保小中連携・地域連携
鹿北小学校、持久走大会
2月5日(火)今日は、鹿北小学校の持久走大会が行われる日です。曇り空ですが、おだやかな天気の中、鹿北町グラウンドからは元気のよい声が聞こえてきます。
3時間目の中学3年生の体育は、ランニングや体力づくりの合間に、小学校3・4年生の持久走大会の応援も行っていました。
中学3年生の代表生徒が「きついけど、頑張ってください!」とのメッセージを送り、その後、鹿北町グラウンド、小林歯科医院前、弓道場、鹿北中グラウンドなどに移動して小学生が来るたびに「ガンバレ!」と声をかけていました。
ちょっとしたことですが、こんな形での交流もよいものだと思いました。
中学校のグラウンドを走る小学生の姿は、かわいらしいです。
鹿北町駅伝競走大会
2月3日(日)小雨が降る中、恒例の鹿北町駅伝競走大会が開催されました。今年も、鹿北小・中学校チームが出場し、児童・生徒とともに、小中学校の先生方もたすきをつなぎました。
若手の男の先生(H先生)は、「走ることは大丈夫だけれど、上り坂がとてもきつかった。」と話していました。
地域行事に参加し、地域の方々と交流できることは、鹿北の教育の充実には欠かせないことだと思います。これからも、このような交流の場面を大切にしていきます。
みなさん、今日はお疲れさまでした。
「小さな親切」運動実践発表会
2月2日(土)9時00分より、「小さな親切」運動実践発表会が鹿北市民センターにて行われ、鹿北小学校の児童、鹿北中学校の生徒もたくさん出席しました。
中嶋市長は、当たり前のこと、小さなことを継続していくことが大きな力となる。永田市議会議長は、小さな親切の実践を通して、安心して暮らせる社会、地域づくりを。早田県議会議員は、人と人とのつながりを大切に、心豊かな人になってほしい。熊本県本部からは、鹿北は小さな親切がわき水のようにあふれている、全国に誇れる地域。との言葉をいただきました。
その後、小さな作文コンクール、「家庭の日」作文コンクール入賞者の表彰式などが行われ、入賞者の作文発表が行われました。
作文を審査された野中教育委員の講評では、毎年、子どもたちの成長を実感できる。心の種が芽を出しどんどん伸びている。との言葉が特に心に響いてきて、うれしくなりました。
これからも、日常の中での「小さな親切」を大切にしていきたいと思います。
「茶っぷりん」よろしくお願いします
1月28日(月)、今日の6時間目は、3年社会科の校外学習で「癒しの森ゆ~かむ」に行きました。目的の1つ目は、ゆ~かむの支配人様より地域とのかかわりについてお話をうかがうことです。2つ目は、2月9日(土)・10日(日)の2日間で行われる「ぬくぬくマルシェ」で販売される「茶っぷりん」をPRするためです。
「茶っぷりん」は、昨年11月のかほくまつりの時に3年生が、鹿北の特産物(お茶と栗)でスイーツを作ろうと、ゆ~かむの皆さまにアイデアを提供させていただき完成したスイーツです。「茶っぷりん」という名前も3年生みんなで考えました。
その「茶っぷりん」が販売されるということで、みんなでPRのお手伝いに行きました。ゆ~かむには、熊本日日新聞社や広報やまが、さらには農業関係の新聞社などの報道関係者の方々が集まっておられ、生徒といっしょに「茶っぷりん」の写真を撮っていただきました。「笑顔でお願いします!」との声に、はにかみながらも笑顔になるところは、さすが鹿北中生です。
ゆ~かむの支配人様からは、
「地域の活性化のために、地域のよいところ、感じたことを『もっとこうしたら』など、コミュニケーションを心掛けている。そして、一番大切なことは、地域を知ること。そのためにいろいろな人と話をすることが大事。そこに行き、人とかかわる、話をすることをいつも大事にしている。鹿北の良さも、よそから来たからこそわかるところもある。もしかしたら、みんながいやと思うところも、他の人にとってはよいところなのかもしれない。みんなも鹿北の外に出た時に、もっと鹿北のよさがわかってくると思う。そのためにも、たくさんの経験を積んでほしい。」
との熱いメッセージをいただきました。
ゆ~かむの支配人様をはじめスタッフの皆さま、各報道機関の皆さま、山鹿市の職員の皆さま、今日はありがとうございました。
小学5年生、美術室へ
1月25日(金)、今日の美術室はいつもと様子が違います。よく見ると、中学生ではなく小学生が活動しています。上手に電動のこぎりを使っている児童もいます。そうです、今日の3・4時間目、中学校の美術室では小学校5年生が授業をしています。理由は、電動のこぎりが3台あるため、それを使用するため中学校の美術室に来ているのです。
小中学校が併設していることでの「強み」をこのような場面でも実感することができます。
授業終了後は、美術の先生にみんなであいさつをして、小学校に戻っていきました。
「話し合い活動」1年道徳研究授業
1月23日(水)今日の6時間目は1年道徳の研究授業です。「考え、議論する道徳」を意識した授業ということで「話し合い」の場面をいかに充実させられるのかがテーマです。
「席がえ」という資料。ルールを守らず好きな人と隣同士になる人が何人も出てきたことに対して、迷ったけれども、「おかしい、ちゃんとやり直すべき」と言ったクラスの副委員長。もし自分だったら・・・。
道徳の授業は、「こうあるべき」「これが正論」といった意見がよくでてくるけど今日の授業では、本音もたくさん出てきました。
「ちゃんとしないといけないことはわかっているけど、好きな人と座りたい。」
「みんな本当は好きな人同士がいいと思っている。」
「好きな人同士の方が話しやすい。」
「他の人もやっているから、自分もやっていいと思った。」
「好きな人同士だと、先生が話しているとき、友達と話してしまうからよくない。」
「だったら、先生が話しているときに話さないというきまりをつくればいい。」
「正論」×「本音」での話し合いが始まっていく。
こんな状況は、日常の中によくあります。
だからこそ、学校教育全体で道徳を行っていくことが必要です。
ここから、さらに意見を出し合っていく中で、価値を自分たちのものにしていく。そんな道徳の授業を参観することができました。
その後の先生方の授業研究会でもたくさんの意見や感想が出され、研究会終了後も、熱心に話をする姿が見られました。
鹿北小中学校合同研修会【H30.1.9】
1月9日(水)15時45分よりランチルームにて、鹿北小中学校合同校内研修会を行いました。今回の研修では、最初に鹿北版UD化チェックリストアンケート集計結果の考察、話し合い活動と授業実践の成果と課題を小中学校の教職員で共有しました。そして、3学期の授業実践として、「学び合い」の場面を授業の中で確実に設定するとともに、「学び合い」が活発に行うための工夫を各自が考えて実践化することを確認しました。さらに2月下旬には、各自の工夫の成果がわかるような検証授業を全員が行うことも決定しました。
研修の最後に、小研や大研の時だけ集中して労力を使うのではなく、あくまでも日々の授業の中に私たちの実践の工夫が見えること、そして、その工夫の積み重ねの先に検証授業があることが大切なんだということを確認しました。
小中合同リレー練習
5月15日(火)放課後、小学6年生と中学1年生が合同でリレーのバトンパスの練習をしました。まずは、今自分たちがやっているバトンパスを行い、そこでの気づきを見つめ修正していきます。
【気づき】
〇 中学生と小学生の違いは、バトンを受け取る人が、渡す人を見ながら走っている。
〇 小学生はバトンをもらう体勢のまま走っている。
〇 中学生は、前を向いて走り出し、渡す人が「はい」と言ってからバトンを受け取る手を出す。
修正点を体育の先生がていねいに説明し、修正点を意識しながらもう一度練習をしたところ、バトンパスが上手にできるようになりました。
わずかな時間でしたが、よい学びの時間となったことと思います。
今後も、小中合同で計画的に体育的活動をすることは良いことだと思いました。
鹿北小・中学校「提案授業」
5月2日(水)13時30分より、鹿北小・中学校合同学校運営協議会を行いました。運営委員の皆さまには、お忙しい中ご出席いただきありがとうございました。小・中学校の校長より、今年度の学校経営方針いついて説明させていただき、ご質問やご意見をいただきました。そして、今年度も地域の方々と共に、学校教育を創っていくことを確認させていただきました。
14時25分より、鹿北版学習過程スタンダードの提案授業(中学2年英語)を体育館にて実施いたしました。学校運営協議会の皆さまをはじめ、保護者、地域の皆さま、小学4年生から6年生、中学1年生・3年生の児童・生徒、まほろば保育園の先生方、鹿北小・中学校の教職員みんなで参観しました。
授業終了後には、小学校の浅野先生から、鹿北版学習過程スタンダードの目的と効果について、さらに今年度、小・中学校が実践の柱と考えているなかまづくり、話し合い活動等を中心とした特別活動についての説明がありました。
まとめとして、小中連携・一貫教育コーディネーターの作守先生より、すべての教育活動の土台となるインクルーシブ教育や合理的配慮について話をしていただきました。
保小中の教職員だけでなく、児童・生徒、保護者・地域の皆さまと鹿北の教育実践について共有することができました。
本日は、ありがとうございました。
先進校視察研修報告会
4月5日(木)、先進校視察に行った先生方の報告会を行いました。
最初に1月下旬に行われた「小中一貫教育全国サミットin京都」に参加した内山先生の報告です。5・4制の教育課程、読解力育成を基盤にした9年間の連続した学び、京都市小中一貫支援プログラムなどについて話してくれました。
次に、2月19日に山口県柳井市立柳井中学校に視察に行った今本先生からの報告です。地区生徒会の活動がとても活発であり、地区生徒会を中心に地域との連携・交流を推進していること、コミュニティーの部屋を設置しいつでも地域の方々が利用でき、交流ができるという点が特に印象に残りました。
最後は、2月23日に長崎県野母崎市立野母崎中学校(青潮学園)を訪問した橋本先生からの報告です。野母崎中学校は小中一貫校で地域の方々からは、青潮学園として親しまれているということです。そして、小中学校でそろえるところと、あえて違えるところを明確にし、小中学校文化の良さを大切にしているところが私たちの学びとなりました。
鹿北小・中学校が目指す「鹿北の教育」づくりに、とても参考になる報告となりました。全国のいろいろな学校で教育課程を工夫し、児童・生徒の自立に向けて教育実践を行っていることが伝わり、たくさんの刺激を受けました。新年度、しっかり頑張っていきたいと思います。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 西浦 伸一
運用担当者 教諭
◆熊本県教育広報誌
ばとん・ぱす 12月号 (vol.76)
◆熊本県人権情報誌
コッコロ通信 vol.58
山鹿市立 鹿北中学校
- Kahoku Junior high school -
住所:〒861-0601 熊本県山鹿市鹿北町四丁1464番地
Tel:0968-32-2019
Fax:0968-32-3797
E-mail:y-kahokujh@educet01.plala.or.jp
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