校長ブログ「秘密の部屋」

【家庭訪問】310422

 今日から5日間の日程で家庭訪問が始まりました。田浦中は、「保護者の気づきアンケート」をもとに、一人一人の生徒へのきめ細やかな支援について話をする時間とするため、昨年度から、保護者と担任(学年職員)のみの家庭訪問を行っています。

 私たちが中学生の頃は、家庭訪問期間は午前中授業で、午後はずっと部活動でした。1・2年生の時は、家庭訪問の日に部活を抜けることができて嬉しかったことを思い出します。今の部活動の上下関係は羨ましいくらい仲良しですね。私たちの頃は、歯の治療に行くにも、上級生から「ビンタ一発打たれて」行かないといけないという訳の分からない時代でした。

 先週土曜日の午後、1年担任のH先生は、新採のK先生を案内して家庭訪問の下見に回りました。自分が困ったことで後輩に苦労させない。この心遣いができてこそ先輩です。

 私の初任校は狭い校区に住宅が密集していました。1学期途中まで車を持っていなかったので、自転車で回りました。一件目でスイカをいただき、前かごに入れたままの家庭訪問でした。次の学校では前後左右が畑の風景の中、幹線道路へ出る道を見失いました。

 生徒に狭い道を案内され崖から落ちそうになったこと。2年連続で生徒が親に家庭訪問の日を伝えておらず、誰もいなかったこと。

 スマホもカーナビもなかったころの思い出です。(H)