亀城ヶ丘だより
【マスクをいただきました】020409
芦北町教育委員会より、洗って交互に使えるよう、生徒一人に2枚ずつマスク(株式会社レヴアル製)をいただきました。全国的なマスク不足の中、学校再開に間に合うよう準備していただき大変ありがたいです。今日、全員に配付しました。
【入学式】020409
新入生、その保護者、職員、教育委員会(告示)、在校生代表と参加者を限定し、内容を簡略化して入学式を挙行しました。入学式ができて本当によかった。35名が湯浦中学校生としてのスタートを切りました。
入学式の校長式辞ではこんな話をしました。
中学校の玄関には「守破離」の額が掲げられています。これは、元をたどれば千利休の「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされています。
利休は、修業は、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから始まる。
次に、師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、他の様々な教えからも学び、試行錯誤することで既存の型を「破る」ことができる。
さらに鍛錬・修業を重ねた者は型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれる。と言っています。
「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要で、十八代目中村勘三郎の座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られています。
先輩方が築き上げた湯浦中生の普遍的な型に学び、挑戦を重ねることで型を破り、そして湯浦中の新たな伝統を創り出していく。その中にあっても、湯浦中の校訓である「自主・敬愛・気魄」を忘れてはならない。
「守破離」は加速しながら過ぎ去っていく貴重な三年間をどう過ごすかとも重なります。
自分は今、どの段階にいるのか。額を見るたびに思い出してください。(H)
【始業式】020408
今日は就任式と始業式を行いました。久しぶりに学校に生徒の笑顔が戻りました。始業式の校長式辞ではこんな話をしました。
豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。
足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。
「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。
そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必ず手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」
手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。
湯浦中の学校教育目標は「夢と志をもち、実現に向かって自ら努力し続ける生徒」です。また、学校の入り口には藤井瑞希選手の活躍を記念した「夢は叶う」の碑が建てられています。秀吉の話と重なるところがあります。
夢を持ち、志を高く、今日を大切に一日一日を積み重ね、「やり切った感」のある中学校生活を送っていきましょう。 先生たちみんなで応援しています。(H)
【学校再開・学校行事等への対応】020407
明日は始業式です。皆さんに会えるのを楽しみにしています。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する文書(学校再開にあたっての注意事項と行事等の対応)を作成しました。明日の始業式と明後日の入学式で配付します。なお、内容につきましてはPTA役員会で確認済みです。
生徒へは直接説明いたしますが、不明の点がございましたら内場教頭までご連絡ください。
【鉄腕アトムの誕生日】020407
公式設定では、2003年4月7日は手塚治虫のマンガ・アニメーション『鉄腕アトム』の誕生日です。1977年、私が小学校高学年の頃、現実が追い付くのは困難だと思ったのでしょうか。アトムのリニューアルとも言える『ジェッターマルス』が2015年生まれの設定で始まりました。
私が子どもの頃に見た雑誌の未来予想図では、今頃は空を飛ぶ自動車があったり、空中に透明のパイプが張り巡らされ、その中を乗り物が走ったり、ピッタピタの宇宙人のような服を着ていたはずなのですが…。2020年になった今でもあの世界観は実現していません。
聞き慣れた話ですが、「子どもたちの65%は将来、今は存在していない職業に就く」や、「今後10年~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い」などの予測がされています。2045年には、人工知能が人類を越える(シンギュラリティ)という指摘もあります。
ターミネーターは2029年の未来から1984年にやって来るという設定でした。これは間に合わなくて良かったですね。(H)
【桜】020403
もしかしたら在校生には当たり前の風景かもしれませんが、湯浦中は桜の花が山の緑と青空に映える美しい風景をもった学校です。着任された先生方から「通勤するのが楽しくなる。」との声が聞こえました。当たり前の風景を大切にしたいですね。(H)
【着任】020401
陽春の候、皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、私ども9名は、この度の教職員定期異動によりまして、伝統ある芦北町立湯浦中学校に着任いたしました 。湯浦は 豊かな自然に囲まれ、生徒、保護者、地域、関係諸機関の方々が心温かい地域だと伺っております。
これからは、希望を持ち、新たな気持ちで湯浦中学校での勤務に励みます。末筆ながら、皆様方のますますのご健康とご発展を祈念致しまして、着任のご挨拶とさせて頂きます。