湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【あおり運転】020819

 車を運転していると後ろからスーパーカーが接近してきた。誰だと思ってミラーを見ると友達のアイルトン=セナが写っていた。セナはさらに距離を詰め、走りながら車をコン、コンと軽く押しやることを繰り返す。何ていたずらをするんだと思い車を降りると、セナもニコニコして降りてきた。確認すると2台とも全く傷がついていない。セナは、自分の車と全く同じ速度で走行していたらしい。天才の逸話です。

 ある日、F1パイロット(レーサー)の車に同乗していると、あるカーブでかなりスピードを落とした。「レーサーなんだからもっと速く走れるだろう。」と聞いたところ、「俺はもうここで崖から3回落ちた。」と答えた。一流の人は自分の技量を知っています。

 6月30日にあおり運転が厳罰化された改正道交法が施行されて以来、最初の逮捕者が大分県で出ました。約5分間、3キロにわたって背後から車間距離を詰め、被害者の後方約3メートルまで迫り、クラクションを断続的に鳴らし続けたそうです。また、左車線から前方に割り込もうとした際に車が接触し、停車して被害者の首や肩を引っ張り降ろそうとするなどの暴行を加え、「包丁で刺すぞ」と脅したということです。

 妨害運転罪に問われた場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金。また、高速道路で他の車を停止させるなど特に危険な行為については5年以下の懲役または100万円以下の罰金。即免許取り消し処分で2年または3年の間、再取得はできません。(H)

 

【トカゲ・カナヘビ】020817

 トカゲ、カナヘビ、サンショウウオ、カエル、ダンゴムシ、校長室の前に本物そっくりのフィギュアを置いています。本物には無理でも模型には触れます。じっくり眺めて、かわいさが分かれば、毛嫌いしないようになるかなと思っています。

 ちなみに、ちょっと太めでツルツルしていて、尻尾が体の半分くらいの長さなのが「トカゲ」。スリムでザラザラしていて、体の2/3くらいは尻尾なのが「カナヘビ」。案外知らない人が多いようです。(H)  

【墓参り】020816

 「お墓はご先祖様そのものなので上から水をかけてはいけない。」、「墓はきれいに研磨をしてあるのでタワシでは磨かない。」、「亡くなった方は香りを楽しむのでビールやお酒などのふたは開ける。」、「お供えの花はバラでもよい。」など、いろいろな決まりごとがあるものです。

 きゅうりとなすに割りばしなどを刺して作った馬と牛を模したお供え物を「精霊馬(しょうりょうま)」と言うそうですが、関西から九州にかけては作らないので馴染みがありませんね。先祖の霊に早く帰ってきてほしいので行きは「馬」、ゆっくりあの世へ戻ってほしいので帰りは「牛」だそうです。今年はかわいがっていたネコの初盆でした。高級なカリカリをお供えしました。(H)

 

【怪奇現象】020815

 お盆ですから、怖い話を。このような怪奇現象がここ数年続いています。同じような恐怖体験をされている家庭はないでしょうか。

〇新聞を読もうとすると、突然読めなくなります。

〇お風呂やトイレに入ると、ドアの外に気配を感じます。

〇頻繁に、足に軽い衝撃があります。

〇不定期に、少し動く贈り物が届いています。

〇寝ていると、急に布団が重くなります。

〇パソコンで仕事をしていると、ディスプレイに謎の呪文が刻まれていきます。

〇ゲッ、ゲッと不思議な音が聞こえた後、毛のかたまりが落ちていることがあります。

〇時々、手足が傷だらけになります。

〇毎日、車に不思議なマークが残されています。

〇身の回りが、同じようなモノだらけになっていきます。

〇旅行で家を空けることをしたくなくなります。

〇お店に行くと、無意識にカリカリや、ちゅーるのコーナーの前に立っています。

〇スマホが同じような画像に侵食されていきます。(H)

 

【出水兵児修養掟】020814

 今日は「出水兵児修養掟(いずみへこしゅうようおきて)」について。地理的には出水市(薩摩藩)は水俣市(肥後藩)との境に位置し、防衛上の重要な拠点でした。

 出水兵児修養掟は、江戸時代の後期に、青少年をたくましく育てるために作られた、武士の心構えを示したもので、かなり厳しいことも書かれていますが、今日でも生きる心構えとして通用するところが多く、多くの人に親しまれているそうです。「嘘を言わない」、「人を困らせない」、「相手の心の傷みが分かる優しい心を持て」。普遍的な価値ですね。詳しくは出水市役所のHPをご覧ください。(H)

人は正しいことをしないといけない。

正しいこととは、嘘を言わないこと、自分よがりの考えをもたないこと、素直で礼儀正しく、目上の人にぺこぺこしたり目下の人を馬鹿にしたりしないこと、困っている人は助け、約束は必ず守り、何事にも一生懸命やること、人を困らせるような話や悪口などを言ってはいけないし、自分が悪ければ首がはねられるようなことがあっても弁解したり恐れたりしてはいけない、そのような強い心を持つことと、小さなことでこせこせしない広い心で、相手の心の痛みが分かるやさしい心を持っているのが、立派な人と言えるのです。