校長ブログ「秘密の部屋」

管理者ブログ

良かねぇ~

9月12日に始めたブログも今日から3か月目にはいります。1話が長くなっているのと、ネタがつき始めているのが悩みです。生徒の皆さん、先生方、ネタになる言動を期待しています。このままではネコと趣味の話ばかりになってしまいます。

担任として学級通信の記事を書き続けていると、「たくさん」と「良く」の二つの意味で生徒を「よく見る」ようになります。「内申書に書くぞ!」というドラマの脅し文句は、「ツチノコ発見!」のレベル。担任は生徒の「悪かこと」はすぐ忘れ、「ちょっとした良かこと」に大喜びし、一生涯記憶にとどめる特技をもっています。

担任をしていた時に心掛けていたのは、『朝早くから教室で生徒を待つ。色々な生徒に廊下で声を掛ける。昼休みも教室や運動場を見てまわる。たまには他の部活の様子も覗く。11回は事務室と保健室、特別支援学級の教室に行く。』ことでした。

私とは比べものにならない取組を重ね、生徒としっかりとした関係性を築いている田浦中の学級担任の先生方を見るにつけ、「担任は良かねぇ~」と羨ましく思う日々です。(H)

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あわてないあわてない

 今日は、国内では『ポッキー&プリッツの日』、『チンアナゴの日』、世界的には『田浦中学校文化祭の日』でした。

来校いただいた皆様、合唱団『オオルリコール』の皆様、手話サークル『つばさ』の皆様、PTA合唱にご参加の皆様、大変ありがとうございました。

 記憶をたどると、私が中学1年生の時の学年劇は、昭和50年に放送が始まったアニメ『一休さん』を原案にしたものでした。『この橋渡るな』からはじまり『屏風の虎を縛る』で終わる有名な話だったと思うのですが、定かでは無く、記憶に残っているのは、柔道部のTくんが、頭髪を五厘に刈り、さらに水色の絵の具で塗って、一休を演じたことだけです。同級生の皆さん、私の記憶は正しいでしょうか?

40年以上たった今は、パソコンを駆使した発表やインスタ映えする掲示物等、今を取り入れた工夫ができています。パソコンでの作業については、年々、子どもたちへの技能面での指導が少なくなっている状況です。

昭和53年入学の私たちには、『一休さん』は誰にでもわかるワードだったんですけどね。このブログも数年後に読むと「インスタ映えって何?」となるのでしょうか。(H)

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心と気を働かせる

ある日、織田信長が小姓の一人を呼びつけました。小姓が居室に入ると、信長は何も言いません。間をおいて発した言葉は「下がってよい」でした。

次の者が呼ばれました。信長は今度も何も用事を言いつけず、また「下がってよい。」と言います。同じ遣り取りが何度か繰り返された後、森蘭丸が呼ばれます。

蘭丸も同じように「下がってよい。」と言われ、居室から出ようとしました。その時、出口近くに小さなゴミが落ちているのに気づき拾います。

信長は、蘭丸が居室から出るのをとめ、こう言います。

「人は心と気を働かせることをもって良しとするものだ。用を言いつけられなかったからといって、そのまま退出するようでは役に立たない。お前はゴミに気付いて拾った。なかなか感心である。」

以前、生徒会リーダー研修でこんな話をしました。田浦中の生徒は、明日の文化祭で心と気を働かせることができるでしょうか。(H)

※小姓=位の高い武将等の身辺に仕え、諸々の雑用を請け負う役目の家来

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気づく力

 本日、天草市本渡運動公園陸上競技場をスタート・ゴールに、県駅伝競走大会が開かれました。郡市の第2代表として大会に出場した女子チームは21位という結果でしたが、万全の体制とは言えない中で全力を尽くすことができました。

青山学院大学の原晋監督は、指導方針の一つの柱として、「規則正しい生活」をすることをあげています。寮では朝5時に起き、みんなで練習し、食事に気を遣い、22時15分に寝る。人として当たり前の生活をするだけで、個々の能力が強化され、タイムに表れるそうです。大切なのは生活の基本、時間の大切さに選手自身が気づき、しっかりと「核」をつくることだそうです。

強豪、東福岡高校のラグビー部室はとてもきれいに整理整頓されているそうです。監督同士の対談の中で、他校のベテラン監督が「掃除をしたから強くなるのではなくて、選手が掃除をすることの意味に気づいたのが大切だ。」「身体能力の高いタレント揃いの東福岡の選手が整理整頓をしだしたら、他の高校は付け入るスキがなくなる。お前たちは部室の片付けをするな。」と笑いながら語られていました。

共通するのは、選手自身が気づくことの大切さです。練習を通して、田浦中の駅伝選手の皆さんに、気づく力がついてきたことを嬉しく思います。(H)

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アラクノフォビア

クモが苦手だ。姿、形、ワサワサと移動する格好、死んで裏返った時の足の付け根が特に嫌だ。書きながらも気分が悪くなる。子どもの時、天井から体のすぐそばに大きなクモが落ちてきて・・・・腰が抜けた。

中学生時代、瓶に詰めたクモを持った先輩から追いかけ回されたこともあった。夜のクモ(コブ)は夜コブ(喜ぶ)といって縁起が良いと聞かされても、それはそれ、友達になろうとは思わない。

それでもなぜかクモの本を数冊持っている。テレビで特集があると録画してしまう。クモの映画のDVDも持っている。子どもの頃に数匹のクモを虫かごで飼ったこともある。子どものすることは矛盾だらけだが怖いもの見たさは人の習性。

『クモのはなし』という本の中に、クモの食べ方という話があった。国によっては動きの遅いクモは重要なタンパク源となっている。串に刺して、足をもいで、焼いて・・。ジャガイモを生で食べたような味がするそうである。

あぁ、書きながらめまいが・・・。(H)

※アラクノフォビア:クモ恐怖症

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