保小中連携・地域連携

保小中連携・地域連携

期集会、事前打ち合わせ

 2月8日(金)昼休み、2月28日に行われる第4回期集会の事前打ち合わせ会が行われました。2期(小学5年・6年・中学1年)と3期(中学2・3年)は、中学校のランチルームで行いました。1年間の振り返りと、次年度に向けての課題を児童・生徒が中心となり考えていきます。

 期集会は、鹿北の「4・3・2制」の教育を進めていく上で大切な取組の一つです。特に2期は小中合同で児童・生徒の自治的な活動を通して、リーダー育成を図っていきます。

 会を重ねるごとに、子どもの成長を実感できる集会。28日が楽しみです。

メディアコントロールにチャレンジ!

 2月7日(木)朝7時30分、健康委員会の生徒が「メディアコントロール」ののぼり旗を持って中学校清流門坂の下、鹿北小学校正門前に立っています。また、小学校の保健室前の通路でも小学生が「メディアコントロール」を呼び掛けています。

 今週は、毎月1回の「メディアコントロール」週間です。自分で自分の生活をコントロールする力、いわゆる「生活設計力」をつけてほしいということで、鹿北の保育園、小学校、中学校で設定しています。各ご家庭で、ぜひ、家庭での時間の有効活用にチャレンジしてほしいと思います。

 よろしくお願いします。

 

鹿北小・中学校合同校内研修会

 2月6日(水)15時00分より、鹿北小・中学校合同校内研修会を中学校ランチルームで行いました。今回の研修では、鹿北小・中学校の連携教育コーディネーターの作守順子先生に「鹿北小・中学校の連携について」との題で講話をしていただきました。

 鹿北の5年間の教育活動を丁寧に振り返っていただき、鹿北の教育の基盤となる「インクルーシブ教育システム」について、そして、「保小中連携の教育」がなぜ大切なのか、「地域学校協働活動」により、どのような力をつけていくのかなど、鹿北小・中学校の先生方、生徒、保護者の皆さま、地域の皆さまで創ってきた鹿北の教育の姿を丁寧に、また、力強くお話してくださいました。

 お話をうかがう中で、私たちの教育実践を客観的に見つめ直すことができ、さらに、これからの教育の方向性についても明確となりました。約1時間20分のお話でしたが、時間の流れがあまりにも早く感じられる研修でした。

 作守先生、ご多用の中、私たちのために、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。これからの教育実践をさらに協力して進めていきたいと考えています。

 

鹿北小学校、持久走大会

 2月5日(火)今日は、鹿北小学校の持久走大会が行われる日です。曇り空ですが、おだやかな天気の中、鹿北町グラウンドからは元気のよい声が聞こえてきます。

 3時間目の中学3年生の体育は、ランニングや体力づくりの合間に、小学校3・4年生の持久走大会の応援も行っていました。

 中学3年生の代表生徒が「きついけど、頑張ってください!」とのメッセージを送り、その後、鹿北町グラウンド、小林歯科医院前、弓道場、鹿北中グラウンドなどに移動して小学生が来るたびに「ガンバレ!」と声をかけていました。

 ちょっとしたことですが、こんな形での交流もよいものだと思いました。

 中学校のグラウンドを走る小学生の姿は、かわいらしいです。

鹿北町駅伝競走大会

 2月3日(日)小雨が降る中、恒例の鹿北町駅伝競走大会が開催されました。今年も、鹿北小・中学校チームが出場し、児童・生徒とともに、小中学校の先生方もたすきをつなぎました。

若手の男の先生(H先生)は、「走ることは大丈夫だけれど、上り坂がとてもきつかった。」と話していました。

 地域行事に参加し、地域の方々と交流できることは、鹿北の教育の充実には欠かせないことだと思います。これからも、このような交流の場面を大切にしていきます。

 みなさん、今日はお疲れさまでした。

「小さな親切」運動実践発表会

 2月2日(土)9時00分より、「小さな親切」運動実践発表会が鹿北市民センターにて行われ、鹿北小学校の児童、鹿北中学校の生徒もたくさん出席しました。

 中嶋市長は、当たり前のこと、小さなことを継続していくことが大きな力となる。永田市議会議長は、小さな親切の実践を通して、安心して暮らせる社会、地域づくりを。早田県議会議員は、人と人とのつながりを大切に、心豊かな人になってほしい。熊本県本部からは、鹿北は小さな親切がわき水のようにあふれている、全国に誇れる地域。との言葉をいただきました。

 その後、小さな作文コンクール、「家庭の日」作文コンクール入賞者の表彰式などが行われ、入賞者の作文発表が行われました。

 作文を審査された野中教育委員の講評では、毎年、子どもたちの成長を実感できる。心の種が芽を出しどんどん伸びている。との言葉が特に心に響いてきて、うれしくなりました。

 これからも、日常の中での「小さな親切」を大切にしていきたいと思います。 

「茶っぷりん」よろしくお願いします

 1月28日(月)、今日の6時間目は、3年社会科の校外学習で「癒しの森ゆ~かむ」に行きました。目的の1つ目は、ゆ~かむの支配人様より地域とのかかわりについてお話をうかがうことです。2つ目は、2月9日(土)・10日(日)の2日間で行われる「ぬくぬくマルシェ」で販売される「茶っぷりん」をPRするためです。

 「茶っぷりん」は、昨年11月のかほくまつりの時に3年生が、鹿北の特産物(お茶と栗)でスイーツを作ろうと、ゆ~かむの皆さまにアイデアを提供させていただき完成したスイーツです茶っぷりん」という名前も3年生みんなで考えました。

 その「茶っぷりん」が販売されるということで、みんなでPRのお手伝いに行きました。ゆ~かむには、熊本日日新聞社や広報やまが、さらには農業関係の新聞社などの報道関係者の方々が集まっておられ、生徒といっしょに「茶っぷりん」の写真を撮っていただきました。「笑顔でお願いします!」との声に、はにかみながらも笑顔になるところは、さすが鹿北中生です。 

 ゆ~かむの支配人様からは、

 「地域の活性化のために、地域のよいところ、感じたことを『もっとこうしたら』など、コミュニケーションを心掛けている。そして、一番大切なことは、地域を知ること。そのためにいろいろな人と話をすることが大事。そこに行き、人とかかわる、話をすることをいつも大事にしている。鹿北の良さも、よそから来たからこそわかるところもある。もしかしたら、みんながいやと思うところも、他の人にとってはよいところなのかもしれない。みんなも鹿北の外に出た時に、もっと鹿北のよさがわかってくると思う。そのためにも、たくさんの経験を積んでほしい。」

 との熱いメッセージをいただきました。

 ゆ~かむの支配人様をはじめスタッフの皆さま、各報道機関の皆さま、山鹿市の職員の皆さま、今日はありがとうございました。

小学5年生、美術室へ

 1月25日(金)、今日の美術室はいつもと様子が違います。よく見ると、中学生ではなく小学生が活動しています。上手に電動のこぎりを使っている児童もいます。そうです、今日の3・4時間目、中学校の美術室では小学校5年生が授業をしています。理由は、電動のこぎりが3台あるため、それを使用するため中学校の美術室に来ているのです。

 小中学校が併設していることでの「強み」をこのような場面でも実感することができます。

 授業終了後は、美術の先生にみんなであいさつをして、小学校に戻っていきました。

 

 

「話し合い活動」1年道徳研究授業

 1月23日(水)今日の6時間目は1年道徳の研究授業です「考え、議論する道徳」を意識した授業ということで「話し合い」の場面をいかに充実させられるのかがテーマです。

「席がえ」という資料。ルールを守らず好きな人と隣同士になる人が何人も出てきたことに対して、迷ったけれども、「おかしい、ちゃんとやり直すべき」と言ったクラスの副委員長。もし自分だったら・・・。

 道徳の授業は、「こうあるべき」「これが正論」といった意見がよくでてくるけど今日の授業では、本音もたくさん出てきました。

「ちゃんとしないといけないことはわかっているけど、好きな人と座りたい。」

「みんな本当は好きな人同士がいいと思っている。」

「好きな人同士の方が話しやすい。」

「他の人もやっているから、自分もやっていいと思った。」

「好きな人同士だと、先生が話しているとき、友達と話してしまうからよくない。」

「だったら、先生が話しているときに話さないというきまりをつくればいい。」

「正論」×「本音」での話し合いが始まっていく。

こんな状況は、日常の中によくあります。

だからこそ、学校教育全体で道徳を行っていくことが必要です。

 ここから、さらに意見を出し合っていく中で、価値を自分たちのものにしていく。そんな道徳の授業を参観することができました。

 その後の先生方の授業研究会でもたくさんの意見や感想が出され、研究会終了後も、熱心に話をする姿が見られました。

 

鹿北小中学校合同研修会【H30.1.9】

 1月9日(水)15時45分よりランチルームにて、鹿北小中学校合同校内研修会を行いました。今回の研修では、最初に鹿北版UD化チェックリストアンケート集計結果の考察、話し合い活動と授業実践の成果と課題を小中学校の教職員で共有しました。そして、3学期の授業実践として、「学び合い」の場面を授業の中で確実に設定するとともに、「学び合い」が活発に行うための工夫を各自が考えて実践化することを確認しました。さらに2月下旬には、各自の工夫の成果がわかるような検証授業を全員が行うことも決定しました。

 研修の最後に、小研や大研の時だけ集中して労力を使うのではなく、あくまでも日々の授業の中に私たちの実践の工夫が見えること、そして、その工夫の積み重ねの先に検証授業があることが大切なんだということを確認しました。