亀城ヶ丘だより
【困ったものだ】021017
※10年以上前に学級通信に書いた話です。
男の子は難しい・・・らしい。
言うことを聞かない、口答えをする、プリントを見せない、勉強をしない、マンガ本ばかり読んでいる、朝グズグズしている、お母さんをなめている・・・・。
よくもこんなに気に入らないことがあるものだ。
で、最後は「お父さん、何か言ってよ!」となる。「自分で怒れ。」と言うが、「怒っても聞かない。」と返される。妻も反抗期。
子どもが中学生になったら「男の子の教育に母親が、女の子の教育に父親が口を出すのは間違い」という話を聞いた。同姓の親が先輩としてアドバイスをすることが大切だそうだ。
「男の子はわからない。」というが、こちらは一度通ってきた道、やることなすこと昔の自分を見ているようでおかしくてたまらない。口答えも子どもなりの理屈が通っていて愉快、愉快。
「何か言ってよ!」妻のさらなる要求。このくらいのことでと思いつつも、ここは老後の良好な人間関係を重視。
2人の息子も慣れたもの、「お母さんの許容範囲は超えているが、お父さんを超えなければ大丈夫だ。」と知っている。宿題をしなかった等、本人だけが困ることについては、徹底して困らせるのも一つの手段ではと考える。
しかし、子どもたちは一向に困ったという気配がない・・・困ったものだ。(H)
※成長した今は違いますよ。