学校生活(ブログ)

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ニヒヒ 夏休み前集会

 21日(水)の1校時、体育館で夏休み前集会を行いました。合志市立小中学校では、2学期制を試行しているため終業式ではありませんが、終業式と同じように、まずは各学年及び生徒会の代表の前期前半の反省及び夏休み(今後)の抱負の発表、次いで校長講話、校歌静聴(新型コロナ対策でまだ斉唱はしていません)という流れで行いました。
 代表の発表では、そのしっかりした内容もさることながら、タブレットを活用したり、NO原稿で発表したりと、「さすが合志楓の森中の生徒!!」とても感心しました。それに引き換え私(校長)は、プレゼンテーションの設定に手間取り、生徒たちを待たせてしまいました。しかし、話の内容は生徒たちにしっかり伝わってくれたのではないかと期待しています。下にプレゼンテーションのスライドを添付していますので、ご覧いただければ講話の要点がご理解いただけると思います。

タブレットのある夏(あなたはどう過ごしますか?).pdf

笑う 菊池郡市中体連大会校内表彰式並びに県中体連大会及び NHKコン(合唱)熊本県コンクール出場者推戴式

 19日(月)の帰学活後、郡市中体連の校内表彰式、並びに令和3年度熊本県中学校総合体育大会及びNHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)出場者推戴式を行いました。
 県中体連の推戴式については、日程の関係で先行開催された新体操(16日)及び空手道(18日)と前後してしまいましたが、空手道については、県中体連大会の女子団体形及び女子団体組手でW優勝したので、いみじくもその表彰も行うことができました。
 25日(日)に熊本市総合体育館で開催される卓球競技は2年生の松本さん、24日(土)、25日(日)に熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)で開催される水泳競技は髙橋君、西野君、野中君(全員2年)が計5種目に出場します。また、音楽部のNコンは8月4日(水)に県立劇場で開催されます。
 選手・出場者の紹介の後、髙橋教頭先生からの激励の言葉、次いで選手・出場者の誓いの言葉があり、最後には音楽部がリハーサルも兼ねて、当日の合唱曲を全生徒の前で披露しました。

興奮・ヤッター! 県中体連大会 空手道競技 W優勝!!

 

 県中体連大会空手道競技の写真を空手道の保護者の方から送っていただきましたので、少し遅れましたが掲載します。
 私(校長)は、当日の午前中、会場に行って応援していましたが、個人の形については、男子・女子ともに惜しくも入賞できませんでした。午後は別の要件かあるので会場を去ったのですが、大会終了後に引率の町田教諭から、女子団体形・組手のW優勝の知らせが飛び込んできました。
 要件を午前と午後入れ替えておけば、この感動的な場面に立ち会えたのにとちょっと後悔したところですが、本当に嬉しいビッグニュースでした。

にっこり NHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)へ向けて

 本日(16日)の朝、体育館をのぞいてみると、音楽部の生徒たちが顧問の矢野教諭とともに、NHK全国学校音楽コンクール(熊本県コンクール)へ向けて朝練をやっていました。歌声もさることながら、指揮者にむかって「前のめり」で歌う姿、なかなかいい感じです。
 実は私(校長)は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクールの通称)ファンです。そうなったのは、東日本大震災の1年後、原発事故の影響で風評被害に苦しむ福島県郡山市の中学校PTAと、似たような経験をもつ水俣市の中学校PTAの交流の一貫で、郡山市の中学校を視察した際、Nコン合唱の強豪校、郡山第二中学校の合唱を聴いてからです。はっきり言って鳥肌が立ちました。「前のめり」な感じがガンガン伝わってきました。
 本校の音楽部の合唱メンバーは15人。練習を開始してまだ3ヶ月です。熊本県コンクールの中でどのレベルにいるのか想像がつきませんが、少なくと私は、校長室に放課後、聞こえてくる歌声に癒やされています。
 合志楓の森中学校では、運動部に負けないぐらい文化部にも頑張ってほしいと思います。そして「楓の森」の名にふさわしい「文化の香りがする学校」にしていく先頭に立ってくれたら嬉しいです。

興奮・ヤッター! 完璧に整列!(みんなの玄関の靴箱)

 みんなの玄関の中学生の靴箱を見ると、靴がいつもきれいに並んでいます。特に午後になると、「完璧に整列」しています(左写真)。その理由は、毎日掃除の終わりに、みんなの玄関の掃除を担当している1年生が、右の2枚の写真のように、並べ直しをしてくれるからです。
 みんなの玄関は、小学生と中学生が一緒に掃除していますので、このような中学生の善良な行動は、小学生にも良い影響を与えていることは間違いありません。「小学生に誇れる中学生に!」を毎日実践し、「誇れる合志楓の森中学校」にするため、地道にそして健気に貢献している生徒が本校にたくさんいることが「校長の誇り」です。

期待・ワクワク 第4回目の小中合同研修(研究テーマ研修)

 本日(14日)、第4回目になる小中合同研修を行いました。
 今回は、研究テーマに係る研修と言うことで、本中学校区の小中一貫教育のグランドデザインについての共通理解と今後の研究の可能性に係るグループセッション、3つの研究部会とその中のトータル7つの研究チーム分け(①学力向上、②集団づくり、③人権教育、④授業づくり、⑤タブレットの活用、⑥委員会活動等、⑦調査・集計・分析)を行いました。令和6年度(4年目)に予定されている小中一貫教育の研究発表会へ向け、「はじめの一歩」を確実に踏み出したという思いがしています。
 小学校の角田校長先生からのまとめでは、「この3ヶ月で小中間の先生方の交流がずいぶん進んだ。小中学校間の文化の違いを理解し合い、合志楓の森小学校・中学校だからこそできる研究を進めてほしい」という旨のお話をいただきました。

ニヒヒ 楓の森の匠たち(技術・1年)

 本日(14日)の3校時、本校舎唯一の1階にある中学校用の教室「技術室」に行ってみると、1年2組の生徒たちが木材加工をしていました。製作しているのは本棚。私(校長)も、遠い遠い昔の45年程前、全く同じ製作をした記憶があります。
 日本の高度経済成長を支えたのは、まさしく技術力です。これは伝統工業だけではありません。一方で近年その衰退を危ぶむ声も聞こえます。そのような中、技術の授業を見て、「今も釘とげんのう(打撃部分の片側が平らで、片側がわずかに凸状に膨らんでいる金槌)を使っているのか?」と思いました。なぜなら、最近の大工さんは、木材の接合にはほとんどビスを使いますし、釘を使う場合でも電動釘打ち機だからです。しかし、教科書には「はじめは平らな方で打って、最後に膨らんだ方で打つ」と書いてあって、生徒たちはちゃんとその通りにやっています。その方が真っ直ぐ打てるし、木材に傷がつかないからです。「そうか! 原理や原則、知恵や工夫を学んでいるんだな!」 将来、建築関係の仕事に就いても就かなくても、生徒たちは「生きる力」につながる大事な勉強をしているんだと感じました。

にっこり オンライン教室に着席!!

 

 本日(12日)の、5・6校時、本校の生徒は全員帰宅し、実験的に各家庭でオンライン授業を受けました。
 すでにオンライン接続実験は終了しているので、今回は "Microsoft Teams” のビデオ通話機能を利用し、各学級の担任が作った「チーム」に生徒が参加する形で行いました。つまり、授業としては「学活」のようなもので、とにかくこのビデオ通話に、学級全員が同時に参加できることが、今回の目標でした。
 担任の中にも、ICTの活動が得意な先生とあまり得意でない先生がいて、お互いサポートし合いながらオンライン授業を行っていました。その結果、テクニカル的に参加できなかった生徒は最終的に「0」で、「生徒のオンライン教室での着席」を全ての学級が達成しました。中には画面に映る顔の大きさが大小様々であったり、ミュート(消音)にしていないため声が聞き取りにくかったりなど、いろいろ課題はありましたが、これも今回の実験ができて分かったことです。今後、繰り返し行う中で要領は分かっていくものと思います。
 今回の実験により、本校ではいつ新型コロナウイルスや自然災害等による臨時休校となっても、生徒たちに教育を保障できる環境を手に入れたと言ってよいでしょう。 
 なお、一部の保護者の皆様に自宅側の様子も情報提供のご協力をいただき、オンライン上での生徒たちの状況について、貴重なサンプルをいただきました。対面よりオンラインの方が、生徒たちはより自然に活発なコミュニケーションが促されるなど、ポストコロナには「対面教育とオンライン教育のハイブリットを」と唱えている文部科学省の意図の一端が垣間見えました。新しい教育の世界に一歩足を踏み入れたという感じもしています。

期待・ワクワク 授業参観へのご参加、ありがとうごいました。

 昨日(9日)は、今値の初めての授業参観でした。1年は4クラスとも6月から行ってきた人権学習のまとめの授業を行いました。また、2年生は各担任の担当教科の授業を行い、各教科の専門性を発揮した授業を行いました。
 密を避けるため、1年を5校時、2年を6校時に、特別教室も入れながら行いましたが、ご参加いただいた保護者の皆様には、小学校の授業への配慮をいただくとともに、新型コロナウイルスへ感染防止対策にご協力いただき、誠にありがとうございました。また、雨で足元の悪い中でしたが、徒歩でのご来校にご協力いただき、1年生保護者75人、2年生保護者60人、合計135人(64%)のご参加で、保護者の皆様の学校教育への関心の高さにも併せて感謝申し上げます。

笑う もう一つの母校へ

 本日(6日)の6校時、2年生が体育館に集まって写真を撮っていたので、「こんなに早く卒業アルバムの全体写真を撮るのか」と思ってのぞいてみました。すると実際は、分離元の合志中・西合志南中及び転出元の西合志中(1人在籍)への「もう一つの母校への手紙」を書くため、その手紙に添付する写真を撮っていました。
 本校が開校して、はや3ヶ月が経ちました。多くの生徒が本校での学校生活に慣れてくれていることと思いますが、中には「分離元校等の方が良かった」という思いをひそかに抱いている生徒がいるかもしれません。それを責める気持ちはなく、むしろ校長として「新設校に来て良かった」と思わせ切れていないことを申し訳なく思います。ただ、そういった生徒たちの心の機微を察知して、こういう活動を仕組む深水学年主任をはじめ2年部職員。なかなか粋なことやりますね
 社会人となれば、自分の意思に関係なく異動や転勤があるのも世の常です。「もう一つの母校」での思い出を大事にしながらも、今の居場所で踏ん張って前に進んでくれることを願っています。

戸惑う・えっ テスト返しが始まっています

 先週の木・金は中間テストでしたが、本日(5日)には、既に各クラスの授業でテスト返しが始まっています。
 1年1組の社会科の授業では、担当の町田教諭から、テストの後にどんな手続きをとって正解・不正解や点数を確認するのか、また今後に(最終的には高校入試に)活かすため、どのようなテスト後の勉強をすればよいのかなど、丁寧に説明されていました。生徒たちの〇(マル)・✕(バツ)に一喜一憂したくなる気持ちは分かりますが、なぜ〇でないのか、どこで間違ったのか、どんな勉強が足りなかったのかなどをしっかり考え、後でもう一度解き直しをしてみる。このように「テストの後を大切」にできる生徒は、今回は満足いく結果でなくても、徐々に力がついてくるものと思います。

我慢 臨時の合同帰学活

 本日(2日)の6校時終了後、臨時の合同帰学活を行いました。これは、生徒指導主事の後藤教諭の進言によるもので、今朝の出来事を受けて実施しました。
 学べる広場からローソン交差点の途中に立たれている交通指導員の方が、東門で登校指導をしている後藤教諭の所までわざわざ来られて、次のような要旨の話をされました。

 横に広がっている4人の中学生に、交通指導員の方が「横に広がらないこと、車道側はあけること」を注意し、「学校の先生から言われてないのか?」と聞いたところ、中学生は「知りません。聞いていません。」と返答した。

 交通指導員の方は、中学生にもっと素直に聞いてほしかったと残念がられていました。おそらくとても不愉快な思いにさせる返答だったのではないかと推測します。
 ローソン近くの登校時の状況については、心配をする声を多方面からいただき、このようなルール(リンク先を参照)を、全ての学級で指導してきたところです。それにもかかわらず、このような認識や態度の生徒がいることついて、私(校長)も強い危機感を持っています。中学生だけでなく、場合によっては小学生の安全をも脅かす状況と言わざるを得ません。言うまでもなく「事故は起きてからでは遅い」のです。また、私が一番初めに生徒たちにお願いした「小学生に誇れる中学生に」の真逆の行為とも言えます。「子どもたちの安全」ただその願いのために、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も毎朝、ボランティアで立たれている指導員の皆様へ、敬意の欠片さえ感じられません。
 後藤教諭は「ハインリッヒの法則 = 1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する」を例に生徒たちに訴えてくれました。当該生徒だけでなく、全ての生徒たちの心に響いてくれることを願っていますし、児童生徒の生命や安全に関することは、今後も躊躇なく、かつ妥協なく指導していきたいと思います。
 なおその後、当該の生徒たち(実際は5人)は自ら名乗り出てくれました。もちろん後藤教諭から厳しく指導を受けたこととは思いますが、名乗り出てくれたこと自体は偉かったと思います。

驚く・ビックリ 定期テスト(中学校)と授業参観(小学校)

 本日(2日)は、中間テストと授業参観が、同日・同時間に行われるという、世にも珍しい光景が見られました。
 小学校の先生方には、例えば中学校と同じ階の6年生については、東端の職員用階段を保護者に使っていただくことで動線を分けるなど、様々な工夫や配慮をしていただき、小学校の保護者の皆様にはそれに併せて、新型コロナ感染防止対策にもご協力いただいたので、特に大きな問題もなく両行事は行われました。むしろ校長室にいると、授業参観があっているのか分からないぐらい静かで、小学校保護者の皆様の参観マナーの良さに感心したところです。

試験 今年度初の中間テスト

 

 本日(1日)と明日(2日)、今年度初の定期テスト(中間テスト)があります。と言いますか、合志楓の森中初ですし、1年生は人生初です。実施教科は、本日が国語・理科・英語で、明日が社会・数学・保体となり、国・理・英・社・数については、熊本県立高校入試の日程と同じにしています。
 小学校では、「単元テスト」という業者テストを使うのが一般的ですが、中学校は各教科担当が自身でテスト問題を作成します。つまり、授業で学習したことが、そのままテスト問題に反映するわけで、これを専門的には「指導と評価の一体化」と言ったりもします。
 過去にこんな生徒がいませんでしたか? テスト前にガリガリ勉強をやってるように見えないのに、テストの結果が良い生徒。おそらくこんな生徒は、教師の指導からこの単元ではどの部分が大事なのか(テストに出るのか)、授業中だけで把握できていたのだと思います。そう思うと、授業は大事ですね。
 ところで、本校のある教師から面白い話を聞きました。この付近の学習塾に、各中学校の過去のテスト問題を収集して、その教師が授業を行っている学校・学級の塾生に配付して、テスト対策をさせている塾があるそうです。これっていかがなものでしょうか? 仮にそれで良い点が採れたとしても、本当の実力がついているとは言えません。それに近年、「知識偏重の学力」を是正するために文部科学省が求めている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の流れにも逆行しています。
 なお、すべての塾がそうではないと申し上げておきますし、実際、業績を上げている学習塾は、そのあたりも十分認識し、生徒に本来の実力を身に付けさせるプログラムで運営されているようにも思います。
 

星 委員会活動 本格始動!!

 

 昨日(28日)の6校時の後、時間割を調整して生み出した時間を使って、委員会活動を行いました。各員会のリーダーを中心に作成した成長モデル・年間計画にしたがって、今後活動を本格化することになります。
 本校には代議員会のほか、生活・安全、学習・図書、環境・ボランティア、給食、人権、保健、体育、情報の8つの委員会があり、すべての生徒がいずれか委員会に所属しています。
 中学校学習指導要領では、生徒会活動の目標を「学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組む」と記されています。生徒各自の良さや可能性を引き出しながら、自発的、自治的な取組みを行う生徒会活動は、本校の教育目標である「夢と誇りを持ち、自分らしく主体的に行動する生徒の育成」に直結する活動だと考えています。今後の生徒たちの活躍を楽しみです。

驚く・ビックリ 最先端を行く本校生徒会(リーダー研修会)

 本日(23日)の14:30から、図工室で生徒会のリーダー研修会(2回目)がありました。
 まずはじめに、私(校長)からリーダーの心構えにとして、委員長等の生徒たちと同じ「長」として、私(校長)が日頃心がけていることを話しました。
 その後、各委員会で作成した成長モデルと年間活動計画の発表を行いました。
 本校生徒会では、タブレットPCに標準搭載されている"Teams”(Microsoft社のOffice365で提供されているチャットツール)をプラットフォームとして、生徒会のリーダー同士あるいはリーダーと担当教師の間でやりとりを行っています。今回発表した成長モデル・年間活動も、そのようなICTの活用を通じて作成したもので、近年企業等で見かけるようになったコミュニケーションスタイルを本校生徒会が普通にやれていることに、「うちの生徒会は最先端行ってますよ!」と自慢したい気持ちになる校長なのでした。

興奮・ヤッター! 大健闘の菊池郡市中体連大会

 19日(土)、20日(日)に2日間に渡り、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会が実施されました(一部の競技は18日・21日にも実施)。例年、屋外競技は梅雨の雨に悩まされることも多いのですが、本年度は天気にも恵まれ、予定通り競技が行われ、本校の出場種目については、全競技終了しました。
 大会の結果は、トップページに掲載しているとおりです。まずは、優勝及び入賞、あるいは県大会出場権を獲得した団体・個人の皆さん、おめでとうございます。また、1,2年生だけのチーム・個人での出場で敗れはしたものの、大健闘した競技が数多くあったと聞いています。
 私(校長)は、軟式野球の合志市総合運動公園の会場長であるため、1回戦が旭志グラウンドで行われる野球部については、応援できないものと諦めてかけていました。ところが、見事1回戦を勝ち上がり、私の目の前で白熱した2回戦の闘いを繰り広げてくれました。対戦相手は最終的に3位となった泗水中でしたが、2点を合志楓の森中が先行し、中盤まではどちらが勝ってもおかしくないゲーム展開でした。最後は3年生がいるチームのパワーに押されて敗戦となりましたが、何とも清々しく、「来年度が楽しみだぞ!!」という大きな期待も持たせてくれました。
 今日までは1、2年だけの部活動というハンディも、明日からは先に多くの経験ができたというアドバンテージに変わります。そのアドバンテージを活かし、来年度はどの部活動も更なる活躍を見せてくれるものと期待しています。
 選手の皆さん、指導者の先生方、教員外指導者の皆様、大変お疲れ様でした。また、無観客試合という制限にもかからず、ご理解をいただき、温かく応援いただいた保護者の皆様、誠にありがとうごいざいました。

【大会結果 】令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連).pdf 

花丸 図書委員会による小学校低学年への読み聞かせ

 本日(17日)の朝自由の時間、図書委員会の生徒たちは、小学校1・2年の教室へ行って、絵本の読み聞かせを行いました。
 小学校の1・2年も中学校も1・2年もちょうど同じ7クラス。各クラスの図書委員が1クラスずつを担当し、自分たちで絵本を選んで、読み聞かせの練習も行っていたそうです。
 出来映えはというと‥‥。そこはまだ中学生。大人の読み聞かせボランティアの方ほどはいきませんでしたが、小学校の子どもたちはしっかり聞いてくれていました。また、何回か繰り返していればもっと聞き手を引き付ける工夫もできるようになると思いますし、本校で取り組んでいるプレゼン教育のスキルアップにもつながると思いました。

にっこり 菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式

 本日(16日)の帰学活後、体育館において、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。
 私(校長)からは、「1・2年のチームだが全力を出し切って戦ってきてほしい」ということに加えて、次の3つついて、他校のチームをしっかり見て学んできてほしいと伝えました。
① あいさっと返事
② 用具の管理とユニフォームの着こなし
③ 直接プレーをしていない選手の動き
 私の教諭時代の部活動指導の経験から、1点差を争うような接戦において勝利を制するのは、やはり生活面がしっかりしているチームだったという話もしました。
 その後、選手代表の宣誓では「3年生に臆することなく戦ってきます」との頼もしい言葉や、応戦する生徒代表のコロナ禍かの練習をねぎらう温かい激励の言葉がありました。

 

理科・実験 3つの理科室が同時稼働

 本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
 奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
 順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
 なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。

雨 雨の日の部活動

 昨日(15日)の放課後、部活動の様子です。中体連前にもかかわらず生憎の雨で、ソフトテニス部と野球部は屋外ので練習できませんでした。
 そこで、ソフトテニス部は武道場でサーキットトレーニングをしていました。男女全員が入って活動しても十分な広さがあります。
 また、野球部は廊下を走り込みしていました。本校校舎は全長130mもあり、廊下は真っ直ぐなので、十分な運動量を確保できます。
 さらに、男女バスケットボール部は、広々とした体育館を贅沢に使っていつも通りの練習をしていました。
 なお、卓球部は、校舎2階の多目的室を使って練習しています。多目的室は熱中症の心配が少なく、卓球台を4台設置できる広さが確保できる上、4面の強化ガラスに囲まれているためピンポン球が散乱しないので好評です。
 本年度に限り認められている部活動整備予算により、ようやく各部活動の備品等が購入できたところでありますが、施設そのものとしては、やっぱり恵まれているなと改めて感じています。

驚く・ビックリ プレゼンを使った不祥事防止研修

 本校では、毎月第3火曜日を「不祥事防止の日」と定め、火曜日に行う夕会において、不祥事防止の研修を行うことにしました。
 その際、月毎に設定する「今月の重点目標」についてのプレゼンテーションを担当の教師が行うこととしています。今月は、
【体罰等防止】個別の生徒指導は複数の教師で行い、行き過ぎた指導になりにくい環境の中で行おう。
というテーマで、井上教諭が担当してくれました。
 実は本年度から、合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っているのです。
 本日のプレゼンでは、アンガーマネージメントとして「6秒ルール」という手法を提案してくれました。プレゼンを視聴した他の先生方からは、「分かりやすく、『なるほど、やってみよう!』と思った」などの感想がありました。

笑う 日が当たらない活動場所がいっぱい

 先日、熊日新聞に「楓の森小中学校のグラウンドには樹木が少ない」という記事が掲載されました。それと同じタイミングで熊日のネットニュースでは、故意に学校名を "楓の「森」学校" と掲載し、樹木が少ないことを「 」をつけて小馬鹿にした(いわゆる「ディスった」)記事も掲載されました。
 これは、合志楓の森小学校・中学校の両校に通う子どもたちの誇りを傷つける行為であると考え、小学校の角田校長先生から熊日新聞に抗議の電話を入れていただき、正しい校名に訂正を求めたところです。
 確かに本校のグラウンドには木陰がなく、テントを常設して熱中症対策をしていますが、その一方で、本校には巨大な屋内運動場(左写真)があり、合志の道(中央写真)や武道場でも雨や直射日光を気にせず活動ができます。また、ゴムチップを敷いて転んでも安全な中庭も、小学校の低学年教室とわかば学級の間にあって、日は当たりにくくなっています。さらに校舎東側の芝生広場(右写真)は、午後は日陰になり、小学校低学年児童の良い遊び場になっています。こんな広い芝生の遊び場がある学校は、あまり見かけないと思いますが‥‥。
 これは余談ですが、私(中学校長)が以前勤務した学校では、グラウンドの周囲に桜の木がたくさんあって、大きな日陰を作っていましたが、今の時期は毛虫がいっぱいいて、木の下で休憩することはできませんでしたし、消毒も大変でした。

期待・ワクワク 毎月15日は「ノーメディアデー」と 「ことば教育の日」

 近年、価値観の多様化、情報化、国際化が急速に進む中、ことばを取り巻く環境で、若者ことばや不適切な敬語、言葉遣いの乱れが起きています。その結果、円滑な人間関係が阻害されたり、いじめや差別に発展したりする深刻な事案が増加することを危惧しています。
 合志市教育委員会は、「児童生徒の人権感覚を育成し、居場所のある学校づくりを推進する」を重点取組の一つとして、合志市内の学校は「ことば教育」がめざす子ども像を掲げ、日常的な言葉の教育の取組の充実を図っています。
 学校、家庭、地域が一体となって、お互いに心をこめた言葉を用い、豊かな感性や表現力をはぐくんでいきましょう。

一  言葉をいつくしむ 
 ・心に残る文学作品と出会う。
 ・心をやわらかにして言葉を受容し、感動する。

二  忘れずにあいさつする 
 ・あいさつは心と心を結ぶ言葉。きずなを深める言葉。
 ・あいさつはしつけから。しつけは愛情、大人の責任。

三  正しい発音を心がける
 ・美しい言葉は正しい発音から。
 ・ときには「はきはき」と、ときには「しみじみとやわらかく」。

四 尊敬の気持ちを大切にする 
 ・思いやる言葉は優しく、美しく、平和に満ちている。
 ・敬語は家庭でしつけ、学校で教える。

五 明快で簡潔に表現する
 ・何をどのように話すのか。
 ・明快で簡潔な話は、相手に対する思いやりでもある。

六 伝え方を工夫する
 ・婉曲な言い方は、日本人のコミュニケーションの特性。
 ・しかし、伝達の言葉は明瞭でありたい。

七 自分の言葉に責任をもつ
 ・言葉遣いには品格が表れる。
 ・人に話をするときには、自分自身の言葉で語る。

八 書くことを大事にする
 ・書くことで考えを整理する。筋道を立てて書く。手紙を書く。
 ・心を込めて自分らしい文字や文章を書く。

九 地域の言葉を見直す
 ・地域の言葉はその土地に培われた豊かな文化。
 ・地域の人間関係を担う大切な文化。言葉の豊かな響きを知る。

十  国際語としての自覚をもつ
 ・世界の多くの人々に学ばれている日本語の使い手として、
 ・存在意義や価値を正当に認識する。

  美しい日本語について語る会編 「美しい日本語のすすめ」(文化庁)より

 

喜ぶ・デレ 初任者の保育体験

 

 本校Ⅰの3担任の矢野教諭は、本年度初めて教職に就いた初任者で、法律(教育公務員特例法等)の定めに従い、この1年間、初任者研修を受けることになっています。
 先週のことですが、矢野教諭は、合志楓の森小学校の初任者2人とともに、菊池恵楓園内にある「かえでの森こども園」で保育体験研修を行いました。この日は、普段のキリッとした矢野教諭とは少し違い、優しい笑顔の表情がたくさん見られ、たくさんの園児たちがすぐに懐いていました。
 昨年度まで花の大学生だったの矢野教諭が、社会人1年目として日々格闘している姿は、職業そこ教師とはならないかもしれませんが、生徒たちのほぼ10年先の姿に重なります。そういった意味では、本校生徒とりわけⅠの3の生徒にとってキャリア教育の教材が目の前にあるようなものです。私(校長)の座右の銘でもある「学び続ける教師のみ教壇に立てる」を毎日実践してくれている矢野教諭。教師と生徒が共に成長していく様子を、本校のベテラン・中堅の教師陣とともにみんなで見守っていきたいと思っています。
 それにしても、「かえでの森こども園」は、菊池恵楓園の木立の中にたたずむとても素敵な保育園でした。私と小学校の角田校長が訪問している間、大きな声で泣きわめくような園児の様子は全くなく、園児の心身の安定にもこの環境は良い影響を与えているのではないかと推察しました。なお、園児の写真への映り込みについては、一括して同意がとられている旨、園長先生に確認しています。

笑う 社会体育での本校生徒の活躍

 本校生徒が所属する社会体育での活躍を紹介します。
 第32回熊本県空手道大会の女子団体形で、2年2組の山田璃瑚さん、1年1組の髙宮幸奏さん、1年2組の星子みなみさんが見事優勝しました。また、同大会の1、2年男子個人組手で、1年3組の荒木一冴君が3位に入賞しました。
 2021年度稲尾和久メモリアルJA共済杯55回全日本リトルリーグ野球九州連盟大会(硬式野球)では、1年3組の高来凌真君が所属する大津リトルシニアが見事優勝しました。
 空手道の団体と硬式野球については、全国大会に出場することとなっているそうで、そこでの活躍も楽しみです。
 なお、本年度の部活動については、6つの部活動に加え2つの同好会とすることは、以前知らせしたところですが、社会体育での活動や活躍、文化活動、地域貢献活動等も、学校として部活動等と同様に評価することとしています。今後も本校生徒の活動・活躍がありましたら、積極的に情報提供いただきますようお願いします。
(この記事の写真と名前の同時掲載については、保護者の了解をいただいておりますことを申し添えます。)

興奮・ヤッター! スポーツテストを行っています

 本日(2日)、1,2校時に1年生、3、4校時に2年生が、スポーツテストを行いました。
 体育館で「握力」と「反復横跳び」,武道場で「立ち幅跳び」と「前屈」、運動場で「ハンドボール投げ」をローテーションで行っていました。なお、「上体そらし」と「シャトルラン」は体育の授業の中で実施するそうです。
 生徒たちには、今回のスポーツテストの結果や普段の体育の授業の振り返りなどを通して、自己の体力や運動能力の特徴や課題に気づき、それをよりよく伸ばしたり、改善したりするため、積極的に運動に取り組む態度を養ってほしいと思っています。

ひらめき 「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました

 昨日(5/19)の教職員の校内研修は、国立療養所「菊池恵楓園」の園長で医学博士の 箕田 誠司 先生を講師にお招きし、「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました。なお、密を避けるため、あえて体育館を会場としました。
 合志楓の森小学校・中学校では、人権教育の一つの大きな柱として「ハンセン病問題」に関する学習を進めていく予定です。まずは私たち教職員が、「ハンセン病」について科学的・医学的に正しい理解を深め、元患者の皆様やご家族の皆様に対する偏見や差別が、どのような歴史の中で、どのような背景があって助長され、また長年放置されてきたのかをしっかりと学ぶ必要があると考え、今回の研修を企画しました。
 箕田園長の医師としての見識から多くのことを学んだのはもちろんのこと、「ハンセン病問題の啓発は私の使命」と語られた箕田園長の熱い思いも伝わってきて、私たち教職員も人権教育をすべての教育活動の根幹に据え、本気で取り組んでいかなくてはと強く感じたところです。
 なお、現在はコロナ禍のため控えていますが、菊池恵楓園自治会の皆様との交流や園内でのボランティア活動等にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

驚く・ビックリ 自己紹介のためのスライドを作ろう(1年生英語)

  先日、生徒たち一人一人への引き渡し式を行ったタブレットPCですが、早速、様々な授業で活用されています。
 本日(5/18)の2校時、1年2組の英語の授業では、「自己紹介のためのスライドを作ろう」という題材の学習をしていました。この授業では、合志市がICT支援員を委託している「(株)Ccloud IA」から派遣されている板東先生にお手伝いいただき、プレゼンソフト「PowerPoint」を使って、英語での自己紹介スライドを作成していました。
 合志市では、全児童生徒にタブレットPCが貸与されたことを契機に、「プレゼン教育」に力を入れていくことにしています。現在、世界経済を牽引しているICT企業、Appleのスティーブジョブズ旧CEOにしても、ソフトバンクグループの孫正義CEOにしても、プレゼンテーション能力が卓越しています。「Sociaty5.0」時代を生きる子どもたちに「伝える力」や「提案する力」を育てるため、「プレゼン教育」はとても有効であると考えています。

ニヒヒ 給食の様子

 本日(5/17)の給食の様子です。本日のメニューは、麦ご飯、ご汁、かつおフライ、ごまじゃこサラダ、牛乳でした。どのクラスも感染対策に留意しながら、配膳を行っていました。しかし、食べる時はマスクを外さざるを得ません。本来であれば楽しくお話をしながら食事したいところですが、生徒たち静かに黙々と食べていました。

笑う 小・中学校間の教員の授業乗り入れを行っています

 合志志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きをとって、教員相互の授業乗り入れを行っています。
 上の写真は、本日(13日)の3校時の様子ですが、中学校のⅠ-1では数学を少人数指導を行っていました。その片方のクラスを小学校の教員(中数免許保有)が担当し、小学校算数の振り返りも含めて丁寧な指導を行ってくれています(写真左:写真中央は中学校の数学担当教員)。
 また同校時に、小学校の6-1では、中学校の英語担当教員が英語の授業を行っていました。小学生に対しより専門性を発揮した指導をしてくれるものと期待しています(写真右)。
 このような取組みは、小中一体の施設で児童生徒が学習できる合志楓の森小学校・中学校ならではものです。子どもたちの学力向上はもちろん、教員にとっても相互に刺激し合って指導力の向上につながるものと考えています。

携帯端末 タブレット引きわたし式を行いました

 文部科学省の「GIGAスクール構想」により、本年度から合志市内の全児童生徒(約7千人)にタブレットが貸与されることになりまました。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、いつ臨時休校となってもおかしくない状況を踏まえ、本校では予定を前倒しし、連休に入る前の4月30日(金)に、タブレットの引き渡し式を行いました。また、臨時休校等においてオンラインでの健康観察や授業も可能となるよう、ビデオ会議の機能を備えた「Microsoft Teams」の基本操作も学習しました。
 これから授業をはじめ様々な場面でタブレットを活用した教育活動を行っていきます。まずは、先生たちがタブレットを使いこなせるよう、連休中に教職員のオンライン会議を行ったところです。

期待・ワクワク 体育大会の結団式を行いました

 

 4月28日(水)の1校時、5月28日(日)に開催予定の体育大会の結団式を行いました。2メートル以上の間隔をとっても、210人の生徒が余裕で体育館に入りきり、改めて「大きな体育館!」と思いました。
 まず、校長の話では、今年度は「第0回体育大会」と捉えて構わない。来年度が3学年そろった体育大会で、2年生は二度リーダーを経験できる。失敗を恐れず、思い切りチャレンジしてほしいという旨の話をしました。
 その後、体育委員長の福本君からの説明、続いて各団長(黄団:佐藤さん、赤団:佐藤君、青団:大嶋君)からの決意表明がありました。委員長及び団長三人の言葉には、新しい学校での新しい体育大会へ向けた並々ならない意気込みが感じられ、頼もしく感じました。
 コロナ禍の影響で、体育大会が予定通り実施できるのか、また実施する場合にどの程度の制限をかける必要があるのかなど、不透明な部分はありますが、生徒たちにはそれぞれの持てる力を出し切り、青春を謳歌してほしいと思っています。

校歌の録音

合志楓の森中学校の校歌の録音を3月14日(日)にヴィーブル文化会館で行いました。

合志中学校の合唱部に協力をしてもらい、録音の前に合志中学校で2回の練習を行っての録音となりました。

練習では、校歌の作詞・作曲をしていただいた赤星誠司先生に歌詞に込められた思いや歌唱指導をしていただき14日の本番に臨みました。

今回、録音された歌声をもとに4月からは合志楓の森中学校の中学生が校歌を歌う日が楽しみです。

 

合志楓の森中学校 校歌    作詞・作曲 赤星 誠司

1 合志大地に 薫る風

  集う我らの 幸せよ

  愛と正義の 名のもとに

  真理の光 求めんと

  永遠(とわ)に誓う 若人の

  楓の森中学 我ら

2 歴史を刻む この森に

  爽やかなる 恵(けい)の風

  人を愛し 志(し)を合わせ

  誠実(まこと)の道を 貫かん

  敬愛深き 若人の

  楓の森中学 我ら

3 霞(かすみ)花咲く 広平野

  くぬぎの緑 目に映し

  新世(しんせい)興すを 使命とし

  高き理想を 掲げんと

  瞳輝く 若人の

  楓の森中学 我ら

 

開校説明会資料に関する質問への回答

開校説明会資料に関する質問への回答

熊本県の新型コロナウイルス感染リスクレベルがレベル4(特別警戒)に引き上げられたことを受け、8月に開催を予定していた開校説明会5回すべての日程を中止し、代替対応として開校説明資料を9月に対象世帯には学校経由または郵送にて配布しました。

 

対象世帯に対しては、同資料を学校経由または郵送にて配布しています。

合志楓の森小学校・合志楓の森中学校お問い合わせ専用メールアドレスに寄せられた質問や要望に関する回答を以下の合志市ホームページにて掲載しております。

https://www.city.koshi.lg.jp/kiji00318831/index.html合志市HP合志楓の森小学校・中学校

 

合志楓の森小学校・合志楓の森中学校に関するお問い合わせは、専用メールアドレスへお送りください。

ご質問いただいた内容のうち、全員に関する部分については、随時、合志市ホームページ「開校準備だより」及び本ホームページにて回答します。(個別に回答が必要なご相談は、お電話にてご連絡をください。)

合志楓の森小学校・合志楓の森中学校お問い合わせ専用メールアドレス

koshikaedenomori@city.koshi.lg.jp  

 

建築状況(建物)2

12月末の完成まで2ヶ月あまりとなり、工事も最終段階に入っています。建物を囲っていた足場も全てはずされ、大型の重機類も今はほとんど見なくなり、敷地内で植栽作業も始まっています。

10月26日(月)に撮影した建物状況です。

各画像の撮影場所は、【撮影箇所】合志楓の森.pdf参照。 

 

【①体育館(北側から)】    【②武道場(北側から)】

  

【③合志のみち(北門から)】   【④合志のみち(体育館と武道場前)】

「合志のみち」は北門から児童生徒昇降口、そして運動場までを結ぶ「みち」です。

体育館と武道場の間には、屋根(アーケード)が付けられています。

 

【⑤校舎棟北側(西側から)】  【⑥プール棟(校舎棟側から)】

⑥のプール棟のスロープが、校舎棟側からの入り口となります。

 

【⑦プール棟(西側から)】    【⑧プール棟(校舎棟2階から)】

⑦のプール棟の奧には給食共同調理場、武道場、体育館の建物が続いています。右側の建物は

校舎棟です。校舎棟とプール棟の間は、今後、舗装されます。⑧のプールは、左側プールが

25m。右側プールが小学校低学年用です。

 

【⑨1階屋外テラス(西側)】    【⑩校舎棟(西側)】

⑨は、1階の屋外テラスです。左側は小学校の特別支援教室、右側が小学校教室。吹き抜けの

正面2階に見えているのが少人数教室です。⑩は1階屋外テラス側の校舎棟です。校舎棟脇で

は、植栽作業も進んでいます。

建築状況(建物内部:特色編)

同じ敷地内にある合志楓の森小学校と合志楓の森中学校の校舎にはいくつかの特色があります。

【昇降口】

 

児童生徒昇降口は校舎中央の東側に位置しています。写真右は、北側から見た昇降口の入り口になります。昇降口には、北側と南側(運動場側)の両方から入られるようになっています。

写真左は、北側から見た校舎内の昇降口になります。写真の中央奧に今後、靴箱が設置されていきます。一部2階まで吹き抜けとなっており、開放感のある昇降口となっています。

昇降口の北側には、体育館や武道場が位置しており「合志のみち」と名付けてられています。

【中央階段・廊下】

 

階段は、校舎中央に4カ所と北側・南側に各1カ所あります。写真左は、昇降口から入った所にあるメインの階段となります。階段は1階から3階までの吹き抜けとなっており、3階の窓から光が差し込み明るさを感じる造りとなっています。また、1階の階段下はオープンスペースとなっています。

写真右は1階の校舎中央付近から見た廊下です。東西約130mの校舎を見通せる廊下です。

【中庭(テラス)】

 

1階、2階には中庭(テラス)があります。写真は、1階の中庭(テラス)です。1階テラスは校舎西側に位置しており、身障者用駐車場に隣接しています。写真左は西側からみた中庭(テラス)で、上部に見えるのは、南側校舎と北側校舎をつなぐ渡り廊下や少人数教室です。写真右は東側からみた中庭(テラス)です。

建築状況(建物内部:教室編)

校舎内の工事も着々と進んでいます。以前は、工事中であったため土足のままの入ることができた内部も現在は、校舎内の床も張られているため上履きに履き替えて入るようになっています。

【教室】

 

1階から3階にある教室も一教室ずつ仕上げられています(写真左)。黒板、棚、床、照明、エアコン、壁などを設置する作業が進められています(写真右)。教室の窓(南側)は運動場が見渡せます。中学校の教室は2階と3階になります。

 

特別支援教室(写真左)は中学校が3階、小学校が1階に位置しています。理科室、技術室、家庭科室なども机や水道などの設置が進んでいます。写真右は中学校の理科室です。

【図書室】

 

2階にある図書室です。2階から3階の吹き抜けとなっており開放感のある図書室です。写真は3階からみたものです。これから床が張られ書架などが設置されていきます。図書も開校までには搬入予定です。

建築状況(建物)

昨年(2019年)10月に建築工事が始まり約1年。建物本体や内部、運動場や駐車場、外構などの工事全てを含んだ現在の進捗率は80%を超え、年末の完成に近づいています。

合志楓の森小学校と合志楓の森中学校の敷地には、5つの建物があります(校舎棟、体育館、武道場、給食棟、プール棟)が、今回は、その現状についてお伝えします。

【体育館】  

体育館の北側からの外観(写真左)と体育館内部(写真右)。体育館内部は、床を張る工事がこれから行われますが、外観はほぼ完成しています。体育館はバスケットコート3面の広さです。

【武道場】

北門(菊池恵楓園側)側から見た写真です。左側の建物が体育館、右側の建物が武道場になります。剣道場と柔道場がそれぞれ1面とれます。

【給食棟・プール棟】

校舎棟からみた給食棟(手前)とプール棟(奧)になります。校舎棟の北側に位置しています。

【校舎棟】  

東門側からの見た校舎棟(写真左)です。東西約130mの3階建てとなります。右側の写真は、児童生徒昇降口の入り口です(北側から撮影)。

 

次回は、校舎内部について紹介予定です。

校舎の建築の様子

令和元年(2019年)10月から始まった校舎建築も順調に進んでいます。

 

4月は校舎棟(写真下)が立ち上がり、体育館、武道棟、給食共同調理棟(写真中央)は、まだ建ち上がっていませんでした。また、この時期には、写真上の菊池恵楓園内には、桜も見られます。

 

8月には、全ての建物ができあがり、校舎棟の足場もとられ外観を見ることができます。現在は、内部の電気などの設備工事も始まり、令和2年(2020年)12月末の完成を目指し、猛暑の中、多くの工事関係者の方々が従事されています。(写真提供:佐藤工業・佐藤総合計画・坂口建設・桜樹会・異業種特定建設事業協同企業体)

教室等の配置について

 合志楓の森中学校と合志楓の森小学校は、同じ敷地内にあります。敷地内には、大きく校舎棟、体育館、武道棟、学校給食調理棟、プールに分かれています。校舎棟は3階建てです。

各教室の配置はこちらを【教室配置】合志楓の森小学校・合志楓の森中学校.pdf

校舎棟の大まかな配置は次のとおりです。

①教室は、各階の校舎南側(運動場側)に配置。1階と2階及び3階の一部が小学校、3階に中学校の教室を予定しています(年度の学級数により配置は変わります)。

②理科室や音楽室などの特別教室は、各階の校舎北側に配置。

③北側と南側の間(校舎中央)に昇降口(1階)、図書室・多目的室(2階)などを配置。また、中央にはテラスがあり、一部、吹き抜けの構造になっています。

④特別支援学級は、小学校は1階、中学校は3階に配置しています。1階の小学校の特別支援学級(校舎西側)には、バリアフリーの車寄せを配置。

⑤管理スペース(職員室、保健室、事務室など)は、校舎1階の東側に配置。

 

第10回開校準備委員会

7月21日(火)19時から合志市役所で「第10回開校準備委員会」を開催しました。

「開校準備委員会」は、開校に関する事項について協議していく場として、2年前の平成30年度(2018年度)10月に第1回開校準備委員会を開催し、今回が第10回目の委員会となります。委員会は、関係校長、関係校PTA会長、新設校区の区長で構成されており、開校準備委員会の下部組織として「学校部会」と「学校支援部会」の2つの専門部会があります。専門部会は、関係校長、教頭、PTA会長、保護者、事務局で構成され、開校に関わる事項について検討や調査等を行ない、開校準備委員会に報告を行なってきました。

 

 開校準備委員会では、これまで、校名、校章、校歌、中学校服装、通学路、見守り体制などについて協議し、教育委員会議に提案しています。
 
 
 
 

学校施設の概要

合志楓の森中学校と合志楓の森小学校は、同じ敷地内で同じ施設を使用します。

  

中学校と小学校で施設を共有するため、施設については市内の小中学校の平均面積を合わせた広さを確保しています。

主な施設の概要は以下のとおりです。

【校舎棟】

 1階  児童生徒昇降口・普通教室8・特別支援教室6・技術室・放送室

     児童会室・生徒会室・保健室2・校長室2・職員室・事務室

     印刷室・地域交流室・職員玄関

 2階  普通教室12・コンピューター室・図書室1・多目的室大・多目的室小

     理科室・調理室・被服室

 3階  普通教室16・特別支援教室4・美術室・図工室・音楽室2

【体育館】2353㎡(バスケットコート3面)

【武道場】剣道場・柔道場

【給食棟】給食調理棟(小中共用) *食数:最大1400食

【プール】25mプール(8コース)、小プール

【運動場】中学校300mトラック・小学校200mトラック・小学校遊具

     テニスコート4面・中学校部室棟・屋外トイレ2

【その他】駐輪場(160台)・駐車場(130台)

開校時の部活動について

令和3年(2021年)4月の開校時、合志楓の森中学校は新1年生(令和2年度の小学6年生)と新2年生(令和2年度の中学1年生)の2学年でのスタートとなります。

*開校時の新3年生(令和2年度の中学2年生)は、最終学年のため転籍はありません。

そのため、合志楓の森中学校の生徒数は約200名となります。現在の中学校の部活動の加入率(約67%)や開校時の教職員数等から開校時の部活動数を5~6部を想定しています。

令和2年2月に合志南小学校、西合志東小学校の5・6年生(現在の小学6年、中学1年)を対象に部活動希望調査アンケートを実施し、その結果を踏まえ、開校時の部活動は次の6つとなります。

○男子バスケットボール    ○女子バスケットボール     ○野球(男女)

○軟式テニス(男女)     ○卓球(男女)         ○音楽部(男女)

中学校制服の選定について

合志楓の森中学校の制服、体操服の選定については、開校準備委員会で協議を行いながら進めてきました。選定までの概要は次のとおりです。

①令和元年(2019年)6月 新設校対象世帯・学校教職員へのアンケート実施。

 ・対象世帯数695世帯(回答世帯502世帯)

 ・結果 【セーラー・詰襟、第3の制服】41.6%

     【ブ レ ザ ー】        47.6%

     【そ  の  他】           10.8%

 ②令和元年(2019年)12月 企画提案コンペ募集

 ・標準服(制服)5事業者、体操服9事業者から提案

③令和2年(2020年)2月

 ・学校運営準備委員会学校部会によりコンペ実施

④令和2年(2020年)2月

 ・新設校関係世帯への意向調査

 ・公開展示会を実施

③令和2年(2020年)3月

 ・開校準備委員会学校部会、開校準備委員会、教育委員会議で協議・選定

④令和2年(2020年)5月

 ・合志市総合教育会議で決定

中学校制服(標準服)・体育服について

合志楓の森中学校の制服はブレザータイプとなります。

     【 夏  服 】           【 冬  服 】

 

スカート、スラックスの選択ができるようになっています。

新入生となる中学1年生(現在の6年生)が入学時に着用します。開校時に中学2年生(現在の中学1年生)は、買い替えの必要はありません。

 体育服についても購入については、制服と同様となります。

     【体操服(前面)】          【体操服(背面)】 

校章について

小学校、中学校の校章については、令和元年(2019年)9月2日から10月31日まで合志市ホームページ等を通じて募集を行いました。

全国から218通(うち県内は31通、合志市は35通)の応募がありました。

開校準備委員会学校部会で小中学校各12候補を選出し、開校準備委員会で3候補を選出しました。3候補については、関係者(対象児童生徒・保護者・教職員)の意向調査の結果を受け、教育委員会議で決定しました。

校章デザインをされた是澤義隆氏は、「勉学の象徴である万年筆で楓の葉を形づくりました。さらに、人権教育の拠点となってほしいとの願いから、権利を『守る』象徴である盾を組み合わせています。背後には市の木であるクヌギの葉をあしらいました。中学校は知性を表す臙脂色(えんじいろ)をベースカラーとしました」と校章に込めた思いを記されています。

校名について

校名「合志楓の森中学校」については、合志市内にお住まいに方を対象に平成31年(2019年)1月28日から2月28日まで募集を行いました。

219通の応募があり、138種類の校名候補があり、以下の選定を経て決定しました。

・開校準備委員会学校部会:令和元年(2019年)3月

    13案を選定し開校準備委員会へ

・開校準備員委員会:令和元年(2019年)3月

    5案を選定し教育委員会議に提案

・教育委員会議:令和元年(2019年)6月

    「合志楓の森」に決定

・合志市議会:令和元年(2019年)7月

    学校設置条例の一部改正案が可決、正式決定

 

校名公募結果では、隣接する菊池恵楓園の「楓」がついた校名候補が非常に多く、開校準備委員会では、菊池恵楓園の忘れてはならない歴史もあるなどの意見がありました。

菊池恵楓園自治会誌「菊池野」(昭和53年11月号)によると、昭和12年に楓の苗200本が植樹され、昭和16年(1941年)に運営が国に移された際、療養所名も「楓」にちなみ「国立療養所菊池恵楓園」と改称されたと記されています。

 

学校敷地の概要

合志楓の森中学校は、合志楓の森小学校と同じ敷地内の同じ校舎等を共有します。

 ◆敷地面積          約57,000㎡

 ◆校舎延床面積(地上3階)  約11,000㎡ 

 ◆体育館延床面積(地上2階) 約2,300㎡

 ◆武道場           約660㎡

 上記の施設の他に、給食調理棟(地上1階)、プール棟、部室棟、屋外トイレなどがあります。

 

学校敷地は、全国唯一のハンセン病患者専用であった「旧菊池医療刑務支所跡地」も含んでいます。

 旧建物についてはハンセン病の隔離政策の歴史を伝える遺構として、その一部を菊池恵楓園内に移設、展示することになっています。また、法務省により学校敷地内に石材製のプレートを碑として設置することとなっています。