亀城ヶ丘だより
【ローテーション授業】030212
今日は次年度から本格的に行う道徳のローテーション授業のテストとして、1年生を東先生が、3年生を私が授業を行いました。1年生は「ゴミ箱をもっと増やして」、3年生はプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが70歳でエベレスト登頂に成功した話を題材にした「高く遠い夢」を扱いました。3年生は高校卒業後にどんな姿でありたいか、そのために何を大切にして3年間を過ごすかについて考えました。
【建国記念の日】030211
昨年から2月の祝日が2回になりました。ただ単に休みが増えたという理解で終わっては、おかっぱの5歳児から「ぼ~っと生きてんじゃねえよ。」と叱られそうです。
「国民の祝日」(祝日)については、国民の祝日に関する法律(祝日法)の第1条に「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日である。」と定義されています。今日は建国をしのび、国を愛する心を養う「建国記念の日」です。
祝日法を読むと、他の祝日がすべて祝日法で日付を定めているのに対し、「建国記念の日」のみが「政令で定める日」とされていることがわかります。どうやってこの日が決められたのでしょう。
日本書紀によると初代の神武天皇が旧暦の紀元前660年1月1日に即位されたと伝えられており、それをグレゴリオ暦に換算すると2月11日になります。
この日は明治6(1873)年に、「紀元節」と定められ、翌年から祭日となりましたが、第二次世界大戦後のGHQによる国家神道の徹底的排除の動きの中で廃止されました。
その後、「建国記念日」を制定しようという議論が国会でなされ、昭和41(1966)年に「建国記念の日」と定められ、翌年から国民の祝日として復活しました。「建国記念の日」には「の」があり、5月3日の「憲法記念日」や今年から2月23日と定められた「天皇誕生日」には「の」がない。この違いは分かりますか?(H)
【卒業アルバム】030210
今日、卒業アルバム用の集合写真を撮影しました。登校するのは卒業式を入れて残り21日です。
【熊本県立高校内定者発表】030209
放課後に校長室で一人一人に熊本県立高校の前期(特色)選抜の結果を伝えました。最後に「面接の練習をしていただきありがとうございました。合格鉛筆もありがとうございました。」とお礼を述べて退出した生徒も2人いました。やってよかったなという気持ちになりました。「誰かのおかげ」と振り返ることができるのはこれから大人になっていく上で大切なことです。
明日から後期選抜の受付が始まります。ここからは学級力が特に大事です。励まし、支え合い進路決定に向けて一致団結し頑張りぬきましょう。3月16日の合格発表の時、「あなたのおかげ」と思われることを実践してみましょう。
【毎朝の風景】030308
早朝のランニングの後の水やり。Mくんの毎朝の風景です。ここには写っていませんが、他の朝ランニングに取り組んでいるみんなも水やりを終えてから教室に上がっています。とても素敵ですね。ありがとう。
【新入生説明会】020205
新入生の皆さん、保護者の皆様ようこそ湯浦中学校へ。今年度は非常事態宣言の最中と言うこともあり保護者のみの参加という形をとらせていただきました。
さて、私は昭和53年3月23日に田浦小学校を卒業しています。
私たちが小学6年生の頃は、
中学校に行ったら丸刈りにせんばいかん。部活に入らんばいかん。昨日まで〇〇ちゃんと呼んでいたのに「〇〇先輩」て言わんばん。先輩から体育館の裏に呼び出されるらしい。授業ごとに先生が変わらす。体育の先生がたいぎゃな恐ろしか。先生たちは背広(小学校の先生はほとんどジャージでした)ば着とらす。
など、どうでもよいことにもドキドキして中学校入学を迎えました。
入学式では、生徒会役員の先輩方がすごく大人に見えて圧倒されました。
保護者の皆さんの時代はいかがだったでしょうか。
今、中学生に聞くと、入学前は少しドキドキしたけど、先輩は優しいし、先生方もおもしろいと言います。
私たちの中学時代は先生方や先輩、親の本当に厳しい指導の中で、敷かれたレールの上を走らされていた感もありました。今の中学生は、自分で道を切り拓きながら先に進んでいる生徒がとても多くなりました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、いろいろな制限がある中ですが、
毎朝のランニングに休まず参加している先輩たちがいます。
部活動の時間になると復活する先輩たちがいます。
生徒会活動に一生懸命頑張っている先輩たちがいます。
進路決定に向けて一所懸命勉強している先輩たちがいます。
今年は34名の3年生が7つの高校に分かれて進学を希望しており、そのうちの11名はすでに合格を決めているところです。そして、いよいよ来週火曜日は県立高校の前期選抜の内定発表です。
中学校は義務教育最後の学校です。子どもたちは中学校の3年間、親から離陸する滑走路を走ります。保護者と学校には、残りの3年間、社会で自立して生き抜くための心と体と頭を鍛えて卒業させる責任が課せられています。
湯浦中学校は自立に向けて自分で自分を鍛える学校です。そのきっかけを与え、励まし、声を掛け、支える先生たちがたくさんいる学校です。手本となる先輩がたくさんいる学校です。新入生の皆さんの入学を生徒・職員一同心待ちにしています。
【いろいろ】030203
今週の金曜日に新入生保護者説明会を開きます。感染症対策のため、保護者のみ参加としましたので、例年行っている生徒会の学校紹介は映像を流すことにしました。完成版を事前に視聴しましたが、今どきの中学生はすごいなぁの一言です。構成も内容もとてもよくできていました。小学校にはDVDをお渡しし、新入生に見せてもらうこととしました。保護者の皆さんには当日お見せします。お楽しみに。
今日は秀岳館高校の中川校長先生の90歳の誕生日だとお聞きしました。今も最前線で活躍されていて凄いという言葉しか出ません。先日の合格発表の時に来校されましたが、若いころに女島小学校に勤務されていたということで、いつも「芦北は地元」と語られ、芦北の子どもたちを大切にしていただいています。学校を出た後に女島を回って帰られました。ちなみに、橋本環奈さんも今日が誕生日です。
今日の午前中、RKKテレビの『土曜の番組』の取材を受けました。放送前なので内容は秘密です。放送日が分かり次第お知らせします。特に卒業生に見ていただけると嬉しいです。
【節分】030202
今日は節分です。節分はもともと、立春・立夏・立秋・立冬という4つの季節の始まりの前日ですが、江戸時代以降に節分と言えば立春の前日を指すようになったようです。節分が2月3日でないのは昭和59(1984)年2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30(1897)年以来124年ぶりだそうです。
常駐している家庭もあるかもしれませんが、今日は鬼がやってくる日です。魔の芽が出ないように炒った『摩滅(豆・まめ)』を鬼に投げつけて追い払う「鬼は外、福は内」の声は聞こえるでしょうか。豆をまくのはその家の主人の役割、年女・年男・厄年の人がまくのも縁起が良いそうです。サザエさんでは、波平さんかマスオさんが鬼の役をしているかと思っていたら、両方ともそこにいて、鬼は泥棒だったというのが定番ですね。
過去には昼休みに教室を豆だらけにしたクラスもありました。この時期給食に出る節分の豆を先生にばれないように食べたふりをして袋だけ食缶に捨て、豆はティッシュに包んで隠し持っておく。なかなか創意工夫が働きます。参考にはしないでください。
鬼がいるのは鬼門とされる丑寅(うしとら)の方角。鬼が「牛の角」と「虎のパンツ」を履いているのはそんな理由です。また、鬼を倒せるのは、逆方向(裏鬼門)にあたる未申(ひつじさる)の方角の「サル!トリ!イヌ!」コンボが最強。桃太郎の仲間には必然性があるということです。
【December】030201
今日は熊本県立高校の前期(特色)選抜が行われました。私は朝から水俣高校に寄って来ました。寒い中で開場を待つことが多いのですが、今日は雨の前で例年より暖かく助かりました。新型コロナウイルス感染症に関してのガイドラインが設けられており、土曜・日曜の状況自体では受験できないケースも考えられたため、校内でもマニュアルを作成し対応を十分検討した上で今日を迎えました。受検生の家庭からの電話もなく土日を過ごすことができ安心しました。内定通知は9日(火)に届きます。
今日から「逃げる」2月です。2月が他の月のように30日や31日ではないのは、もともとの暦が3月始まりで、2月が最後の月だったからだそうです。暦が変更された時に、31日の月を2つ減らせば良かったのでしょうが、最後の月だった2月は宗教的な行事が多かったため、混乱を避けるために28日のままにしたようです。
ちなみに英語のDecember(12月)は、もともと「10番目の月」意味。3月から数えると「10番目の月」は12月です。
【明日は前期選抜】030131
いよいよ明日は熊本県立高校の前期(特色)選抜の検査日です。湯浦中からも多くの生徒が受検します。受検生はこれまで作文や面接などの練習に取り組んできましたが、なぜその高校・学科に行きたいのか、将来の夢は何か、自分のアピールポイントはなど、自分を見つめ将来についてじっくり考える機会になったようです。校長面談をおこなった最初の頃から、先週までの最終面接では雲泥の差が見受けられました。
面接の中で情報系の高校進学希望者には20年後の未来について考えてもらいました。皆、AIの発達を土台にした考えを述べていましたが、同時に人にしかできないこととして優しさや人を思いやる力などについても語ってくれました。私からは最後に「未来はどうなっているかを考えながら3年間の学びを充実させてほしい」ことを伝えました。
ところで、報知新聞が1901(明治34)年に掲載した『二十世紀の豫言(予言)』という記事では、20世紀に実現すると考えられる電気通信、運輸、軍事、医療、防災などの23項目についての科学・技術の内容を予測しており、多くのことが現実のものとなっているようです。
例えば、無線電信及電話として、「マルコニー氏発明の無線電信は一層進歩して只だに電信のみならず無線電話は世界諸国に連絡して東京に在るものが倫敦(ロンドン)、紐育(ニューヨーク)にある友人と自由に対話することを得べし」という記述が。スマホですね。