湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【スマホに弱い大人の教科書】020415

 スマホに弱い大人の教科書.pdf

 休校中は子どもたちが保護者の監督を離れた状態で情報機器を扱う時間が増えることが予想されます。SNSを介して子どもたちが犯罪に巻き込まれる事案もあり、大きな課題です。各家庭の「情報機器使用上の約束事」の再度の確認をお願いします。

 熊本県警のHPの『肥後っ子サポートセンター』のページには、子どもたちと保護者の役に立つ情報がたくさん載せられています。

 その中の、『スマホに弱い大人の教科書』という冊子(発行:熊本県警察、協力:熊本県・熊本県教育委員会・熊本市教育委員会)のデータを添付しました。

 『デジタル社会に生まれた子供の現状』、『どうすれば子供たちをまもれるのか?』、『最近のスマホ事情』の3章から成り立っていますが、とても分かりやすい内容となっています。ぜひお読みください。(H)

 

【マリーゴールド】020414

村田様からマリーゴールドの苗をいただきました。みんなが登校できる日まで先生たちで頑張って育てます。

【人無遠慮必有近憂】020414

 今日から5月6日まで臨時休業です。新聞やニュースでは連日、新型コロナウイルス感染症に関する報道がなされています。

論語にはこんな言葉があります。

「子日わく、人にして遠き慮(おもんばかり)無ければ、必ず近き憂い有り」(衛霊公第15)

 先々の事を考えて行動しないと、禍(わざわい)は身近な所からやってくるだろう。

 三密を避ける、不要不急の外出をしない、手洗いや消毒の徹底に努めるなど、感染防止に努めましょう。(H)

 

【昼休み】020413

グラウンドから今日も元気な2年生の声が聞こえます。明日からはまた臨時休業です。

【あっくん、いっちゃん】020412

 

他校勤務の時、気になっていたのがHPのトップに使われている湯浦中のマスコットキャラクターでした。

 これは、平成9年度の生徒会執行部が全校生徒に向けてマスコットキャラクターを募集し、長口さん(当時1年生)の作品が選ばれたもので、平成10年度に現在の 「あっくん」「いっちゃん」ができあがったそうです。

 名前は、湯浦中学校が「愛情いっぱいの学校」になるようにとの願いが込められており、いじょう っぱい」から一文字ずつとってあります。

 当時の校長先生は誰かなと思って確認すると、予想通り村田晃治校長(H9~H11)でした。特別活動を通して子どもを育てることに力を入れられており、私も水俣二中職員の時に随分指導していただきました。

生徒会活動は「現状維持は停滞」。私が生徒会を指導するとき、いつも村田校長の受け売りで話をしています。(H)

  

 

【マスクをいただきました】020409

芦北町教育委員会より、洗って交互に使えるよう、生徒一人に2枚ずつマスク(株式会社レヴアル製)をいただきました。全国的なマスク不足の中、学校再開に間に合うよう準備していただき大変ありがたいです。今日、全員に配付しました。

【入学式】020409

 新入生、その保護者、職員、教育委員会(告示)、在校生代表と参加者を限定し、内容を簡略化して入学式を挙行しました。入学式ができて本当によかった。35名が湯浦中学校生としてのスタートを切りました。

入学式の校長式辞ではこんな話をしました。

 中学校の玄関には「守破離」の額が掲げられています。これは、元をたどれば千利休の「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされています。 

 利休は、修業は、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから始まる。 

 次に、師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、他の様々な教えからも学び、試行錯誤することで既存の型を「破る」ことができる。

 さらに鍛錬・修業を重ねた者は型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれる。と言っています。 

 「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要で、十八代目中村勘三郎の座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られています。  

 先輩方が築き上げた湯浦中生の普遍的な型に学び、挑戦を重ねることで型を破り、そして湯浦中の新たな伝統を創り出していく。その中にあっても、湯浦中の校訓である「自主・敬愛・気魄」を忘れてはならない。 

「守破離」は加速しながら過ぎ去っていく貴重な三年間をどう過ごすかとも重なります。

自分は今、どの段階にいるのか。額を見るたびに思い出してください。(H)

 

【始業式】020408

 今日は就任式と始業式を行いました。久しぶりに学校に生徒の笑顔が戻りました。始業式の校長式辞ではこんな話をしました。

 豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。

  足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。

「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。

  そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必ず手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」

  手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。

  湯浦中の学校教育目標は「夢と志をもち、実現に向かって自ら努力し続ける生徒」です。また、学校の入り口には藤井瑞希選手の活躍を記念した「夢は叶う」の碑が建てられています。秀吉の話と重なるところがあります。

 夢を持ち、志を高く、今日を大切に一日一日を積み重ね、「やり切った感」のある中学校生活を送っていきましょう。 先生たちみんなで応援しています。(H)