレクレーション「縦割り班対抗バースデイチェーン」「縦割り班対抗陣取り」で楽しみました。解散式で、教務主任から今回の楽しかった理由について、次の3つを話されました。①執行部の企画力・運営力、それに至るまでの準備力 ②全校生徒の聞く力・共に楽しむ力 ③メリハリ とっても素敵な雰囲気でした。学校の雰囲気は、生徒が作ります。特に3年生が作り、生徒会が作ります。支持的な雰囲気、前向きな雰囲気、自治的な雰囲気が目指す相良中学校の雰囲気です。

 

生徒会入会式、生徒会スローガン「自立✕前進」

4月14日、生徒会入会式を行いました。内容は次の5つでした。①生徒会三役、執行部、専門委員長の紹介 ②生徒会スローガン紹介「自立✕前進 ~一人一人が無限に輝く相良中へ~」 ③生徒会長による座礼指導 ④1年生の自己紹介 ⑤新しい先生方の自己紹介。ユーモアを交えながら、メリハリのある素敵な生徒会入会式でした。新生相良中学校へ大きく前進した1日となりました。

 

 

給食「めっちゃ美味しい」「グループ会食可能」「無償化」

4月12日から令和5年度の給食がスタートしました。八代から転入してきた先生が、「めっちゃ美味しかったです。」との感想を言いながら職員室に入ってきました。私は、「相良村の給食は美味しいって評判なのよ。」と自慢しました。4月13日、給食の様子を見て回りました。3年ぶりにグループでの会食が可能になりました。学年や状況等により前を向いたり、グループで食べたりと違いはありますが、少しずつ給食も元の姿に戻ってきています。本年度から相良村は給食費無償化になりました。さすが相良村です。ありがとうございます。「食は体を作る」と言われますが、美味しい給食をモリモリ食べて、心身の元気力アップにつなげてほしいと思っています。

入学式、VとWを意識した中学校生活

4月11日、新入生22名を迎え、入学式を行いました。これで令和5年度のメンバーが全員揃いました。新入生の凛とした返事と真剣な目線に中学校生活への意気込みを感じました。式辞では、「VとW」について話しました。Vはビジョンです。つまり「目標」です。Wはワーク。つまり「積極性」です。ビジョンとワークを意識して、3年間の中学校生活を送り、心身ともに大きく成長してほしいと願っています。職員22名がしっかり応援します。入学おめでとうございます。

昼休み45分日課決定、体と心の元気力向上へ

昨年度末(3/20、3/22、3/23)に、昼休み45分日課で過ごしてみてのアンケートを年度末(3/24)に実施しました。結果は、「昼休み45分がいい」と答えた生徒は94%でした。「どこで過ごしましたか?」は、外が51%、体育館が29%でした。「何をして遊びましたか?」は、テニスが1位、バレーが2位でした。このアンケート結果をもとに、4月の職員会議で検討し、令和5年度から昼休み45分に変更することにしました。「体を動かしながら遊ぶこと」は、「体の元気力」ばかりでなく、「心の元気力」の向上にもつながります。生徒会や専門委員会とも連携しながら、昼休みの外遊び(運動場や体育館)を推進していきたいと思っています。

 

 

1学期始業式での校長挨拶「時間対効果とは?」

4月10日、1学期の始業式でした。校長挨拶の中で、「時間対効果」について話しました。「限られた時間の中で、成果を出すために大切なことって何?」と質問し、全員に考えてもらいました。その後はペア発表と全体発表です。全体発表では20人ほどの手が上がりました。5名に発表してもらい、出てきた考えが、「行動力」「考動」「積極的な行動」「集中力」「前向きさ」等でした。さすがです。理由を言ってくれる生徒もいました。その後、私の考えである「メリハリ」も伝えました。学校生活の多くは、限られた時間です。「時間対効果」という意識をしっかり持ち、すべての生徒が、自分なりの有意義な中学校生活を送ってほしいと願っています。

令和5年度、10名の先生方をお迎えし、新生相良中学校スタート。

4月10日、令和5年度の相良中学校がスタートしました。就任式では、新生徒会長が、「相良中生は、元気にあふれていて、みんなで協力することができ、全員が学校行事に全力で取り組むことができます。これから先生方とたくさんの思い出ができることを楽しみにしています。」と歓迎の挨拶をしました。10名の先生方をお迎えし、2年生が最高学年の新3年生となり、1年生が中堅学年の新2年生となり、新1年生が入ってくる。このように環境が変わることに「ワクワク」しています。新生相良中学校をみんなで創っていきたいと強く思っています。保護者の皆様、地域の皆様、村行政の皆様、令和5年度も、ご支援ご協力、そして応援を宜しくお願いいたします。

R4校長ブログ&学校通信

 

修了式「回復力を高めるスイッチ」

3月24日、修了式の校長講話の中で、次の質問をしました。「4つの力の中で、あなたが一番大事だと思うものは?理由は?」隣の人とペア発表させた後、挙手発表してもらいました。25人ぐらいの手が上がりました。すばらしいです。発表力向上の成果です。3名の生徒に当て理由まで発表してもらいました。1人は思いやる力、1人は元気力、1人は挑戦する力でした。その後、私の考えを伝えました。私は、「元気力」だと思っています。特に「心の元気力」です。この心の元気力がないと、他のどの力も決して伸びません。しかし、心の元気力がない時もあります。その時に大切にしてほしいのが、「回復力」です。「回復力を高めるスイッチ」には、意識、知識、経験、医療等があります。この1年間、すべての生徒に、そして私を含めすべての先生に、悩みや辛いこと、苦しいことがあったと思います。無意識かも知れませんが、「回復力を高めるスイッチ」を使いながら、乗り越えてきたことと思います。今後も「回復力を高めるスイッチ」増やしながら、その他の力も伸ばしていってほしいと強く思っています。

修了式「4つの力で一番頑張ったのは?」

3月24日、1・2年生の修了式でした。校長講話の中で次の質問をしました。「4つの力の中で、この1年間で、あなたが一番頑張ったのは?」結果は、挑戦する力39人、発表力8人、思いやる力12人、元気力6人でした。この1年間、「元気な学校」「成長できる学校」に確実に近づけたと思っています。生徒の皆さんと先生方に感謝です。そして、同じ方向を向き、応援していただいた保護者の皆様、地域の皆様、相良村行政の皆様、本当にありがとうございました。

WBC決勝、パブリックビューイングにて全校生徒観戦

3月22日4校時、全学年道徳の授業に変更しました。教材はWBC決勝観戦。授業のねらいは「チームワーク」。全校生徒が体育館に入り、パブリックビューイングで、日本対アメリカの決勝を観戦しました。生徒が体育館に来たのは8回裏でした。まず、山田の盗塁に大盛り上がり。そして、9回表の大谷のピッチングに、一喜一憂しながら応援しました。大谷がトラウトを三振で破り、優勝を決めた瞬間、体育館に大歓声が響き渡りました。おめでとうジャパン。この瞬間を全校生徒と共有できて最高でした。

来週3日間、「昼休み45分」の日課に変更

3月17日、給食時間に全校放送をしました。放送内容は、来週の3日間、日課を変更することについてです。大きな変更点は、「昼休みを25分から45分に変更すること」です。理由は、「この1年間、晴れた日の昼休みに、運動場で遊んでいる姿をほとんど見なかったから」です。「25分間では、昼休みに外に出て遊べない」ということも分かりました。だから、先生たちで検討し、昼休みを45分にする日課を考えました。来週3日間やってみて、その様子等をもとに、来年度の昼休みについて、もう一度考えたいと思っています。「体を動かしながら遊ぶこと」は「元気力」の源になると思っています。「体の元気」ばかりでなく、「心の元気」も向上します。来週の3日間、晴れることを願っています。

「桜の便り」相良中の桜開花宣言

3月16日、教頭先生から「体育館横の桜が、咲き始めましたね。」とのうれしい話がありました。早速、桜の花を見に行きました。4つほど、つぼみから花に変わっていました。その木には「平成5年度卒業生一同」の札がかけてありました。卒業生の皆様ありがとうございました。他に咲いていないかと敷地内を見て回りましたが、咲いていたのは、この木だけでした。まさに「初桜」であり、「桜開花宣言」です。校庭には、桜の木が、23本(大8本、小15本)あるようです。あと1~2週間程度で、学校がピンク色に包まれることでしょう。相良中学校から「桜の便り」をお届けいたしました。

「高校調べ」1年後、2年後の進路実現に向けて

3月15日、1年生の国語は、管内の高校から頂いた学校紹介DVDやパンフレット等をもとに、「高校調べ」を行っていました。総合的な学習の時間と国語科の2教科での横断的な学習です。1年生は「管内の高校を知ろう」という趣旨で、各自1つの高校の1つの科を選び、情報を集め、発表内容を決め、話の構成を考えて、最終的には要点をフリップにまとめて発表します。2年生は「自分の進路を考えよう」という趣旨で、各学校のHP等も見ながら、より具体的により詳しく情報を集めました。そして、最終的に新聞にまとめて、先日発表しました。まさに、生徒が主体的に学ぶ課題解決的な学習です。この「高校調べ」は、キャリア教育の一環であり、1年後、2年後の進路実現に向けての大切な学習になっています。

 

2学年3学期末学年PTA「立志の誓い」

3月10日、3学期末学年PTAで、2年生は「立志の誓い」でした。始め2年生に行き、数人聞いてから1年生に行こうと考えていました。しかし、聞いているうちに、私の背筋が伸びて、「最後まで聞きたい。」という思いになり、27名全員の「志」を聞きました。将来の自分の姿を想像しながら、今考えている自分の「志」を、友達や先生、そして保護者の皆様に宣言しました。その姿はとても堂々としていて立派で、頼もしく感じました。令和5年度の相良中学校を引っ張っていってくれる27名だと確信しました。

1学年3学期末学年PTA「1年間の自分の成長発表」

3月10日、3学期末学年PTAを行いました。1年生は「1年間の自分の成長発表」でした。事前に成長したことを文章としてまとめてあり、全員分を読みました。授業や行事、部活動等で「挑戦する力」「発表力」「思いやる力」「元気力」に関わる内容が多く、自分自身の成長をしっかりと自覚していることが伝わってきました。小学校6年生から中学校1年生は、大きな階段がありますが、その階段は、乗り越えることにより「大きな成長」につながることを、生徒たちの姿を通して実感しています。令和5年度の2年生として、下級生をも巻き込み、「個人の成長」と「学校の成長」につなげていってほしいと強く願っています。

3年1組に残る黒板アート、「人生の正解はあなたの中にある」

3月8日、がらんとした3年1組の教室を通ると、少し寂しさを感じます。その教室には、黒板アートがまだ残っていました。改めてみると、しっかりと描き込まれています。担任に尋ねると、卒業生の3名を中心に描き上げたということでした。「ハウルの動く城」の絵とともに、文字が書かれていました。「人生の正解は、あなたの中にある」です。絵と言葉のそれぞれが、義務教育を卒業して、新しい世界へ羽ばたく自分たちへのメーセージのように感じました。

3月の生活目標「次のステージへの『挑戦』に繋げよう」

3月8日、2年1組教室で、生徒たちと一緒に朝の読書をしました。朝の読書が終わり、朝の会が始まりました。その中で生活交通委員が「3月の生活目標」をみんなに伝えました。「気づき・考え、行動しよう」です。そして、サブテーマに「次のステージへの『挑戦』に繋げよう」と書かれています。「次のステージって何?」の担任からの質問に、その生徒が考えて出した答えが「学年が上がり、経験のないことに挑戦すること」でした。2年生は4月から最上級生になり、未経験なことも増えることでしょう。「挑戦」しながら、新しい自分を、新しいクラスを、新しい学校を創っていってほしいです。卒業生からのバトンは、すでに渡っているようです。

第20回卒業証書授与式、厳かな中、温かい感動ある式

3月5日、第20回卒業証書授与式が行われました。卒業生全員出席のもと、厳かな中、温かい感動ある卒業式が挙行できました。途中で転校した2名の生徒も含めて35人の仲間が、相良中学校という学び舎で生活を共にしました。入学してすぐ7週間という長い臨時休校から始まり、令和2年7月豪雨も重なり、行事の変更や縮小、中止、そして生活の制限と多くの試練があった3年間でした。しかし、「できない理由を考えるより、今できることを考える。」というポジティブ思考と行動で、中学校生活をかけぬけてきたのが、35人の生徒たちでした。卒業生の皆さん。皆さんのこれからの人生が益々太く大きな「曲がりなりにも一本道」になることを心から願っています。卒業おめでとうございました。

「人生最後の給食」美味しい笑顔満開でした。

3月3日、給食を食べ始めると、いつもにも増しておいしいのです。「そうか、今日は、中学3年生にとって、『人生最後の給食』。給食センターの皆さんの様々なパワーで、おいしさがアップしているのだな。」と思いました。メニューは「①手作りウインナーパン ②白菜のクリーム煮 ③ブロッコリーのガーリックソテー ④ケーキ(中3のみ)⑤牛乳」です。見栄えや味付けも抜群。早速校長室を出て、3年生教室に向かいました。2クラスに分けての黙食ですが、カメラに向け「美味しい笑顔」をたくさん見せてくれました。

卒業式総練習、生徒会長「少し鳥肌が立ちました。」

3月2日、卒業式の総練習を行いました。式の流れを一通り通しました。その後、改善点を練習し、最後に、卒業生合唱曲「正解」の初披露でした。私も初めて聞きました。在校生も初めて聞きました。授業のまとめとして2年生の生徒会長が感想を話しました。「3年生の歌が本当にすごかったです。少し鳥肌が立ちました。」という感想を伝えました。卒業式本番でも、私の鳥肌も含め、多くの人の鳥肌を立たせることでしょう。保護者の皆様もお楽しみに。

卒業式まであと4日、いい練習しています。

3月1日、3・4・5校時に3年生だけの練習、6校時に1・2年生だけの練習が行われました。3年生は様々な練習をするわけですが、その中で、卒業証書授与の練習に参加しました。本番と同じように体育館のステージ上で一人一人名前を呼び卒業証書を授与しました。しっかりと目線を合わせて卒業証書をもらう3年生。私の眼をしっかりと見つめる眼から、3年生の意気込みを感じ、うれしくなりました。また、1・2年生は、歌の練習でした。曲名は「大切なもの」です。途中から3部に分かれてのパート練習を行いました。2年生のパートリーダー4名が、指示を出しながら歌の質を高めていきました。それぞれの学年、とてもいい練習をしていました。卒業式まであと4日。素敵な卒業式になりそうです。

3年生への道徳授業「人生100年時代」

2月27日、3年生へ道徳の授業を行いました。校長になり、なかなか生徒へ授業する機会がありませんので、その分楽しみにしていました。選んだ題材は「人生100年時代」です。リンダ・グラットンさんの「ライフ・シフト」という本をもとに、授業を行いました。この本の中で一番興味を持ったのが、「日本では2007年生まれの子どもの半数は、107歳まで生きうる」という文章です。ピッタリ今の中学3年生なのです。そこで、次の3つの発問で授業を行いました。①「このグラフを見て、分かったこと、思ったこと、はてなをたくさん出してください。」②「人生100年時代という言葉を聞いて、あなたは『ワクワク』と『どんより』のどちらが強いですか?」③「起業家の3人の考えの中で一番共感するのはどれですか?」たくさん自分の考えを発表してくれた3年生です。生徒たちの人生100年に幸多きことを願っています。

 

「地域学校づくり協議会」の皆様との連携・協議

2月27日、地域学校づくり協議会の皆様に学校参観をしていただきました。メンバーは、地域から学校評議員の3名、PTAから会長と副会長の3名の計6名の皆様です。授業参観後に、学校の取組、成果と課題を説明しました。協議の話題として、「教育環境がよくなったこと」「通知表年2回発行」「コロナ禍のオンライン授業」「高校受検の現状」「SNS問題」「自転車通学や徒歩通学の奨励」等、多岐にわたり感想やご意見を頂きました。ありがとうございました。来年度は、新型コロナウイルス感染症対応の観点からも、保護者や地域の皆様と更なる連携を図っていけるものと楽しみにしています。今後もよろしくお願いいたします。

 

学級委員会主催による全員遊び「Wind School」

2月24日、「Wind School」が行われました。今朝の職朝で内容の確認をしましたが、前回と同じように職員は内容を把握していませんでした。つまり、計画から運営まですべて生徒が行う時間です。6時間目になり、体育館に行きました。学級委員会主催ということで、各クラスの学級委員8名が司会進行しながら、2つのゲームを行いました。「だるまさんの1日」と「縦割り班対抗英語ジャスチャーゲーム」でした。先生方は、体育館の周りにいて、口出しなしでした。代わりに笑ったり、笑顔で見守ったりしていた先生方です。「生徒が生徒を動かす」なかなか難しいことですが、相良中学校ではしっかりとできています。事前の打ち合わせも大事ですし、周りの生徒の協力も必要です。受検も終え、全校生徒で楽しんだ時間となりました。この写真は、鬼が「だるまさんが倒れた」と言った後の様子です。

後期選抜の事前指導、「強いハートと努力と笑顔が夢をつかむ」

2月20日、後期選抜の事前指導を行いました。2月21日と22日が後期選抜です。校長からの激励の言葉の中で、次の2点について話しました。

①受検はゴールではなく、夢の実現への1つの大きな節目です。

②高校で大事なことは「意欲」です。意欲≒挑戦です。(各高校の「重視する観点」で一番多かったキーワード)

前期選抜の事前指導でも、同じ話をしました。33名のすべての3年生の生徒は、私が自信をもって各高校に送り出せる生徒です。夢の実現のための1つの大きな節目である「受検」に、しっかりと「挑戦」し、「成長」してくれています。全員の桜が咲くことを心から願っています。卒業カレンダーの素敵な言葉を紹介します。