保小中連携・地域連携

鹿北小・中学校合同児童・生徒集会

6月20日(火)8時20分より、鹿北小・中学校の児童・生徒集会を行いました。今回の集会は、小・中学校で作成した「学びの姿」を児童・生徒に説明することが目的です。一人一人がめざすべき授業での姿を具体的に示すことで、小・中学生みんなが同じ気持ちで、また、同じ態度で授業に参加できるようになると考えています。そのためには、児童・生徒・先生全員で「学びの姿」を共有していくことが大切となります。

 今日の集会は、小学1年生から4年生までの児童は小学校の多目的ルームで、小学5年生から中学1年生までの児童・生徒は中学校のランチルームで、また、中学2・3年生は中学校の体育館で説明を聞きました。発達段階に応じて、説明の方法や文言を工夫しました。

 小・中合同でそして発達段階に応じて集会を行うのは今回が初めてです。今回のように様々な取組を通して、小・中学校の結びつきをさらに強めていくことは、鹿北の子どもたちの成長や自立に必ずつながっていくと信じています。

【小学1年生から4年生までの集会】

【小学5年生から中学1年生までの集会】

【中学2年生・3年生の集会】

鹿北小・中合同「提案授業」

5月10日(水)の午後、鹿北小学校・中学校がめざす授業について「提案授業」を中学校の体育館にて行いました。2年生の社会科の授業を、小学校5・6年生、中学校1・3年生、小中合同学校運営協議会の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さま、まほろば保育園・鹿北小学校・鹿北中学校の教職員みんなで参観しました。今回提案させていただいたのは、鹿北小・中学校が実践しているユニバーサルデザインの授業についてです。私たち教職員だけでなく、生徒といっしょに目指す授業の姿を具体的にイメージすることで、ともに授業をつくっていくことができればと考えています。
 
   
 私たちが目指す授業は、「鹿北版学習過程スタンダード」の実践と「鹿北版UD化チェックリスト」の活用、この2つがポイントとなります。このことについて、中学校研究主任の内古閑先生、小学校研究主任の浅野先生から説明がありました。より具体的に授業の姿がイメージできたことと思います。どの教科でも授業スタイルは同じです。だれもが、見通しをもって授業に参加できるようにしていきたいと考えています。
 その後、小中連携コーディネーターの作守先生より、インクルーシブ教育システムや特別支援教育についてくわしく話をしていただきました。鹿北小・中学校が目指している教育の方向性について理解をしていただきました。 
 午後3時45分より、中学校ランチルームにて、小中合同授業研究会を行いました。今日の提案授業をもとに、私たちが目指す授業に近づくためにどのような実践を重ねていけばよいのかについて話し合い、発表しました。小中学校の教職員全員がこれからの実践について共通理解を図ることができました。いよいよ実践です。
 

縦割り班結成式

 5月2日(火)の昼休み、鹿北小学校の児童と鹿北中学校の生徒が中学校の体育館に集まり、縦割り班結成式を行いました。小学1年生から中学3年生までを9班に分け、これから様々な活動に取り組んでいきます。異年齢間の交流により、リーダーシップや集団での過ごし方を学んだり、自尊感情を育てたりと子どもの成長を支えていきます。今日は自己紹介をしたあと、どんな活動をしたいのかを出し合いました。これからの活動が楽しみです。

小・中「乗り入れ指導」

   5月に入り、本格的に「乗り入れ指導」が始まりました。今日の2時間目は、小学5年生が中学校の音楽室で中学校の音楽の先生といっしょに授業をしました。また、3時間目は、小学6年生の社会の授業に中学校の社会科の先生が入りました。この他にも、小学6年生の体育を中学校の体育の先生が担当したり、外国語活動に中学校の英語教諭がサポートするなど、小中連携に向けての取組を昨年以上に充実させています。

 鹿北小・中学校は、9年間の連続した学びを、さらに、まほろば保育園との連携を含めると15年間の一貫教育を充実させることで、鹿北のすべての子どもの社会的自立をサポートしていきます。

鹿北小中学校合同校内研修

4月6日(木)の10時00分より、中学校のランチルームにて小中合同校内研修を行いました。小川校長先生のあいさつのあと、中学校研究主任の内古閑先生より、昨年度の研究の取組について説明がありました。そして、小学校研究主任の浅野先生より、UDの授業力向上に向けて行われた研究授業の様子について、また、小学校教務主任より、昨年から取り組んでいる鹿北版学習過程スタンダードについて話がありました。さらに、中学校特別支援教育コーディネーターの今本先生より、鹿北版UDチェックリストの活用について説明がありました。

 その後、5つの推進委員会ごとに、今年度の具体的活動について協議をしました。いよいよ、校種間連携の研究2年目がスタートしました。鹿北型小中一貫教育に向けて実践を重ねますが、あくまでも、小中一貫教育は鹿北の子どもたちの自立のための手段と捉えています。目的は、「鹿北のすべての子どもが自立のための力をつけていくこと」です。
  5月には、提案授業なども計画されています。保護者皆さま、地域の皆さまにもご案内をさせていただきたいと考えています。