2022年4月の記事一覧

賑やかな理科の授業

 校長室で作業をしていると、理科室から何やらにぎやかな声が聞こえてきました。直線距離で20m近くはあると思います。作業を中断し、理科室へと様子を見に行くと、元素記号を使ったカルタ大会でした。担当の上村先生が「水素」「窒素」と出題するたびに、「瞬殺」でカードへと手が伸びます。にぎやかな声は、歓喜や悲鳴?だったのです。

 学習には色々なスタイルがありますが、いわゆる「暗記」系の学習はあまり楽しいものではありません。昔、リング付きのカード(俗にいう単語帳)に英語の単語と和訳、歴史の年号と出来事などを書いて必死に覚えたものです。カルタ大会という一工夫で子供たちも楽しみなが学習に向かうことができます。

 改めて、授業は子供たちの興味関心を高める工夫が大切だと感じました。本当に微笑ましい時間でした。

九電旗球磨郡野球大会 第3位

 4月16日(土)・17日(日)に九電旗球磨郡野球大会がありました。山江中は、相良中と人吉三中との合同チームでの出場です。

 16日(土)は予選リンクで、ビッグボーイズと球磨中と対戦。ビッグボーイズとは1対8で敗戦。球磨中とは6対4(タイブレーク)で勝利し、1勝1敗で17日(日)の準決勝に進出しました。

 準決勝ではあさぎり中と対戦し、4対0とリードしていましたが終盤同点に追いつかれ、タイブレークの末、惜しくも4対5で敗戦しました。ヒットやファインプレーもあり、全員がそれぞれの役割で頑張りました。中体連大会に向け弾みがつく大会となりました。

 ご声援ありがとうございました!

伸びる!伸ばす!山江中

 新学期のスタートは、学力検査や身体計測、健康診断など「行事」が多く行われます。これから一年間の教育活動を進めるにあたって、生徒一人一人の学習の定着状況や心身の健康状態を把握することはとても大切なことです。それぞれの良さを伸ばし、課題点があれば対策を講じる。基本的なことを丁寧にできるよう努めていきます。

 ところで、中学生の時期は、男子生徒で1年間に10cm前後も身長が伸びます。生徒によく話していたことですが、150cmほどの生徒を例に、「5年後は2mだねっ」「10年後は2m50cmだねっ」と、問いかけていました。当然、生徒からは「そんなことありえません」といった言葉が返ってきます。「どうして?」と更に問いかけると、生徒たちは『伸びる時期がある』ということに気づきます。

 そうなんですよね。中学生の時期は、身長の伸びだけでなく、様々な面で子供から大人へと急成長します。この『伸びる時期』を逃さず、たくさんの挑戦から、たくさんの成功やうまくいかなかった経験を積ませることが大切だと考えています。応援よろしくお願いします!

令和4年度 第76回入学式

 本日無事に、新入生36人の入学式を挙行しました。今年の入学式も新型コロナウイルス感染防止のため、来賓は山江村長の内山様のみのご案内とさせていただきました。3年生は2階ギャラリーから、2年生は各教室でオンラインでの参加です。

 式後の学級活動では、和やかな雰囲気の中にも、緊張した様子が伝わってきました。学年主任の森下教諭(英語科担当)が加わり、学校生活を英語でコミュニケーションを図った際には、笑い声も起きていました。

 学校にとっての入学式と卒業式は特別な式典です。新入生は、中学校生活への不安と期待が入り混じった状態で中学校生活をスタートさせます。私たち教職員の役目は、その不安を少しでも早く解消し、子供たちの期待に応えるべく教育活動を展開することです。気持ちを引き締め、より良い学校づくりを進めていきます。

 

 

令和4年度就任式・始業式

 いよいよ令和4年度のスタートです。はじめに就任式を行い、着任した校長(中野)、村本教頭、愛甲教諭の3人が挨拶を行いました。始業式では、生徒会長の森口君がPTA新聞で述べていた「楽しむ」ということに関連して、校長としての考えを伝えました。ざっくり紹介すると①個性を楽しむ ②学ぶことを楽しむ の2点です。(詳細は、マロンチャンネルをご覧ください ^_^; )

 そして待望?の担任等の発表。発表される担任もドキドキの瞬間です。歓声か、悲鳴か… 山江中学校の子供たちは、「相手に対する配慮」ができますので、微妙なニュアンスで応えてくれました。素晴らしいです!

 始業式後は学級に分かれて、いわゆる「学級開き」をおこないました。クラスの目標や約束事の話し合い、係決め、新しい教科書配付などを行い、令和4年度の1日目が無事にスタートできました。

 来週の月曜日には新1年生36人を迎えます。