湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【金木犀】021001

 今日から10月です。今年度も半年が過ぎました。

 校長室のそばにある金木犀(キンモクセイ)の花が咲きました。窓を開けると室内に甘い香りが漂ってきます。中学生にはまだ早いですが、白ワインにキンモクセイの花を3年間漬け込んだ甘味が強く、香りの強い中国の混成酒が「桂花陳酒」、楊貴妃が好んだ酒という言い伝えがあります。

 尾籠な話で恐縮ですが、私たちの世代ではキンモクセイの香りから連想するものがあります。エステー化学では、キンモクセイの香りは数年前にラインナップから消え、現在は他のメーカーから1種類販売されているだけとのこと。キンモクセイにそのイメージが定着してしまったのが消えた原因だそうです。そのあとはラベンダーの香りが流行しましたが、若い人には今度はそれがイメージとして定着したため、今は石鹸の香りが主流だそうです。臭いに強い匂いで対抗するのではなく、科学的に消臭しているようです。

 きれいな話で締めなければ…。今日は十五夜、湯の児の海岸に晩御飯を持って月見。スマホではうまく撮れないのが残念です。(H)