保小中連携・地域連携

2019年11月の記事一覧

【地域探訪】晩秋の鹿北

 11月30日(土)、今日から2日間、岳間製茶で新そばとれたてマルシェが行わます。お店の前では、たくさんの野菜や特産物、季節の花の販売、お茶の販売などで多くの人が来ていてとても賑わっていました。

    本校卒業生も手伝いをしていて、元気な姿を見ることができました。元鹿北小学校の校長先生も買い物に来られていて卒業生の近況などお話することができました。そして、卒業生や在校生と一緒に写真も撮らせていただきました。

 今日、朝の寒さは厳しかったですが、日中は穏やかな日射しが射し込み気持ちよく、久しぶりに星原まで行きました。細い坂をのぼっていくと晩秋の景色が出迎えてくれました。

    そして、岳間茶発祥の地の石碑と関所跡の石碑からの景色は相変わらず素晴らしく、しばらくの間何も考えずにただボーと眺めていました。

 星原から戻る途中、民家の軒下の干し柿がとても鮮やかで、気になったので寄り道をしました。民家の方からお話を聞くことができ、写真を撮らせていただきました。

 その後また、坂道を降りていき、細い道を抜けて2車線の道路に出ました。少し行くと、ひやみずと名前がつけられたおいしい湧き水がでている所で休憩。そこでも水を汲みに来られている方々がいて、少し話をさせていただき、記念に写真を撮らせていただきました。笑顔で「きれいに撮って!」と、とても気さくな方々でした。

 さらに途中、民家の前の無人みかん販売所で、200円を入れてみかんを買って帰りました。

 晩秋の鹿北は、自然の恵みと人の温かさがあふれていました。

【地域連携】ペットボトルキャップ、ありがとうございます。

 11月28日(木)13時、ランチルームでの給食時間、明治安田生命の方々に来校していただき、ペットボトルキャップの贈呈式を行いました。企業の社会貢献活動の一環で集められたたくさんのキャップを届けてくださいました。鹿北中健康委員会が行っているペットボトルキャップ回収活動に賛同していただき、わざわざ持参してくださいました。本当にありがとうございます。

 生徒代表がキャップを受け取り、二人の方々からお話をしていただきました。一人の方は、鹿北中出身ということがわかり、「オー!」との声。これからも鹿北中の取組に協力してくださるとの言葉に、みんなうれしそうです。

 このペットボトルキャップは、世界で苦しんでいる方々の命を救うことにつながっていきます。地域の方々、企業の皆さまと協力することで、より多くの命を救うことができます。小さなキャップですが、とても大きな力になります。

 皆さまのご協力をぜひよろしくお願いいたします。

 

【保中連携】まほろば保育園交流

 11月27日(水)の生徒会委員会活動の時間、健康委員会の活動としてまほろば保育園を訪問しました。そして、睡眠の大切さを園児にわかってもらうために紙芝居を行いました。内容は「メメちゃんとカンちゃん時々はかせ」です。夜更かしすると体のいろいろなところがきくつなってくることを情感豊かに伝えていきました。

 紙芝居終了後には、園児といっしょに「みんなで笑おう」を歌いました。

 園児の表情を見ていると、紙芝居の世界にすーと引きまれていく様子がわかります。昼休みに練習した甲斐がありました。園児のみんなが、とっても喜んでくれて、帰る時には生徒のところに来て「また来てね」と言ってくれました。

 中学生も、やさしいいい表情をしていました。短時間でできるこういう交流をもっとしていきたいとあらためて思いました。

 健康委員会のみなさん、ありがとうございました。

【地域連携】鹿北小中学校合同学校運営協議会

 11月25日(月)15時より、鹿北小中学校合同学校運営協議会を開催しました。ご多用の中、運営委員の皆さまにはお集まりいただきありがとうございました。

 今日は次の3つのことについて協議しました。

 (1)地域学校協働活動について

 (2)鹿北小中学校の体力向上対策について

 (3)小規模特認校について

 特に(3)については山鹿市教育委員会の担当者の方に会議に出席していただき、説明していただきました。

 保護者に皆さまには、中学校が11月29日(金)、小学校が12月15日(日)に説明をさせていただきます。

【保小中連携】なかよし駅伝打ち合わせ会

11月25日(月)13時35分、中学校体育館にて「保小中なかよし駅伝大会」の打ち合わせ会を行いました。園児、児童、生徒が縦割り班に別れ整列いています。

 最初に、小中学生の代表から、今日の活動について説明がありました。みんな真剣に説明を聞くことができました。

 次に、各班に分かれて、円を作って自己紹介を行いました。コミュニケーションも大切な学びです。自己紹介のあとはいよいよ走る順番決めです。走る距離は3種類あります。どのように走る順番を決めるか、みんなで考えていきます。頭をくっつけて話し合いに熱が入ります。中学生や小学校高学年の児童がリーダーシップをとり、何とか順番を決めることができました。

 そして、いよいよ練習。今日は、体育館前方のコーンを回ってたすきをつないでいきます。距離は短いですが、走る順番を確認したり、たすきを上手に渡すことが目的。みんな一生懸命走ってたすきをつないでいきます。小学生が中学生を引っ張る場面も見られました。

 一通り走ったあとは、走順の再調整を行いました。もうこの頃には、みんな打ち解け楽しそうに交流する姿がたくさん見られました。

 このような活動の中に、社会に出て自立して生きていくために必要な力を学ぶ機会がたくさん隠れています。

 

 なかよし駅伝打ち合わせ会終了後、中学校生徒会選挙に立候補した7名の生徒の紹介が行われました。立候補した生徒が、一人ずつ元気な声であいさつすることができました。明日から、いよいよ選挙運動が始まります。

自分の思いをどのように伝えていくのか、とても楽しみです。

【地域交流】ふるさと自慢こども祭り

 11月24日(日)、ふるさと自慢こども祭りが山鹿市民交流センターにて開催されました。あいにくの雨でしたが、交流センター1階ホワイエでは、「こども天国」として、いろいろなお店が出ていて、子どもづれの親子で賑わっていました。似顔絵や竹とんぼ、綿菓子体験や手作り小物など誰もが参加でき楽しむことができます。リヤカーコーヒー屋さんも登場しています。

 本校卒業生も司会や会場でのボランティアに参加していて、元気に頑張っている姿がみられてうれしかったです。

 そんな賑わいの中、交流センター内では、こども祭りに出演する団体がリハーサルを行っています。鹿北中学校音楽部のリハーサルは午前11時頃始まりました。ちょっと緊張していましたが、音の調子や立ち位置などを確認することができました。

 午後1時。いよいよ開演です。菊池川沿いにある園や学校の園児や小学生、中学生や高校生に加えて、様々な団体に所属する児童・生徒によるバトントワリングやヒップホップダンス、神楽なども披露され、会場からは大きな拍手が送られました。

 鹿北中音楽部も、いつものようにユーモアある進行で会場の方々の心をつかみ、トーンチャイム、オタマトーン、リコーダーによる演奏で癒やしの音楽を奏でました。こんな大きな会場での演奏は滅多にないので緊張しましたが、よい経験になりました。

 フィナーレは、出演者全員でパプリカを合唱たくさんの笑顔の輪が広がった一日となりました。

【地域連携】手をつなぐ育成会連合会全国大会・熊本大会

 11月23日(土)10時30分より、山鹿市が誇る芝居小屋「八千代座」にて、手をつなぐ育成会連合会全国大会・熊本大会(第4分科会「表現活動」)が開催されました。

 10時10分より、オープニングとして、藤本流の三味線の披露。全国の様々な民謡が三味線によって奏でられ、芝居小屋をさらに情緒豊かな空間にしてくれます。

 10時30分いよいよ開会です。最初は、新潟県上越手をつなぐ育成会の登場。見事なダンスで来場した方々から大きな拍手と歓声が起こります。生き生きとした表情と切れのある動きで、生きる喜びを表現してくれました。

 次に登場したのが、熊本県もくせい学園の方による踊りです。長良川艶歌、人生劇場の歌に合わせて、情感豊かな踊りが舞台せましと披露されました。小学生の頃から踊りを始めたとのことで、キャリアは何十年にもなります。年さすが年季が入っていました。

 そして、藤本流の三味線が再び舞台へ。熊本の民謡を始め、日本各地の民謡を息ぴったりの演奏でを披露。来場者を魅了していきます。手拍子や一緒に歌ったり、楽しい時間を演出してくださいました。

 続いては、特別支援学級児童生徒、本人部会の方々による「くまモン体操」。熊本ならではの元気が出る体操です。舞台では、くまモンの顔を頭につけて笑顔がはじけています。会場からは手拍子が送られ一体感を感じました。

 午前中の最後は、さくら会の皆さまによるダンス。ダ・パンプの「USA」を踊りました。来場者も巻き込んで、舞台にはたくさんの人があがり、最高に盛り上がりました。

 昼食をはさんで午後は、熊本こすもす園の寸劇や一ノ瀬たけしさんの歌などが予定されています。

 今日は、全国の方々からたくさんの元気をいただきました。

【地域連携】かほくまつり2日目

 11月17日(日)朝8時20分、かほくまつり健康マラソン大会の開会式が体育センター前駐車場で行われました。鹿北中学校からは、今日試合がある野球部の生徒を除いてほとんどの生徒が参加します。

 8時30分、小学校低学年と一般の部,、続いて小学校高学年の部がスタートしました。一般の部には、本校卒業生も参加していて、みんなで声援を送りました。

 9時10分、中学生男子のスタート時間がきました。ピストルの合図で一斉にスタートしました。男子の部には1年担任の吉村先生も参加しています。あっという間に直線コースを走り抜き、姿が見えなくなりました。少しの間、静寂が戻ります。

 しかし、「もうすぐ先頭の選手が見えてきます!」のアナウンスで、また人の動きがあわただしくなっていきます。そして、先頭の3年生男子生徒がゴールテープを切りました。その後、次々にゴールに男子が入ってきました。吉村先生も両手をあげてゴールしました。

 男子がゴールして10分後、中学女子のスタートです。スタート前に、みんなで円陣を組んで気合いを入れます。その円陣の中には、教頭先生、大倉先生、西浦先生、深浦先生もいます。

 ピストルの合図でスタート。生徒も先生も一斉に走り出します。しかし、走り出してわずか10m地点には、西浦先生の給水ポイントがあり、ペットボトルを受け取る姿に、みんな大爆笑です。

 女子の1位~3位は1年生でした。3年女子は、コース途中で応援していた橋本先生とともにゴールに向かってきます。そして、みんなで手をつなぎながら笑顔でゴールしました。大倉先生と深浦先生も1年女子生徒とともに手を高くあげてゴールしました。教頭先生と西浦先生も無事ゴールすることができました。

 朝の寒さを吹き飛ばし、歓声と笑顔いっぱいの健康マラソン大会となりました。

 その後、3位までの入賞者は、かほくまつり特設ステージで表彰式がありました。

 みんさん、お疲れ様でした。

 マラソン大会終了後、部活動生が時間を決めて抽選券配布のボランティア活動に取り組みました。最初は音楽部が担当。来場された方々の質問に丁寧に答えながら抽選券を渡していきます。このような活動からの学びもたくさんあると、生徒の頑張る姿を見ていて感じました。部活動生のみなさん、ご苦労様です。ありがとうございます。

 10時30分、この時間帯は、赤い羽根共同募金のボランティア活動に、1年生から3年生までの総務委員が参加しました。2つに分かれて、元気な声で募金を呼びかけると、さっそく親子ずれの方々や小学生や高校生が集まってきてくれました。募金をしてくれた方には、赤い羽根と風船を渡していきます。

 小さい子どもが募金してくれる時には、姿勢を低くして目線を合わせながら、笑顔で話をする中学生の姿に感心させられます。また、成長を感じます。

 かほくまつりには、たくさんのお店が出店していますが、高校生も参加していて頑張っている姿をたくさん見ることができました。

 手をつなぐ育成会のテントでは、駄菓子などを販売する小中学生の姿があり、その隣では、ハンドボール部の保護者の皆さんがたこ焼きを販売しています。さらにその横では、昨年、中学3年生が開発に携わった「茶っぷりん」がゆ~かむのブースで販売されていました。

 晴天に恵まれ、まつりにはたくさんの方々が来場されました。鹿北の豊かな恵み、人の温かさ、そしてエネルギーがあふれた2日間、中学生も地域の方々の中で成長させていただきました。

 ありがとうございました。そして、皆さまお疲れ様でした。

【地域連携】かほくまつり1日目

 11月16日(土)いよいよかほくまつりの日がやってきました。

 朝から小中学生が、中学校体育館に集合し、最後のリハーサルです。舞台出入りの最終確認。テンポを意識した歌の練習。一人一人の思いの結集・・・。あっという間に時間が過ぎていきました。

 さあ、いよいよかほくまつり会場へ出発です。

 今日の鹿北町上空は快晴。9時50分オープニング。ラジオでおなじみの草野アナウンサーとともに鹿北中生徒会執行部の4名が舞台に登場。

 生徒からは、鹿北の豊かな自然、そして鹿北中の様々な実践についての紹介があり、その後、3年生全員が舞台に上がり、「風船400個をみんなで飛ばそう」のカウントダウン。

 鹿北中生が配ったメッセージ付きの風船が、カウントゼロの合図で一斉に青空に向けて飛んでいきました。少しずつ小さくなっていく様々な色の風船が、青空に溶け込むように次第に見えなくなっていく光景はとても鮮やかできれいでした。

 10時30分からは鹿北小中学校の児童・生徒による10回目の1000人合唱です。

 最初に登場したのは音楽部の5名です。ラグビー日本代表でも有名になった「カントリーロード」をリコーダーで演奏しました。音色が幾重にも重なり合い、会場に癒やしの空間が広がっていきました。

 次に、小学5・6年生と中学生による「山のいぶき」の合唱です。鹿北の自然の豊かさの中で、せせらぎから清流へと成長していく、鹿北の小中学生の命の輝きが伝わってくるかのような歌声に力強さを感じました。

 そして、小学1年生から中学3年生全員で歌う「しあわせ運べるように」。手話を交えて鹿北の全小中学生が、熊本地震からの復興への思いを会場にいる方々全員に届けることができました。涙を流して聴いてくださる方々もおられました。

 最後は、音楽部のリコーダーに合わせて、「ふるさと」の合唱。会場の方々と一体となって歌うことができました。大きな感動を生むことができた鹿北小中学校の児童・生徒の歌声に大きな拍手をいただくことができました。

 次は茶山唄保存会の皆さまの登場です。ステージから降りた中学生が、会場に大きな円を作ります。鹿北町茶山唄保存会の皆さまの演奏に合わせて、茶山唄踊りを踊りました。

 毎年の体育大会でも踊ってきた茶山唄踊り。今日は生歌と生演奏に合わせて踊りました。保存会の皆さまとの息もぴったり。お茶の名産地である鹿北ならではの伝統を中学生が引き継いでいきます。

 12時10分からは、40回記念・豊年サンバです。とても元気がよく明るい鹿北老人クラブの皆さまと鹿北中音楽部の共演です。

 この日のために、休日返上で練習してきました。老人クラブの皆さまのサンバのリズムに合わせて、栗やしいたけ、たけのこなどの鹿北の特産物の絵を頭につけた音楽部のメンバーが登場すると会場から大きな拍手が起こり、みんなが笑顔、さらには爆笑となりました。大成功の共演となりました。

 13時00分いよいよ神輿の登場です。今年は、鹿北小の児童が子ども神輿を担ぎます。かわいらしい色とりどりの法被を着た小学生が登場すると、会場から大きな拍手とともに、かけ声がかけられます。みんなの注目を浴びながら、また温かい声をかけていただきながら会場を一周しました。

 そして、中学生が担ぐ本神輿の登場です。代表生徒2名の甚句に合わせて気合いを入れ、一本締めのあと、神輿を担ぎ上げます、ずしりと肩に食い込む重みがさらに気持ちを引き締めてくれます。

 「セイヤ!セイヤ!」のかけ声に合わせて少しずつ前に進んでいきます。神輿の後には、1・2年生が元気のよいかけ声とともに続きます。

 中学生が疲れを見せ始めると、北勢會の皆さまから檄が飛びます。舞台前では、北勢會の才田さんの「さっせー、さっせー」のかけ声に合わせて、神輿を高く差し上げていきます。腕にも表情にも力が入ります。会場からは大きな拍手。一番の見せ場です。

 舞台前でいったん休憩となり、親子で担ぎ手となった中学生とお父さんへのインタビュー。父からの「まだまだ、気合いが入っていない」との厳しい言葉に、気合いを入れ直す場面もありました。

 再度、神輿を担ぎ、会場を一周することができました。

 最後は、会場の皆さんと一緒に三本締めを行い、今年の神輿も盛大に終えることができました。

 みんなで記念写真を撮った後、市民センター駐車場に移動し、北勢會の中満さんからねぎらいの言葉をいただき、生徒会長からお礼の言葉を述べさせていただきました。

 神輿を通して、地域の方々との交流ができ、地域の方々に鍛えていただく、この関係をこれからも大切にしていきたいと、生徒の生き生きとした表情を見ていて強く思いました。

 神輿を加藤神社に奉納する準備をしたあと、グラウンドを取り囲むように並ぶ40以上の出店でのお楽しみタイム。

 さらに楽しい時間は続いていきます。

【地域連携】かほくまつり準備

 11月14日(木)の3時間目、総合的な学習の時間の一環として、中学3年生が地域交流活動に取り組みました。具体的には、かほくまつりに向けての会場設営を地域の方々と一緒に取り組むことで、コミュニケーション力を育成し、ボランティア精神の涵養を図り、さらには、学校での様々な学びを実社会で生かすことにチャレンジしました。

 地域の方々と交流をしながら、積極的に、考えながら活動に取り組む3年生の姿からは、自分たちがかほくまつりを支えていくとの強い気持ちが伝わってきます。

 小中学校9年間の総決算となる3年生の総合的な学習の時間は「地域交流・地域貢献」がテーマ。3年生は地域の方々との関わりを通して、さらに学びを深めていきます。

【小中連携】中学1年生あいさつ運動

 10月下旬に期集会を行いましたが、Ⅱ期(小学5・6年生と中学1年生)の集会では、「もっとあいさつができる人なろう」との課題への取組を共有しました。

 そこで、11月に入って中学1年生が、毎朝、鹿北小学校正門前で、小学生とあいさつを交わす取組を行っています。どんなあいさつの姿が、目指しているあいさつなのかを具体的に自分たちで示していこうとの思いからの取組です。

 期集会での話し合いを、話し合いだけで終わらせることなく、具体的実践に結ぶつけていった1年生の取組はすばらしいと思います。

 小中学生が「P(計画)→D(実行)C(振り返り)→A(さらなる実践)サイクル」を身につけていくことで、話し合い活動の意義がさらに高まっていきます。

【中高連携】鹿農祭(鹿本農業高校)

 11月9日(土)今日は鹿本農業高校の「鹿農祭」です。10時から野菜や草花の販売が始まるので、その時間に合わせて高校に行ってみると、何とハムなどの販売ブースには長蛇の列ができていました。さらに敷地の中を進んでいくと、ビニールハウスの中いっぱいにシクラメンの花が並んでいます。一足早いクリスマスの気分を味わいながら、赤と白のシクラメンを購入しました。

 卒業生が声をかけてきてくれて、笑顔で挨拶してくれる姿にとてもうれしくなりました。高校生活のことなどいろいろな話もできて、充実した生活を送っていることが伝わってきて、にさらにうれしくなりました。

 秋の青空の下、鹿本農業高校は、収穫の喜びや咲き誇る草花など活気に満ちていて、いろいろなところで高校生の元気な声が響き、にぎやかで楽しい「鹿農祭」が行われていました。

【地域連携】読み聞かせ、ありがとうございます。

 11月8日(金)の8時10分より、マザーグースの皆さまに来校していただき、読み聞かせを行っていただきました。鹿北の朝はだいぶ寒くなってきましたが、換気のために教室の窓を開けています。朝のひんやりとした空気の中、いつも以上に、読み聞かせの声が教室に響き、また心に届きます。

 身を乗り出して絵本の世界に引き込まれていく生徒や、固唾を飲んでページがめくられていくのを待つ生徒など、今日も絵本の不思議な魅力に触れて、心が穏やかになっていきました。

 マザーグースの皆さま、今日もすばらしい絵本との出会いをつくってくださり、ありがとうございました。

 

【小中連携】合同での歌の練習

 11月7日(木)の放課後、鹿北小・中学校合同で歌の練習を行いました。かほくまつりや北西部音楽会では鹿北小、鹿北中は一緒に合唱を行います。そのための練習を中学校体育館にて行いました。

 今日は復興に歌、「しあわせ運べるように」を手話をつけて歌いました。リーダーである指揮者の生徒からは、「手話で歌詞の内容を読み取られる人がいます。その人のためにも、もっと丁寧にわかりやすい手話をしましょう。」などのアドバイスが伝えられ、そのたびに、歌や手話に思いが込められていきます。

 熊本地震からの復興途上にある熊本県民全員に鹿北小・中学生の思いを届けられるよう、これからも練習に取り組んでいきます。

 

【小中連携】臨時生徒総会

 11月7日(木)の6時間目、臨時生徒総会を体育館にて開催しました。今回の臨時生徒総会には、鹿北小学校の6年生も参加しました。

総会の議題は、生徒会役員選挙の際に、小学6年生に選挙権を与えるかどうかということです。話し合いを行い、選挙権を与える場合には、生徒会規約を改正していくことになります。

 議長の選出のあと、生徒会執行部より議題の提案理由について説明がありました。そしていよいよ質疑応答、意見交換の時間です。小学6年生からも、質問や意見が出され、生徒会執行部が丁寧に答弁していきます。小学6年生が積極的に話し合いに参加し、堂々と思いを伝える姿に、正直驚かされました。

 話し合いは、予想以上に様々な意見が出され、当初の時間を大幅に過ぎていきました。それだけ、充実した真剣な話し合い活動が展開されたということです。

 鹿北小・中学校は、全学年で話し合い活動に力を入れてきました。今日の臨時生徒総会では、その地道な取組の成果が十分に発揮されました。

 このことは、鹿北小・中学校が試行錯誤しながら取り組んできた実践の方向性が間違っていなかったことの証明でもあります。

 今日の臨時生徒総会の持つ意味はとても大きく、これからの鹿北の教育をさらに加速させる集会となりました。

 

【小中連携】秋を探しに!

 11月5日(火)の午前中、外から元気な声が聞こえてきました。窓を開けてみると、そこには小学1年生がいて、歓声をあげながら池の鯉を見ています。外に出ると、「校長先生、これ葉っぱです!」と色づいた落ち葉を見せてくれました。

 この時間は、「鹿北の秋」を探しているとのこと。子どもたちはワクワクしながら、秋を見つけようと一生懸命です。感性が磨かれる瞬間と出会えて、とても豊かな気持ちになりました。

【小中連携】鹿北小学校学習発表会

 11月2日(土)14時00分より鹿北勤労者体育センターにて、鹿北小学校学習発表会が開催されました。各学年の4月から今までの「学び」を歌や劇、群読、演奏や神輿、太鼓などさまざまな形で表現することができました。

 健康委員会は「こうよう君のひ・み・つ」との題での研究発表。ユニークな発想に感心させられました。

 学年発には、鹿北の伝統文化である神楽や太鼓、さらには子ども神輿などもあり、地域の文化を自分たちが伝承していくという熱い思いが伝わってきました。

 5・6年生は、社会と自分との関係を見つめていきます。5年生は水俣での学習を通して、差別に負けない生き方を、6年生は、長崎修学旅行を通して、平和の大切さ、命の尊さを見つめていきました。

 発達段階に応じた「学び」をしっかり表現する一人一人の姿に、胸が熱くなるくらい感動させられました。

 プログラムの最後は、復興の歌である「しあわせ運べるように」を手話を交えて全員合唱。熊本地震からの復興への思いが体育館いっぱいに響き渡りました。

 小学生から、次から次へとたくさんの感動と元気をもらいました。

 学習発表会閉会後は、全員で片付けです。会場に来ていた中学生も積極的に片付けに協力することができました。さすが中学生です。

 また、片付けが終わった後、中学校部活動の現状と方向性について、中学校体育主任から説明をさせていただきました。今後とも、様々なご意見をいただきながら、より良い部活動のあり方を創り上げていきたいと考えています。何卒、ご協力よろしくお願いいたします。