湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【建国記念の日】030211

昨年から2月の祝日が2回になりました。ただ単に休みが増えたという理解で終わっては、おかっぱの5歳児から「ぼ~っと生きてんじゃねえよ。」と叱られそうです。

「国民の祝日」(祝日)については、国民の祝日に関する法律(祝日法)の第1条に「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日である。」と定義されています。今日は建国をしのび、国を愛する心を養う「建国記念の日」です。 

祝日法を読むと、他の祝日がすべて祝日法で日付を定めているのに対し、「建国記念の日」のみが「政令で定める日」とされていることがわかります。どうやってこの日が決められたのでしょう。

日本書紀によると初代の神武天皇が旧暦の紀元前660年1月1日に即位されたと伝えられており、それをグレゴリオ暦に換算すると2月11日になります。

この日は明治6(1873)年に、「紀元節」と定められ、翌年から祭日となりましたが、第二次世界大戦後のGHQによる国家神道の徹底的排除の動きの中で廃止されました。

その後、「建国記念日」を制定しようという議論が国会でなされ、昭和41(1966)年に「建国記念の日」と定められ、翌年から国民の祝日として復活しました。「建国記念の日」には「の」があり、5月3日の「憲法記念日」や今年から2月23日と定められた「天皇誕生日」には「の」がない。この違いは分かりますか?(H)

 

【熊本県立高校内定者発表】030209

放課後に校長室で一人一人に熊本県立高校の前期(特色)選抜の結果を伝えました。最後に「面接の練習をしていただきありがとうございました。合格鉛筆もありがとうございました。」とお礼を述べて退出した生徒も2人いました。やってよかったなという気持ちになりました。「誰かのおかげ」と振り返ることができるのはこれから大人になっていく上で大切なことです。

 明日から後期選抜の受付が始まります。ここからは学級力が特に大事です。励まし、支え合い進路決定に向けて一致団結し頑張りぬきましょう。3月16日の合格発表の時、「あなたのおかげ」と思われることを実践してみましょう。

【毎朝の風景】030308

早朝のランニングの後の水やり。Mくんの毎朝の風景です。ここには写っていませんが、他の朝ランニングに取り組んでいるみんなも水やりを終えてから教室に上がっています。とても素敵ですね。ありがとう。

【新入生説明会】020205

新入生の皆さん、保護者の皆様ようこそ湯浦中学校へ。今年度は非常事態宣言の最中と言うこともあり保護者のみの参加という形をとらせていただきました。

さて、私は昭和53年3月23日に田浦小学校を卒業しています。

私たちが小学6年生の頃は、

中学校に行ったら丸刈りにせんばいかん。部活に入らんばいかん。昨日まで〇〇ちゃんと呼んでいたのに「〇〇先輩」て言わんばん。先輩から体育館の裏に呼び出されるらしい。授業ごとに先生が変わらす。体育の先生がたいぎゃな恐ろしか。先生たちは背広(小学校の先生はほとんどジャージでした)ば着とらす。

など、どうでもよいことにもドキドキして中学校入学を迎えました。 

入学式では、生徒会役員の先輩方がすごく大人に見えて圧倒されました。

保護者の皆さんの時代はいかがだったでしょうか。 

今、中学生に聞くと、入学前は少しドキドキしたけど、先輩は優しいし、先生方もおもしろいと言います。

私たちの中学時代は先生方や先輩、親の本当に厳しい指導の中で、敷かれたレールの上を走らされていた感もありました。今の中学生は、自分で道を切り拓きながら先に進んでいる生徒がとても多くなりました。 

新型コロナウイルス感染症対策のため、いろいろな制限がある中ですが、

毎朝のランニングに休まず参加している先輩たちがいます。

部活動の時間になると復活する先輩たちがいます。

生徒会活動に一生懸命頑張っている先輩たちがいます。

進路決定に向けて一所懸命勉強している先輩たちがいます。

今年は34名の3年生が7つの高校に分かれて進学を希望しており、そのうちの11名はすでに合格を決めているところです。そして、いよいよ来週火曜日は県立高校の前期選抜の内定発表です。

中学校は義務教育最後の学校です。子どもたちは中学校の3年間、親から離陸する滑走路を走ります。保護者と学校には、残りの3年間、社会で自立して生き抜くための心と体と頭を鍛えて卒業させる責任が課せられています。

湯浦中学校は自立に向けて自分で自分を鍛える学校です。そのきっかけを与え、励まし、声を掛け、支える先生たちがたくさんいる学校です。手本となる先輩がたくさんいる学校です。新入生の皆さんの入学を生徒・職員一同心待ちにしています。