湯浦中ブログ

亀城ヶ丘だより

【進路決定に向けて3】021102

 志望校への合格に近づくには、服装を整える、姿勢、話し方を正すことは当たり前。面接官は皆さんの保護者より上の世代、子どもたちは「中身を見てください。」とよく言いますが、初めてあった人に面接の短い時間ですべてを伝えるのは至難の業でしょう。一生が決まる大切な時に外側を整えることができる。当たり前のことです。

 試験が終わった後、引率の私が呼ばれて「受験番号何番の生徒は、眉を剃っていますね、ピアスの跡がありますね。」と言われたこともありました。面接や入試会場では「どうしたの?」、「誰がしたの?」と聞く時間はありません。事象が確認されるだけです。

 普段、なかなか服装を整えようとしなかった生徒が、入試会場に弟の制服を借りてきたこともありました。何とかしたいと思った判断です。整えてきたという気持ちは伝わります。受験票をいつも着ていた制服のポケットに入れたままにして忘れてきたというオチもついていました。

 息子によると、今は大学生が就職する時の履歴書の写真は、3分間写真ではなく、写真館でプロに撮影してもらうのが常識だそうです。

 ただ、過去にSNSにアップした発言、動画、写真もすべて企業側にチェックされて比較されていると考えたほうが良いそうです。中学生も同じ認識を持つことが大事でしょう。その時を整えることは大事ですが、普段から整えることはもっと大事だと言うことです。