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学校生活(ブログ)
菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式
本日(16日)の帰学活後、体育館において、令和3年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。
私(校長)からは、「1・2年のチームだが全力を出し切って戦ってきてほしい」ということに加えて、次の3つついて、他校のチームをしっかり見て学んできてほしいと伝えました。
① あいさっと返事
② 用具の管理とユニフォームの着こなし
③ 直接プレーをしていない選手の動き
私の教諭時代の部活動指導の経験から、1点差を争うような接戦において勝利を制するのは、やはり生活面がしっかりしているチームだったという話もしました。
その後、選手代表の宣誓では「3年生に臆することなく戦ってきます」との頼もしい言葉や、応戦する生徒代表のコロナ禍かの練習をねぎらう温かい激励の言葉がありました。
3つの理科室が同時稼働
本日(16日)の2校時、特別教室棟の2階に行くと、本校にある3つの理科室が同時稼働していました。
奥(西側)の理科室1では中2の授業、2番目の理科室2は小6の授業、手前の理科室3は小5の授業でした。理科室2は本来中学校が使用する教室ですが、中学校の理科担当の教諭が小6の理科を兼務している関係で、このように小学生が中学校用の理科室を使用することもあります。
順番に教室に入って理科の授業の様子を見てみると、「学年が上がるにつれて内容が専門的になっているな。」や「教科書はよく発達段階を踏まえて作ってあるな。」など、当たり前のことかもしれませんが「なるほど!!」と実感します。
なお、中学校教諭が小学校6年の理科を兼務していることにより、小学校では3年生まで理科の専科授業を行うことが可能となっています。トータルで見れば、兼務している授業数は「中学校>小学校」で、中学校の方がより多くの教育資源を小学校に提供していることになります。しかし、私(校長)は、「提供や支援と思わず、投資と思ってくだださい。将来、必ず利子がついて返ってきます。」と中学校の先生方に言っています。
雨の日の部活動
昨日(15日)の放課後、部活動の様子です。中体連前にもかかわらず生憎の雨で、ソフトテニス部と野球部は屋外ので練習できませんでした。
そこで、ソフトテニス部は武道場でサーキットトレーニングをしていました。男女全員が入って活動しても十分な広さがあります。
また、野球部は廊下を走り込みしていました。本校校舎は全長130mもあり、廊下は真っ直ぐなので、十分な運動量を確保できます。
さらに、男女バスケットボール部は、広々とした体育館を贅沢に使っていつも通りの練習をしていました。
なお、卓球部は、校舎2階の多目的室を使って練習しています。多目的室は熱中症の心配が少なく、卓球台を4台設置できる広さが確保できる上、4面の強化ガラスに囲まれているためピンポン球が散乱しないので好評です。
本年度に限り認められている部活動整備予算により、ようやく各部活動の備品等が購入できたところでありますが、施設そのものとしては、やっぱり恵まれているなと改めて感じています。
プレゼンを使った不祥事防止研修
本校では、毎月第3火曜日を「不祥事防止の日」と定め、火曜日に行う夕会において、不祥事防止の研修を行うことにしました。
その際、月毎に設定する「今月の重点目標」についてのプレゼンテーションを担当の教師が行うこととしています。今月は、
【体罰等防止】個別の生徒指導は複数の教師で行い、行き過ぎた指導になりにくい環境の中で行おう。
というテーマで、井上教諭が担当してくれました。
実は本年度から、合志市の学校では「プレゼン教育」に力を入れていくことになっていますが、まずはその指導を行う教師がプレゼンスキルを身に付ける必要があります。つまり、プレゼンを使ったこの研修を行うことによって、不祥事防止とプレゼン教育の「一石二鳥」を狙っているのです。
本日のプレゼンでは、アンガーマネージメントとして「6秒ルール」という手法を提案してくれました。プレゼンを視聴した他の先生方からは、「分かりやすく、『なるほど、やってみよう!』と思った」などの感想がありました。
日が当たらない活動場所がいっぱい
先日、熊日新聞に「楓の森小中学校のグラウンドには樹木が少ない」という記事が掲載されました。それと同じタイミングで熊日のネットニュースでは、故意に学校名を "楓の「森」学校" と掲載し、樹木が少ないことを「 」をつけて小馬鹿にした(いわゆる「ディスった」)記事も掲載されました。
これは、合志楓の森小学校・中学校の両校に通う子どもたちの誇りを傷つける行為であると考え、小学校の角田校長先生から熊日新聞に抗議の電話を入れていただき、正しい校名に訂正を求めたところです。
確かに本校のグラウンドには木陰がなく、テントを常設して熱中症対策をしていますが、その一方で、本校には巨大な屋内運動場(左写真)があり、合志の道(中央写真)や武道場でも雨や直射日光を気にせず活動ができます。また、ゴムチップを敷いて転んでも安全な中庭も、小学校の低学年教室とわかば学級の間にあって、日は当たりにくくなっています。さらに校舎東側の芝生広場(右写真)は、午後は日陰になり、小学校低学年児童の良い遊び場になっています。こんな広い芝生の遊び場がある学校は、あまり見かけないと思いますが‥‥。
これは余談ですが、私(中学校長)が以前勤務した学校では、グラウンドの周囲に桜の木がたくさんあって、大きな日陰を作っていましたが、今の時期は毛虫がいっぱいいて、木の下で休憩することはできませんでしたし、消毒も大変でした。
毎月15日は「ノーメディアデー」と 「ことば教育の日」
近年、価値観の多様化、情報化、国際化が急速に進む中、ことばを取り巻く環境で、若者ことばや不適切な敬語、言葉遣いの乱れが起きています。その結果、円滑な人間関係が阻害されたり、いじめや差別に発展したりする深刻な事案が増加することを危惧しています。 |
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一 言葉をいつくしむ 二 忘れずにあいさつする 三 正しい発音を心がける 四 尊敬の気持ちを大切にする 五 明快で簡潔に表現する 六 伝え方を工夫する 七 自分の言葉に責任をもつ 八 書くことを大事にする 九 地域の言葉を見直す 十 国際語としての自覚をもつ 美しい日本語について語る会編 「美しい日本語のすすめ」(文化庁)より |
初任者の保育体験
本校Ⅰの3担任の矢野教諭は、本年度初めて教職に就いた初任者で、法律(教育公務員特例法等)の定めに従い、この1年間、初任者研修を受けることになっています。
先週のことですが、矢野教諭は、合志楓の森小学校の初任者2人とともに、菊池恵楓園内にある「かえでの森こども園」で保育体験研修を行いました。この日は、普段のキリッとした矢野教諭とは少し違い、優しい笑顔の表情がたくさん見られ、たくさんの園児たちがすぐに懐いていました。
昨年度まで花の大学生だったの矢野教諭が、社会人1年目として日々格闘している姿は、職業そこ教師とはならないかもしれませんが、生徒たちのほぼ10年先の姿に重なります。そういった意味では、本校生徒とりわけⅠの3の生徒にとってキャリア教育の教材が目の前にあるようなものです。私(校長)の座右の銘でもある「学び続ける教師のみ教壇に立てる」を毎日実践してくれている矢野教諭。教師と生徒が共に成長していく様子を、本校のベテラン・中堅の教師陣とともにみんなで見守っていきたいと思っています。
それにしても、「かえでの森こども園」は、菊池恵楓園の木立の中にたたずむとても素敵な保育園でした。私と小学校の角田校長が訪問している間、大きな声で泣きわめくような園児の様子は全くなく、園児の心身の安定にもこの環境は良い影響を与えているのではないかと推察しました。なお、園児の写真への映り込みについては、一括して同意がとられている旨、園長先生に確認しています。
社会体育での本校生徒の活躍
本校生徒が所属する社会体育での活躍を紹介します。
第32回熊本県空手道大会の女子団体形で、2年2組の山田璃瑚さん、1年1組の髙宮幸奏さん、1年2組の星子みなみさんが見事優勝しました。また、同大会の1、2年男子個人組手で、1年3組の荒木一冴君が3位に入賞しました。
2021年度稲尾和久メモリアルJA共済杯55回全日本リトルリーグ野球九州連盟大会(硬式野球)では、1年3組の高来凌真君が所属する大津リトルシニアが見事優勝しました。
空手道の団体と硬式野球については、全国大会に出場することとなっているそうで、そこでの活躍も楽しみです。
なお、本年度の部活動については、6つの部活動に加え2つの同好会とすることは、以前知らせしたところですが、社会体育での活動や活躍、文化活動、地域貢献活動等も、学校として部活動等と同様に評価することとしています。今後も本校生徒の活動・活躍がありましたら、積極的に情報提供いただきますようお願いします。
(この記事の写真と名前の同時掲載については、保護者の了解をいただいておりますことを申し添えます。)
スポーツテストを行っています
本日(2日)、1,2校時に1年生、3、4校時に2年生が、スポーツテストを行いました。
体育館で「握力」と「反復横跳び」,武道場で「立ち幅跳び」と「前屈」、運動場で「ハンドボール投げ」をローテーションで行っていました。なお、「上体そらし」と「シャトルラン」は体育の授業の中で実施するそうです。
生徒たちには、今回のスポーツテストの結果や普段の体育の授業の振り返りなどを通して、自己の体力や運動能力の特徴や課題に気づき、それをよりよく伸ばしたり、改善したりするため、積極的に運動に取り組む態度を養ってほしいと思っています。
「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました
昨日(5/19)の教職員の校内研修は、国立療養所「菊池恵楓園」の園長で医学博士の 箕田 誠司 先生を講師にお招きし、「ハンセン病問題」に関する小中合同研修を行いました。なお、密を避けるため、あえて体育館を会場としました。
合志楓の森小学校・中学校では、人権教育の一つの大きな柱として「ハンセン病問題」に関する学習を進めていく予定です。まずは私たち教職員が、「ハンセン病」について科学的・医学的に正しい理解を深め、元患者の皆様やご家族の皆様に対する偏見や差別が、どのような歴史の中で、どのような背景があって助長され、また長年放置されてきたのかをしっかりと学ぶ必要があると考え、今回の研修を企画しました。
箕田園長の医師としての見識から多くのことを学んだのはもちろんのこと、「ハンセン病問題の啓発は私の使命」と語られた箕田園長の熱い思いも伝わってきて、私たち教職員も人権教育をすべての教育活動の根幹に据え、本気で取り組んでいかなくてはと強く感じたところです。
なお、現在はコロナ禍のため控えていますが、菊池恵楓園自治会の皆様との交流や園内でのボランティア活動等にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
自己紹介のためのスライドを作ろう(1年生英語)
先日、生徒たち一人一人への引き渡し式を行ったタブレットPCですが、早速、様々な授業で活用されています。
本日(5/18)の2校時、1年2組の英語の授業では、「自己紹介のためのスライドを作ろう」という題材の学習をしていました。この授業では、合志市がICT支援員を委託している「(株)Ccloud IA」から派遣されている板東先生にお手伝いいただき、プレゼンソフト「PowerPoint」を使って、英語での自己紹介スライドを作成していました。
合志市では、全児童生徒にタブレットPCが貸与されたことを契機に、「プレゼン教育」に力を入れていくことにしています。現在、世界経済を牽引しているICT企業、Appleのスティーブジョブズ旧CEOにしても、ソフトバンクグループの孫正義CEOにしても、プレゼンテーション能力が卓越しています。「Sociaty5.0」時代を生きる子どもたちに「伝える力」や「提案する力」を育てるため、「プレゼン教育」はとても有効であると考えています。
給食の様子
本日(5/17)の給食の様子です。本日のメニューは、麦ご飯、ご汁、かつおフライ、ごまじゃこサラダ、牛乳でした。どのクラスも感染対策に留意しながら、配膳を行っていました。しかし、食べる時はマスクを外さざるを得ません。本来であれば楽しくお話をしながら食事したいところですが、生徒たち静かに黙々と食べていました。
小・中学校間の教員の授業乗り入れを行っています
合志志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きをとって、教員相互の授業乗り入れを行っています。
上の写真は、本日(13日)の3校時の様子ですが、中学校のⅠ-1では数学を少人数指導を行っていました。その片方のクラスを小学校の教員(中数免許保有)が担当し、小学校算数の振り返りも含めて丁寧な指導を行ってくれています(写真左:写真中央は中学校の数学担当教員)。
また同校時に、小学校の6-1では、中学校の英語担当教員が英語の授業を行っていました。小学生に対しより専門性を発揮した指導をしてくれるものと期待しています(写真右)。
このような取組みは、小中一体の施設で児童生徒が学習できる合志楓の森小学校・中学校ならではものです。子どもたちの学力向上はもちろん、教員にとっても相互に刺激し合って指導力の向上につながるものと考えています。
タブレット引きわたし式を行いました
文部科学省の「GIGAスクール構想」により、本年度から合志市内の全児童生徒(約7千人)にタブレットが貸与されることになりまました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、いつ臨時休校となってもおかしくない状況を踏まえ、本校では予定を前倒しし、連休に入る前の4月30日(金)に、タブレットの引き渡し式を行いました。また、臨時休校等においてオンラインでの健康観察や授業も可能となるよう、ビデオ会議の機能を備えた「Microsoft Teams」の基本操作も学習しました。
これから授業をはじめ様々な場面でタブレットを活用した教育活動を行っていきます。まずは、先生たちがタブレットを使いこなせるよう、連休中に教職員のオンライン会議を行ったところです。
体育大会の結団式を行いました
4月28日(水)の1校時、5月28日(日)に開催予定の体育大会の結団式を行いました。2メートル以上の間隔をとっても、210人の生徒が余裕で体育館に入りきり、改めて「大きな体育館!」と思いました。
まず、校長の話では、今年度は「第0回体育大会」と捉えて構わない。来年度が3学年そろった体育大会で、2年生は二度リーダーを経験できる。失敗を恐れず、思い切りチャレンジしてほしいという旨の話をしました。
その後、体育委員長の福本君からの説明、続いて各団長(黄団:佐藤さん、赤団:佐藤君、青団:大嶋君)からの決意表明がありました。委員長及び団長三人の言葉には、新しい学校での新しい体育大会へ向けた並々ならない意気込みが感じられ、頼もしく感じました。
コロナ禍の影響で、体育大会が予定通り実施できるのか、また実施する場合にどの程度の制限をかける必要があるのかなど、不透明な部分はありますが、生徒たちにはそれぞれの持てる力を出し切り、青春を謳歌してほしいと思っています。
校歌の録音
合志楓の森中学校の校歌の録音を3月14日(日)にヴィーブル文化会館で行いました。
合志中学校の合唱部に協力をしてもらい、録音の前に合志中学校で2回の練習を行っての録音となりました。
練習では、校歌の作詞・作曲をしていただいた赤星誠司先生に歌詞に込められた思いや歌唱指導をしていただき14日の本番に臨みました。
今回、録音された歌声をもとに4月からは合志楓の森中学校の中学生が校歌を歌う日が楽しみです。
合志楓の森中学校 校歌 作詞・作曲 赤星 誠司
1 合志大地に 薫る風
集う我らの 幸せよ
愛と正義の 名のもとに
真理の光 求めんと
永遠(とわ)に誓う 若人の
楓の森中学 我ら
2 歴史を刻む この森に
爽やかなる 恵(けい)の風
人を愛し 志(し)を合わせ
誠実(まこと)の道を 貫かん
敬愛深き 若人の
楓の森中学 我ら
3 霞(かすみ)花咲く 広平野
くぬぎの緑 目に映し
新世(しんせい)興すを 使命とし
高き理想を 掲げんと
瞳輝く 若人の
楓の森中学 我ら
開校説明会資料に関する質問への回答
開校説明会資料に関する質問への回答
熊本県の新型コロナウイルス感染リスクレベルがレベル4(特別警戒)に引き上げられたことを受け、8月に開催を予定していた開校説明会5回すべての日程を中止し、代替対応として開校説明資料を9月に対象世帯には学校経由または郵送にて配布しました。
対象世帯に対しては、同資料を学校経由または郵送にて配布しています。
合志楓の森小学校・合志楓の森中学校お問い合わせ専用メールアドレスに寄せられた質問や要望に関する回答を以下の合志市ホームページにて掲載しております。
https://www.city.koshi.lg.jp/kiji00318831/index.html合志市HP合志楓の森小学校・中学校
合志楓の森小学校・合志楓の森中学校に関するお問い合わせは、専用メールアドレスへお送りください。
ご質問いただいた内容のうち、全員に関する部分については、随時、合志市ホームページ「開校準備だより」及び本ホームページにて回答します。(個別に回答が必要なご相談は、お電話にてご連絡をください。)
合志楓の森小学校・合志楓の森中学校お問い合わせ専用メールアドレス
koshikaedenomori@city.koshi.lg.jp
建築状況(建物)2
12月末の完成まで2ヶ月あまりとなり、工事も最終段階に入っています。建物を囲っていた足場も全てはずされ、大型の重機類も今はほとんど見なくなり、敷地内で植栽作業も始まっています。
10月26日(月)に撮影した建物状況です。
各画像の撮影場所は、【撮影箇所】合志楓の森.pdf参照。
【①体育館(北側から)】 【②武道場(北側から)】
【③合志のみち(北門から)】 【④合志のみち(体育館と武道場前)】
「合志のみち」は北門から児童生徒昇降口、そして運動場までを結ぶ「みち」です。
体育館と武道場の間には、屋根(アーケード)が付けられています。
【⑤校舎棟北側(西側から)】 【⑥プール棟(校舎棟側から)】
⑥のプール棟のスロープが、校舎棟側からの入り口となります。
【⑦プール棟(西側から)】 【⑧プール棟(校舎棟2階から)】
⑦のプール棟の奧には給食共同調理場、武道場、体育館の建物が続いています。右側の建物は
校舎棟です。校舎棟とプール棟の間は、今後、舗装されます。⑧のプールは、左側プールが
25m。右側プールが小学校低学年用です。
【⑨1階屋外テラス(西側)】 【⑩校舎棟(西側)】
⑨は、1階の屋外テラスです。左側は小学校の特別支援教室、右側が小学校教室。吹き抜けの
正面2階に見えているのが少人数教室です。⑩は1階屋外テラス側の校舎棟です。校舎棟脇で
は、植栽作業も進んでいます。
建築状況(建物内部:特色編)
同じ敷地内にある合志楓の森小学校と合志楓の森中学校の校舎にはいくつかの特色があります。
【昇降口】
児童生徒昇降口は校舎中央の東側に位置しています。写真右は、北側から見た昇降口の入り口になります。昇降口には、北側と南側(運動場側)の両方から入られるようになっています。
写真左は、北側から見た校舎内の昇降口になります。写真の中央奧に今後、靴箱が設置されていきます。一部2階まで吹き抜けとなっており、開放感のある昇降口となっています。
昇降口の北側には、体育館や武道場が位置しており「合志のみち」と名付けてられています。
【中央階段・廊下】
階段は、校舎中央に4カ所と北側・南側に各1カ所あります。写真左は、昇降口から入った所にあるメインの階段となります。階段は1階から3階までの吹き抜けとなっており、3階の窓から光が差し込み明るさを感じる造りとなっています。また、1階の階段下はオープンスペースとなっています。
写真右は1階の校舎中央付近から見た廊下です。東西約130mの校舎を見通せる廊下です。
【中庭(テラス)】
1階、2階には中庭(テラス)があります。写真は、1階の中庭(テラス)です。1階テラスは校舎西側に位置しており、身障者用駐車場に隣接しています。写真左は西側からみた中庭(テラス)で、上部に見えるのは、南側校舎と北側校舎をつなぐ渡り廊下や少人数教室です。写真右は東側からみた中庭(テラス)です。
建築状況(建物内部:教室編)
校舎内の工事も着々と進んでいます。以前は、工事中であったため土足のままの入ることができた内部も現在は、校舎内の床も張られているため上履きに履き替えて入るようになっています。
【教室】
1階から3階にある教室も一教室ずつ仕上げられています(写真左)。黒板、棚、床、照明、エアコン、壁などを設置する作業が進められています(写真右)。教室の窓(南側)は運動場が見渡せます。中学校の教室は2階と3階になります。
特別支援教室(写真左)は中学校が3階、小学校が1階に位置しています。理科室、技術室、家庭科室なども机や水道などの設置が進んでいます。写真右は中学校の理科室です。
【図書室】
2階にある図書室です。2階から3階の吹き抜けとなっており開放感のある図書室です。写真は3階からみたものです。これから床が張られ書架などが設置されていきます。図書も開校までには搬入予定です。
建築状況(建物)
昨年(2019年)10月に建築工事が始まり約1年。建物本体や内部、運動場や駐車場、外構などの工事全てを含んだ現在の進捗率は80%を超え、年末の完成に近づいています。
合志楓の森小学校と合志楓の森中学校の敷地には、5つの建物があります(校舎棟、体育館、武道場、給食棟、プール棟)が、今回は、その現状についてお伝えします。
【体育館】
体育館の北側からの外観(写真左)と体育館内部(写真右)。体育館内部は、床を張る工事がこれから行われますが、外観はほぼ完成しています。体育館はバスケットコート3面の広さです。
【武道場】
北門(菊池恵楓園側)側から見た写真です。左側の建物が体育館、右側の建物が武道場になります。剣道場と柔道場がそれぞれ1面とれます。
【給食棟・プール棟】
校舎棟からみた給食棟(手前)とプール棟(奧)になります。校舎棟の北側に位置しています。
【校舎棟】
東門側からの見た校舎棟(写真左)です。東西約130mの3階建てとなります。右側の写真は、児童生徒昇降口の入り口です(北側から撮影)。
次回は、校舎内部について紹介予定です。
広報こうし9月号に掲載
合志市の広報誌「こうし」に合志楓の森小学校・合志楓の森中学校についての記事が掲載されています。
広報「こうし」9月号は以下で見られます。
https://www.city.koshi.lg.jp/kiji00319896/3_19896_up_l5o3lbwd.pdf
校舎の建築の様子
令和元年(2019年)10月から始まった校舎建築も順調に進んでいます。
4月は校舎棟(写真下)が立ち上がり、体育館、武道棟、給食共同調理棟(写真中央)は、まだ建ち上がっていませんでした。また、この時期には、写真上の菊池恵楓園内には、桜も見られます。
8月には、全ての建物ができあがり、校舎棟の足場もとられ外観を見ることができます。現在は、内部の電気などの設備工事も始まり、令和2年(2020年)12月末の完成を目指し、猛暑の中、多くの工事関係者の方々が従事されています。(写真提供:佐藤工業・佐藤総合計画・坂口建設・桜樹会・異業種特定建設事業協同企業体)
教室等の配置について
合志楓の森中学校と合志楓の森小学校は、同じ敷地内にあります。敷地内には、大きく校舎棟、体育館、武道棟、学校給食調理棟、プールに分かれています。校舎棟は3階建てです。
各教室の配置はこちらを【教室配置】合志楓の森小学校・合志楓の森中学校.pdf
校舎棟の大まかな配置は次のとおりです。
①教室は、各階の校舎南側(運動場側)に配置。1階と2階及び3階の一部が小学校、3階に中学校の教室を予定しています(年度の学級数により配置は変わります)。
②理科室や音楽室などの特別教室は、各階の校舎北側に配置。
③北側と南側の間(校舎中央)に昇降口(1階)、図書室・多目的室(2階)などを配置。また、中央にはテラスがあり、一部、吹き抜けの構造になっています。
④特別支援学級は、小学校は1階、中学校は3階に配置しています。1階の小学校の特別支援学級(校舎西側)には、バリアフリーの車寄せを配置。
⑤管理スペース(職員室、保健室、事務室など)は、校舎1階の東側に配置。
第10回開校準備委員会
7月21日(火)19時から合志市役所で「第10回開校準備委員会」を開催しました。
「開校準備委員会」は、開校に関する事項について協議していく場として、2年前の平成30年度(2018年度)10月に第1回開校準備委員会を開催し、今回が第10回目の委員会となります。委員会は、関係校長、関係校PTA会長、新設校区の区長で構成されており、開校準備委員会の下部組織として「学校部会」と「学校支援部会」の2つの専門部会があります。専門部会は、関係校長、教頭、PTA会長、保護者、事務局で構成され、開校に関わる事項について検討や調査等を行ない、開校準備委員会に報告を行なってきました。
開校準備委員会では、これまで、校名、校章、校歌、中学校服装、通学路、見守り体制などについて協議し、教育委員会議に提案しています。
学校施設の概要
合志楓の森中学校と合志楓の森小学校は、同じ敷地内で同じ施設を使用します。
中学校と小学校で施設を共有するため、施設については市内の小中学校の平均面積を合わせた広さを確保しています。
主な施設の概要は以下のとおりです。
【校舎棟】
1階 児童生徒昇降口・普通教室8・特別支援教室6・技術室・放送室
児童会室・生徒会室・保健室2・校長室2・職員室・事務室
印刷室・地域交流室・職員玄関
2階 普通教室12・コンピューター室・図書室1・多目的室大・多目的室小
理科室・調理室・被服室
3階 普通教室16・特別支援教室4・美術室・図工室・音楽室2
【体育館】2353㎡(バスケットコート3面)
【武道場】剣道場・柔道場
【給食棟】給食調理棟(小中共用) *食数:最大1400食
【プール】25mプール(8コース)、小プール
【運動場】中学校300mトラック・小学校200mトラック・小学校遊具
テニスコート4面・中学校部室棟・屋外トイレ2
【その他】駐輪場(160台)・駐車場(130台)
開校時の部活動について
令和3年(2021年)4月の開校時、合志楓の森中学校は新1年生(令和2年度の小学6年生)と新2年生(令和2年度の中学1年生)の2学年でのスタートとなります。
*開校時の新3年生(令和2年度の中学2年生)は、最終学年のため転籍はありません。
そのため、合志楓の森中学校の生徒数は約200名となります。現在の中学校の部活動の加入率(約67%)や開校時の教職員数等から開校時の部活動数を5~6部を想定しています。
令和2年2月に合志南小学校、西合志東小学校の5・6年生(現在の小学6年、中学1年)を対象に部活動希望調査アンケートを実施し、その結果を踏まえ、開校時の部活動は次の6つとなります。
○男子バスケットボール ○女子バスケットボール ○野球(男女)
○軟式テニス(男女) ○卓球(男女) ○音楽部(男女)
中学校制服の選定について
合志楓の森中学校の制服、体操服の選定については、開校準備委員会で協議を行いながら進めてきました。選定までの概要は次のとおりです。
①令和元年(2019年)6月 新設校対象世帯・学校教職員へのアンケート実施。
・対象世帯数695世帯(回答世帯502世帯)
・結果 【セーラー・詰襟、第3の制服】41.6%
【ブ レ ザ ー】 47.6%
【そ の 他】 10.8%
②令和元年(2019年)12月 企画提案コンペ募集
・標準服(制服)5事業者、体操服9事業者から提案
③令和2年(2020年)2月
・学校運営準備委員会学校部会によりコンペ実施
④令和2年(2020年)2月
・新設校関係世帯への意向調査
・公開展示会を実施
③令和2年(2020年)3月
・開校準備委員会学校部会、開校準備委員会、教育委員会議で協議・選定
④令和2年(2020年)5月
・合志市総合教育会議で決定
中学校制服(標準服)・体育服について
合志楓の森中学校の制服はブレザータイプとなります。
【 夏 服 】 【 冬 服 】
スカート、スラックスの選択ができるようになっています。
新入生となる中学1年生(現在の6年生)が入学時に着用します。開校時に中学2年生(現在の中学1年生)は、買い替えの必要はありません。
体育服についても購入については、制服と同様となります。
【体操服(前面)】 【体操服(背面)】
校章について
小学校、中学校の校章については、令和元年(2019年)9月2日から10月31日まで合志市ホームページ等を通じて募集を行いました。
全国から218通(うち県内は31通、合志市は35通)の応募がありました。
開校準備委員会学校部会で小中学校各12候補を選出し、開校準備委員会で3候補を選出しました。3候補については、関係者(対象児童生徒・保護者・教職員)の意向調査の結果を受け、教育委員会議で決定しました。
校章デザインをされた是澤義隆氏は、「勉学の象徴である万年筆で楓の葉を形づくりました。さらに、人権教育の拠点となってほしいとの願いから、権利を『守る』象徴である盾を組み合わせています。背後には市の木であるクヌギの葉をあしらいました。中学校は知性を表す臙脂色(えんじいろ)をベースカラーとしました」と校章に込めた思いを記されています。
校名について
校名「合志楓の森中学校」については、合志市内にお住まいに方を対象に平成31年(2019年)1月28日から2月28日まで募集を行いました。
219通の応募があり、138種類の校名候補があり、以下の選定を経て決定しました。
・開校準備委員会学校部会:令和元年(2019年)3月
13案を選定し開校準備委員会へ
・開校準備員委員会:令和元年(2019年)3月
5案を選定し教育委員会議に提案
・教育委員会議:令和元年(2019年)6月
「合志楓の森」に決定
・合志市議会:令和元年(2019年)7月
学校設置条例の一部改正案が可決、正式決定
校名公募結果では、隣接する菊池恵楓園の「楓」がついた校名候補が非常に多く、開校準備委員会では、菊池恵楓園の忘れてはならない歴史もあるなどの意見がありました。
菊池恵楓園自治会誌「菊池野」(昭和53年11月号)によると、昭和12年に楓の苗200本が植樹され、昭和16年(1941年)に運営が国に移された際、療養所名も「楓」にちなみ「国立療養所菊池恵楓園」と改称されたと記されています。
学校敷地の概要
合志楓の森中学校は、合志楓の森小学校と同じ敷地内の同じ校舎等を共有します。
◆敷地面積 約57,000㎡
◆校舎延床面積(地上3階) 約11,000㎡
◆体育館延床面積(地上2階) 約2,300㎡
◆武道場 約660㎡
上記の施設の他に、給食調理棟(地上1階)、プール棟、部室棟、屋外トイレなどがあります。
学校敷地は、全国唯一のハンセン病患者専用であった「旧菊池医療刑務支所跡地」も含んでいます。
旧建物についてはハンセン病の隔離政策の歴史を伝える遺構として、その一部を菊池恵楓園内に移設、展示することになっています。また、法務省により学校敷地内に石材製のプレートを碑として設置することとなっています。
学校情報化認定校
(~ 2027年3月31日)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 | 校長 髙田 幸伸 |
運用担当者 | 教員業務支援員 森 李佳 |
44万アクセス達成
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