校長ブログ「秘密の部屋」

管理者ブログ

読書百遍

 小学校6年生の頃は、学校と旧役場の図書館にあった推理小説を中心に毎日3冊は読書をしていました。

中学生の頃は図書室の常連でした。当時、授業に位置付けられていた『必修クラブ』も読書クラブに入っていました。

高校生の頃は日本史と世界史の教科書に登場する本は一通り読みましたが、3年の頃は「入試を前に本を読んでいる場合ではない。」と指導されました。

大学生の頃は「岩波文庫」をかなり集めていました。加えて今は、情報誌やネットニュース、HPもかなり読みます。

BOOKOFFのコラムを読んでいると「活字中毒のセルフチェック」というものがありました。かなり当てはまります。ふと気づいたのですが、テレビに次々と表示される文字も隅々まで読んでいます。

灰谷健次郎氏の『太陽の子』の中に、「本は買って読め。家は借りて住め。」という一節があります。当然、これは「本は借りて読むな。家は買って住むな。」と言う意味ではなく…。
 皆さんはどう解釈しますか。(H)

0

うぉー!

金曜日に、ランボルギーニウラカンを見かけました。マンガ「サーキットの狼」に端を発するスーパーカーブーム(昭和50年代前半)真っただ中に小学校生時代を過ごしましたので、ランボルギーニやフェラーリとの遭遇には血が騒ぎます。久しぶりに「うぉー!」っとなりました。隣にいた妻は「せからしか車!」の一言でした。

授業で、1950年代中盤に「三種の神器」と呼ばれた冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビと、1960年代に「3C」と呼ばれたカラーテレビ、クーラー、カー(自動車)を扱った時に、「今一番欲しいものは」と聞いてみましたが、一番多い回答は「特にない」でした。何でも手に入る時代なので、特にと言うものはないとのことでした。車もいらないという若者が増えていると聞きます。モノが売れないはずです。ビデオデッキ、CD、DVD、携帯電話、その都度「うぉー!」でしたけどね。

と言うわけで、校長室のトミカをスーパーカー特集にしました。ランボルギーニカウンタックの他、展示棚は真っ赤です。(H)

0

次は職員室

田浦中の印刷室はとてもきれいに整理されています。予算の面から外注は困難なので、K先生が特技を生かし、夏休みに棚や作業台を作っていただきました。学校は結構、自己完結型の組織です。K先生のご尽力により収納スペースが拡大されたこともありますが、猛暑の中で作業をされたK先生への感謝の気持ちがないと片付けは続きません。

たまに散らかっている時は、校務員のO先生が進んで整理をされています。ありがたいことです。使った人が、出る前に印刷室を見回すようになるのが理想です。

事務のH先生は、事務室の消耗品に一個当たりの値札を貼っています。職員にコスト意識が芽生え、使用後に事務室に返ってくる消耗品が増えたそうです。時々、生徒から「売ってください。」と言われるそうですが、売り物ではありません。ごめんなさい。

トヨタの取組を参考に、必要な量だけをもつ仕組みをつくる「発注点」を定めました。備品の置き場所を決める線を引きました。H先生はモノと時間の無駄をなくす取組に燃えています。

ルールはできましたが、運用するのは人です。年度が変わった時にも心は引き継がれる風土を育てたいと思います。(H)

0

やおいかん

 Word(ワード)はいっちょん言うこつば聞かん。」、「一太郎はお利口さんじゃった。」

 学校のパソコンが新しくなり、ワープロソフト「一太郎」が使えるのも今年度末まで。学校にはここ30年の間に一太郎で作られた文書が大量に蓄積されている。それらの文書のWord変換、作り直し作業に追われる毎日。特に罫線が入った文書が困る。校務分掌表の作り直しには丸一日を費やした。

「最初の文字が綺麗に揃わん」、「罫線が思うごつ引かれん」、「画面じゃ見えとっとに印刷では出らん(Excel)」、「働き方改革にならん」等、ベテランの先生を中心に恨み節が聞こえる。

 フロッピーディスクの時代はあっと言う間に過ぎ去り、ミニディスクも猛ダッシュ、ビデオテープやレーザーディスクの教材は対応機器が古くなり再生できない。技術の進歩の中で無駄が大量に生み出されている。

 

 ばってん仕事はパソコンでせにゃいかん。なんさま、やおいかん(H)

0

今日は何の日

今日は勤労感謝の日です。『国民の祝日に関する法律』では「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とされています。

もともとは飛鳥時代に始まった、収穫物に感謝する新嘗祭(にいなめさい)に起源があり、第二次世界大戦後のGHQの占領政策により、天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものだそうです。

宮内庁のホームページには『主要祭儀一覧』というコーナーがあり、新嘗祭について「天皇陛下が、神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる祭典。宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。」と書かれています。

知っていることは楽しいことです。ただ単に「休みの日」と捉えるのではなく、『勤労感謝の日』から『新嘗祭』、『宮内庁』、『GHQ』等、関連キーワードでつなげて調べる習慣がつくと楽しいですよ。(H)

0