保小中連携・地域連携

保小中連携・地域連携

【小中連携】小学6年生、部活動頑張ってます!

 2月3日(月)の放課後、グラウンドからは、小中学生の元気の良い声が聞こえてきます。小学6年生が参加して、部活動のアップを各部合同で行っています。中学生が積極的に小学生と関わる姿が見られ、小学生も安心して活動に取り組んでいます。

 アップのあと午後5時過ぎから、各部ごとの練習にが始まりますが、小学6年生もそれぞれの部活動に分かれて練習に参加します。

 3学期に様々な部活動を体験し、4月、中学校入学後に正式に入部することとなります。小学6年生の入部が待ち遠しいです。

 

【地域連携】第35回鹿北町駅伝大会

 2月2日(日)、第35回鹿北町駅伝大会が開催されました。当日は天気も良く体を動かすには最高のコンディションとなりました。

 午前8時45分、副市長をお招きしての開会式、そして、9時30分に鹿北体育センター前からスタートしました。

 1区は宮迫までの1.0kmでここは小学生区間です。何と鹿北小中学校駅伝部(?)は、6年男子生徒の頑張りで首位でたすきを渡しました。

 2区は、で柿原までの0.7km。深浦先生の激走でしたが、けっこう抜かれて6位に後退。そして荒平Aがトップに躍り出ました。

 3区、4区は2.6kmのゆるやかな登りで荒平Aはトップを盤石にする中、鹿北小中学校駅伝部は小島先生、吉村先生の快走むなしく、順位は8位へと後退。

 5区に入り下りの2km、たすきは小学校の岩田先生へと渡り、なかなかいいペースの走りと思いましたが、順位は11位へ。

 その後、6区有働先生、7区水本先生の若手が頑張り最終順位を10位としました。

 沿道には地域の方々がたくさん出て来られ温かい声援を送ってくだいさました。各地区の小中学生と大人が一緒のチームを作りたすきをつないでいく鹿北町駅伝。鹿北の熱いエネルギーを感じる楽しい時間となりました。

【地域連携】市青少年健全育成大会

 2月1日(土)、山鹿市青少年健全育成大会が山鹿市民交流センターにて開催され、鹿北中1・2年生は、この大会の中で実践発表をさせていただきました。

 最初に音楽部が、サロン会などを通して地域の方々と交流している様子やリコーダーによる演奏を行いました。会場全体が温かい空気に包まれていくのを感じました。

 次に、生徒会執行部による発表です。かほくまつりに主体的に関わってきたことや、学校生活で大切にしていることなどを一人一人思いを込めて発表しました。特に、「感謝の気持ちを持って思いを伝えていきたい。今まで、家族や友だち、地域の方々などいろいろな人にお世話になり、見守られながら成長してきました。だからこそ、感謝の気持ちをいつまでも忘れずに思いを伝えていきたい。」との鹿北中生の思いがまっすぐに心に届きました。

     最後に、4年前の熊本地震の後、当時の生徒会長の提案で熊本が復興する日まで歌い継いでいこうとの提案で歌い始めた「しあわせ運べるように」を、手話をつけてみんなで歌いました。練習の時から、会場に来られた方々一人一人に思いを届けることを意識してきましたが、しっかり思いを届けることができたと確信しています。

   たくさんの方々から「感動した」、「元気をもらった」、「鹿北中はすごい!」などの言葉をいただきました。

 歌い終わったあと、「手をつなぎ、みんなでのばそうかほくまち!」と、大きな声で言うとともに体全体で喜びを表現しました。

 会場から大きな拍手をいただきました。

 その後、鹿北中学校、鹿本高校、城北高校と発表が続きましたが、鹿本高校の発表者の生徒会長は鹿北中出身、また、城北高校の100秒プレゼンで発表した4名の生徒の一人も鹿北中出身と先輩方の活躍を見ることができたこともとてもうれしかったです。 

 中高生の発表のあとの講演は、熊本の人は誰もが知っている、フリーアナウンサーの村上美香さん。「もっとわかる、伝わる、コミュニケーション」との演題で、楽しくユーモアあふれる、そして心温まるお話をしてくださいました。

 お話の中で、心に寄り添う声かけとして、「出かけよう」、「どうしたの」、「いつでも聞くよ」の言葉を紹介してくださいました。

 さらに、「出かけよう」の言葉の中には、横ならびで聞くことの大切さ、「どうしたの」の言葉の裏には、気づいているよのメッセージが、「いつでも聞くよ」は、今じゃなくても話したくなったらいつでも聞くよの思いが込められていることをお話してくださいました。

 言葉には、たくさんのやさしさが込められていることを、あらためて気づかせていただきました。1時間という時間があっという間に過ぎていきました。そして、心がとても軽くなりました。

 今日の山鹿市民交流センターには、たくさんのやさしさ、温かさがあふれていました。 

【地域連携】「小さな親切」運動鹿北支部実践発表会

 1月25日(土)午前9時00分より、「小さな親切」運動鹿北支部実践発表会が、小中学生をはじめ多くの町民の方々が参加して鹿北市民センターにて開催されました。

 来賓あいさつでは、池田副市長が鹿北中生の活躍を紹介してくださり、小さな親切運動は、人を創り生き抜く力を育む。そして、地域社会の中で仲良く良好な人間関係を築くことができるとお話してくださいました。

 その後、多くの小中学生が、小さな親切」及び「家庭の日」作文コンクールの表彰を受けました。その中でも特に、鹿北小学校4年生は全国本部での入賞として表彰されました。

 作文発表では、身近な日常のちょっとしたできごとの中から、感じたことや気づきを情感豊かに伝えてくれました。小中学生の心の豊かさ、優しさに触れ、こんなにも日常生活の中に感動があふれていることにあらためて気づかされました。

 鹿北中は、地域の学校として「小さな親切」運動に積極的に取り組み、生徒の心をしっかり耕し、感性豊かな人材育成にこれからも取り組んでいきます。

【地域連携】山鹿市防災のつどい

 1月17日(金)3・4時間目、全校生徒で、鹿北グラウンド周辺で行われている山鹿市防災のつどいに参加しました。中学生が地域防災のリーダーとして自覚を高めることが参加の目的です。

 ハイゼックス米カレーの試食、煙体験、土砂災害のメカニズム、救助の際使用する超小型カメラで穴の奥の様子を見たりと、普段体験できないことを体験させていただきました。熊本地震を体験し、災害は突然やってくることを実感しているので、今回の学びを大切にして、災害に備えていきます。

 【1年女子生徒】

 私が一番心に残っているのは、炊き出しです。私がもし被災者だったらと思いながら食べると、ただおいしいだけじゃなくて、心も温かくなり、心に余裕ができるなあと思いました。

 また、炊き出しのご飯を作っている人は、できるだけ早く提供するために、たくさんの工夫をされていました。私はこれから、災害が起きた時、炊き出しなどを手伝う立場にもなってくると思うけど、手伝う立場として大切なのは、知識や行動だけでなく、被災者の心に寄り添うことだと思います。

 今日、炊き出しをされていた方々も、私たちに向けて笑顔で話しかけたり、ご飯を出したりしてくださったりして、大変なのに人のために笑えるってすごいなあと思いました。

 私は、このような方々の姿を見て、災害にあった時、できることは少ないかもしれないけど、周りを明るくするために、笑顔でいることだけは忘れないようにしたいです。

 【2年男子生徒】

 僕が、一番印象に残っていることは、「水がたまるとドアが開かなくなる」というものです。初め、小学生が開けようとしましたが、とても苦労していて開きませんでした。僕もやってみて、重かったけどすぐに開きました。これは、体格がいい人、力が強い人しか開けられないと思います。

 なので、お年寄りの方々、手足の不自由な方は、絶対に開けることは無理だと思います。

 だから、僕は、近所のお年寄りの人たちに呼びかけをして、逃げ遅れないようにしたいです。

 【3年女子生徒】

 私が一番印象に残った体験は、煙の中に入る体験です。みんなで一緒に入ったから、前に進めたけど、一人で入っていたら怖かったと思います。災害の時は、「おかしも」を意識しておかないといけないけど、本当に災害にあった時に、それを意識するのはとても難しいと思いました。

 3年前に熊本地震を体験して、まさか熊本にこんな自然災害がくるわけないと油断していた自分がいたなと思いました。熊本地震から、当たり前のありがたさを学ぶことができました。

 今でも、不自由な生活をしている人たちがいらっしゃるので、私たちにできる一歩として、歌で少しでも元気にできるように「しあわせ運べるように」を歌い継いでいきたいと思いました。

 ※「おかしも」

  「お」おさない

  「か」かけない

  「し」しゃべらない

  「も」もどらない