亀城ヶ丘だより
【明日は前期選抜】030131
いよいよ明日は熊本県立高校の前期(特色)選抜の検査日です。湯浦中からも多くの生徒が受検します。受検生はこれまで作文や面接などの練習に取り組んできましたが、なぜその高校・学科に行きたいのか、将来の夢は何か、自分のアピールポイントはなど、自分を見つめ将来についてじっくり考える機会になったようです。校長面談をおこなった最初の頃から、先週までの最終面接では雲泥の差が見受けられました。
面接の中で情報系の高校進学希望者には20年後の未来について考えてもらいました。皆、AIの発達を土台にした考えを述べていましたが、同時に人にしかできないこととして優しさや人を思いやる力などについても語ってくれました。私からは最後に「未来はどうなっているかを考えながら3年間の学びを充実させてほしい」ことを伝えました。
ところで、報知新聞が1901(明治34)年に掲載した『二十世紀の豫言(予言)』という記事では、20世紀に実現すると考えられる電気通信、運輸、軍事、医療、防災などの23項目についての科学・技術の内容を予測しており、多くのことが現実のものとなっているようです。
例えば、無線電信及電話として、「マルコニー氏発明の無線電信は一層進歩して只だに電信のみならず無線電話は世界諸国に連絡して東京に在るものが倫敦(ロンドン)、紐育(ニューヨーク)にある友人と自由に対話することを得べし」という記述が。スマホですね。