湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【デマにご注意を】020419

 先月の話になりますが、3月27日(木)の夕方、臨時休校の報道を受けて、帰り道に給食の代わりのカップ麺を買いに量販店に行きました。すると、駐車場は車でいっぱいです。中に入るとみんながトイレットペーパーとボックスティッシュを手にしています。トイレットペーパー売り場もレジも人でいっぱい。何事か?と思っていると、ある保護者にお会いしました。「トイレットペーパーとティッシュがなくなるというデマがSNSで流れている。」とのことでした。ネットを見ると今回のデマの記事が大きく載っていました。熊本県の人が特に騙されているようです。

 「マスクの材料に紙が回収される」ということが根拠のない根拠だったようです。手持ちのマスクの箱を見ると素材は「本体・フィルタ部…ポリプロピレン・ポリエチレン」、「耳ひも部…ナイロン・ポリウレタン」という表示がありました。使い捨てマスクは「紙」製ではないようです。

 いや、よく読むと下の方に「外箱…紙」という表示が。なるほど、回収された紙製品は「外箱」になるのか。そんなわけはないですね。

 新型コロナウイルス感染症対策に関する詐欺のニュースもしばしば報道されます。給付金について発表があった今、これをネタにしようという輩も出てきます。情報は見極めが大切です。(H)

 

【スマホに弱い大人の教科書】020415

 スマホに弱い大人の教科書.pdf

 休校中は子どもたちが保護者の監督を離れた状態で情報機器を扱う時間が増えることが予想されます。SNSを介して子どもたちが犯罪に巻き込まれる事案もあり、大きな課題です。各家庭の「情報機器使用上の約束事」の再度の確認をお願いします。

 熊本県警のHPの『肥後っ子サポートセンター』のページには、子どもたちと保護者の役に立つ情報がたくさん載せられています。

 その中の、『スマホに弱い大人の教科書』という冊子(発行:熊本県警察、協力:熊本県・熊本県教育委員会・熊本市教育委員会)のデータを添付しました。

 『デジタル社会に生まれた子供の現状』、『どうすれば子供たちをまもれるのか?』、『最近のスマホ事情』の3章から成り立っていますが、とても分かりやすい内容となっています。ぜひお読みください。(H)

 

【マリーゴールド】020414

村田様からマリーゴールドの苗をいただきました。みんなが登校できる日まで先生たちで頑張って育てます。

【人無遠慮必有近憂】020414

 今日から5月6日まで臨時休業です。新聞やニュースでは連日、新型コロナウイルス感染症に関する報道がなされています。

論語にはこんな言葉があります。

「子日わく、人にして遠き慮(おもんばかり)無ければ、必ず近き憂い有り」(衛霊公第15)

 先々の事を考えて行動しないと、禍(わざわい)は身近な所からやってくるだろう。

 三密を避ける、不要不急の外出をしない、手洗いや消毒の徹底に努めるなど、感染防止に努めましょう。(H)

 

【昼休み】020413

グラウンドから今日も元気な2年生の声が聞こえます。明日からはまた臨時休業です。

【あっくん、いっちゃん】020412

 

他校勤務の時、気になっていたのがHPのトップに使われている湯浦中のマスコットキャラクターでした。

 これは、平成9年度の生徒会執行部が全校生徒に向けてマスコットキャラクターを募集し、長口さん(当時1年生)の作品が選ばれたもので、平成10年度に現在の 「あっくん」「いっちゃん」ができあがったそうです。

 名前は、湯浦中学校が「愛情いっぱいの学校」になるようにとの願いが込められており、いじょう っぱい」から一文字ずつとってあります。

 当時の校長先生は誰かなと思って確認すると、予想通り村田晃治校長(H9~H11)でした。特別活動を通して子どもを育てることに力を入れられており、私も水俣二中職員の時に随分指導していただきました。

生徒会活動は「現状維持は停滞」。私が生徒会を指導するとき、いつも村田校長の受け売りで話をしています。(H)

  

 

【マスクをいただきました】020409

芦北町教育委員会より、洗って交互に使えるよう、生徒一人に2枚ずつマスク(株式会社レヴアル製)をいただきました。全国的なマスク不足の中、学校再開に間に合うよう準備していただき大変ありがたいです。今日、全員に配付しました。

【入学式】020409

 新入生、その保護者、職員、教育委員会(告示)、在校生代表と参加者を限定し、内容を簡略化して入学式を挙行しました。入学式ができて本当によかった。35名が湯浦中学校生としてのスタートを切りました。

入学式の校長式辞ではこんな話をしました。

 中学校の玄関には「守破離」の額が掲げられています。これは、元をたどれば千利休の「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされています。 

 利休は、修業は、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから始まる。 

 次に、師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、他の様々な教えからも学び、試行錯誤することで既存の型を「破る」ことができる。

 さらに鍛錬・修業を重ねた者は型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれる。と言っています。 

 「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要で、十八代目中村勘三郎の座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られています。  

 先輩方が築き上げた湯浦中生の普遍的な型に学び、挑戦を重ねることで型を破り、そして湯浦中の新たな伝統を創り出していく。その中にあっても、湯浦中の校訓である「自主・敬愛・気魄」を忘れてはならない。 

「守破離」は加速しながら過ぎ去っていく貴重な三年間をどう過ごすかとも重なります。

自分は今、どの段階にいるのか。額を見るたびに思い出してください。(H)

 

【始業式】020408

 今日は就任式と始業式を行いました。久しぶりに学校に生徒の笑顔が戻りました。始業式の校長式辞ではこんな話をしました。

 豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。

  足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。

「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。

  そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必ず手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」

  手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。

  湯浦中の学校教育目標は「夢と志をもち、実現に向かって自ら努力し続ける生徒」です。また、学校の入り口には藤井瑞希選手の活躍を記念した「夢は叶う」の碑が建てられています。秀吉の話と重なるところがあります。

 夢を持ち、志を高く、今日を大切に一日一日を積み重ね、「やり切った感」のある中学校生活を送っていきましょう。 先生たちみんなで応援しています。(H)

 

【学校再開・学校行事等への対応】020407

 明日は始業式です。皆さんに会えるのを楽しみにしています。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する文書(学校再開にあたっての注意事項と行事等の対応)を作成しました。明日の始業式と明後日の入学式で配付します。なお、内容につきましてはPTA役員会で確認済みです。

 生徒へは直接説明いたしますが、不明の点がございましたら内場教頭までご連絡ください。

020408学校行事等の対応(保護者向け).pdf

 

【鉄腕アトムの誕生日】020407

 公式設定では、2003年4月7日は手塚治虫のマンガ・アニメーション『鉄腕アトム』の誕生日です。1977年、私が小学校高学年の頃、現実が追い付くのは困難だと思ったのでしょうか。アトムのリニューアルとも言える『ジェッターマルス』が2015年生まれの設定で始まりました。

私が子どもの頃に見た雑誌の未来予想図では、今頃は空を飛ぶ自動車があったり、空中に透明のパイプが張り巡らされ、その中を乗り物が走ったり、ピッタピタの宇宙人のような服を着ていたはずなのですが…。2020年になった今でもあの世界観は実現していません。

 聞き慣れた話ですが、「子どもたちの65%は将来、今は存在していない職業に就く」や、「今後10年~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い」などの予測がされています。2045年には、人工知能が人類を越える(シンギュラリティ)という指摘もあります。

 ターミネーターは2029年の未来から1984年にやって来るという設定でした。これは間に合わなくて良かったですね。(H)

 

【桜】020403

もしかしたら在校生には当たり前の風景かもしれませんが、湯浦中は桜の花が山の緑と青空に映える美しい風景をもった学校です。着任された先生方から「通勤するのが楽しくなる。」との声が聞こえました。当たり前の風景を大切にしたいですね。(H)

【着任】020401

200401着任のご挨拶(HP用).pdf

 陽春の候、皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

 さて、私ども9名は、この度の教職員定期異動によりまして、伝統ある芦北町立湯浦中学校に着任いたしました 。湯浦は 豊かな自然に囲まれ、生徒、保護者、地域、関係諸機関の方々が心温かい地域だと伺っております。

これからは、希望を持ち、新たな気持ちで湯浦中学校での勤務に励みます。末筆ながら、皆様方のますますのご健康とご発展を祈念致しまして、着任のご挨拶とさせて頂きます。