湯浦中ブログ

【研究授業】020617

 今日、葦北教育事務所から松﨑指導課長を講師としてお招きし、授業研究会を行いました。私は指導課長とは水俣二中で8年間一緒に勤務しており、高校の先輩ということもあって日頃から大変お世話になっています。今日も湯中生の学力向上に向けた貴重なお話を聞かせていただきました。

 授業はO先生による3年1組の社会科。「世界恐慌に対する各国の対策の違いの理由を考えよう。」を「めあて」に、アメリカ合衆国のニューディール政策、イギリス・フランス等のブロック経済、ソ連の5カ年計画の3つを調べ、友達の意見を聞いて比較し、自分なりの結論を導く授業でした。意見交換の場面では向かい合うことを避け、タブレットパソコンを適宜活用して考えを共有する工夫が見られました。指導課長からは3年生の学習課題に取り組む前向きな姿勢をほめていただきました。

 私が受考した昭和62年教員採用選考考査中学校社会科の歴史の問題は「ニューディール政策について説明せよ」でした。第一次世界大戦後の世界状況、政策について、世界に与えた影響、第二次世界大戦への道の4段階でニューディール政策の功罪について説明しました。会場で選考考査開始直前に確認していたところが出題され大変驚きました。最後のあがきは無駄ではありません。(H)