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【10連休近づく】310425
4月27日(土)から5月6日(月)まで、学校も10日間の休みに入ります。とは言え、ほとんどの生徒は期間中に部活動やクラブチームの練習・大会に参加します。時間の許す限り、会場での応援をよろしくお願いいたします。きっと家庭内では見ることのできない子どもたちの頑張り、喜び、悔しさ、急激な成長、たくましい姿を見ることができます。
反抗期の子どもたちは「来ないで。」いや、「来(く)んな!」と言うこともあります。そんな言葉に決して負けず、「堂々と」もしくは「こそっと」応援お願いします。
郡市の中学校長と体育担当者で、30日(退位の日)と1日(即位の日)、5日(毎月1度の家庭の日)の3日間は部活動休みとし、その日を軸にできるだけ期間中に3連休以上を1回は入れるよう申し合わせをしています。以前は、連休中もほとんど部活動で、息子たちは実家に預けっぱなしでした。先生方にも、働き方を考える機会にしてほしいと話しています。
10日間のまとまった時間が取れます。勉強は中学生なので言うまでもありません。たくさん本を読みましょう。試合の移動中など隙間時間を利用するのも良い方法です。家の手伝いをしましょう。連休明けの生活がきつくならないよう寝る、起きる、ご飯を食べるの生活リズムを崩さないようにしましょう。何より、命を大切にして過ごしましょう。(H)
【ハイかYesか喜んで】310424
通勤中、事故か故障か、高速道路上り車線の乙千屋トンネル付近で車列が前に進まなくなりました。あり得ないことに、下り車線にUターンする車が数台ありました。自分の行為が事故を誘発するかもという危機管理意識がないようです。
3校時に体育大会結団式を行いました。赤団団長Yさん、青団団長Mさんの決意表明。例年、体育大会を経て3年生らしくなっていくものですが、ひいき目でしょうか、1年生の頃に教頭として授業で関わってきた子どもたち。生徒総会といい、成長ぶりが嬉しいです。
団ごとの選手決定は、ずいぶん時間がかかりました。田浦中には、昨年くらいから長距離走は自分の力を試す競技と言う雰囲気があります。鍛えた姿を一番長く見てもらえる競技です。1年生にとっては、これから乗り越えていく壁のようです。
今日、全国中学校長会の群馬大会で発表するための原稿が仕上がりました。管内の校長先生方、県事務局の先生には大変お世話になりました。メールで送信すれば完了です。この勢いで、次は熊本県大会の原稿作成に入ります。
「頼まれ事は試され事」、「選ばれたのには意味がある」、だから、返事は「ハイかYesか喜んで」、選手決定もそういうものかなと思っています。チャンスです。(H)
【生徒総会】310423
今日は生徒総会を開きました。1年生にとっては、小学校にはない活動の一つです。私からは、少し難しくなりますが「生徒会活動は民主主義のルールを疑似体験の中で学ぶ場、活動を通して社会参画意識(自分事として関わる力)、自治力、自浄能力、判断力を身に付け、中学校卒業後の精神的自立につなげて欲しい。」という話をしました。
生徒会会員証が生徒会長から全生徒に渡された後、総会が始まりました。年間活動計画についての説明、質疑応答、採決が終わり、ここで閉会という学校も多いのですが、引き続き体育大会のスローガンについて審議を行いました。
メインの『田浦中PRIDE』に続く言葉をどれにするか。事前に提案した4つから『~超えろ!己の限界を~』と『~No1よりOnry one~』の2つに絞られました。
1年生からは、明確な反対意見が述べられました。これまでにない力を感じました。「会議の中では自由に意見を述べることができ、議事に関する発言に対して責任を問われることはない。」会議の原則です。
拍手による採決ではほぼ同数、生徒会執行部一任となりました。昼休みの執行部と保健体育委員長の7人での話し合いでも意見が分かれました。両案の良さは認めた上で「限界を超えるは当たり前すぎる。」や「体育大会は団優勝を決める行事であり、勝負の前からOnry oneというのは逃げではないか。」、「行事の性格から限界を超えるは体育大会的で、Onry oneは文化祭的ではないか」など、なるほどなるほど。
『田浦中PRIDE~超えろ!己の限界を~』のスローガンのもと全員が燃えます。(H)
【家庭訪問】310422
今日から5日間の日程で家庭訪問が始まりました。田浦中は、「保護者の気づきアンケート」をもとに、一人一人の生徒へのきめ細やかな支援について話をする時間とするため、昨年度から、保護者と担任(学年職員)のみの家庭訪問を行っています。
私たちが中学生の頃は、家庭訪問期間は午前中授業で、午後はずっと部活動でした。1・2年生の時は、家庭訪問の日に部活を抜けることができて嬉しかったことを思い出します。今の部活動の上下関係は羨ましいくらい仲良しですね。私たちの頃は、歯の治療に行くにも、上級生から「ビンタ一発打たれて」行かないといけないという訳の分からない時代でした。
先週土曜日の午後、1年担任のH先生は、新採のK先生を案内して家庭訪問の下見に回りました。自分が困ったことで後輩に苦労させない。この心遣いができてこそ先輩です。
私の初任校は狭い校区に住宅が密集していました。1学期途中まで車を持っていなかったので、自転車で回りました。一件目でスイカをいただき、前かごに入れたままの家庭訪問でした。次の学校では前後左右が畑の風景の中、幹線道路へ出る道を見失いました。
生徒に狭い道を案内され崖から落ちそうになったこと。2年連続で生徒が親に家庭訪問の日を伝えておらず、誰もいなかったこと。
スマホもカーナビもなかったころの思い出です。(H)
【トミカ1】310421
実はトミカを集めています。毎月第3土曜日は「トミカの日」で、新車が発売されます。4月はスズキジムニー、日産シルビア、ランボルギーニディアブロ、いすゞサインカーの4台でした。YouTubeに開封動画がアップされるのでよく見ています。
新車は、購入に一人1台の制限がありますが、人気車種になると「転売ヤー」が登場します。中には小さい子供を並ばせて、複数台買い占めていく人もおり、その日のネットオークションにずらっと並びます。500円から1000円程度の物を倍で売ったとしても大きく儲かるわけでもなく、そのことを小さい子どもに学ばせてしまう代償の方が大きいような気がします。
タカラトミーの公式サイトによると、トミカは昭和45年から販売されているミニカーで、これまで1000種類以上、6億4000万台以上が売れていると言いますから、各家庭にも1台くらいは転がっているのではないでしょうか。授業参観や部活動の大会などに一緒にやってくる弟くんたちも、しばしばトミカを手に握りしめており、その姿を見ると嬉しくなります。
今年卒業したHくんは、私のトミカ仲間で、この3年間はよくトミカ談義をして楽しんでいました。
家のテレビ台にトミカを置いていると、ネコたちが「ちょいちょい」と触って落下させます。「トイレの砂をかき混ぜた手で触るなぁ~。」という感じです。(H)
【にぎわいました】310420
前事務職員のH先生が昨日の放課後に来校されました。早速、事務室から笑い声が聞こえてきました。「何か?」と尋ねると、玄関から入る時に今までの習慣で、元は自分の靴箱だったK先生の靴箱を開けてしまったようです。
先日の歓送迎会にも参加されたので、お土産にチョコレートを渡しました。特に美味しいものが一つ入っていたので、「これは必ず食べてくださいね。」と言ってお渡ししました。以前、大福を我慢しきれず車中で食べ、口の周りと服に粉をつけて帰り、子どもさんたちに「何食べてきた?」と、ばれてしまったこともあります。今回は家まで持ち帰り、テーブルに置いていたそうです。
翌朝、食べようとすると中身がありません。「誰が食べたんね!」子どもさんたちに大人げない一言を放ってしまったとのことでした。食べ物に関しては親も子も関係ありません。
H先生は、人差し指にいつも可愛らしい指サック(本人談)をしているのですが、今日は紅茶を飲んだ後、カップの取っ手に指サックを残していくという高等テクニックを見せました。
放課後の事務室が大変賑わいました。(H)
【赤団・青団】310419
体育大会に向けての練習が始まります。昼休みはみんなで長縄跳びの練習で盛り上がっています。
毎年していた団編成を、全学年1クラスになったことを契機に、今年から赤団(旧田浦小校区・旧井牟田小校区)と青団(旧小田浦小校区・旧海浦小校区)に分けることとしました。これは
①3年間を通して、同じ団に所属することができるため連続優勝に嬉しさが出る。
②兄弟姉妹が同じ団に所属するため、テント内での家族や地域での応援が盛り上がる。
③地域の先輩が後輩を指導するため、縦のつながりが出る。
④来年の体育大会に向けて、新団長を決めて早くから取り組むことができる。
ことなどをねらいとしたものです。多少、両団の男女比に違いが見られますが、出場種目で対応することとしました。「地域の心の拠り所となる学校」は田浦中の目指すところの一つです。当日は、ぜひご近所にもお声掛けの上ご来校ください。5月19日(日)は、生徒・保護者・地域・職員のみんなで盛り上がりましょう。(H)
【そんがーしゅうちー】310418
今日の午後、中学生の時に社会科を教えていただいた、競 元校長先生が来校されました。今週火曜に佐敷中に行く機会があり、校長肖像写真で見たばかりでしたので、不思議な縁を感じました。喜寿の祝いを兼ねた、昭和31年度田浦中卒業生の同窓会を開かれるということで、その役員をされているそうです。校歌と当時の校舎の写真などをお渡ししました。
日奈久在住の先生だと聞いていたのですが、お父さんの勤務の関係で田浦に引っ越してこられ、田浦中を卒業されたとのことです。中学生の頃は、まさかずっと上の先輩とは知りませんでした。
初めて授業を受けた時は、垂直と斜め30度の直線からなる、整った、刻印されたかのような筆圧の強い板書が強く印象に残りました。先生の文字を黒板で練習している友達もたくさんいました。ノートに文字真似のまま書き写している友達も結構いました。当然、私も今でも書くことができます。子どもはすぐ影響されます。
3年生の公民の授業では、法的な話を良くされていました。興味がある内容だったので、毎回とても真剣に受け、「憲法前文暗唱のテスト」は予告の翌日に受けに行きました。授業をされる先生が好きと言うことは、学習意欲につながりますね。
当時の教育課程にあった必修クラブ(授業の一コマに入っている活動)では、「中国語」クラブを担当されていました。同級生のS中M先生はその時習った中国語の歌を今でもあらゆるところで歌っています。影響を与え、記憶に残る先生はすごいなと思います。(H)
※今回のタイトルはM先生の名前の中国語読みです。しょっちゅう聞かされ覚えました。
【職員講話】310417
田浦中では、生徒集会で職員講話を行っています。今年度の第1回はS先生が担当しました。
「ディズニーランドのキャスト(従業員)のゴールはゲスト(お客様)のハピネス(幸福感)。キャストの重要な行動指針の一つは『礼儀正しさ』で、具体的には、あいさつ・スマイル・言葉遣い・アイコンタクトの4つを実行することを従業員に教えているそうです。あいさつは人間関係を円滑にします。」という導入から入り、人より先に挨拶をすることと、「はい」の返事をはっきり言うことの意味についての考え方、会釈・敬礼・最敬礼・座礼の演習と熱のこもった話が続きました。
S先生は初任2年目ですが、今年は生徒指導主事を任せています。毎日、先輩の助言を受けながら、事後指導に追われるのではなく、人間関係づくりに重点を置いた積極的な生徒指導に力を入れようと苦心しています。今日も生徒指導部会で多くの提案をしてくれました。
Y先生からは「生徒との日常の関わりがすべて」との助言を受けていました。キーワードは「そこに愛はあるんか。」です。
5月には、管内の新規採用と臨時的任用の先生方の前で公開授業を行うことになりました。本人もやる気満々です。
生徒指導の一番の機会は授業です。生徒同士がつながる授業に期待しています。とにこにこ笑顔でプレッシャーをかけてみます。(H)
【くまもと家庭教育支援条例】310416
熊本県では、「家庭は、教育の原点」と重視し、全国に先駆けて「くまもと家庭教育支援条例」を制定しています。そこには保護者、学校、地域、事業者それぞれの役割が明記され、県民みんなで家庭教育の支援に取り組む体制づくりを行なっています。「親の学び」プログラム講座もその取組の一つで、田浦中では生徒によるスマイル集会や、PTA総会、学級懇談会などの場で活用しています。(支援条例はPTA総会資料とHPにも添付していますのでご覧ください。)
今年はPTA総会の冒頭に、「親の学び」プログラム講座を授業参観と関連づけてSNSについてのサイコロトークをしました。どのグループも話しが弾んでいたようです。毎回、学級懇談会で「親の学び」プログラム講座を行っていますので、ぜひご参加ください。
私は学校に勤め、たくさんの子供達と関わってきたはずですが、わが子は難しい。特に中学生頃の反抗期に入ると難しい。妻は特に「なんで?」「昔はこんなんじゃなかったのに。」と思うことも多々あったようです。次男は「兄が反抗したり、怒られたりする姿を見て学習したのでそんなに反抗期はなかった。」と自分で言っています。子育ての悩みは一人で抱えず、保護者同士で共有することが大切ですね。
息子達も今は大人なので、しっかり話しができます。台風が去った後のようです。子育ての悩みももうしばらくです。今は私が妻に反抗期です。(H)
【四十九日法要】310415
7日に、義父の49日法要を行いました。説話で親鸞聖人が9歳の時に詠んだ歌「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」が紹介されました。身につまされます。
今年の正月に義母と息子夫婦、娘夫婦と孫たちで撮った写真がスマホに残っていますが、最後の集合写真になりました。
体調を崩して救急搬送されてから亡くなるまでの時間が、思ったよりも短かったため、義母や孫たちの落胆は特に大きいものがありました。亡くなる時に、全員が間に合ったのが救いでした。
先日、義母と妻、次男の3人で「一文字のぐるぐる」を作り食べたらしいのですが、義母はあまり良く噛まなかったため、喉に詰まらせてしまい、危うく窒息するところでした。妻が引き出し、事なきを得ましたが、義母は「哲っちゃん(義父)が迎えに来た。」と笑ってました。亡くなってすぐはとても気を落としていましたので、笑いに変えられるようになり良かったと家族で話したところでした。(H)
【信頼と信用】310414
今日の授業参観では、どの学級も大きな課題である『スマホやパソコン、ゲーム機などの情報端末の使用に関する家庭のルールづくり』をしました。
本校でもオンラインゲームを遅くまでやっている生徒の話も聞きます。過去5年間の生徒指導の内容を振り返ると、ほぼすべての事案はSNSが発端になっています。
昨年度、バイトテロと称される不適切な動画による事件が相次いで報道されましたが、彼らは、自分たちの動画を全世界に向けて発信しているという意識はないはずです。仲間内だけの悪ふざけが、他者によって全世界に発信され、自分のみならず家族まで特定され全世界にさらされる。就職の際に、過去にアップした発言や画像がすべて調べ上げられている。そのような時代です。本人は匿名のつもりでも、たどっていけば、どの手段よりも確実に本人が特定できるのがネットの特性です。
SNSで知り合った人に実際会ったことがある人の割合は29%。約3人に1人ですから、自分の子どもは関係ないというレベルではありません。わが子も巻き込む、巻き込まれる可能性があると疑ってかかることが、子どもの安全を担保することになります。
買い与えた者として、責任と覚悟は必要です。自動車はそれぞれが好き勝手に運転すると事故につながります。人の命を奪うこともあります。だからルールがあり免許が必要です。SNSも命を奪うことにつながることがあります。免許にあたるのは家庭でのルールです。
免許を取って安全運転をしていても事故は発生します。誤解がないように聞いていただきたいのですが、SNSに関しては子どもを「信頼」はしても「信用」はしないことが大事です。それが、子どもの命を守ることにつながります。(H)
【予防接種】310413
今日は「おはぎ」と「ふわり」の予防接種の日だ。病院には約7分で到着、診察開始は9時。早くかごに入れると「にゃあにゃあ」大騒ぎになる。8時40分から50分の間が確保のゴールデンタイム。カゴの扉は開けたままで準備。昨年、病院に行こうとした時、「おはぎ」は流し台の下のドアを開けて隠れていた。機器管理能力が高い。 ご飯を食べさせ、家から出ないよう撫でたり遊んだりしながらその時を待つ。8時30分、「おはぎ」はこたつの中に潜り込む。しめしめ。「ふわり」は隣の部屋に行くためドアを開けようとするので、捕まえて撫でまくる。まだ騙されている。「今日はやけに待遇が良いな。」くらいであろうか。
40分、いよいよその時。「ふわり」を確保、カゴに入れる。「おはぎ」は危険を察知、台所に逃げる。確保に成功し、カゴに入れようとするが激しい抵抗にあう。カゴの入り口に足を突っ張り、中に入ろうとしない。数分後、カゴに入れることに成功。車に運ぶが「にゃあにゃあ」大合唱。「何てひどいことするにゃあ。」と聞こえる。
移動中も「にゃあにゃあ」、9時前に病院到着。診察までしばらく鳴いていたが、犬が入ってきたことに気付き、沈黙。機器管理能力は高い。
予防接種終了。財布が空になる。飼い主の子どもたち2人は「出世払い」と言う。にゃあにゃあ泣きたくなる。(H)
【小中合同歓迎遠足】310412
今日は年度初めの小中連携行事『合同遠足』でした。中学校は遠足の前に新入生歓迎式を行いました。先日発表された執行部の3案から、全校生徒の投票により、平成31年度生徒会スローガンは、『田浦中PRIDE(P:ポジティブ・R:礼儀・I:あいさつ・D:団結・E:笑顔)』に決定しました。
その後、小学校に移動して簡単な開会行事を行った後、小中学生がペアとなり、御立岬公園へ出発しました。海岸沿いと公園の桜は、先日の雨風でずいぶん散っていましたが、新緑が美しい季節が近づいています。小学生は替え歌、言葉のゲームなど元気に声を出しながら歩いていました。お腹がすいたと言う声もあちこちから聞こえました。
会場では生徒会主催のレクリェーションを行いました。尻尾取りを小・中ペアで行いましたが、小学生に引っ張られる中学生も沢山いました。
合同遠足も今回で3回目、生徒会執行部のメンバーも企画運営のノウハウが随分蓄積されてきました。生徒・児童がニコニコして活動する姿を見て、メンバーもニコニコしていました。人に喜びを与えることは、自分に返ってくるんですね。両校の児童・生徒・先生の結びつきが強まった遠足でした。(H)
【もったいなか】310411
朝8時半、水俣市総合医療センターに到着。受付に貼られた『診察カードを水俣市出身の江口寿史氏のデザインに変えることができます』というポスターが気にかかる。よく見ると、今住んでいる『湯の児』デザインのカードの交付期間は6月から8月とある。まだその時ではない。心に留めて目的地に向かう。
消化器内科へ到着。自慢ではないが2月末の人間ドックで再検査のハガキをもらった。いつも母から人間ドックの結果を聞かれるが、返事は「別に。」と決めている。親思う心の現れである。
3月末に再検査を受け、今日はその結果が分かる日だ。診察室に入る。常に余裕ある表情は変えない。結果は、大きな心配は無し。「よしっ!」と安心するが、さも当然と言う表情で、医師には気取られないように心がける。
お酒は通常飲まない。タバコも吸わない。改善策は「痩せること」聞き慣れた言葉が返ってくる。「身長が184㎝なので適正な体重にはあと10㎏くらい減らすとかなり改善できるはずです。」それも知っている。知ってはいるが…。
昔、私たち兄弟が、母に「痩せれば」と言うと笑いながら必ずこう答えていた。「せっかく肥えたとに、もったいなか。」親の言いつけは守らなければ。(H)
【教訓】310410
スマホを自宅に置いたまま出勤しました。何のことはなく1日を過ごしていましたが、夕方にやっとないことに気づきました。今夜は、新水俣駅まで息子を迎えに行く必要があるのですが、連絡が尽きません。電話番号もすべてスマホに登録しているため、公衆電話があっても掛けられません。バッグや車の中を探してもありません。夜7時からPTA役員会の予定でしたので、間に合わせるために16時45分の勤務終了後、取りに帰ることにしました。
30分弱で到着、玄関を開けると2匹のネコたちが脱走しようと待ち構えていました。片手で2匹を引っ抱え、スマホを探しますが見つかりません。固定電話からかけてみるも着信音は聞こえません。普段からマナーモードにしているのでもともと鳴るはずもありません。時間がないので、諦めて学校に帰ることにしました。
車に乗って、もう一度バッグの底を見てみると。ご期待通り、発見しました。最初から車の中にありました。朝、持って出たような気はしていました。なぜ、さっき探したときはなかったのかなぁ。こんなものです。
2つの教訓を得ました。スマホはいらんといえばいらん。物忘れはどうにもならん。(H)
【平成31年度入学式】310409
24名の生徒が田浦中学校に入学しました。2年生へ転入生1名が入りましたが、創立以来最少生徒数の76名でスタート。小粒でもピリリと辛い、個性あふれる学校を目指します。
新入生は、いよいよ今日から中学生としての第一歩を踏み出します。今日の気持ちを忘れず、友人や先輩、先生達とのふれ合い、保護者や地域の皆様への感謝の心を大切にして、やり切った感のある3年間にしてほしいところです。
新元号の出典となった「万葉集」には、山上憶良の
「銀(しろがね)も金(こがね)も玉も何せむに 勝れる宝 子にしかめやも」銀も金も玉(翡翠など)もどれほどのことがあろうか。どんな宝も子供には遠く及びはしない。
という歌があります。しかし、貴金属も宝石も誰かが見出し、鍛え、磨かなければ「原石」のままです。保護者の皆さんは、この3年間で社会に出したときに通用する人間に育て上げるということを第一義に、「自立」という視点で、子どもたちに接してほしいと思います。
私達職員も、心を一つに「潤いと輝きにあふれる学校」を目指して、常に支えとなり、時には高い壁となり子どもたちの教育指導に全力で取り組んで参りますので、本校の教育に対しての深いご理解とご協力を賜りますようお願い致します。(H)
【就任式・始業式】310408
今日は5名の先生を迎え就任式を行いました。続いての始業式では、2年生・3年生・生徒会執行部の代表生徒が力強く新年度の抱負を発表しました。
式辞では、学校教育目標についての説明も行いました。今年度は既述のとおり「潤いと輝きにあふれる学校」(潤いとは、一人一人に居場所があり、笑顔と信頼の絆でつながる学校。輝きとは、一人一人に活躍の場があり、自己肯定感・自己有用感が高まる学校)を目標に、「わくわく創造」への具体的実践として、
教職員は①生徒を中心にした、仲間とつながり、深め合う授業づくり・②生徒の発想力を活かした、笑顔が広がる生徒会活動・③生徒に寄り添い、自立へつなげる生徒指導・④学校を地域の心の拠り所にする交流活動
生徒は①進んで学び、仲間とつながり、深め合う学習づくり・②無限大の発想で、感動と笑顔を広げる生徒会活動・③自ら考え正しく行動する、自立した自分づくり・④生徒も保護者も地域もうれしくなる交流活動、に取組みます。応援よろしくお願いします。
式の後に田浦小学校の入学式、午後は芦北高校の入学式へ出席しました。芦北高校の入学式の氏名点呼では、本校出身のHくんのとても大きな返事が強く心に残りました。決意を感じました。新入生で一番でした。(H)
【鉄腕アトムの誕生日】310407
公式設定では、2003年4月7日は手塚治虫のマンガ・アニメーション『鉄腕アトム』の誕生日です。1977年、私が小学校高学年の頃、現実が追い付くのは困難だと思ったのでしょうか。アトムのリニューアルとも言える『ジェッターマルス』が2015年生まれの設定で始まりました。
以前、「子どもの頃に見た雑誌の未来予想図では、今頃は空を飛ぶ自動車があったり、空中に透明のパイプが張り巡らされ、その中を乗り物が走ったり、ピッタピタの宇宙人のような服を着ていたはずなのですが…。」と書きましたが、2019年になった今でもあの世界観は実現していません。
聞き慣れた話ですが、「子どもたちの65%は将来、今は存在していない職業に就く」や、「今後10年~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い」などの予測がされています。2045年には、人工知能が人類を越える(シンギュラリティ)という指摘もあります。
ターミネーターは2029年から1984年にやって来ているはずです。これは間に合わなくて良かったですね。(H)
【出逢いの喜び】310406
今日、とある高校の入学式でした。本校の卒業生Nさんが、新入生代表として決意発表をするということでしたので参列してきました。新入生氏名点呼と入学許可、来賓祝辞、来賓紹介と続き、いよいよ「ようこそ出逢いの喜び」と題した内容が始まりました。Nさんは氏名点呼でも大きな声で返事ができており「気合い」を感じました。
校長先生と在校生2名、新入生2名が壇上に上がり、リレー形式で代表者それぞれの話と校長先生の言葉をつないでいきました。Nさんは「なぜこの学校を選択したのか、将来どんな職業に就きたいか、未来の自分はどうありたいか、そのために高校生活をどのように過ごすか。」という決意を堂々と発表しました。中学校卒業から1か月しかたっていませんが、まっすぐ前を見つめる姿に成長を感じました。
来賓席の近くに座っていてたKくんは、式の途中に集中力を失いかけた友達に声を掛けていました。氏名点呼では大きな声で返事をすることができ、式を大切にしようと言う気持ちが感じられました。また、Nさんの発表も真剣な表情で見ていました。「頑張れ!」という心の声が聞こえるようでした。
駐車場を出る時に、真新しい制服姿のOさん、Mさんの2人に会うことができました。いよいよ高校生活が始まりますね。(H)