湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【PTA本部役員会】020623

 昨夜、今年度最初のPTA役員会をようやく開くことができました。そこでは学校行事やPTA行事等、対策をしながら何が、どんな形で実施することができるのかについて検討しました。会長を中心に、学校に対して理解ある前向きなご意見をいただき大変ありがたく思いました。今は1番3年生を大切にしたい。保護者も学校も思いは同じです。

 すべて、感染者が出ない限りはという前提条件が付きますが、郡市中体連夏季大会は参加者や応援者を制限し、対策を十分行った上で郡市の代替大会(3年生スポーツ交流会)を実施。本校にある野球・バスケットボール・バドミントンは実施対象競技です。

 夏休みは8月8日(土)~23日(日)の16日間とし、授業時間と2学期からの行事の時間を確保できる見込みです。

 体育大会については湯浦中・佐敷中・田浦中の3校とも縮小した形で9月19日(土)に実施します。文化祭はどんな内容なら行うことができるか検討中。修学旅行は3校の旅行業者が同じであるため、3校の学年主任と業者が集まり、実施に向けてできる限りの対応を検討します。詳しくは、後日それぞれについて文書を配付いたします。油断なく対策を行いたいと思いますので、引き続きご協力をお願いします。(H)

 

【安全運転】020622

 先週金曜日に通学路についての確認を行いました。登校の様子を確認するために、朝から交通指導員の内田さんと一緒に、倉本酒店そばの交差点に立ちました。通った生徒は数名でしたが、内田さんの指示に従った安全な走行ができていました。

 10年ほど前の自転車事故の判例を紹介します。現在はスマホのながら運転などにも罰則が適用されます。安全運転を徹底しましょう。

 事故は平成20年9月22日午後6時50分ごろ、神戸市北区の住宅街の坂道で起きた。

 当時11歳だった少年は帰宅途中、ライトを点灯しマウンテンバイクで坂を下っていたが、知人と散歩していた女性に気づかず、正面衝突。女性は突き飛ばされる形で転倒し、頭を強打。一命は取り留めたものの意識は戻らず、4年以上が過ぎた今も寝たきりの状態が続いている。

 裁判で女性側は、自転車の少年は高速で坂を下るなど交通ルールに反した危険な運転行為で、母親は日常的に監督義務を負っていたと主張し、計約1億590万円の損害賠償を求めた。

 一方、母親側は少年が適切にハンドル操作し、母親もライトの点灯やヘルメットの着用を指導していたとして過失の相殺を主張していた。

 しかし、判決で裁判官は、少年が時速20~30キロで走行し、少年の前方不注視が事故の原因と認定。事故時はヘルメット未着用だったことなどを挙げ、「指導や注意が功を奏しておらず、監督義務を果たしていない」として、母親に計約9500万円の賠償を命じた。

 

 

【練習試合解禁】020621

 今日から、対策を行ったうえでの練習試合が解禁されました。早速、野球部は水俣二中とダブルヘッダーの練習試合、随所に良さが光りました。湯中生もたくさん応援に来てくれました。

 試合間には軍手をして草を抜き、グラウンドを均す姿がありました。 ふとベンチを見ると、用具もきちんと並んでいました。再始動してから間もありませんが、監督H先生の思いをきちんと受け止めてくれていることをうれしく思います。

 

【西向く士(さむらい)】020621

 1年間は12か月ですが、もともと2月が最後の月で、調整のために28(29)日間になっているそうです。今の暦に切り替わった時、宗教的行事の期日変更に不都合が生じるため、12月ではなく2月が日数が少ないままなのだとか。

 31日まである月を大の月、30日(28日)の月を小の月と言い、「西向く士(さむらい)」2・4・6・9・11といった覚え方をします。

唐突に何の話かおわかりでしょうか。6月11日のブログのクイズの正解です。

「大・小・大・小・大・小・( )・大・小・大・小・大」の( )に入るのは、7月なので「大」ですね。全部で12文字なので、「12」に関連するものはという発想をすると答えが浮かびやすくなります。

 では次の問題は( )を使った掛け算、2・3年生向きです。次の式でa~zまで連続して計算したときの答えは?解答は27日のブログで。

(x-a)(x-b)(x-c)(x-d)・・・・(x-z)=? 

 

【水ん月】020620

 6月も下旬、今月は祝祭日が無い月でした。学校再開から週29時間の授業と部活動、随分疲れもたまっているようです。ところで、6月は梅雨なのになぜ水無月?ここの「無」は、「~の」にあたる連体助詞「な」で、「水の月」という意味だそうです。芦北弁で言うと「ん」ですね。(ネコん子、蜂ん巣、おぎゃんと、わぎゃんと等、たぶん。)

 英語では、June(ジュン)と言いますが、結婚生活の守護神であるジュノー(ジュピターの妻)から取られました。6月に結婚式を挙げる花嫁(ジューン・ブライド)は幸せになれるそうですが、日本では雨が多い6月に利用者を増やそうと結婚関連業界が広めたようです。バレンタインデー、ホワイトデー、恵方巻も業界の取組。クリスマスにチキンも日本くらいという話を聞きますね。(H)

 

【1年間の成長がうれしい】020619

 道徳の授業が終わると、子どもたちは教科書とファイルを教室の棚にまとめて保管します。1年生の時は、それぞれを別々に保管していましたが、授業前の配付に時間がかかる…。

 さて、2年生になって初めての道徳。授業後、Fくんが「先生、教科書とファイルをまとめておいても良いですか?」と一言。教科書をファイルに挟み、一人分をまとめて保管することを発案!これで配付の量が半分で済みます!ちょっとした案でとても早くて楽になりますね。

 その後、Fくんは他の人のファイルと教科書もまとめて受け取り、最後まで並べてくれました。1年間の成長は目覚ましく、うれしい限りです。(2年生学級通信「つなぐ」より)

 今日の通信にも学級人権宣言決定の過程での2年生の成長した姿が綴られていました。このような記事を読むたびに、「苦労はあっても、担任はよかなぁ~。」とうらやましく思います。

 

【避難訓練】020618

 熊本地震では、芦北町の中でも田浦中校区と湯浦中校区・佐敷中校区では被害状況に差が見られたようです。当時勤務していた田浦中は校舎や体育館のひび割れ等の被害が発生、車中泊をした生徒も出ました。物理学者で俳人の寺田寅彦氏は「天災は忘れた頃来る」という言葉をしばしば語ったといいます。自分事として考えることが大事です。

 今日は地震等の避難訓練を行いました。コロナ禍の中、雨の中でしたが、災害は人に配慮してはくれません。三密を避けながらスムーズに非難ができました。(H)

 

【研究授業】020617

 今日、葦北教育事務所から松﨑指導課長を講師としてお招きし、授業研究会を行いました。私は指導課長とは水俣二中で8年間一緒に勤務しており、高校の先輩ということもあって日頃から大変お世話になっています。今日も湯中生の学力向上に向けた貴重なお話を聞かせていただきました。

 授業はO先生による3年1組の社会科。「世界恐慌に対する各国の対策の違いの理由を考えよう。」を「めあて」に、アメリカ合衆国のニューディール政策、イギリス・フランス等のブロック経済、ソ連の5カ年計画の3つを調べ、友達の意見を聞いて比較し、自分なりの結論を導く授業でした。意見交換の場面では向かい合うことを避け、タブレットパソコンを適宜活用して考えを共有する工夫が見られました。指導課長からは3年生の学習課題に取り組む前向きな姿勢をほめていただきました。

 私が受考した昭和62年教員採用選考考査中学校社会科の歴史の問題は「ニューディール政策について説明せよ」でした。第一次世界大戦後の世界状況、政策について、世界に与えた影響、第二次世界大戦への道の4段階でニューディール政策の功罪について説明しました。会場で選考考査開始直前に確認していたところが出題され大変驚きました。最後のあがきは無駄ではありません。(H)

 

【郡市陸上大会中止】020616

 県中学校陸上競技大会の中止が過日決定され、本郡市でも開催可否の検討を重ねてきたところですが、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響から本郡市の陸上競技大会についてもやむなく中止を決定した」との通知が芦北水俣郡市中学校体育連盟よりありました。

 臨時休業における学校教育活動への影響により夏季休業日も短縮される中、各中学校における授業確保(学力保障)および学校行事の最優先を考慮した。また、本大会が陸上競技部員のみならず、学校総体で取り組んでいる大会であることから、本年度においては学校教育活動の精選を図り、過密スケジュールを避けるべきという判断から中止を決定したとのことです。

 昨年度、本校は男女ともにフィールドの部で優勝という結果を残しており、今年度も期待がかかるところでした。残念ですが、命を最優先にした決定にご理解いただきますようお願いします。(H)

 

【すごいの一言】020615

 湯浦中の校長室には、かなり古い資料が大量に残っており、不要のものも多いので少しずつ断捨離を行っています。

 トロフィーや盾は校長室に飾っていても、肝心の生徒の目に触れず、「先輩方に負けず自分たちも!」につながらないので、関連の場所に移動しました。 

 クラスマッチや壁新聞コンクールのトロフィーや盾は生徒会室に移しましたが、そこには他の学校にはないすごいものが掲示してありました。昭和45年1月から日本青年海外協力隊員としてタンザニアで農業指導にあたられた、湯浦中第17回卒業生の岡広陸様から寄贈いただいたものです。

 3点のうち校長室にあったダチョウの卵は理科室に移動しました。あとの2点はかなり大きく、生徒会室の壁から外して移動するのは困難なようです。写真をアップすると苦手な人もいると思いますので、何かの機会に実物を公開できないかと考えています。(H)