湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【送辞】050302

校長室の資料を整理していたところ、昭和25年(1950年)の卒業式の在校生総代 高嶺朝昭さんの送辞が出てきました。ご存命であれば、現在90歳近くになられているかと思います。昭和20年(1945年)の終戦から5年後の時代を感じます。「亀城ケ丘精神」すなわち「真剣さと明朗さ」という言葉が登場しています。

【人権集会】050301

水俣でダイビングショップを営まれている森下誠さんに人権の講話をしていただきました。

水俣のきれいな海やタツノオトシゴの産卵などの動画を観て、水俣の海を守ることが人権を守ることにつながっていくと実感できました。

【高校卒業式】050301

今日は高校の卒業式でした。湯浦中学校の卒業生が、中学生時代に担任をしてもらった濵田先生と西田先生に挨拶をするため佐敷中を訪ねました。

当時の先生で湯浦中に残っているのは坂本先生、大坪先生の二人だけになりましたが、ぜひ湯浦中にも遊びに来てください。

【授業参観】050228

今日、授業参観がありました。

3年生は防災授業です。保護者の方に被災者を演じていただき、3年生が避難所を実際に運営する側となって訓練をしました。

保護者の演技が光ります。

2年生は立志式がありました。バドミントンの銀メダルのオリンピック選手でいらっしゃる藤井瑞希選手による講話を聴き、一人一人が立志の言葉を発表しました。

1年生は音楽の授業です。お互いの歌を聴いてアドバイスをして高め合いました。

たくさんの方に来ていただき、本当にありがとうございました。

【アンガーマネジメント回答】050228

家庭教育部からです。

先日行われた「親子で視聴するアンガーマネジメント研修」にご参加いただき、ありがとうございました。

当日の質問に講師の先生より回答をいただきましたので掲載させていただきます。

 

【質問】

「反抗期の子供が、突然怒り出したり、イライラしている様子だった場合、親や周囲の人間は何か声をかけていいのでしょうか?

放置の方がいいのでしょうか?」

 

回答をPDFにしておりますので、以下をクリックしてください。
アンガーマネジメント回答.pdf

【立志式】050228

 立志式は、もともとは奈良時代に男子が成人を示す儀式として行ったもので、氏神の社前で服や髪型を大人のものに改め、冠を付けてもらう「元服式」でした。 元は頭(首)、服は着用するを表しており、この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。

  武士にとっては、大人になると言うことは、戦に行くことができると言うことであり、忠臣蔵で有名な大石内蔵助 の息子、主税は12月に元服して戦いに加わり、「あふ時は かたりつくすとおもへども 別れとなれば のこる言の葉」

 毎日顔を合わせていた時には、十分に語り尽くしたと思っていたけれど、いざ別れてもう二度と会うことがないと思うと、まだまだ話したいことがたくさんあったのにと、とても心残りな気持ちになる。 という、辞世の句(切腹する前に詠む句)を残して16歳で切腹しています。 まさに、元服式は覚悟を決める式であったと言えます。

 現代においても、法的には13歳までは刑事責任年齢に達していないため、刑罰(保護処分までです。 )は受けませんが、14歳からは刑事処分(長期で15年の懲役刑もありえます。 )が可能な年齢となり、社会的責任は一層重くなります。

 西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は、皆さんと同じ年齢の頃、『啓発録』という書物に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。 一体自分はどうしてこんなに駄目なんだろう。 そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした・・・」

自分には覚悟があるか。 そして

〇稚心を去る(幼稚なことを言わない)

〇気を振う(負けん気をもつ、気合を入れる)

〇志を立てる(将来こうなりたいという目標をもつ)

〇学問に勉める(とにかく勉強する)

〇交友を択ぶ(自分を成長させる友達を選ぶ、ライバルをもつ)ことが大切だということを記しています。

 今日、リモートで講話をしていただいた湯浦中の大先輩、ロンドンオリンピック銀メダリストの藤井瑞希さんは、卒業文集にこう記しています。

「私の将来の夢は、スポーツ関係の職業に就くことです。 もう一つは、バドミントンを小学生や中学生に教えることです。しかし、私の最大の夢はオリンピックに出ることです。 今の私では世界に通用しません。 私は高校で少しでも精神面が変わったらいいなと思い親元を離れることにしました。これからつらいこととか沢山あると思うけど、自分の夢に向かってしっかり頑張りたいと思います。

 その後、藤井さんは青森山田高校に進み、3年生のインターハイではシングルス・ダブルス・団体の全種目優勝。 社会人でも活躍し、オリンピック出場と、バドミントン競技で日本人初のメダル獲得を果たされました。

  皆さんにとって、藤井先輩のように、今日が志を立て、夢への一歩を踏み出す日となることを期待しています。

【お別れ遠足】050227

生徒会主催のお別れ遠足がありました。とてもいい天気です。

佐敷のスカイドーム下のグラウンドに行きました。 

足で輪っかを渡します。目標タイムにどれだけ近いかを競いました。1年生がぴったり賞!

次はジャンケン列車です。

最後は鬼ごっこ。

1・2年生はボランティア活動でゴミ拾い。

3年生は思い出作りで佐敷城跡に登って写真撮影をしました。

【思い立ったが吉日】050225

 何の準備もしないまま今朝を迎えました。

 健康調査票の記入では、『牛乳・乳製品を食べている』には1日2回以上にチェックができました。タバコは吸ったことがありません。酒も年に数えるほどしか飲みません。朝食も必ずとっています。この辺りは楽々クリアです。

 仕事のストレスが多少あるのは当然ですが『何とかなるさ』という性格が幸いしています。帰宅すると黒と茶トラのセラピストが待っています。癒やしの効果は絶大です。

『運動や食生活の生活習慣を改善してみようと思いますか。』は、当たり障りのない『改善するつもりである(概ね6カ月以内)』にチェックをしました。朝5時の散歩も寒くて1か月ほどサボっています。『改善する気がないわけではない』というチェック項目があればよいのになと毎年思います。

 数年前に芦北町文化祭で養老孟司氏の講演を聴き、「自分は健康診断には行かない。血圧が高いも低いも、正規分布からある一定の数値を出しているのであって、自分は自分の体と相談している。」という話にすぐに影響を受けました。新しい言い訳ができたので強気です。

 でも本当は、人間ドック直後は改善しようと思っています。本当です。結果にドキドキし、妻子から温かい指導・助言を受け…。明日から頑張ります。

「思い立ったが吉日」私の好きな言葉です。子どもや生徒にもよく言い聞かせます。が、知っているのとやるのは別物です。

【避難所運営ゲーム】050224

 3年生は28日に行う避難所運営体験の事前学習を行いました。シュミュレーションゲームをとおして、避難所運営を行う場合に必要な準備物や行動、心構えについて考えることができました。